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更新日:2021年10月6日

知事会見(令和3年(2021年)3月29日(月曜日)16時01分~16時31分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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取材者からの質問

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について1
  2. 東京オリンピック聖火リレーについて
  3. 新型コロナウイルス感染症への対応について2

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 それでは本日の会見を始めます。本日の主要なお伝えしたいことは、長野市に対して「新型コロナウイルス特別警報2」を発出するということです。感染警戒レベルを5ということで引き上げた上で、注意喚起をはじめとする対策を行っていきたいと考えています。これ(会見資料1/スライド2ページ)は全県の状況ですけれども、1週間当たりの新規陽性者数の推移です。年末年始、非常に陽性者が急増し、その後落ち着いた状況がしばらくありましたけれども、また3月に入って以降、新規陽性者が急増してきているという状況です。特に長野圏域、それから上田圏域、地域ごとにばらつきはありますけれども、現時点ではこの二つの圏域で陽性者数が多いという状況ですし、長野圏域、長野市においては、そうした中でも特に陽性者数が多いという状況になっています。療養者数の推移ですが、これも前回申し上げましたけれども、医療非常事態宣言を解除した時点に比べても療養者数の数がかなり多くなってきているという状況です。入院されている方の数で90名という状況で、療養者数については確実に右肩上がりで増加してきているのが現状です。そういう中で病床利用の状況ですけれども、病床全体では、医療機関の皆さまのご協力の中で434床に確保病床数を増やしてきましたが、その434床に対して20.5パーセントということで2割を超えてきている水準になっています。実質も実質でない形式的な占有率も同じ、確保病床以外で受け入れている入院患者はいらっしゃらないということで、一致した数字になっていますけれども、2割を超えてきている状況です。いわゆる医療アラート、目安の25パーセントを超えると医療警報の数字上は該当してくるという状況になっていますので、病床利用率についても増加してきていると。重症者は今はいらっしゃらない状況ですので、中等症・軽症者用の一般病床だけ見ますと、24パーセントの病床が利用されているということで、限りなく4分の1の水準に近い利用率になっています。また、長野圏域での陽性者の発生が多い状況ですので、他の圏域に20名入院いただいているという状況です。北信ブロックの病床使用率は68.5パーセントということで、7割近い病床利用率になってきているということで、県全体ではまだ受け入れ余力はありますけれども、北信ブロックの病床使用率については高い水準になってきているというのが現状です。直近1週間の新規陽性者の状況(会見資料1/スライド5ページ)ですが、全県で189名。月曜日の時点で113名でしたが、117名、136名、155名、166名、179名、189名ということで、これは直近1週間の累計数字の推移ですけれども、毎日1週間当たりの陽性者数が増加してきているという状況です。人口10万人当たりの数字で9.27というレベルまで上がってきてしまっているという状況です。それから長野圏域については先週月曜の段階で87名でしたが、直近で117名ということで(人口10万人当たり)22.15まで増加してきています。特に長野市だけで申し上げると、直近1週間の新規陽性者数が101名、そして人口10万人当たりで27.44という高い水準に上ってきているという状況です。
 そういう中で、長野市をレベル5上げをして対策をしっかり講じていきたいと考えています。長野市内の感染状況ですけれども、特徴的なものだけ掲げていますけれども、すでに皆さまにお伝えしていますように、一つは職場における大規模な集団感染が起きてしまったということ。それから飲食店において、小規模ではありますけれども店舗間での連鎖が発生しているというような状況もあります。加えて、高齢者施設、さらには新型コロナウイルス感染症対策を行っていただいている医療機関においても陽性者が発生していると。そして、一定数の感染経路不明者が存在してきていると。どこから感染したか依然として分からない方がいらっしゃるというような状況ですので、長野市については感染警戒レベルを今の4から5に引き上げて、より強い形で県民の皆さまに警戒を呼び掛けていきたいと考えています。レベル5ということで「特別警報2」を発出します。