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更新日:2020年6月11日

知事会見(令和2年(2020年)4月28日(火曜日)10時~10時29分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

取材者からの質問

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 本日この後、県議会本会議がありますが、新型コロナウイルスの関係で県民の皆さまに2点お伝えしたいと思います。
 まず一つが「SHINSHU STAY HOME ACTION(シンシュウ・ステイ・ホーム・アクション)」という取り組みを始めていきたいと思います。ステイホームは全国で言われているますけれども、長野県は単にステイホームということだけではなくて、ステイホームをポジティブに受け止めて過ごしてもらおうということで、「STAY HOME ACTION(ステイ・ホーム・アクション)」という形で取り組んでいきたいと思っています。これは、しあわせ信州の信州ハートを使ったロゴマークです。今回の「STAY HOME ACTION(ステイ・ホーム・アクション)」に込めた思いですけれども、まず新型コロナウイルスを何とか抑え込みたいということで、県民の皆さまに「今は、家で過ごしましょう」ということを強く求めています。そして家にいる時間をぜひ有意義に過ごしていただきたいということで、一つはご自分やご家族のためにできることに積極的に取り組んでいただきたい、そしてそうした取り組みを県としても応援していきたいと思っています。またもう一つは、家にいながらも社会や多くの皆さまのためにできることやってみませんかという投げ掛け、提案です。ステイホームということに加えて「at HOME」。今だから家で挑戦できる、今だから家族と触れ合える、そうしたことを「at HOME」という形で表現しています。それから「from HOME」。家にいるけれども家からできるさまざまな取り組み、いろいろな方への応援、つながりづくり、そうしたものを進めていきたいと思っています。「at HOME」ですけれども、例えば「自分を高め、楽しく過ごすための支援」ということで、長野県は学びの県づくりということでこれまでも取り組んでいます。県立図書館の「ナレッジスクエア」サイトというものもあります。また「いっしょに学ぼう」ということで家庭学習のサポート動画の配信も行っていきます。こうしたことを通じて自ら学んでもらいたい、学びの県づくりを進めていきたいと思っています。またきょうの県議会でご審議いただきますけれども、「頑張るアーティスト応援事業サイト」、あるいは「銀座NAGANOオンラインセミナー」、こうしたものを通じてご家庭で家族一緒にいろいろなことを学んだり、楽しんだりしていただきたいという、そういう環境をつくっていきます。それから「from HOME」ということで、家にいながらも、ぜひ社会の皆さま、いろいろな方を応援してもらいたい、つながってもらいたいと思っています。先般お話申し上げた「助け合いふるさと寄付金」はおかげさまでかなり多くの寄付が今の時点でも集まっていますし、また「頑張る飲食業、グループ等応援サイト」、あるいは「飲食業・宿泊業等応援クラウドファンディング」、こうしたものも今回の予算の中で県議会にご審議をお願いしています。こうした「at HOME」や「from HOME」という合言葉でステイホームを強力に県民の皆さまと一緒になって進めていきたいと思っています。ステイホームのCMを作っていますのでご覧いただければと思います。

(テレビCM放送)

