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更新日:2022年6月30日

知事会見(令和3年(2021年)10月25日(月曜日)16時08分~16時53分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 令和4年度当初予算編成方針について
  2. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  3. 沖縄県との交流事業について
  4. 児童虐待防止について
  5. ボッチャ競技大会について
  6. 長野県移住総合Webメディア「SuuHaa(スーハー)」の2021年度グッドデザイン賞 受賞について

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取材者からの質問

  1. 令和4年度当初予算編成方針について(1)
  2. 新型コロナウイルス感染症の対応について(1)
  3. 令和4年度当初予算編成方針について(2)
  4. 新型コロナウイルス感染症の対応について(2)

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本文

阿部知事からの説明

 1 令和4年度当初予算編成方針について

長野県知事 阿部守一
 それでは、きょうの会見を始めたいと思います。項目で大きく6点申し上げたいと思います。最初に来年度の当初予算編成方針についてです。来年度は「しあわせ信州創造プラン2.0」の総仕上げの年に当たります。そういう観点から、予算編成に当たっての基本的な考え方として「しあわせ信州創造プラン2.0」の総仕上げ、それから新時代の行政経営の転換と財政構造改革の大きく二つを掲げています。そして特に重点テーマということで6点置いています。一つは、当面直面している課題としての「新型コロナウイルス感染症から県民の皆さまの命を守る」ということ。それから、防災・減災、県土強靱化は極めて重要なテーマですので、引き続き「災害に強い県づくり」を進めていきます。さらには、来年は長野県そして日本、世界がコロナ禍から復興、立ち上がる年になっていかなければいけない、なってほしいという願いも込めて「コロナ禍からの復興」、そして中長期的な課題としての「脱炭素社会の構築」、さらには「誰一人取り残さない公正な社会づくり」、そして「誰もが主体的に学び続けられる社会づくり」といった六つのテーマを重点に掲げて予算編成をしていきたいと思っています。特に1(新型コロナウイルス感染症から県民の命を守る)以外は、先ほど部局長会議で申し上げたように、すべての部局に何らかの関わりがあるテーマだと考えていますので、各部局において主体的に検討した上で、こうしたテーマを意識した予算編成を行っていってもらいたいと思っています。また、スクラップ・アンド・ビルド(採算や効率の悪い部門を整理し新たな部門を設けること)ということで、非常に厳しい財政状況が続いています。コロナ対策、あるいは災害復旧ということで、通常時であれば必要がないそうした財政負担もあるわけですので、そういう意味では、平常時以上にしっかりとこのスクラップ・アンド・ビルドを徹底してめりはりのある予算編成を行っていきたいと考えています。

