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更新日:2022年5月16日

知事会見(令和3年(2021年)9月16日(木曜日)16時00分~16時38分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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取材者からの質問

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 それでは、私から本日は上田市、諏訪市、茅野市の3市に対して感染警戒レベルを5に引き上げて、「新型コロナウイルス特別警報2」を発出するということについてお伝えします。まず状況ですが、両圏域の直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数のグラフです。上田圏域、諏訪圏域ともに、ピーク時の8月のお盆過ぎは非常に陽性者数が多い状況にありましたが、その後、多くの皆さまの取り組みのおかげで、だいぶ新規陽性者数は下がりました。しかしながら、ここ数日、反転してきているという状況になっています。昨日もご質問をいただきましたけれども、上田圏域、それから諏訪圏域についてはレベル5相当という状況になっていましたので、昨日から各保健所等とも情報共有をしながら対策、対応について検討してきたところです。そういう中で、両圏域の状況ですが、ご覧いただくと分かるように(会見資料1/スライド3ページ)、上田圏域、諏訪圏域の中でも上田市、諏訪市、茅野市の3市が突出して陽性者が多く出ているという状況になっています。第5波の感染拡大期においては、関係が深い市町村も含めてレベル5上げして「特別警報2」発出するという対応を取ってきていますけれども、今、一定程度、県全体の新規陽性者数が抑制されている中で、今後、どちらかというと地域限定で抑え込みをしていくフェーズ(局面)になってきていると考えています。そういう観点で、今回は上田市、諏訪市、茅野市の3市についてレベル5、「特別警報2」を発出するという形にします。本日から2週間ということで9月29日までです。対応についてこの後述べていきますが、個別に抑え込んでいくという観点で、上田市と諏訪市、茅野市の対応を力点の置き方を変えていますのでご説明していきたいと思います。
 まず、上田市です。記載していますように(会見資料1/スライド6ページ)、上田市の場合は感染経路不明者、同居者間の感染事例が多いことと併せて、飲食店関係の陽性者が多い状況になっています。そういう観点で、呼び掛けの文書についてお手元にお配りしているかと思いますけれども、主な点を申し上げると、まず、お住まいの方、この地域を訪問される方への協力要請ということで、人と会う機会については集中対策期間以前に戻し、人と会う機会を普段の半分以下ということで、陽性者が多いということを踏まえた対応をお願いしたいと考えています。また、感染防止対策が不十分な店舗、あるいは施設の利用は控えていただくよう要請します。それから、県が実施する対策としては、まず事業者の皆さまに感染拡大予防ガイドラインの遵守を働き掛けていきます。上田市とも連携し、徹底を図っていきたいと考えています。また、この徹底の際には、ワクチン接種のお勧めということも関係事業者の皆さまに対しては行っていきたいと思いますし、また、「信州の安心なお店」認証制度への登録ということも、併せて働き掛けていきたいと考えています。そういう意味で、事業所系の取り組みを特に重点的に進めていきたいと考えています。また、酒類の提供を行う飲食店の従業員、それから利用者の方に対して、上田市と連携して集中的なPCR検査を行いたいと思っています。今、準備中ですので来週半ば頃には実施ができるように取り組んでいきたいと考えています。そういう観点で、飲食店関係の陽性者が上田市の場合は比較的多い状況になっていますので、大変恐縮ですけれども、飲食店等に対する時短要請については現在行う方向で検討しています。具体的な期間、対象エリア、こうしたものが決まった段階で速やかにお伝えしていきたいと思っています。上田市の酒類の提供を行う飲食店の皆さまには8月9日以降、9月8日まで大変長い間、時短要請をお願いして多くの皆さまにご協力いただいているところですけれども、今またこうした状況になっています。改めてご協力をお願いする形になりますので、具体的な内容について改めてお伝えしていきたいと考えています。
