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更新日:2022年8月15日

知事会見(令和3年(2021年)12月27日(月曜日)12時58分~13時37分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  2. 年末年始の相談窓口について
  3. 令和3年度1月補正予算案について
  4. 盛り土の総点検結果について
  5. 牛乳・乳製品の消費拡大について

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取材者からの質問

  1. 今年の漢字について
  2. 牛乳・乳製品の消費拡大について
  3. 新型コロナウイルス感染症への対応について(1)
  4. 知事選について
  5. 令和3年度1月補正予算案について
  6. 新型コロナウイルス感染症への対応について(2)

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 それでは会見を始めたいと思います。きょうは大きく5点お話ししたいと思います。まず、新型コロナウイルス感染症への対応についてです。長野県における当面の新型コロナウイルス感染症対策ということで資料(会見資料2)をお配りしています。今、療養体制、それからオミクロン株対応、さらにはワクチン接種、感染拡大防止、引き続き年末年始に向けても記載されているような内容で、しっかり感染拡大を防ぐべく、そして仮に感染者が増加しても対応できるような体制を維持していきたいと思っています。まず、年末年始については、受診・相談センターは24時間で対応していきます。かかりつけ医等がお休みされているケースもあると思いますので、不安がある方はご相談を早めに行っていただきたいと思います。それから、療養体制については第5波を踏まえて拡充していますので、確保病床で513床、緊急的対応病床で140床、それから宿泊療養施設が806室を最大限活用して対応していきたいと考えています。オミクロン株対応は、これまで申し上げてきている通り、できるだけ速やかなスクリーニング検査を行い、オミクロン株疑いがある場合には陽性者と感染が疑われる場合については原則入院、濃厚接触者の方については宿泊療養施設への入所をお願いするという形になっています。また、接触者等の検査はオミクロン株は感染力が強いといわれていますので、できる限り対象を幅広く検査を行っていきたいと思っています。まだ県内における感染事例は発生していませんが、仮に発生した場合には今申し上げたような対応を行っていきたいと思っています。それからワクチン接種ですけれども、3回目の追加接種については市町村と一緒に円滑な接種が行われるように取り組んでいきたいと思っています。前倒しの方針が国から示されましたので、ワクチンの供給量等も見込みながら、市町村と具体的な対応方針については年明け早々に方向を決定できるように調整をしていきたいと考えています。また感染拡大防止についてこの後呼び掛けの内容を説明しますけれども、引き続き、県民の皆さまにはこの感染拡大防止にご協力いただき、年末年始は通常と人の移動が変わってくる時期になりますので、感染者の急増を招くことがないようにご協力を頂ければありがたいと思っています。次がお願いというか、呼び掛けについてです。「年末年始を迎えるにあたってのお願い」(会見資料3)ということで、きょう付けで内容を少し変えます。下線部分が変更点です。まず一つは、オミクロン株の市中感染が国内でも確認されてきていますし、また、本県においても新規陽性者数が少しずつではありますが、ずっとゼロという地域もありますけれども、全県としては増加基調になっています。そうした観点で、ぜひ基本的な感染防止対策を徹底するなど、県民の皆さまには慎重な行動を取っていただきたいということで、以下、何点か具体的なお願いをしていきたいと思っています。1月10日まで感染拡大予防期間という位置付けになっていますので、この期間、慎重な行動を心掛けていただきたいと思っています。まず、基本的な感染防止対策の徹底、「マスク着用」、「正しい手洗い・手指消毒」、「十分な換気」、「ゼロ密」、これについてはぜひお願いしたいと思います。