ホーム > 「森と自然の育ちと学びフォーラム2025in長野」参加募集について
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更新日:2025年8月21日
令和7年10月9日(木)・10日(金)に、長野県内で「森と自然の育ちと学びフォーラム2025in長野」を開催します。
森や自然を活用した保育・幼児教育の取組を発展させるため、全国の加盟自治体・関係者等の交流や学び合いの場とすることを目的として企画します。
○日程・会場
1日目 令和7年10月9日(木)13:30~17:30
長野市生涯学習センター(TOIGOトイーゴ4階)(長野市鶴賀問御所1200)
2日目 令和7年10月10日(金)9:30~12:00
1コース こどもの森幼稚園(長野市上ヶ屋2471-2554)
2コース 長野市とがくし保育園(長野市戸隠豊岡1541)
3コース 上田短期大学附属幼稚園(上田市下之郷乙602)
※2日目両日参加・1日目のみ参加・2日目のみ参加のいずれも申込み可
○参加者 ・自治体ネットワーク加盟の職員及び保育関係者
・自然保育に関心のある方(保育者及び保育関係者、保育者養成校等の関係者及び学生、研究者、保護者 等)
○参加費 無料
○申込方法 下記フォームへの回答
https://apply.e-tumo.jp/pref-nagano-u/offer/offerList_detail?tempSeq=60348
○問合せ先 自治体ネットワーク事務局(長野県県民文化部こども若者局こども・家庭課)
直通:026-235-7147 メール:katei-shien@pref.nagano.lg.jp
○内容 (詳細は開催要項参照)
1日目 13:30 開会
13:35 信州型自然保育(信州やまほいく)認定制度の紹介
13:50 パネルディスカッション
「幼児期の子どもたちに自然保育は何をもたらしてくれるのか」
~生きる力を育む信州やまほいくの子どもたちの育ち、その先の幼保小接続へ~
14:40 森と自然の育ちと学びを推進する県内外の事例発表
①長野県下伊那郡喬木村の取組
「保育園と行政が連携して新たな森のフィールドをデザイン ~森は新たな保小接続の活用を見据えて~」
②広島県の認証制度と東広島市の取組
「自然保育推進アドバイザーと創る自然保育環境づくり ~大人も子どももとことんあそび豊かに育つこころとからだ~」
15:35 自然保育講座(講演及びワークショップなど) ※選択制
<講座①>
「森について学ぶ 自然保育に役立つワークショップ」
<講座②>
「ツキノワグマの生態と自然体験活動におけるリスクマネジメント ~正しく恐れる~」
16:30 分科会「多様な自然保育の実践から学びあいましょう」 ※選択制
<分科会①>「自然保育とインクルーシブ」 ~自然の中で共に育ちあう子どもたち「安曇野市」~
<分科会②>「地域と共に子どもを豊かに育む いいた型自然保育」 ~里山で育つ子ども達~
<分科会③>「市街地でも自然保育」~街中でも“信州やまほいく”実践しています長野市後町保育園~
<分科会④>「移住者にとっての自然保育」~地域と移住者がつながる認定こども園野あそび保育ささはら~
<分科会⑤>「自然保育で食育を考える」~暮らしの中の「食」を考える「認定こども園ちいろばの杜」~
<分科会⑥>「ちば・うみやま保育の実践」~“海保育”の魅力とその中で育まれるこどもの姿~
<分科会⑦>「学生が描く「やまほいく」新たなステージへ ~研究や実践を通して~」
<分科会⑧>「信州やまほいく認定園(276園回答)のアンケート結果から見えてきた自然保育の多様な効果」
17:25 終了
2日目 9:30~12:00 園参観とフィールド視察
1コース こどもの森幼稚園(特化型認定園 私立園・長野市)
住所:長野市上ヶ屋2471-2554
・園参観、園説明、バスで飯綱高原、戸隠高原の園のフィールドの参観
(説明・フィールド案内 副園長 宮崎 温氏)
2コース 長野市とがくし保育園(普及型認定園 公立園・長野市)
住所:長野市戸隠豊岡1541
・園参観、園説明、戸隠の自然や地域の文化視察
(地域案内 長野市戸隠地質化石博物館研究員 田辺智隆氏)
3コース 上田短期大学附属幼稚園(普及型認定園 私立園・上田市)
住所:上田市下之郷乙602
・園参観、園説明、園の裏山の環境設定等の視察(裏山説明・案内 園長他)
森と自然を活用した保育、幼児教育、子育て支援を推進する先進県である、長野県、鳥取県、広島県の3県知事が発起人となり、「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」(正式名称:森と自然を活用した保育・幼児教育推進自治体ネットワーク)を平成30年4月17日に設立しました。
【設立宣言記者会見の様子】
左から
日本自然保育学会 会長 上原貴夫様(立会人)
広島県知事 湯﨑 英彦
長野県知事 阿部 守一
鳥取県知事 平井 伸治
公益社団法人国土緑化推進機構 副理事長 前田直登様(立会人)
当ネットワークは、現在128自治体(令和7年8月1日時点)が参画しており、随時参加自治体を受け付けておりますので、希望がありましたら下記事務局までご連絡ください。
森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク 2025年度事務局
長野県県民文化部こども若者局こども・家庭課
電話:026-235-7147(直通) E-mail:katei-shien@pref.nagano.lg.jp
○森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク構成団体(令和7年8月1日時点)
森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク
(森と自然を活用した保育・幼児教育推進自治体ネットワーク)
設立宣言
森と自然を活用した保育、幼児教育、子育て支援を積極的に推進する3県の知事が発起人となり、「森と自然の育ちと学び自治体ネットワーク」を設立することを、ここに宣言いたします。
今後3県が連携し、市町村を含む全国の自治体に対して当ネットワークへの参加を幅広く呼びかけ、賛同いただいた自治体による設立総会を開催すると共に、各地方自治体の特色を生かし、地域社会との連携を大切にしながら、設立趣旨に基づいた様々な活動を積極的に推進いたします。
近年、森や自然を活用した幼児期からの多様な体験活動の重要性への関心が全国的に高まり、いくつかの自治体において、その具現化のための施策の推進や検討が行われています。
2018年から施行される改定保育所保育指針、改訂幼稚園教育要領、改訂幼保連携型認定こども園教 育・保育要領、さらに2020 年から段階的に施行される学習指導要領においても、子どもの主体性や自己肯定感等の「非認知的スキル」を、自然体験活動等を通じて早期から醸成することの必要性が指摘されています。
すべての子どもたちの多様性と興味関心が幼児期から尊重され、子どもたちが主体的に学べる環境づくりを通して一人ひとりの能力が豊かに開花されれば、未来の地域社会を支え、地方創生の流れをさらに力強く牽引する人材育成にもつながるものと期待されます。
森と自然を活用した保育と幼児教育が子どもたちのしあわせな成長の基盤であることを全国各地の自治体と幅広く共有するため、当ネットワークの趣旨に賛同する自治体間の交流と学びあいの機会を創出すると共に、森と自然を活用した保育と幼児教育の質の向上と充実のための情報発信、各種調査、指導者の人材育成、国への提言等に共同して取り組めるよう、地方自治体が自由に参加できるネットワークを設立いたします。
平成30年4月17日
当ネットワークは、設立趣旨に基づき以下の活動の推進を目指します。