 諏訪市、茅野市における対策です。諏訪市、茅野市の諏訪圏域の状況(会見資料1/スライド10ページ)ですけれども、感染経路不明の方からご家族へ感染するという事例に加えて、保育所等における集団的な感染の発生ということで、子どもさんの陽性者が多いというのが諏訪圏域の特徴となっています。円グラフでお示ししています(会見資料1/スライド11ページ)が、直近1週間の年代別の新規陽性者数を見ますと、右側が全県ですが、たびたび申し上げてきているように、昨年と比べるとやはり全県でも特に10代といった若い世代の陽性者が多いですけれども、特に諏訪圏域においては10歳未満の陽性者が約半数ということで、子ども、あるいは幼児の陽性者が極めて多く発生しているという状況です。そうしたことから、まず、お住まいの方、訪問される方への協力要請、人と会う機会を普段の半分以下にということで、圏域での陽性者数が多くなっていますので、ぜひ接触機会を減らしていただきたいということは上田圏域と同様にお願いしたいと思います。また昨日も呼び掛けましたけれども、体調不良の場合には速やかに医療機関に相談いただきたいと思っています。特にお子さんの陽性例が多いということで、例えばご家族から、お父さんお母さんから子どもに感染するケースであったり、お子さんから家族に感染するケースとあるわけで、やはり家族の中で体調が悪いという方がいらっしゃるときはまずは速やかに医療機関にご相談いただいて、感染が広がらないようにご協力を頂きたいと思っています。それから子どもへの対策ということで、県立学校においては感染対策を講じても感染リスクが高い活動については中止、延期とし、市町村立、あるいは私立の学校の皆さまにも同じような対応の協力をお願いしていきます。また、保育所等の設置者の皆さまに対しても感染リスクの高い活動については中止、延期等をお願いしていきたいと考えています。また県としてはお子さま、あるいはお子さまがいらっしゃるご家族の陽性者が多いという状況です。例えば、お子さんが陽性になったときにはすぐ入院をしていただくというような形ではなくて、自宅療養をしていただくことが家族にとって望ましいようなケースも多い形になりますので、そういう意味で、家庭の状況等も配慮しながら適切な療養場所の提供に努めていくと同時に、自宅療養者の皆さまへの健康観察についてはしっかり行っていきたいと考えています。以上が、上田市、諏訪市、茅野市、上田と諏訪圏域は少し呼び掛けの内容が違っていますので、ぜひ県民の皆さまはご理解いただき、ご協力を頂きたいと思っています。
 最後ですけれども、改めて全県の皆さまにお願いです。今、第5波は大きな波のピークは多くの皆さまのご協力の中で何とか乗り越えてくることができました。しかしながら、まだ1週間当たりの新規陽性者数は200人を超えているという水準で、下げ止まり、横ばいの状況になっているというのが現状です。圏域ごとにかなり状況が違いますので、今回上田市、諏訪市、茅野市に対して感染警戒レベル5を発出するように、個別の地域の状況に応じた措置、あるいはメッセージを発出したいと思っていますので、ぜひそうしたことにご留意いただくと同時に、今、全県の感染警戒レベル4ということで、ご覧いただいているような呼び掛け(会見資料1/スライド13ページ)は全県の皆さまに継続中です。第5波の収束に向けて、感染防止対策を改めて徹底いただくようお願いしたいと思います。接触機会を減らす、茶飲み話等を控えてということで、身近な方との接触がどうしても気が緩みがちなので、ぜひ注意をいただきたいと思いますし、多くの都道府県でまん延防止等重点措置、緊急事態宣言が発出中ですので、ぜひ県境をまたぐ移動については今しばらく控えていただく、こうしたことについては改めての徹底をお願いしたいと思っています。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野日報 前田智威 氏
 諏訪圏域の対策について幾つかお願いします。まず、前回、諏訪圏域をレベル5に上げたときには、飲食の関係の感染者が少なくても時短要請をしていたと思うのですけれども、今回時短要請をしない理由は何でしょうか。