それから、感染拡大と重症化を防止するために少しでも体調に異変を感じた場合は外出を控えていただき、速やかに医療機関に相談いただきたいと思っています。これは、これまでも何度も繰り返しお願いしてきたところですけれども、やはり発症から時間がたった方ほど中等症、重症になられる方が多いというのが私が症例を見ての実感ですので、ぜひ早めの医療機関への相談、受診をお願いしたいと思います。それから、帰省や旅行が活発な季節になりますけれども、今こうした状況になってきているので慎重に検討していただき、帰省、旅行を行う場合には感染防止対策を徹底していただくなど十分注意していただき、「新たな旅のすゝめ」を守っていただきたいと思っています。それから、長野県を来訪される方はワクチン接種、または検査の実施を推奨ということでお願いしていきます。それから、県内で感染を広げないためにということで、外出の際は混雑した場所を避けるということで、どうしても年末年始は人が集まる場所が出がちです。ゼロ密を意識ということをお願いしていますけれども、お一人お一人の方も混雑した場所はできるだけ避けていただきたいと思いますし、また普段会わない方と会うときはマスクをしっかり着けたり、距離を取ったりと慎重な対応は引き続き心掛けていただきたいと思います。また忘年会、新年会と会食が多くなる季節ですけれども、基本的な感染対策をしっかり行っていただくと同時に、「(信州版)新たな会食のすゝめ」を守っていただければと思っています。特に自宅での実施を含めということで、お店だけが問題ではなくて、会食という行為で大勢の方が集まるところにリスクを上げる要因がありますので、どうしても年末年始、親戚が集まってという会食の機会も多い時期になると思いますが、ぜひ注意をいただきたいと思います。それから、初詣、成人式の集まり等が行われる季節ですけれども、できるだけ分散化、小規模化にご協力いただきたいと思います。また、ワクチン未接種者の方は特に慎重な行動をお願いしますし、ワクチン接種済みの方についても感染予防効果等は低下してきますので、いわゆるブレークスルー感染をしている方もいらっしゃるので、引き続き慎重な行動、感染防止対策を行っていただきたいと思います。それから、ワクチン接種についてまだお済みでない方は1回目、2回目接種もまだできますので、ぜひワクチン接種をご検討いただきたいと思いますし、また差別や誹謗(ひぼう)中傷ということではなくて、思いやり、支え合いでこの年末年始も県民の皆さまとお互い協力し合って乗り越えていきたいと思っています。最後のところに※(こめじるし)で書きましたけれども、オミクロン株はまだ本県では出ていませんが、少しずつ国内での感染経路不明者の方も出てきていますので、これから陽性者が増加していくということになれば、年末年始の期間中でも感染警戒レベルについては状況を踏まえた引き上げを行っていきますし、またそうしたことに合わせての要請、お願いをする形になりますので、これは感染拡大予防期間におけるお願いですけれども、今後、感染が拡大するようなケースになれば、またその都度、県民の皆さまにはお願いしていきたいと思いますので、ぜひご協力のほどお願いしたいと思います。それから、ワクチン接種の関係で、県の接種会場における追加接種について資料(会見資料4)をお配りしている通り、県接種会場においても医療従事者と高齢者施設従事者の中で接種間隔の前倒しの対象になっている方の3回目接種を県で行っていきたいと思っています。市町村の皆さまが一生懸命追加接種を行っていくわけですけれども、県としてもできるだけ市町村の取り組みを側面的にサポートするという観点で、積極的に県の接種会場でも追加接種を行っていきたいと思っています。それから、年末年始における新型コロナウイルスの受診相談については、それぞれの保健所で24時間体制で対応していますので、「少し心配だな」、「少し体調が悪いな」という方については、年末年始であってもできるだけ速やかに相談をいただきたいと思います。先ほど申し上げたように、ご近所のかかりつけ医の方がお休みというケースもあろうかと思いますが、早く検査をして早く受診をしていただくということが感染拡大を防ぐ意味でも、重症化を防ぐ意味でも重要でありますので、この点は繰り返しお願いしていきたいと思います。