 ということで5月6日まで長野県においても緊急事態宣言発令中ですので、県民の皆さまには不要不急の外出は行わないようにしていただき、ぜひこの期間をポジティブに捉えてお過ごしいただきたい、そして新型コロナウイルスが拡大しないように県民一丸となって取り組んでいきたいと思っています。
 それからきょうのもう一つですけれども、「信州の観光はお休み中」キャンペーンについてです。信州の観光はお休み中ということで取り組みを進めていますけれども、これまでの状況を振り返りながら、さらに取り組みを充実させていきたいと思っています。「第2弾」と記載しています。4月25日、26日の2日間、県外からの往来の状況を確認してきました。新幹線を長野駅で降りられる方の乗車率は通常の1割未満と非常に少なくなっています。また高速道路も通常時に比べますと、だいぶ交通量が減ってきている状況です。ただインターによっては県外からお越しになられる方の割合が4割近くということで、もちろん不要不急ではない来訪者もいらっしゃると思いますし、県内在住で長野県ナンバーではない方もいらっしゃると思いますけれども、県境をまたいだ往来の自粛を全国的に呼び掛けている状況ですけれども、まだ自動車の移動は一定程度ある状況が続いています。また観光地、あるいは道の駅の利用者は大幅に減っているという状況ですけれども、例えば県境付近の南信州の道の駅等では県外からの車が目立っているという状況も報告されています。また県外から来られている方が登山をされているという状況も確認されているところでありまして、こうした取り組みをさらに強化していかなければいけないと考えています。この2日間の振り返りを踏まえて、特に県外からいらっしゃる方、マイカーでいらっしゃる方への「県外マイカー対策」と登山をされる方への「入山抑制対策」、この二つについてさらに強化していきたいと思っています。
 まずマイカー利用者への対策ですけれども、特に県外からの流入が多く確認されたのが佐久、諏訪、南信州。こうした地域に特に力を入れて対策を進めていきたいと思っています。県境対策としては「道路パトロール及び広報車による巡回」活動を強化していきたいと思っています。また「県内SA・PAの館内放送で呼びかけ」、そして『「Stay Home」チラシ・ポスターを掲示』といったことを行っていきますし、また77市町村長から観光自粛のメッセージを今集めているところです。また市町村にもご理解、ご協力いただいて「防災行政無線を使った外出自粛の呼びかけ」をさらに徹底していきたいと思っています。今広報チームをつくってSNS、あるいはいろいろなメディアを通じて発信をしていますけれども、他の都道府県ともしっかり連携して、今は観光で長野県にお越しにならないでくださいということをしっかりお伝えしていきたいと思っています。ただ一方で県外ナンバーの車への差別、あるいは偏見、こうしたものがあってはいけないと思っています。不要不急の往来自粛は強く求めていますけれども、中には不要不急ではない緊急の用事があってお越しになられる方もいらっしゃいます。また先ほど申し上げたように、県外ナンバーだけれども長野県にお住まいになられているという方もいらっしゃいます。ぜひこうした方に対する差別的な言動が無いように県からもしっかりお願いしていきたいと思っています。
 それからもう1点、「登山者の入込抑制」です。登山道での状況を見ますと、県内3カ所の主な登山口で入山者を確認したところ、2日間で約50人が入山、うち4割が県外からの登山者という状況です。山小屋の関係者の方とお話をすると、昨年同時期に比べると8割から9割は減少しているという状況ですが、ただご承知のとおり25日に八ヶ岳で遭難がありました。救急隊員も感染防止対策に細心の注意を払いながら救助活動をしなければいけないという状況です。また山小屋も休業している状況ですので、登山相談員等も不在です。通常に比べて救助が十分に行いにくい現状にあるということを、ぜひ多くの皆さまにはご理解いただきたいと思っています。これまでの「行けません」、「相談できません」、「泊まれません」、「すぐ救助できません」ということに加えて「更なる対策を追加」ということで、一つは登山口の駐車場の閉鎖を関係の皆さまにお願いしていきます。それからもう一つは救助が難しくなっていますということをしっかりアピールしていきたいと思っています。こうしたことを通じて、不要不急の往来をしっかりと食い止めるように長野県としても力を入れて取り組んでいきたいと考えています。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

中日新聞 我那覇圭 氏
 不要不急の外出を控えてと言っているそばから大変恐縮なのですけれども。「不要不急」という言葉に関連するのですけれども、不要不急でない帰省というのはどういうようなものが考えられるか。例えば親御さんの葬儀とかというのもあったりするとは思うのですけれど、そこについて例示というか、何かお考えがあれば伺ってもよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 厳密に不要不急の定義がこうだということを定義付けているわけではなくて、極力往来はやめてほしいということでお願いしています。今もお話があったように、例えばご親族が危篤状態でどうしても帰らなければいけないとか、ご家庭の状況によってはいろいろな出来事があると思いますので、すべて絶対に移動してはいけないということではありません。ただ感染拡大防止で全国が協力して取り組んでいるわけですので、ぜひ一人一人の県民の皆さまにご理解いただきたいと思いますし、また帰省等については何度も繰り返し申し上げていますけれども、ご家族でよくお話しいただいて、せっかく楽しく帰省してきたらご家族に感染を拡大させてしまったというようなことが起きないように、ぜひ注意していただければと思っています。