長野県知事 阿部守一
 先ほども少し申し上げましたけれど、全県、あるいは全国で陽性者が拡大している局面とは今違って、県内では大きな波のピークを越えて、そしてやや下げ止まりの状況になっているということで各圏域の状況はだいぶ異なる状況になっています。今の状況としてはそのように地域に合った対策をできるだけ限定的に講じることによって、ピンポイントで感染拡大を防いでいきたいと考えています。感染拡大期においてはかなり広い範囲で時短要請等を行ったわけですけれども、今回は一定程度陽性者が減った後の陽性者増ということですし、特に諏訪圏域については、先ほどご覧いただいたように飲食店関係の陽性者は今の時点ではいないという状況でもありますので、そういう意味で、今回は諏訪圏域については時短要請は現時点では行わないという考えです。

長野日報 前田智威 氏
 同じようなお答えかもしれませんけれど、前回は諏訪圏域は生活圏が一体だということで、全市町村一斉にレベル5に上げて時短要請をしたわけですけれども、それと違うというのも同じような理由でしょうか。

長野県知事 阿部守一
 飲食店の時短要請も拡大局面においては予防的にという形でお伝えしてきていると思います。今、全県の基調は、諏訪、上田圏域については前の週と比べて陽性者数がかなり増大しています。上田については前週比で2.9倍、諏訪圏域については1.9倍ということでかなり増加しています。ただ、全県を見ますとほぼ横ばい、やや減少というような基調ですので、背景としては全く拡大期とは違う状況だと考えています。そういう意味で、できるだけ地域を限定して対策を行っていきたいと考えています。

長野日報 前田智威 氏
 もう一つだけ、諏訪の子どもへの対策として、学校でも保育園でも感染対策を講じてもなお感染リスクの高い活動を中止または延期ということなのですけれども、なお感染リスクの高い活動というのは例えばどのようなことでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 それは教育委員会に具体的に答えてもらった方がいいので、後でお答えします。

中日新聞 城石愛麻 氏
 諏訪、茅野、上田それぞれなのですが、先週全県でレベル4になったばかりでまたレベル5へ引き上げるというのは、この1週間で急にまた感染者が増えてきたということになるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 陽性者の出方と県の措置に若干タイムラグがあるので、減少したからすぐレベルを下げる、増加したからすぐレベルを上げるということが現実的にはなかなか難しい状況ではありますが、先ほど申し上げたように、上田については、例えば1週間前の9月9日の状況では、直近1週間の新規陽性者数が(人口)10万人当たり10.82というところまで、これは全県の直近1週間の10万人当たりの数を下回るところまで下がっていました。それが、直近では28.34まで上がってきています。同じように諏訪圏域についても、9月9日の段階では15.45というところまで下がっていましたけれども、今28.85ということでかなり早いペースで1週間当たりの陽性者が増えてきているという状況ですので、県しては、全県のレベル5をレベル4に引き下げた直後ではありますが、早い段階で何とか抑え込んでいきたいということで、今回レベルを再び上げることにしました。地域の皆さまには下げてまた上がるということで、若干ご迷惑をかける部分もあるかと思いますけれども、何とか早い段階で感染を抑止するというために行いますので、ぜひご理解とご協力を頂きたいと思います。

中日新聞 城石愛麻 氏
 なかなか難しいかもしれませんが、その二地域で特に増えてきている理由や原因というのは、どのようにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 先ほども図でお示ししましたけれども、二つの圏域はかなり状況が違っています。まず、上田圏域は、一つは感染経路不明者がかなり多いです。1週間で12名の方が感染経路不明ということで、一番陽性者の属性としては多くなっています。加えて、同居者間についてはどこの圏域でも比較的、今多い状況ですけれども、飲食店関係でもかなり陽性者が出ているということで、先ほど申し上げたように、県としての対策、対応も、事業者の皆さまへの対応を中心とし、また時短要請についても行う方向で検討しています。一方、諏訪圏域はだいぶ状況が異なっていて、感染経路不明者もいますけれども比較的少ない状況です。どちらかというと飲食店とか事業所ではなくて、むしろ家庭とか学校、保育園といったところで陽性者が多く出ているという状況ですので、そういう意味で、先ほど申し上げたように、学校、保育所等への対応を中心に対策を講じることとしています。

中日新聞 城石愛麻 氏
 あと、昨日の補正予算、専決処分でもだったと思いますが、飲食店を支援するために、宿泊施設やブライダル施設などへの割引などを発表されたばかりですが、こういった地域での利用を制限していくですとか、緩和した部分をまた引き締めるようなお考えというのはありますか。

長野県知事 阿部守一
 「コロナを克服する2か月」の取り組みパッケージということで4点お示しし、その中で飲食、宿泊事業者の皆さまへの支援の強化というのことも打ち出しました。昨日もご説明したように、専決予算でプレミアム付き食事券、それからブライダル事業者の皆さまへの支援、これは結婚式をずっと控えてらっしゃった方への支援にもなるものですけれども、こうした対応を行っていこうと思っていますけれども、これはまだ実際に実行するのは10月下旬以降ということで予定していますので、現時点でこうした対応を変えていくということは考えていません。宿泊についても、まず少人数での旅行ということを9月27日以降でスタートしようと思っていますので、こうしたことについては、現時点では昨日お話しした通り進めていきたいと考えています。