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2 年末年始の相談窓口について

長野県知事 阿部守一
 それから、年末年始各種の相談体制を維持していきます。生活にお困りの方については生活就労支援センター「まいさぽ」、あるいは各市の福祉担当課において、生活資金、住まい、食料支援等の生活全般の困り事に対して相談に応じていますので、ちゅうちょなく困っている方は相談いただきたいと思います。また、中小企業の皆さまの年末の資金繰り等の相談については、経営・創業支援課で対応していますし、児童虐待の通告、相談、あるいはDVに関する相談については、「児童虐待・DV24時間ホットライン」の方にご連絡をいただければと思います。年末年始もさまざまなお困り事等があろうかと思いますので、こうした相談窓口をぜひ積極的にご活用いただければと思います。

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3 令和3年度1月補正予算案について

長野県知事 阿部守一
 次ですが、令和3年度1月補正予算案についてです。これについては、まだ査定が続行中です。年越しの補正予算編成という形になりますが、方向性だけ少しお話ししたいと思います。今回の1月補正予算案については国の補正予算を最大限に活用して、新型コロナウイルス感染症から県民の皆さまの暮らしと産業を守る施策、あるいは防災・減災対策の推進、こうした点に力を入れて取り組んでいきたいと思っています。併せて、教育や環境分野でも県独自の施策を盛り込んでいきたいと考えています。年明け1月7日金曜日に予算案については発表していきたいと思っています。今ご覧(会見資料1/スライド7ページ)いただいていますように、分野別ですけれども、まずコロナ感染症対応については引き続き事業者支援を行っていきます。感染予防に取り組む飲食店に対しての検温器の配布、あるいは県立学校や認定こども園等の保健衛生用品等の購入支援ということで、これは感染防止対策をさらにしっかり継続するという観点です。また、収入減少世帯への支援として生活困窮者自立支援金の申請期間を延長したり、再支給を行ったりということで支援をしていきます。産業の下支えとしては飲食、観光需要を継続的に喚起していきます。プレミアム付き食事券の利用可能期間については延長の方向で検討していますし、また、スキーリフト券の割引販売等についても期間を延長して対応することと合わせて、来年は善光寺御開帳、あるいは諏訪の御柱祭がありますので、それに合わせて感染状況を見ながら積極的な観光プロモーションを行っていきたいと考えています。またバス、タクシー、地域鉄道の運行継続に対する支援も行っていきます。それから、防災・減災対策の推進ということで、流域治水の推進、道路等の老朽化対策、さらには通学路の緊急安全対策をしっかり進めていける予算にしていきたいと思っていますし、アルピコ交通上高地線の橋梁(きょうりょう)復旧については、過日松本市長、アルピコ交通から県の支援についても強く要請いただいていますので、県としてもきっちり応援していく予算にしていきたいと思っています。また、子育て家庭への支援についても強化をしていきます。「安心こども基金」を積み増しし、一時預かりの利用負担の軽減、あるいは相談支援体制の強化、こうしたことを進めて子ども・子育て支援についてもしっかりと取り組んでいきたいと考えています。具体的な内容についてはまた年明けに取りまとめた段階でお伝えしていきたいと考えていますのでよろしくお願いします。

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4 盛り土の総点検結果について

長野県知事 阿部守一
 4点目として、盛り土の点検結果です。県として、また国からの依頼に基づき、土砂災害警戒区域や山地災害危険地区の集水区域など調査対象エリアにある盛り土について、1087カ所の点検を行ってきました。1087カ所については9月22日に県独自の緊急点検で696カ所を公表していますがこれも含んだ数字です。その結果として、直ちに土砂災害が発生すると思われる危険な盛り土は確認されませんでしたけれども、何らかの措置が必要な盛り土が6カ所確認されました。そのうち、関係法令上の手続きが必要な盛り土が4カ所、それから、災害防止措置が確認できなかった盛り土が4カ所ということで、重複がありますので合わせて6カ所です。対応としてはまず関係法令、森林法の手続きが必要な盛り土については現在手続きを行っているところです。また直ちに土砂災害が発生する危険な盛り土は確認されていませんが、災害防止措置が確認されなかった盛り土については行為者に対する指導や現地の監視を継続して安全確保に努めているところです。なお、災害防止措置が確認されなかった盛り土の4カ所のうち1カ所は9月22日に公表した緊急点検結果で盛り土の一部に亀裂が生じていた箇所です。この箇所については関係者と連携して安全対策に取り組んでいるところです。この箇所については有償での民間の残土処分場になっていまして、一部に県工事の建設発生土も確認されているところです。こうした有償処分場において公共事業に伴う発生土を処理する場合にも、適切に処理が行われるよう今後、徹底していかなければいけないと考えています。今回の点検結果を踏まえて国においても法改正、法制定の検討がされていますけれども、県としても国の法律の検討状況を見ながら県としての条例の検討も引き続き進めていきたいと考えています。

