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更新日:2021年3月11日

知事会見(令和2年(2020年)11月10日(火曜日)11時02分~12時03分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について
  2. 北海道(札幌市保健所)への保健師派遣について
  3. 沖縄県との連携について
  4. 砥石真衣選手(ライフル射撃競技)への「スポーツ栄誉賞」贈呈について
  5. 「グリーンボンドがつなぐ 長野県×投資家2050ゼロカーボン座談会」の開催について
  6. 「トヨタ センチュリー」の売却について

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取材者からの質問

  1. 新型コロナウイルス感染症への対応について1
  2. 沖縄県との連携について
  3. 「トヨタ センチュリー」の売却について1
  4. 新型コロナウイルス感染症への対応について2
  5. ゼロカーボン社会の実現について
  6. 新型コロナウイルス感染症への対応について3
  7. 株価上昇と11月補正予算について
  8. 「トヨタ センチュリー」の売却について2

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本文

阿部知事からの説明

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について

長野県知事 阿部守一
 ここ(演台)はアクリル板を設置してもらいましたし、手話通訳の方との間にもアクリル板を設置してもらいましたので、聴覚に障がいをお持ちの方は口元の動きが分からないと読み取りづらいということもありますので、本日からマスクを取って会見をしたいと思います。私からは大きく6点、お話をしたいと思います。
 新型コロナ対策ですけれども、インフルエンザの流行期に向けての診療・検査体制についてお話ししたいと思います。県民の皆さまにメディアの皆さまからもお伝えをいただければと思いますけれども、11月17日以降、新型コロナに感染したのではないかと疑われる方、感じている方の相談、受診の体制の流れを変えていこうと思っています。これまでは保健所に設置しています有症状者相談窓口に、まずは電話でご相談くださいということをお願いしていますけれども、11月17日以降は、「まずは、電話でかかりつけ医など身近な医療機関に相談を」ということで、医療機関に直接電話でご相談をいただきたいという形に変更していきたいと思っています。その上で、医療機関の指示を受けていただきたいと思っています。ただ、かかりつけ医がいらっしゃらない方、あるいは土日祝日・夜間等で医療機関に連絡がつかない、あるいはどこに相談していいかよく分からないという方は、「受診・相談センター」、各保健所に設置をしていますけれども、そちらに電話でご相談をいただきたいということで、これまでは原則が保健所の有症状者相談窓口でしたけれども、17日以降は、原則、身近な医療機関ということで、原則と例外を逆転したいと思っています。今後、多くの発熱症状の方が出ていらっしゃったときには、こうした形で、医療機関で対応いただけることは対応いただくということが対処が円滑に進むだろうと、あるいは多くの疑い例の方がいらっしゃったときには、的確、円滑に対応できるだろうということで、原則と例外を転換していこうというものです。ぜひ医療機関にご連絡をいただき、その指示に従っていただきたいと思っています。保健所にご連絡いただいた場合には、保健所で適切な医療機関をご紹介させていただくという形になります。
 発熱等の症状がある方は、まず身近な医療機関にご連絡をいただきたいということです。その上で、相談していただいた医療機関でご自分の病院、あるいは診療所で診療、検査ができる場合は、そのままそこにお越しをいただいて診療、検査という形になると思います。ご自分のところでは診療、検査を行わないという場合でも、他の新型コロナウイルスの診療、検査を行っていただける医療機関をご紹介いただけるという形にしています。先ほど申し上げたように、相談先がよく分からない、土日祝日・夜間の場合、あるいはかかりつけ医がいないという方は「受診・相談センター」にご連絡をいただきたいと思っています。
 これに関連して、これまで医師会にもご協力を頂く中で、診療・検査医療機関、自分のところで新型コロナウイルスの診療、あるいは検査を行っていただくことができる医療機関、これまで県として491の医療機関を指定しています。その結果、おかげさまで1日当たり約4100件の検査を行えるところまで体制の充実を図ることができました。関係の医療関係者の皆さまには改めて感謝申し上げたいと思っています。ただこの場でもお話ししていますように、インフルエンザと新型コロナが同時に流行する場面を想定すると1日約9000件の検査が必要になってくるということで、検査体制については引き続き強化をしていかなければいけないと考えています。引き続き医師会と連携して取り組んでいきますけれども、まずはより多くの医療機関に診療・検査医療機関になっていただけるように働き掛けていきたいと思っています。すでに指定をしている医療機関でも検査件数を増やすことができないかということでお願いしたいと思っています。また、診療・検査医療機関の指定は受けないけれども、かかりつけ患者については、発熱時等、診療を対応するというような医療機関もありますので、そうしたもろもろの対応を含めてさらに診療・検査体制が強化できるように取り組んでいきたいと考えています。
 幸い、現時点では、インフルエンザの発生は例年に比べるとまだ広がりを見せていないという状況です。11月1日までのデータですけれども、本県の季節性インフルエンザの発生状況は1件ということで、昨年の同時期で134件ということですので、例年のようなインフルエンザの発生状況に至っていないと思っています。全国ベースで見ても、今年の11月1日までで124件の季節性インフルエンザの発生状況ということですので、昨年のほぼ同時期で4万件以上ということになっていまして、まだ季節性インフルエンザの発生状況は少なく抑えられているという状況です。
 診療・検査体制もさらに充実、強化を図るべく、医師会の皆さま、医療関係者の皆さまと取り組んでいきます。県民の皆さまには、インフルエンザの流行を防いでもらうように、新型コロナウイルスの基本的な対策と同じですけれども、手洗い等の徹底をお願いしたいと思います。またインフルエンザの予防接種については、ぜひ前向きにご検討いただきたいと思っています。新型コロナウイルス、それからインフルエンザの流行期に備えた体制については以上です。