教育委員会保健厚生課長 宇都宮純
 先ほど感染リスクの高い学習活動を行わないということで、どんな事例だというご質問があったかと思います。各教科等に共通する活動として、児童生徒が長時間近距離で対面形式となるグループワークや、近距離で一斉に大きな声を出す、話す活動ということです。具体的には音楽における室内で児童生徒が近距離で行う合唱やリコーダー、あるいは保健体育などにおきます児童が密集する運動や近距離で組み合ったり、接触したりするような運動、そういったものが考えられます。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 今のご質問の関係なのですけれども、教育委員会はまた後で伺いますが、「Go To イート」について、きのう販売を再開するとお話がありましたけれど、こちらは29日までのレベル5の期間にも重なるのですけれども、こちらの利用については何らかの制限を上田、諏訪、茅野で設けるということは考えていますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今の時点では考えていません。例えば「Go To イート」も利用できるのが接待を伴う飲食店等は対象外という形になっていますし、昨日申し上げたように、テークアウト、デリバリー等も含めて利用できる対象になっています。そういう意味で、「Go To イート」キャンペーンの食事券の販売再開自体は予定通り進めたいと思っています。逆に、大変恐縮ですけれども、上田地域については時短要請を行う予定ですし、先ほど申し上げたように、事業者の皆さまへの感染防止対策徹底の呼び掛けは個別に回ることも含めて行っていきますので、地域限定のそうした事業者の皆さまへの対策によって感染拡大を防いでいきたいと考えています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 要するに時短要請をした場合には接待を伴うところも含めますけれども、お酒を出すところについては皆さん8時以降は恐らく営業しないようにという要請になると思うのですけれど、それまでの間にガイドラインを守るなどして営業する場合には、「Go To イート」も使えるよということにはなるということですね。

長野県知事 阿部守一
 そこは制約を行う予定はありませんので、これは非常に難しいところですけれど、片方で全県を視野に入れて県は考えていかなければいけない部分もありますので、今のいろいろな支援策を特定の地域だけで止めるとかというのはなかなか現実的に難しいと思います。先ほど申し上げたように、上田、諏訪圏域の限定された市町村で、しかも要因も、いろいろな要因ではなくてかなり限られた要因で陽性者が増えている市町村が多いので、そういう意味では、ピンポイントで抑え込んで、上田の場合は事業者側に対する要請と対応で感染拡大を防いでいきたいと考えています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 もちろん現場での対策が一番重要であるということはその通りだと思うのですけれど、知事がいつもブレーキとアクセルとおっしゃるところで、ブレーキとアクセルを両方踏むというのはないという前提でたぶんお話しされてきたと思うし、僕も受け止めてきたのですけれども、こと上田に関していうと両方踏んでいる状況になるなとは思うのですけれども、「Go To イート」が国の事業だということで臨機応変に地域で対応を分けたりするということができないという面もあるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
「Go To イート」については、利用の期限というのがあらかじめ定められてしまっています。そういう意味で、県としてもできるだけ有効に活用していかないといけないと思っています。もちろんそうしたことが要因になって感染がどんどん広がるということは防がなければいけないと思っていますので、上田圏域については、大変この事業者対策はこれまでになく集中的にやっていく予定です。時短要請も検討中ですし、事業者の働き掛けも行いますし、また飲食関係の皆さまへのPCR検査も行っていきますので、そうしたことを総体的に講じることによって感染を防いでいきたいと考えています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 諏訪圏域に関してなのですけれども、これだけ10代未満の割合が高い感染の拡大の局面というのはこれまでにないものだと思います。第5波通じて学校とかでの感染が広がったケースは確かにあるのですけれども、より低い幼児とかの段階で、その子ども間の拡大というのはかなり大きなウエートを占める形で拡大するというのは初めてだと思います。こうした状況で、去年の春にありました保育所の利用の自粛ですとか学校の休校ということは検討する可能性はあるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今の時点では、そこまでの対応を必要とする状況では必ずしもないと思っています。特に、先ほど申し上げたように、諏訪圏域の陽性者の状況というのはかなり年齢が低い状況になっていますので、こうした子どもたちの施設を、例えば一斉にお休みするということになると、そこにお子さんを預けている方も仕事ができないとか、いろいろなそれに関連する課題というものがたくさん出てくる恐れがあります。そういう意味で、今回一斉に休業するといったような措置を講じることは行わないようにいたします。ただ、実際個別の事例では県としては幅広い検査をしようということで、学校であったり、保育施設であったり、そうしたものも対応していますので、そうした場合には、例えば検査までは一クラス丸ごとお休みしていただくという対応が現実には行われている状況になっています。そういう意味で、一律の対応はしていませんけれども、やはりリスクの高い場所については、個別に、もちろん感染対策等の指導もしながら、必要な休園、休校、こうした措置を講じていただいているところです。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 これは保健所にも相談しているのかもしれませんが、施設の判断でということですか。