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5 牛乳・乳製品の消費拡大について

長野県知事 阿部守一
 最後に5点目ですが、牛乳・乳製品の消費拡大についてのお願いです。例年寒さとともに牛乳の消費量が減少しているところですけれども、今年の牛乳・乳製品についてはコロナ禍の影響で業務用の利用が減少するなど、いまだ回復に至っていないという状況です。これから年末年始という冬休み期間中になるわけですけれども、学校給食がお休みの期間中はさらに牛乳の消費が落ち込んで全国の乳製品工場の処理量をオーバーする恐れがあることから、生乳が処理しきれず廃棄される可能性があります。こうした状況の中で、国内生乳の5割を生産する北海道から全国の都府県に対して、年末年始における牛乳・乳製品の消費拡大についての協力依頼がありました。また、全国知事会としても年末年始の牛乳・乳製品の消費拡大について各都道府県で呼び掛けようということを合意、確認しているところです。本県でも乳製品がつくられていますので、本県にとっても人ごとではないわけです。全国の需給バランスが崩れますと、本県内の生産にも影響が出ますので、牛乳・乳製品を多くの皆さまに、この年末年始にぜひご愛用、摂取、活用いただければと思います。年末年始はいつもよりもう一杯牛乳を多く飲もうといった形でご協力いただければありがたいと思っています。牛乳以外にもチーズ、生クリーム、バター、ヨーグルト、アイスクリーム、練乳、脱脂粉乳といった乳製品もありますので、例えば、牛乳を飲むだけではなくて、冬休み中にご家族でこうした乳製品を使ってお菓子を作ったり料理をするとか、そうしたこともぜひこの機会にご検討いただければありがたいと思っています。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 今年の漢字について

市民タイムス 田子元気 氏
 今年最後の会見になると思いますが、例年今年の漢字一文字ということで知事に伺っていまして、一昨年は「守」という字で、昨年は「願」という字でした。今年の漢字はどういった漢字になるのでしょうか。お聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 そういう質問が来るのではないかと思って考えておきました。今年、私としては「闘」です。これは、まず一つはコロナウイルスの感染がずっと続いた年ですので、そういう意味で医療従事者の皆さま、あるいは保健所をはじめ行政職員、さらにはすべての県民、事業者の皆さまがコロナと闘い続けた1年だったと思いますし、また、「(新型コロナ)『デルタ株』と闘う県民共同宣言」というものも出して、多くの皆さまにご賛同いただきました。また、コロナ禍の中ではありますけれども、東京オリンピック・パラリンピックで多くの選手が健闘した健闘の「闘」です。そういうことで、今年の漢字としてあえて選ぶとすればこの「闘」という字を選びたいと思っています。

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2 牛乳・乳製品の消費拡大について

市民タイムス 田子元気 氏
 牛乳の消費拡大についてお伺いします。全国的に産地の危機ということなのですが、長野県もこういった酪農家の方も多いと思いますが、長野県の関係で知事に要請があったりだとか、消費拡大について協力してほしいというお願いというのはあったのでしょうか。

園芸畜産課長 吉田新一
 農業団体であるとか、酪農家のグループの団体であるとか、そういったところから正式に県に対して要請というのはいただいていませんが、長野県は生乳を出荷している団体がありまして、東海酪連といいますけれども、そこの一員でありますのでその一員として今回の生乳消費の部分で協力させていただいているという立場です。