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2 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 2点目ですけれど、コロナ対策の関連で何点か申し上げたいと思います。まず、北信圏域の感染警戒レベルの引き上げです。このところ感染状況は落ち着いている状況が続いていましたので引き下げの方向でずっときていました。ただ、北信圏域の直近1週間の新規陽性者数が12名ということでレベル3の基準を超えてきています。1週間の全県の陽性者数が24人ですので、約その半数が北信圏域という状況になっています。この感染状況を見ますと同居のご家族間での感染が多数を占めているということで、広く感染が拡大していく恐れが低いということで、これまで感染警戒レベルを引き上げずに据え置いてきました。しかしながら、昨日、そして本日公表する陽性者のうち、感染経路不明な方が複数いらっしゃるということで、専門家懇談会からもご意見を伺った上で、感染警戒レベルを3に引き上げたいと思っています。感染警戒レベルを3に引き上げて、新型コロナウイルス警報ということで対応していきたいと思っています。市町村とも連携して感染防止のための情報発信の強化、あるいは感染拡大予防ガイドラインの遵守の働き掛け、こうしたことを改めてしっかり行っていきたいと考えています。北信圏域にお住まいの皆さまにおかれては、改めて基本的な感染防止対策の徹底をしていただくようお願いしたいと思っています。次ですが、ワクチンの接種状況(会見資料1/スライド5ページ)ですが、10月23日の時点で1回目の接種率が87.2パーセント、2回目の接種率が77.9パーセントという状況になっています。ここでも申し上げてきているように、10月末に8割という目標についてはほぼ達成できると考えています。また、この1回目の接種率の87.2パーセントという状況になっていますので、11月上旬には2回目の接種率は85パーセントを超える形になると見込んでいます。非常に多くの皆さまにワクチン接種をご協力いただいたおかげで、だいぶ接種率も上がってきました。国が分科会で示した理想的な接種率としての数字を前回もお示ししたように超えてくる形になってきていると思っています。年代別の接種状況(会見資料1/スライド6ページ)ですけれども、下が12歳から19歳が1回目で60パーセント、それから20代の方が78パーセント、30代の方が75パーセントということで、若い世代の皆さまも、おかげさまで着実に接種率が上がってきているという状況です。多くの皆さまに接種のご検討をいただいたことを大変ありがたく思っています。市町村においては接種が一応終了という形になっている市町村もありますけれども、引き続きこれからまた接種を希望される方もいらっしゃいます。また、新しく接種対象となる12歳以上になられる方も出てきますので、県としては各市町村に自分の市町村で接種会場を、あるいは接種できる診療所を確保するか、近隣の市町村と連携して対応できるようにということでお願いしているところです。今、若い世代の皆さまには接種を促進するためのキャンペーンも行っているところですので、引き続き多くの皆さまに接種の検討をいただければと思っています。まず、40代、50代の皆さまには重症化リスクが相対的に高いということを改めてご認識をいただいた上で接種の検討をいただきたいと思っていますし、また、若い世代の皆さまには接種促進キャンペーンということで食事券、あるいはスキー場のリフト券、あるいは腕時計やパソコン、こうしたものが抽選で当たるようになっていますので、そうしたことも視野に入れて接種の検討を行っていただければありがたいと思っています。引き続き市町村と連携して接種会場の確保、接種の促進に努めていきます。理想的な接種率(会見資料1/スライド7ページ)は60代以上が9割、40代、50代が8割、20代、30代が75パーセントと国の分科会で言われていますが、県内の接種率は、前回お話ししたときは20代、30代の1回目の接種率がまだ75パーセントに達していない状況でしたけれども、おかげさまで1回目接種率の段階ではありますけれども、この理想的な接種率を超えてきていますので、ほぼ理想的な接種率を2回目まで上回ることは確実だと思っています。さらに一人でも多くの皆さまに接種いただけるように取り組んでいきたいと思っています。
 それから、新型コロナに関連して、スノーシーズンにおける観光誘客についてです。来月3日にはスキー場のスノーリゾート信州のオープニングセレモニーを軽井沢プリンスホテルスキー場で行う予定にしています。このことについては、すでにお伝えしているところですけれども、長野県としてはスキー場関係者の皆さまと協力して、できるだけ安心してスキーをお楽しみいただけるように取り組んでいきたいと考えています。まず、その一つとして、スキー場は多くの方がこのシーズンだけ働かれるというケースが多いわけですので、スキー場の皆さまには、スキー場の従業員すべての皆さまにワクチン、あるいは検査を行うということでお取り組みをいただいています。県としてもこの検査費用を支援することについて現在検討を行っているところですので、受け入れ体制をしっかり講じることによって、長野県にスキーに安心してお越しいただけるような環境をつくっていきたいと思っています。もう1点ですけれども、昨年もスキーのリフト券をはじめとして、冬のアクティビティに対する支援策を行いましたが、今年度もスキーのリフト券、あるいはアクティビティ商品、こうしたものに対しての助成を検討しているところです。本年度はお客さまをできるだけ分散させようということで、平日についてこうした支援を行っていく方向で現在検討しているところです。事業の詳細については現在詰めているところですので、11月に入った段階で改めて県民の皆さまにお伝えしたいと考えています。
 それから信州プレミアム食事券についてです。「Go To イート」については販売期間を10月20日まで延長し、そして11月30日まで利用期間を延長したところですが、すでに販売終了という形になっています。切れ目なく飲食業の皆さまを応援しようということで、信州プレミアム食事券の販売を10月27日の水曜日から行いたいと思います。県内の郵便局、それからJTBの一部の店舗で販売します。利用できる店舗は募集してきていますが、現在約3000店舗にご登録いただける見込みです。今回は県の事業として行いますので、「Go To イート」と違って接待を伴う飲食店においても利用できるという形にしています。支え合い、助け合いの心で、飲食店の皆さまも利用される方も感染対策をしっかり講じていただいた上で飲食を楽しんでいただければと思っています。もとより感染状況に応じては、またいろいろな対策への協力をお願いする形も出てくると思いますけれども、今、感染状況が落ち着いている状況ですので、ぜひ感染対策をしっかり講じていただいた上で会食を楽しんでいただければと思っています。