具体的な対策ですが、一つは全県で1週間の新規陽性者に占めるご高齢者の割合はまだ比較的少ない状況ですけれども、ただ入院されている方に占める高齢者の割合は約半分に達してきています。これは基本的にご高齢の方は入院していただくと。そして入院した場合にも若い方と比べると比較的入院日数が長くなる傾向があるということから、新規陽性者数に占める割合が少なくても、ご高齢の方、基礎疾患がある方はどうしても入院患者に占める割合が高くなってしまいます。その状況が今、約半数に達してきている状況です。重症化リスクが高い方を何とか守っていきたいと考えていますので、大変ご不便をお掛けしますけれども、ご高齢の方、あるいは基礎疾患がある方については不要不急の外出を控えていただきたい、この協力をお願いするよう求めていきたいと考えています。また、先ほど申し上げましたように、飲食に関連する感染も確認されていますので、改めて大人数、長時間の会食の自粛についての協力の要請を行っていきたいと考えています。また、すでにレベル4の段階から感染拡大予防ガイドラインを遵守されていない酒類の提供を行う飲食店の利用については控えていただくようお願いをしていますけれども、この点についても改めて注意喚起をしたいと考えています。加えて、感染拡大地域等への訪問の自粛についても協力要請ということで、これも引き続きですけれども、改めてお願いをしたいと思います。感染が拡大している地域ですが、宮城県、山形県、それから東京都、大阪府、沖縄県が人口10万人当たりの新規陽性者数が1週間で15人を超えてきているという状況ですし、また埼玉県、千葉県、神奈川県は、緊急事態宣言発出が解除された後も外出自粛要請が続いているということで、これらの地域についてはできるだけ訪問を控えていただきたいと考えています。また、その他の地域に行かれる際にも、ぜひ基本的な感染防止対策を取っていただいて、慎重な行動を行っていただきたいと思います。リスクが高い行動が避けられないような場合には中止、延期も含めてご検討をいただきたいと思っています。それから、事業者の皆さまへのお願いですが、まずは在宅勤務、テレワークの徹底を要請していきます。また、イベント等の実施については慎重な検討の協力をお願いしていきます。また、長野市と連携し、感染警戒レベルをレベル5に引き上げて「特別警報2」ということですので、影響を受ける事業者に対する支援についても検討していきたいと考えています。加えて、高齢者施設、飲食店の従業員等に対する積極的な検査を実施することによって感染の拡大を防いでいきたいと。長野市は保健所設置市ですので、長野市、そして長野市の保健所ともしっかり連携をしながら、対策、対応を行っていきたいと考えています。最後、県の公共施設について、休止も含めて、改めて施設の状況を踏まえた措置の検討を行っていきたいと考えていますし、また、長野市においても検討いただくように要請していきます。こうしたことを通じて何とかこれ以上の感染の拡大を防いでいきたいと考えています。感染警戒レベルの状況は、先日、全県レベル2という形にしたところですけれども、上田、長野圏域についてはレベル4、特に長野圏域のうち長野市についてはレベル5という感染警戒レベルになっていますので、それぞれの地域に応じて県から呼び掛けていますし、また夕方も市長会、町村会の皆さまと現状の課題の共有を行っていきたいと思います。また市町村から住民の皆さまへの呼び掛けも、私から要請をしていきたいと思いますので、県からの呼び掛け、そして地域の市町村からの呼び掛けに対応していただきますよう、県民の皆さまには大変ご不便、不自由をお掛けするところもありますが、ぜひご協力いただきますようお願いします。併せて4月9日までは「感染対策強化期間」ということで、先ほどのレベル5、長野市における「特別警報2」についても、今回この「感染対策強化期間」と合わせて4月9日までの発出期間という形にしていますが、その他の地域においても「感染対策強化期間」ということで注意を呼び掛けています。さまざまな活動について分散化、小規模化、リモート化ということをいま一度検討いただきたいと考えています。
 最後ですけれども、陽性者の数が非常に増えてきている状況です。陽性になられた方、ご家族、あるいは事業所に対する差別や誹謗(ひぼう)中傷ということは絶対に行わないようにお願いしたいと考えています。お互い寄り添って思いやりの気持ちを持って、支え合いの輪を広げていただきたいと思います。再び陽性者数が急増してきているという状況ですけれども、県民の皆さまには県からの呼び掛けにご協力いただきたいと思いますし、誹謗(ひぼう)中傷、差別ということではなく、お互いに支え合って乗り越えていこうという思いを共有していただき、このコロナに向き合っていきたいと思います。県民の皆さまにはご自分の命と健康を守る、そして大切なご家族、周囲の皆さまの命と健康を守る、そうした思いを共有していただいてお取り組みいただければと思いますので、よろしくお願いします。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について1