中日新聞 我那覇圭 氏
 関連で細かな話ですけれども。県の姿勢にも関わってくるところだと思うので文言を確認したいのですけれども、帰省もしくは観光に関しては「不要不急の本県への帰省や旅行を絶対にしない」ということがホームページに書いてあるのですけれど、その通りでよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 不要不急なものについては絶対行わないでもらいたいと思っています。先ほど言ったように、不要不急というところ自体は個人の価値判断がもちろん入ってくると思いますけれども、今の状況においては不要不急なものについては行わないということを強くお願いしたいと思います。

日本放送協会(NHK) 高橋圭太 氏
 「SHINSHU STAY HOME ACTION(シンシュウ・ステイ・ホーム・アクション)」のことで何点か伺いたいのですが、期間はきょうからもうスタートして5月6日までという理解でよろしいですか。

長野県知事 阿部守一
 基本的に緊急事態宣言発令中に強くこのことをお願いしたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 高橋圭太 氏
 知事としてこれまですでに外出自粛とかも県民に対して要請しているわけですけれども、これまでの県内での効果といいますか、状況をご覧になってどう評価されていますか。

長野県知事 阿部守一
 感染者の状況を毎日注視しています。まだ予断を持って見ることができない状況だと思いますけれども、ここ数日は感染者の数が比較的落ち着いている状況ではないかと思っています。ただ外出自粛とか営業の休業要請等をしているところですけれども、こうした取り組みを少し緩めるとまた感染が広がる可能性があると思っていますので、引き続き県民の皆さまにはしっかりとした感染拡大防止対策、あるいは人と人との接触機会を減らすということについては強くお願いをし続けていきたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 高橋圭太 氏
 特に大型連休というところで基本県外への外出ももちろんそうですけれど、家からもあまり出ないでという呼び掛け、こういうことを経験する大型連休は多分初めてだろうと思います。家でできることや家からできることとおっしゃっていましたけれど、知事のスケジュールがどうなのか分からないですけれど、この期間中例えば自分はこういうふうに過ごすとか、その辺の話がもしあればお聞きしたいのですが。

長野県知事 阿部守一
 私も本来であれば大型連休はまとまってお休みをもらえるとありがたいといつも思っていますけれども、今回ばかりは私自身は全くそのとおりにはいかないだろうと思います。5月6日までが緊急事態宣言発令期間になっていますので、その後の対応も考えなければいけないと思っていますし、また政府の判断もいつ出されるか、必ずしも明確になっていませんので、そうしたものを踏まえて臨機応変に常に対応できるようにしておかなければいけないと思っています。この期間中も県としてやるべき仕事がたくさんありますので、しっかり休むことを県民の皆さまにお願いしていますけれども、私を含めて多くの県職員は連休中もしっかり働いていかなければいけないと思っています。

長野朝日放送(abn) 仁科賢人 氏
 今表示されている「登山者の入込抑制」の部分で、新たに「救助の困難さを強く発信」とありますけれども、具体的にどうやって発信していくのか、先日の事例ですと、感染の疑いがあって救助される方にもその後の活動に影響が及んだという話もありますが、その辺りの難しさですとか対応も含めてお話しいただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 例えば今入山届もオンラインで出していただく形になっていますが、そうしたところでの情報発信ということも行っていきたいと思いますし、また山岳関係者の皆さまにも協力をお願いして対応していきますし、またSNS等でも発信し、山を愛する人たちにしっかり伝わるような取り組みを行っていきたいと思っています。また救助活動を行うに当たっても、今新型コロナウイルスの感染が全国的に大変な問題になっているわけですので、救助を行う際は距離を取るわけにはいかなくて、完全に密着して救助活動を行わなければいけないということになります。そうすると隊員の皆さまも例えば通常であれば多くの方たちが総出で救助に当たるというようなことを行いますけれども、こうしたときには救助活動を行う人員も制限して対応する形になります。また先ほどから申し上げているように山小屋も休業になっていますので、通常は山岳遭難防止対策協会ということで遭難時に多くの皆さまにご協力いただく中で遭難対応を行っていますけれども、そうした対応もこの期間中は必ずしも十分行う体制にはなり得ないということをしっかりお伝えしていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 インターチェンジで県外ナンバーの車が4割ということなのですが、この数字をどう見ているのか、通常時の数字があれば教えていただきたいというのと、なければこの見立ては往来自粛で減ってきての4割と見ているのか、まだ余地があると思っているのか、そこのところを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 
担当課から説明します。