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3 沖縄県との交流事業について

長野県知事 阿部守一
 「長野×沖縄 交流事業」についてです。チャーター便を信州まつもと空港と那覇空港との間で飛ばすことに合わせて、沖縄県との交流事業を行っていきたいと考えています。まず、観光商談会、それから教育旅行説明会を行っていきます。観光関係者23団体が沖縄県に出向いて、本県の魅力を伝えるプロモーションを行っていきたいと思っています。来年は御開帳、あるいは御柱等大きなイベントもありますので、多くの皆さまに沖縄県から長野県にお越しいただけるように取り組んでいきたいと考えています。また、長野県の高校の約6割は沖縄を修学旅行先としています。今回教育旅行の説明会も行って、沖縄県からの教育旅行の誘致も促進していきたいと考えています。それから長野フェアということで、沖縄タイムスさま、琉球新報社さま、前回私が沖縄を訪問したときもこの報道2社を訪問しPRしましたが、この2社のエントランスを利用して長野フェアを開催したいと思っています。長野県の特産物を気候風土がかなり違う沖縄の皆さまに広くPRしていきたいと考えています。それから3点目ですが、食材の提案会も行っていきたいと思っています。沖縄県は長野県と勝るとも劣らない観光県ですので、そういう意味では、リゾートホテルのシェフ、あるいは営業の方にお集まりいただき、日本酒、ワイン、シードル、酒のおつまみ、こうしたことをテーマとして試食提案会を開催していきたいと考えています。沖縄県は今コロナで非常に影響を受けているわけですけれども、国内外から多くの観光客がお越しになられる場所ですので、そうしたところで本県産のお酒、あるいは食材、こうしたものをできるだけ広く取り扱っていただくことで長野県のPR、そしてブランド力を向上させていきたいと思っています。併せて、関副知事にもチャーター便で沖縄を訪問してもらおうと思っています。県庁を訪問して、沖縄県の謝花副知事へ表敬訪問するとともに、JTA(日本トランスオーシャン航空)、あるいは沖縄ツーリスト、こうしたところも訪問し沖縄県との交流拡大を図っていきたいと考えています。

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4 児童虐待防止について

長野県知事 阿部守一
 次ですが、児童虐待防止についてです。11月は児童虐待防止推進月間ということで、ぜひ県民の皆さまには「189(イチハヤク)」を頭に入れていただければありがたいと思っています。児童虐待は多くの方に感心を持っていただいているということもあり、児童虐待の相談対応件数は増えてきている、これは全国的に増加している傾向にありますし、本県でも増加しています。こうした児童虐待は早期に発見して対応していくということが大変重要です。そういう意味で、まずは児童虐待について多くの皆さまに関心を持っていただくということで、各種啓発活動を行っていきたいと思っています。11月1日にはJR長野駅の善光寺口周辺での啓発活動、そして県庁本館の1階ホールにおいても、ながの子どもを虐待から守る会の皆さまと一緒に啓発活動を行っていきたいと思っています。また、オレンジリボンたすきリレー実行委員会の皆さまに私も毎年メッセージを送っているところですけれども、実行委員会の皆さまも今年もこの児童虐待防止の取り組みを行っていただくようになっています。新型コロナ感染拡大防止という観点で、大きなイベントを行わないということですが、この「189(イチハヤク)」という番号にちなんだチャレンジを皆さまからSNSに投稿してもらい、それをメッセージとして発信していくという取り組みを行うことにしています。県としても、こども若者局としても、この取り組みに賛同して、「189(イチハヤク)」にちなんだチャレンジを行っていく予定にしていますけれども、ぜひ、多くの皆さまにこの児童虐待がなくなるようにご協力いただければと思っています。行政もしっかり頑張っていきますが、広く県民の皆さまに児童虐待について関心を持っていただきたいと思います。児童虐待を受けているのではないか、あるいはその子どもからSOSが発せられているというようにお気付きになられた方は、ぜひこの「189」番、イチハヤクにお電話をいただきたいと思います。「189」が24時間365日つながる児童相談所の虐待対応ダイヤルですので、子どもからのメッセージ、あるいは気になる行動があるというような場合には、ぜひお電話いただければありがたいと思っています。また、虐待以外でも出産や子育てで悩まれている方は大勢いらっしゃると思います。そうした方は、児童相談所の相談専用ダイヤル、こちらは0120-189-783まで気軽にご相談をいただければと思います。いろいろな悩み、課題、どうしても家族、多世代で暮らすという形態から家族の人数もだんだん少なくなっている状況ですので、一人で悩むことなく、ぜひご相談いただければありがたいと思っています。