市民タイムス 田子元気 氏
 消費拡大の具体的な目標というのはなかなか設定しづらいと思うのですけれども、先ほど知事からも一杯でも多く牛乳を飲んでほしいという声もありました。実際に廃棄量が少なかったかどうかというのは統計は取られるのでしょうか。分かるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 県内でということですか。

市民タイムス 田子元気 氏
 県内分でです。

園芸畜産課長 吉田新一
 先ほど言った生乳を集める全国的な団体を代表してJミルクという団体があります。そこで全国の生乳の量の統計をしていまして、その推計によると、この年末年始の12月下旬から1月上旬にかけて約5000トンの生乳がどうしても乳業メーカーで処理できない量ということで推定されています。その5000トンをどう消費するかということで、農水省とJミルクにおいて国民当たりの消費を考えてみると、国民1人当たりもう一杯飲んでいただくとその5000トンが消費できるという推定の下でこの運動を活動しています。

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3 新型コロナウイルス感染症への対応について(1)

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 帰省や旅行の呼び掛けなのですけれども、岸田首相ら政府関係者はオミクロン株対応を含めて基本的には帰省などは自粛してくださいと、そうした呼び掛けをしていると思いますけれど、今回は長野県としてはそこまで踏み込んでいないと思います。その理由について教えてください。

長野県知事 阿部守一
 国においては「オミクロン株の動向を踏まえ帰省や旅行は慎重に検討」という言い方になっていると思います。総理もそういうご発言だったと思いますけれど、例えば内閣官房の方でホームページ上に「年末年始の感染拡大を防ぐために」というものが載っていますが、この帰省、旅行のところについては、「オミクロン株の動向を踏まえ、帰省や旅行は慎重に検討し、行う場合は、マスク着用や手洗い、三密回避などの基本的な感染対策を徹底」という書き方になっていますので、基本的には同じ方向性だと思っています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 そうすると、最後におっしゃいましたが、政府の方針と基本的には同じということですか。

長野県知事 阿部守一
 政府の方針も変わるかもしれないので、その時々の状況に応じて県からは国の考え方も念頭に置きながら、かつ国の言い方とは別に全く平仄(ひょうそく)を合わせているわけではなくて微妙に違っているところも毎回ありますけれども、今の状況の判断としては「帰省や旅行は慎重な検討、行う場合には基本的な感染防止対策を徹底するなど十分注意」してほしい。これが県からのメッセージです。

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4 知事選について

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 もう1点、年内最後の会見ということなのでお聞きしますけれども、来年は知事選がある年になります。知事の知事選への態度について現時点でいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これは年末のインタビューでも各社から聞かれた話ですけれども、今まさに年末年始の補正予算編成中ですし、またコロナ対応も継続していかなければいけませんので、まだ私としては来年の対応については白紙の状況です。しかるべき時期にしっかり私の考え方を整理してお伝えしていかなければいけないと思っています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 その関係でいつ頃に決めたいとお考えでしょうか。それも含めて白紙ということでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 それもまだいつ頃というのが分かれば皆さんもいいのかもしれませんけれど、全くそこも考えていません。

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5 令和3年度1月補正予算案について

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 補正予算案についてお伺いします。大きな方向性としての質問なのですけれども、本年度は2月補正と一体的な形で連続した予算という形になりましたけれども、来年1月となると21年度予算というのも想定に入ってくるかと思います。そういった中で、連続的なというか一体的な予算になるのでしょうか。それとも全く分離することはないと思いますが、まずは当面の課題ということになるのでしょうか。知事のお考えとしてはいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 そうしたご指摘をいただいてありがとうございます。これは県も国の補正予算を活用していきますし、来年度、令和4年度予算も今並行して編成していますので、そういう観点で長野県としても当初予算との一体的な編成にしていきたいと思います。今、コロナ禍で非常事態でもありますので、補正予算と当初予算をセットで一体的に編成することによって、切れ目のない対策、対応を講じていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 野口健太郎 氏
 今の点で補足でお伺いしますが、知事が現時点で考えていらっしゃる連続性であるとか一体性というもののイメージというものは、来年度はどういったものを想定していらっしゃいますか。