テレビ信州(TSB) 滝口大智 氏
 きょうのレベル上げについてですが、長野地域でかなり発生している中でどうして長野市に限ってレベルを上げたのかというところをお伺いしてもよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これまでも感染警戒レベルは基本的に圏域ごとに判断してきていますけれども、ただ特定の市町村で陽性者が増加しているというときには、特に高いレベルになれば非常に強力な要請をしていくということもありますので、市町村単位で検討しています。先ほども少し申し上げましたように、長野圏域は今までレベル4という状況でしたけれども、その中でも特に長野市が陽性者数が直近1週間で101名、人口10万人当たりでは27.44ということで、圏域の中でも数、そして10万人当たりの数が突出しているということで、今回、長野市に限定してレベル上げをするということにしました。

テレビ信州(TSB) 滝口大智 氏
 先ほどの説明とかぶると思うのですけれども、レベル5になって強く要請していくということなのですけれども、どのようにわれわれの生活にレベル上げによって影響というのが出てくるでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 例えばご高齢の方に対しての外出自粛の要請等を含む内容になっていますので、そういう意味で、社会活動、あるいは経済活動に対する一定の影響が出てくるということも当然想定されるところです。今の感染状況、増加の局面ということですので、こうした呼び掛け、あるいはこうした措置を講じても何とか止めなければいけない、これ以上の感染拡大を食い止めなければいけないという局面だと考えています。ぜひ多くの皆さまにご理解いただき、ご協力いただきたいと考えています。

読売新聞 松本将統 氏
 今回の対策の強化で、飲食店への営業時間の時短要請をかけなかった理由はなぜでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まだかけないということで判断しているわけではなくて、時短要請についても県として検討も視野には入れています。ただこれまでの対応を振り返っていただくと分かるように、時短要請をする際にはエリアとか対象とかということも当然セットで考えていかなければいけない状況ですし、先ほど申し上げたように、長野市の感染は飲食が主な理由というところまでは必ずしも断定できないという状況でもありますので、そういう意味で、時短要請を行うかどうかということも含めて今検討しているという状況です。

読売新聞 松本将統 氏
 では、これからもしかしたら要請するかもしれないということですか。

長野県知事 阿部守一
 これまでもレベル5に上げて、事後的に措置を追加したこともあります。県としてはできるだけ絞った対策でしっかり抑え込んでいきたいと思っていますが、今の状況をよく踏まえた上で、必要な措置については今後追加していくということも当然考えられます。

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2 東京オリンピック聖火リレーについて

中日新聞 今坂直暉 氏
 今回、長野市がレベル5ということで、長野市における対策の強化として新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づいて高齢者、基礎疾患のある方に不要不急の外出自粛要請、あるいはイベントの分散化、小規模化を検討してほしいということをされていますけれども、先ほど知事のご発言の中でレベル5は4月9日までとおっしゃっていました。そうすると、長野市内の聖火リレーの時期ともちょうど重なるかと思うのですが、そういった場合は、そもそもイベントの小規模化を呼び掛けている中で、これまで通りの要綱で聖火リレーを実施するのかどうか、あるいは沿道に集まる方、特に高齢者、基礎疾患のある方に不要不急の外出を自粛してくださいということが法律に基づいて要請されているわけですですけれども、その場合、観戦する場合はどのようにしたらよろしいのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 聖火リレーについてはだいぶ日にちも迫ってきている状況ですけれども、実行委員会、それから組織委員会、実施主体において、今回のレベル5の引き上げを踏まえた対応を検討していただくということが必要だと思っています。今回こういう形で呼び掛けていますので、そういう意味では、必要な見直しを行っていただくということが重要な状況になってきていると考えています。