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5 ボッチャ競技大会について

長野県知事 阿部守一
 続きまして、ボッチャ競技大会です。スポーツを通じた共生社会をつくろうということで、パラウェーブNAGANOということで取り組みを進めてきています。日本財団パラリンピックサポートセンターと連携して取り組んでいるわけですけれども、ボッチャの競技大会として、「パラウェーブNAGANOカップ2021」の参加チームを本日から募集をしていきます。12月から1月にかけて県内4カ所で地区大会を行って、その上で上位5チームが2月5日に予定している県大会に進出していただくという形になります。パラリンピックの種目でもありましたので、ご覧いただいた方もいらっしゃると思いますけれども、誰でも参加できるスポーツです。障がいの有無、あるいは性別、年齢、こうしたことに関係なく、ぜひ多くの皆さまに参加いただきたいと思っています。また新型コロナがあったので昨年はできませんでしたが、一昨年に続いて2回目の開催ということですが、計100チームが競い合うということで、全国最大規模の大変大きな大会です。ぜひ多くの皆さまにご参加いただきたいと思っています。また、大会前にはボッチャの審判講習会等も予定しています。ぜひ多くの皆さまにこういうものに参加していただいて、この大会にご協力、ご参加をいただくだけではなくて、身近な地域でボッチャを広げていただければありがたいと思っています。また県としてはボッチャ用具一式の貸し出しを無償で行っていますので、体験してみたい方、参加したいけれどもやったことがない方、ぜひそういう方は障がい者支援課にご連絡をいただければと思っています。オリンピック、パラリンピックで障がいがある方もない方も一緒に支え合う社会をつくっていくということの重要性、必要性を多くの皆さまが感じられたのではないかと思います。長野県としても障がいがある方もない方も助け合って暮らせる条例の検討を行っているところですけれども、こうしたスポーツを通じてさまざまな皆さまが一緒に参加して楽しむ機会をこれからも増やしていきたいと思いますので、ぜひご参加をお願いしたいと思います。

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6 長野県移住総合Webメディア「SuuHaa(スーハー)」の2021年度グッドデザイン賞 受賞について

長野県知事 阿部守一
 最後ですけれども、長野県の移住総合Webメディア「SuuHaa(スーハー)」が、2021年度のグッドデザイン賞を受賞したというお知らせです。今年の3月にこのサイトを開設したわけです。移住したい県のいろいろな調査で常に上位を占めている本県として、さらに発信力を強化しようということで、今回特に20代から30代の比較的若い方をターゲットに発信しようということで、この「SuuHaa(スーハー)」を開設しました。グッドデザイン賞を受賞できたことは大変ありがたく思っています。一貫したコンセプトが感じられる、あるいは長野の面白さを表現することに成功している、こうした評価をこのグッドデザイン賞の審査員からもいただいたと聞いています。これまでこのサイトをご覧いただいた方から多くの資料請求をいただいていますが、そのうち約7割が20代、30代の方だと聞いています。今後ともこの受賞を糧としながら、さらに多くの皆さまに長野県の素晴らしさを発信できるように取り組んでいきたいと考えています。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 令和4年度当初予算編成方針について(1)

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 当初予算の編成方針についてお聞かせください。歳入不足が145億円となりまして、昨年同時期より多くなっていると思います。歳入不足が生じる背景についてどのようなことがあるのか。例えば昨年より新型コロナの対策費がかさみそうだとか、景気回復が思わしくないのかとか、そういった影響があるのか。その辺りを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 収支差が今の見通しで145億円ということで、昨年が140億円でしたので、ほぼ同じ、やや悪化しているという状況です。来年度に向けてはコロナの影響がどうなるかということもなかなか見通しにくいところもありますが、例えば、社会保障関係経費等はコロナ禍では受診控え等もありましたが、通常ベースに戻ってくるだろうということを念頭に置きながらこの見通しを立てています。まだ、これはあくまでも10月の時点での仮試算ですので、今後、予算編成までにはさらに数字を精査していきたいと思っていますし、先ほどの午前中の部局長会議でも申し上げましたけれども、当然のことながら最少の経費で最大の効果が上がるようにしていくということ。それから極力コロナ対応、あるいはコロナからの復興と災害対応で多くの経費が必要とされますので、できるだけめりはりのある予算編成を心掛けていきたいと思っています。引き続き、持続可能な財政となることを念頭に置きながら対応していきたいと考えています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 来年は知事選がありますけれども、任期の最終年度も意識する編成にはなるのでしょうか。最終年度は、例えば骨格的な予算を組むところも結構多いと思いますが、最終額がこれだけ本年度当初予算より伸びるということで、骨格的な予算を組んだとしても、その分、先ほど話もあったような新型コロナや災害対応などが伸びるとか、そういったようないい意味合いで捉えていいのか、骨格的予算を取るのか、その辺のさじ加減を教えてください。