長野県知事 阿部守一
 例えば、濃厚接触者がどの範囲だとかそういうことは保健所で判断しますので、保健所と相談をいただきながら対応いただいているという状況です。本当に今年になって、特に第5波になって、かなり多くの学校、保育所、あるいは全体の場合とクラス単位の場合もありますけれども、お休みをされているところが多い状況になっています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 最後伺いたいのですけれども、現在の諏訪と上田の圏域の感染拡大している局面というのは、第5波のうちに含まれるのでしょうか。残り火と捉えているのか、第5波の反動と捉えているのか、あるいは第5波ではない何か別の波と捉えているのかというところではどうでしょうか。名付け方の問題なのですけれど。

長野県知事 阿部守一
 これは専門家懇談会としっかり相談しているわけではないですけれど、私の認識としては、第5波の収束がまだしっかりできていないという状況ですので、第5波の中の対応を継続中という認識です。しっかり収束できるようにこの二つの圏域、3市に対しては早めのレベルの引き上げをしたところです。

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 1点教えてください。諏訪圏域の対策の中で県が実施する対策として、患者の症状や家庭事情など配慮した適切な療養場所を提供するとなっているかと思うのですけれど、この意味合いをもう少し詳しく教えていただいてもいいですか。

長野県知事 阿部守一
 先ほど申し上げたように、お子さまがいらっしゃるご家庭の対応は、例えば、私は今妻と2人で住んでいますけれども、そういうケースと違った配慮が必要になってくる場合があります。例えば、一人親家庭の場合で親子でどちらかが陽性になったときに、どちらかだけ入院してくださいとか、宿泊療養施設に行ってくださいということはなかなか現実的には難しい状況になりますので、そうした場合に一緒に入院していただくとか、一緒に宿泊療養施設に入っていただくとか、場合によっては自宅療養で対応するとかというような形になってきます。そういう意味で、県としてはそうした点について十分配慮しながら対応していきたいと考えています。

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 ということは、自宅だったり宿泊施設だったりとか、これまであった療養先とはまた別の療養場所を確保するということではなくて、ということでいいのですか。

長野県知事 阿部守一
 今の時点では、申し上げたようなご家族の状況を十分配慮して画一的な対応ではない対応をしていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 少し私のメモが追い付いていないところもあって間違っていたら申し訳ないのですけれども、上田市で飲食店などに要請を検討する時短の話なのですが、ワクチン接種についても何か考慮するという話はありましたか。

長野県知事 阿部守一
 皆さんのところにレベル5上げの資料をお配りしています(会見資料2)。その上田への「特別警報2」の発出の2ページ目のところですけれども、県が実施する対策の1のところに、感染拡大予防ガイドラインの遵守等強力に働き掛けますということで書いています。さまざまな働き掛けをする中で、従業員の方へのワクチン接種の勧奨等も行っていきたいと考えています。これまでも、県の接種会場で飲食店関係の皆さまの接種等を早期に接種いただくということで行ってきています。こうした場を多くの皆さまにご活用いただきたいということで、併せてアピールをしていきたいと考えています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 確認ですが、今政府が11月をめどに行動制限の緩和を考えている中で、ワクチン接種の有無についての緩和条件をするという話もあると思いますが、この営業時短の制限緩和で、ワクチン接種の有無というのは考えられる条件になりそうですか。今回の上田市の営業時間の短縮の中で、ワクチン接種をした人に対して何かしら制限を緩和するといったようなこともあり得るのですか。

長野県知事 阿部守一
 中長期的にはそうした視点も検討していかなければいけないと思っていますけれども、今回の時短要請の中で、ワクチン接種と何らかの措置を組み合わせるということは考えていません。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 状況は把握していないのですけれど、飲食店の従業員の方のワクチン接種というのが、まだまだ進んでいないといった現状認識なのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 データとして悉皆(しっかい)的に把握しているわけではありませんけれども、飲食店の方はどちらかというと、ご高齢の方が経営されているところはすでに接種されている方が多いと思いますけれども、やはり若い人が大勢働いているところはまだこれから接種という方が多いと思っています。
 ありがとうございました。

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