中日新聞 今坂直暉 氏
 今の質問に関連して、県から実行委員会であるとか、組織委員会であるとか、そういったところに働き掛け、呼び掛けをしていくことは何かあるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 実行委員会には県も入っていますし、副知事がトップをやっていますので、県の感覚、状況認識というものもしっかり踏まえた上での方向性を出していただくということが必要だと思いますし、そういう形で十分連携を取りながら対応していきたいと考えています。

中日新聞 今坂直暉 氏
 一方で、組織委員会は基本的には国で音頭を取ってやっているものかと思うのですけれども、そういったところで、国に対して県の感染状況を踏まえた上でこうしてほしいという、県としての要望みたいなものを出すような機会はあるんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 基本的には実行委員会で対応する形に制度的にはなってきますけれども、ただこれは私は知事の立場で県民の皆さまにこうやって呼び掛けていますし、県内で聖火リレーを行う際も県としての呼び掛けを踏まえた対応を行っていただくということが重要だと思いますので、組織委員会にも県としてのこうした状況認識、あるいは考え方を尊重して最終的な判断をしてもらいたいと考えています。

中日新聞 今坂直暉 氏
 実行委員会からまた改めて県民に向けて、聖火リレー観戦の際はこうしてくださいというようなメッセージとかというものは、今回のレベル引き上げを踏まえた上で新しいものが出る可能性はあるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 今まさにこういう局面、「特別警報2」を長野市に発出するという状況ですので、今回聖火リレーは長野市だけではなくて他の市町村でも行われるわけですけれども、全体的な考え方については改めて示していただくということが必要だと思っています。県も加わっている立場ですので、そういう立場で申し上げれば、示していきたいと考えています。

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 先ほどの質問に関連してですけれども。知事が先ほどご発言いただいたところで、聖火リレーについて必要な見直しを行っていく必要があるというところなのですけれども、現状の形からどういったところを見直す必要があるのか、現時点でお考えがあれば教えてください。

長野県知事 阿部守一
 私が決める話なら私の見解ということで申し上げますけれども、先ほど申したように実行委員会と組織委員会が主催をしている状況ですので、改めてそちらからしっかりアナウンスをしてもらうということが重要だと思っています。ただ県知事の立場としては今の感染状況を十分踏まえた対応を行っていただきたいと思いますし、また、私からそういう対応をするように働き掛けていかなければいけないと思っています。

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3 新型コロナウイルス感染症への対応について2

長野放送(NBS) 中村明子 氏
 先ほど営業の自粛などについては今後も検討していくということでしたが、今の時点で感染対策と社会経済活動を進めることと、知事の中では特に長野市についてですが、どんなフェーズだとお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 全県は先ほど申し上げたように、上田圏域、長野圏域が(レベル)4で、それ以外のところは(レベル)2ですので、基本的に(レベル)2の地域においては、社会経済活動と感染防止対策と両立させていくフェーズだと思っています。ただ長野市については、先ほども申し上げたように高齢者の外出をできるだけ自粛してほしいといったようなことを求めていく段階になっていますので、そういう意味では、市民の皆さまには感染がこれ以上広がらないように、できる限りの協力を頂きたいと思っています。

長野放送(NBS) 中村明子 氏
 そういう意味では影響も少しずつ出てくると思うのですが、これ以上影響が出ないようにここで食い止めたいということですか。

長野県知事 阿部守一
 このまま右肩上がりで陽性者が増加していくということになってしまいますと、行政から要請をしなくても社会経済活動は停滞してしまうと思っています。私としてはもちろん経済活動、社会活動は非常に重要性があると思っていますけれども、この局面においては、何とか市民の皆さま、県民の皆さまのご協力、そして事業者の皆さまのご理解の中で、先ほど申し上げたような要請に対応した取り組みをいただき、何とか感染拡大を食い止めていきたい。そしてできるだけ早く収束させることによって、また再び経済活動が正常な軌道に一日も早く戻るように取り組んでいきたい。そのためにも早めのアラート、そして多くの皆さまのご協力が必要だと考えています。
 ありがとうございました。

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