長野県知事 阿部守一
 これまでも基本的に骨格予算というような対応はしてきていませんが、今、非常にコロナ禍で通常とは違う歳出を少なくとも今年度まではかなりしているという状況です。来年度以降がどういう状況になるかというのはまだまだ今の段階では見通しにくいところもありますので、これは予算編成過程の中でどういう形の予算にするかということについてはしっかり考えていきたいと思っています。

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2 新型コロナウイルス感染症の対応について(1)

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 北信のレベル3への引き上げの関係なのですけれども、すでにワクチンの接種は北信圏域が特に例外ということはなくて各年代で進んでいると思うのですけれども、ここ1週間の感染者の方を見ると40代から90代、90歳以上とか70代とか幅広い年代の方がいらっしゃるのですけれども、どういったことが起こっているのか。ブレークスルー感染がかなり起きているような見立てなのでしょうか。何か今までと違う状況が生じているという懸念がありましたらお願いします。

長野県知事 阿部守一
 ずっと落ち着いてきた状況でしたので、感染警戒レベルが上がるということで、もちろん警戒はしていただく必要はありますけれども、今の時点で著しく感染が拡大していくというようなことになるという見込みを持って上げるというよりは、先ほど申し上げたように、これまではどちらかというと家族間感染がほとんどでしたが、感染経路不明という方が出てきているというようなこと等も踏まえて感染警戒レベルを上げることにしました。今後検査件数が増えてくる見通しになっていますので、そうした中からさらに陽性者が出てくる可能性もあろうかと思います。ただ、先ほどお話のあったように北信圏域もかなりワクチン接種は進んでいる状況ですので、これまでと同じような状況、同じような状況というのは、例えば陽性者が出てどんどん中等症以上の方が増えるというようなことには必ずしもつながっていく可能性はこれまでよりは低くなっているのではないかと思っています。ただ若い方の陽性者も出てきていますので、そういう意味では、まだワクチンを打っていない方に感染が広がる可能性はあり得ると思っています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 ワクチンを打っている方もかなり感染しているのか、打って2週間たったけれども感染しているという方がこれだけ北信圏域でいるとか、そういったデータはありますか。

長野県知事 阿部守一
 北信の12名のワクチン接種状況が分かれば感染症対策課から言ってもらえればと思います。いわゆる第5波の振り返りを今行っている状況ですので、そこでまたちゃんと整理してお示ししたいと思います。4月以降陽性者のうちワクチン接種歴がある方がどれぐらいいらっしゃるかということをデータとして取っていますけれども、届け出陽性者数約6000名のうち、1回目、2回目接種以降、14日間経過した方で陽性になっている方が190名ということですので、陽性者になっている方はかなりの確率で2回目のワクチン接種を受けていない方です。手元のデータでお話しできるところだけお話しすると、例えば、18日から24日までに陽性者になった24名の方のうち、いわゆるブレークスルー感染で2回目接種以降14日経過した方は2名ということで、その他の方はほとんどワクチンを打っていない方になりますので、北信のデータは手元にないですけれども、北信も打っていない方がほとんどではないかと思っています。

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3 令和4年度当初予算編成方針について(2)

中日新聞 城石愛麻 氏
 先ほどの来年度の当初予算の関係で伺いたいのですが、最初のご質問と少し重なるのですけれども、歳出の増加の原因についてはコロナ禍での受診控えが昨年はあったけれども、今年はそれが落ち着いてくることで多少社会保障費は増えてくるのではないかという、そこが一番大きな要因ということでいいのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 少し部分的過ぎる私の説明だったかもしれないですけれど、社会保障関係経費は基本的に高齢化等が進展しているので毎年増えてきていますが、少しコロナの影響で若干変動はイレギュラーな部分がありましたが、また今後伸びていくだろうと思っています。それから歳出面で申し上げれば、これはここでも何回か申し上げていますけれども、防災・減災対策については、国土強靱化の加速化対策5か年中は県債残高の縮減基調ということを少し積極財政に転換して積極的に投資を行っていくという形にしていますので、そういう意味では、平常時に比べるとそういう災害対策、防災対策については積極的に計上していきたいと思っています。また、歳入側についてはコロナの影響でこれまでとだいぶ変動してくる可能性がありますので、これはまだ仮試算の段階ですので予算編成までにしっかりと見込んで計上していきたいと思っています。

