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畜産試験場では、畜産経営の健全な発展と、安心・安全な付加価値の高い畜産物の生産のため、高品質畜産物生産技術や低コスト生産技術の開発、家畜・飼料作物の育種改良と増殖、さらには温暖化に対応した飼養管理技術の開発に取り組んでいます。
試験場だよりはこちら(外部リンクが別ウインドウで開きます)
畜産試験場の「新しく普及に移す農業技術」、「畜産試験場研究報告」はこちら
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基本目標(組織目標)
「しあわせ信州創造プラン3.0」及び「第4期長野県食と農業農村振興計画」の実現に向けて、ステップアッププログラムに基づく試験研究の推進、情報の発信及び普及・指導に努め、畜産試験場が本県の畜産振興の拠点となるよう関係機関と連携して取組みを進めます。
心構え
複雑化する社会情勢の中で、地域の動向を的確に捉え、県民・農業者視点で課題等を共有し、地域に寄り添い頼りにされる組織として、研究成果や新技術を追求し、社会実装に向けて積極的に行動するとともに、現場の課題に地域と連携し、協働して対応します。
重点目標
「第4期長野県食と農業農村振興計画」の基本目標である「人と地域が育む未来につづく信州の農業・農村と食」を実現するため、稼げる農業の展開と信州農畜産物の持続的な生産に向け、生産力を強化し収益性を高めるための技術開発及び地球環境に配慮し持続可能な畜産業を実現するための技術開発を柱に据えて試験研究に取り組みます。
1 生産力を強化し収益性を高めるための技術開発
(1)飼料の安定生産に向けた飼料作物新品種の開発
(2)時代の変化に応じ先進技術を活用した家畜の管理、生産性向上技術の開発
(3)高品質畜産物の安定生産技術の開発
(4)飼料作物の安定生産技術の開発
2 地球環境に配慮し持続可能な農業を実現するための技術開発
(1)畜産における地球温暖化対策技術の開発
(2)飼料作物の地球温暖化適応技術の開発
(3)畜産の環境負荷軽減と資源循環による持続可能性に資する技術の開発
(4)飼料作物の環境負荷低減に資する技術の開発
3 組織の活性化、県民や関係団体など産官学の連携・協働、その他独自の取組
(1)場全体で家畜伝染病防疫の意識を共有し、徹底した病原体の侵入防止対策に取り組みます。
(2)国や県の研究機関、大学、企業などと連携して先進的な研究開発に努めます。
(3)成果の積極的な情報発信に努め、普及組織と協働して農家への技術移転を進めます。
(4)試験研究、防疫対応、家畜飼養、飼料生産作業に場全体で部横断的に取り組みます。
(5)各畜種において生産成績にこだわり、経営モデルとなる飼養に努めます。
(6)交通事故等の発生防止と風通しの良い職場づくりにより職場の価値観を高めます。
(7)県民に信頼されるようコンプライアンスを推進し、職員一人一人が自己研鑚に努めます。
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信州黄金シャモ |
黒毛和種肥育牛 |
【気候変動への適応策】
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暖地型多年生スーダングラスの育成ほ場 |
【温室効果ガスの緩和策】
家畜ふん尿を堆肥化する際に発生する温室効果ガス(メタンや一酸化二窒素)を低減する技術開発に取り組んでいます。
写真は、ビニールハウス内で実際に乳牛ふん尿を堆積し発生するガスを採取している実験風景です。
20Lのペール缶を用いて、小規模な堆肥化試験も行っています。
様々な化学物質や微生物を添加して、堆積時に発生する温室効果ガス量の変化を調べています。
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止まり木を設置した飼育方式 |
母豚が自由に移動できるストール |
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OPUの実施 |
子豚の成長にあわせて母豚の行動範囲を 変えられる分娩房 |
長野県畜産試験場で有償配布している受精卵に関する情報です。
(体内受精卵)
No. | 種雄牛 | 供卵牛血統 | 名号 | 在庫数 | 金額(税抜き) | ||
父 | 母の父 | 祖母の父 | |||||
1 |
美津金幸 |
勝忠鶴 | 糸福(鹿児島) | 安福165の9 | いとさちづる | 4 | 25,000円 |
2 | 福之姫 | 安福久 | 第一花国 | 安平 | はも | 1 | 30,000円 |
3 | 貴隼桜 | 安福久 | 第一花国 | 安平 | はも | 6 | 30,000円 |
長野県畜産試験場は平成17年に新しい地鶏として「信州黄金シャモ」を開発しました。関連事項については、下の項目をご参照ください。