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更新日:2025年7月24日
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本年7月4日、伊那市の30歳代男性の携帯電話に、警察官を名のる男から電話があり、電話やSNSのビデオ通話で、「あなた名義のキャッシュカードが拾われました。」「キャッシュカードのDNAを調べたところ、逮捕した詐欺の犯人のものと一致しました。」「あなたも犯人の疑いがあり、逮捕状も出せる状態です。」「あなたの口座に入っている紙幣のシリアル番号を調べさせてもらいます。」などと言われ、複数回にわたり、相手から指定された口座に合計176万円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、知らない電話番号の電話には出ない、警察などが事件捜査名目で現金の提出を依頼することはない、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの詐欺被害防止を呼び掛けています。
本年5月下旬、下伊那郡の20歳代男性の携帯電話に、警察官を名のる複数の男から電話があり、電話やアプリのビデオ通話で、「あなたに国際資金洗浄の疑いがある。」「疑いを晴らすために捜査協力をお願いしたい。」などと言われ、さらに、検察官を名のる男から、「金融庁で送金の流れを調査することができるので捜査協力をしてほしい。」「こちらから指定する口座にお金を送金してほしい。」「お金は数日後に変換される。」などと言われ、本年6月上旬、相手から指定された口座に130万円を振り込み、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、知らない電話番号の電話には出ない、警察などが事件捜査名目で現金の提出を依頼することはない、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの詐欺被害防止を呼び掛けています。
本年2月中旬、佐久市内の80歳代女性の携帯電話に、警察官や検察官を名のる男らから電話があり、「暴力団の事務所を捜索したところ、あなたの通帳が発見され、不審なお金の入金が見つかった。」「あなたは容疑者なので資金の流れを調査する必要がある。」「場合によってはあなたを逮捕する必要がある。」「あなたの口座を凍結する必要があるので、国の制度であなたのお金を管理する。」「毎日お金を下ろして、家に保管しておいてほしい。」「裁判所の許可を得て取りに行く。」などと言われ、4月上旬から同月下旬までの間、複数回にわたり、自宅敷地内に合計6,200万円を置き、だまし取られる被害が発生しました。
警察では、知らない電話番号の電話には出ない、警察などが事件捜査名目で現金の提出を依頼することはない、一人で判断せず家族や警察に相談するなどの詐欺被害防止を呼び掛けています。
お問い合わせ
長野県警察本部警務部広報相談課
電話:026-233-0110(代表)
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