中日新聞 城石愛麻 氏
 今歳入のお話がありましたが、昨年時点の見通しよりは少し多くなっているのかと思うのですけれども、その辺り、コロナの収束などを見通した明るい兆しなどを鑑みてこういう形になっているのか、どのような理由でこうなっているのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 税収見込みは国の地方財政計画等も見据えながら行っていきたいと思っています。ただ県内の状況は、例えば飲食であったり観光業は非常に厳しい状況が続いているわけですけれども、これは業種によって少し違いがありますけれども、製造業等、好調な事業もありますので、そういう意味ではすべてマイナスの方向性ということではなくて一定程度業種によってかなり差が出てくるのではないかと思っています。まだ、今の段階で具体的な細かい積算をした上で見通しを立てているわけではありませんので、これから歳出面では予算編成の過程でさらに精査をしていきます。それから歳入面においても税収見通しはより具体的な積み上げをする一方で、国の予算、あるいは地方財政計画を踏まえて最終的な予算にしていきたいと思っています。

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4 新型コロナウイルス感染症の対応について(2)

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 スノーシーズンの観光誘客の施策の件でお尋ねしたいのですけれども。まず、「安全・安心なスノーリゾートの形成」というところで、従業員の方を対象に検査をやられるということなのですけれども、これも県が主体になって従業員の方に対して検査をされるという形を取るのか、それともいわゆる検査費用を助成するような形での支援を検討されていらっしゃるのか、今のところのお考えがあればお伺いしたいです。

長野県知事 阿部守一
 スキー場の皆さまが積極的にお取り組みになるのを県として応援をしていきたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 一方で、安全・安心というところで、いわゆる来場者の方、お客さんのワクチンの接種だったりとか、検査の進捗も重要になってくるところかと思うのですが、国の方でもワクチン検査パッケージの実験も今まさに進んでいるところではあるかと思いますが、来場者の方の検査だったりとか、ワクチンの証明だったりとか、その辺りはどうケアされるかというのは今のところお考えがあればお伺いしたいです。

長野県知事 阿部守一
 そこはまさにワクチン接種が進む中での経済活性化の検討会のところで検討しているところですけれども、感染状況が落ち着いているときにあまりワクチンや検査をしていなければ行動できないということにしてしまうと、かなり行動制約を逆に強くかけ過ぎるのではないかと思っています。今、国がどういう形でワクチン検査パッケージを使うように考えるかということが、結構影響が大きいと思いますので、県としては過度な制約にならないようにはしてもらたいと思っています。ただ、感染が一定程度増えてきているような状況の中で、感染拡大防止と社会経済活動を両立させていく上では、このワクチン検査パッケージを使う余地もあるとは思っていますので、そこは、もう少し検討会の中で詰めていきたいと思います。さらに、どうしても感染を何としても止めなければいけないというときは、私としてはできるだけ例外なく、社会経済活動を抑制して何としても抑え込むことが必要ではないかと思っています。今ワクチンが進んでいる中で、先ほども少し申し上げたように、これまでの第5波までの感染状況とは少し違ってくる可能性もありますので、そうしたことも見極めながら、今後の対策、対応については考えていきたいと思っています。

長野県知事 阿部守一
 北信圏域の陽性者中、ワクチンを打った人と打っていない人についてお願いします。

感染症対策課長 大日方隆
 北信圏域で10月18日から24日までの1週間の陽性者12名のワクチン接種の状況ですけれども、ワクチン接種なしが10名、まだ確認ができていない方が1人、ワクチン接種をされた方が1人です。ワクチン接種をされた方は2回済んでいるのですけれども、2回の接種日がまだ確認できていませんで、いわゆるブレークスルーか、2週間以上たったかどうかは分からないのですが、2回した方が1人いらっしゃるという内訳になっています。

長野県知事 阿部守一
 ありがとうございました。

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お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7054

ファックス:026-235-7026

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