観光誘客課長 大槻覚
 
通常時のデータについてはNEXCO等へ依頼しまして昨年度の状況を確認中です。先ほどの資料にもありましたけれども、NEXCOの話によると入り込みの数ですけれども、全体として約5割から6割減ってきている、また県外車についてもかなり減っているというNEXCOのコメントもありましたので、昨年度のデータを取りたいと思っています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 
4割減ってきているという見立てでよろしいですか。

観光誘客課長 大槻覚
 
全体としては5、6割に減ってきています。

長野県知事 阿部守一
 
ただデータでなくてNEXCOの人たちの感覚でだいたいそれぐらいではないかということなので、今データについてはNEXCOに協力のお願いをしているという状況です。

信濃毎日新聞 木田祐輔 氏
 
先ほどのお話の中で、県外からのマイカー対策で佐久、諏訪、南信州に特に力を入れるというようなお話があったと思うのですけれども、先週末その3地域で県外からの車が多かったからということなのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
高速道路の利用状況を見ていますけれども、インターチェンジごとに県内県外比率を見ていますけれども、佐久インター、諏訪インター、それから飯田、多いところで佐久は4割近く、飯田と諏訪は3割近くが県外と割合が高いということで、どうしても県外からお越しになる方たちは、特に飯田は中京圏が多いと思いますが、佐久、諏訪は関東側の入り込みが多いと思いますので、長野県としてはこの辺を中心に対策を講じていくことが重要だと思っています。

信濃毎日新聞 木田祐輔 氏
 
入山規制の方で登山口の駐車場の閉鎖を管理者にお願いするということですけれども、山小屋があるような山だけではなくて、普通の里山もそういった対応をしていくというお考えでよろしいのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
里山は基本的にはわれわれも普段行っていますが、担当課から説明します。

山岳高原観光課長 田中達也
 
どういうところに駐車場の閉鎖の呼び掛けを要請していくかということですが、今把握している中でまず駐車場の管理形態ですけれども、市町村であったり振興公社、あるいは山小屋とさまざまです。その中でも特に自動車で登山口の入り口の近くまで入り込める主な駐車場の箇所というのを20カ所ほど把握しているところでして、例えばこの間遭難事故のありました八ヶ岳でいけば美濃戸口ですとか、あるいは北アルプスの北部でいけば猿倉、八方といったところなど主な20カ所について、こちらで昨日から個別にお願いをするとともに、お話する中で県からの要請文といいますか、そういうものがあると一緒になってそういう取り組みをしていきたいというお話もありましたので、候補を絞った中で県からのお願いをしていきたいと考えています。主に里山というよりは山岳に登っていくところの登山口近くの駐車場ということを想定しています。

中日新聞 我那覇圭 氏
 
今のお話に関連して、佐久もしくは飯田というのは多分県境に近いところだということが一つあるのかと思うのですけれども、知事としては何でここが県外ナンバーが依然高いと言っていいのか、まだ県外ナンバーの流入が続いているとご覧になっているのかお聞かせください。それと併せて隣県でいえば愛知とか東京方面の都県と何か一緒にアクションしていく考えというのはあるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
これだけ全国そろって外出自粛と県境をまたいだ往来自粛のお願いをさせてもらっていますけれども、まだわれわれのお願いが必ずしも伝えきれていない部分もあるのかということと、そういった状況は知っているけれど例えば車で出掛けて人と接触する機会もないからいいのではないかとお考えになられている方も中にはいらっしゃるのでないかと思います。ただどうしても出掛けるといろいろなところへ立ち寄る形にならざるを得ないと、例えば喉が渇いたらコンビニに寄るとか、そういうことでどうしても人と全く接触しないということは、特に県境をまたいで外出するとなかなか難しい状況だと思いますので、そういう意味でぜひこの機会だけは何とか県境をまたいでの往来は行わないでもらいたいということは強くお願いしていきたいと思っています。それからまた、これから知事会としても国に対して一丸となって要望していくことをまとめていくことになると思いますし、先ほど申し上げたように、きょうも他の県知事とも連携して往来自粛の呼び掛けはしっかり行っていきたいと思っています。またそのことについては夕方から夜の会見になってしまうと思いますけれども、そのときにお伝えしていきたいと思います。
 ありがとうございました。

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