長野県知事 阿部守一
 今いろいろな産業支援策、需要喚起策等を講じていますけれども、今年度予算上はどうしても年度末を待たずにその前までで切ってしまうというものが幾つかあります。そうしたものも補正予算を編成することによって、切れ目なく需要喚起ができるようにしていきたいと思っていますし、当初予算で編成を考えていたようなものでも、今回の国の補正予算を使うことによって積極的に進められるような事業もありますので、そうしたものについては必要に応じて前倒しをしていくというようなことも含めて一体的に考えていきたいと思っています。

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6 新型コロナウイルス感染症への対応について(2)

中日新聞 城石愛麻 氏
 帰省の呼び掛けで1点伺いたいのですが、昨年ですと、感染拡大地域を特に慎重に検討してほしいという呼び掛けだったと思うのですけれども、今回のこの「慎重に」という呼び掛けは、例えばエリアで市中感染が広がっている地域には慎重にとか、そういったことではなくて、もうどこにしても慎重にという、エリアは特に特定しないでこのような呼び掛けをされているということでよろしいですか。

長野県知事 阿部守一
 もちろんオミクロン株の市中感染が出てきたという都道府県もありますけれども、感染状況は全般的にまだ落ち着いていますので、例えば、移動を控えてくださいというようなことではなくて慎重な検討という表現にして、その一方で、対象エリアについては具体的に特定していないという形で呼び掛けています。

中日新聞 城石愛麻 氏
 そうすると、昨年の感染拡大地域への規制は慎重に検討をと言っていたところからすると、今回はすべてのエリアで慎重にという、昨年より少し強いような印象もあるのですが、そういった意味はありますか。

長野県知事 阿部守一
 昨年の呼び掛けと一言一句対比しているわけではありませんけれども、県としてはオミクロン株が出てきているというようなことには相当注意をしていかなければいけない局面になってきていると思っています。去年の場合は、「感染拡大地域への訪問は控えて」という形ですので、全般的には十分ご注意くだいということでお願いして、かつ感染拡大地域への訪問は控えてくださいという言い方をしていますので、現状は、昨年の感染拡大地域に該当する地域はないと考えていますので、そういう意味では、基本的に県としては「慎重な検討」ということにしています。

中日新聞 大久保謙司 氏
 当面の感染症対策の面で1点お伺いしたいと思います。療養体制の部分なのですが、病床の逼迫(ひっぱく)状況等により、「入院待機施設等の臨時医療施設の設置を医療関係者と協議」ということなのですが、こちらは、オミクロン株が話題に上がる前から想定している1583人を大きく超えるような逼迫(ひっぱく)状況になってきた場合には設置を検討するということで、すでに計画に挙がっていたかと思うのですけれども、今回のオミクロン株の状況を受けて、例えばその基準を緩和してもっと早い段階で検討を始めるとか、何かオミクロン株登場以前からの変化はありますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まだオミクロン株の性質が判然としていないところがありますけれども、例えば、確保病床に加えて緊急的対応病床が140床ありますけれども、状況に応じては、緊急的対応病床を早めに確保していただくというようなことは検討する必要が出てくる可能性があると思っています。また、確保病床と緊急的対応病床では不足する恐れが出てきた場合には、この臨時医療施設の設置を行っていきたいと思いますが、この協議というのは逼迫(ひっぱく)状況に応じて協議するというよりは、もう今すでに協議していますので、逼迫(ひっぱく)してくれば開設できるようにしていきたいと思っています。

長野県知事 阿部守一
 今年もコロナ対応で始まり、また最後の会見もコロナ対応がウエートを占めているわけですけれども、先ほど申し上げたように、今年の漢字は「闘」ということで、あまり穏やかなキーワードではないかもしれませんけれども、来年こそは穏やかないい年になるように心から願っています。この会見に参加いただいている皆さまもぜひ良いお年をお迎えください。1年間大変お世話になりました。
 ありがとうございました。

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