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2 北海道(札幌市保健所)への保健師派遣について

長野県知事 阿部守一
 
これも新型コロナの関係です。昨日プレスリリースをしていますが、北海道に長野県から保健師2名を派遣しました。厚生労働省を通じて派遣要請があったことを踏まえて県として対応したものです。派遣先は札幌市保健所で、派遣期間は昨日、11月9日から11月15日までの7日間ということで当面対応をしていきます。派遣人数は2名ということで、主として新型コロナ感染症の積極的疫学調査等に従事をする予定と伺っています。なお、派遣終了後は一定期間、健康観察を行うとともに、PCR検査を実施するなど職員の健康、そして所属への感染拡大防止に万全を期していきたいと考えています。

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3 沖縄県との連携について

長野県知事 阿部守一
 
3点目ですが、沖縄との連携についてです。10月29日から11月1日まで沖縄県で「ツーリズムEXPOジャパン」が開催されました。それに合わせて沖縄を訪問して長野県のPRを行い、旅行会社、あるいは航空会社等を訪問しました。「ツーリズムEXPOジャパン」においては、4日間で延べ2万4000人余の来場があったということですけれども、本県として山のリゾート、あるいはアウトドア、こうした魅力を積極的に発信しました。それから玉城知事とも意見交換をし、私からは観光面での連携強化、あるいは子どもたちの交流の促進、あるいは物産面での連携、あるいは信州まつもと空港を利用した航空便、まずはチャーター便からの就航といったことについて、ぜひ一緒に取り組んでいきたいというお話をしたところです。また旅行会社、航空会社、報道機関も訪問し、長野県と沖縄県とで今後さらに交流、連携を深めていきたいと考えていますので、沖縄県民の皆さまにこうした取り組みが伝わるようにご協力いただきたいということ、それから長野県を目的地とした旅行商品の造成であったり、あるいはチャーター便の就航の検討であったり、こうしたことをお願いしたところです。また、摩文仁の丘に建っています「信濃の塔」において、長野県関係戦没者の追悼を行ったところです。沖縄県との交流については、今回も民間の皆さま、あるいは県議会の皆さまと一緒に訪問していますので、官民協力して、オール信州、オール長野県で、いろいろな分野での交流を深めていきたいと考えています。

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4 砥石真衣選手(ライフル射撃競技)への「スポーツ栄誉賞」贈呈について

長野県知事 阿部守一
 
国民体育大会でのライフル射撃競技で5連覇を達成された砥石真衣選手にスポーツ栄誉賞を贈呈することとしましたのでお伝えしたいと思います。プレスリリースをお配りしていると思いますけれども、昨年10月に茨城県で開催された第74回国民体育大会の「50mライフル女子3姿勢120発競技」で見事に優勝され、2015年大会から5連覇という快挙を達成された砥石真衣選手にスポーツ栄誉賞を贈呈することにしました。昨年度の国体終了後に贈呈式を行いたいと思っていましたけれども、東京オリンピックの予選会に向けた準備、あるいはその後の新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響もあり、この時期の贈呈式となります。11月12日11時半から県庁の特別応接室で行いたいと考えています。砥石選手のさらなる活躍を期待して、激励の意味も込めてスポーツ栄誉賞をお渡ししたいと考えています。

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5 「グリーンボンドがつなぐ 長野県×投資家2050ゼロカーボン座談会」の開催について

長野県知事 阿部守一
 
それから5点目ですが、長野県のESG投資(環境、社会、企業統治に配慮している企業を重視、選別して行う投資)に関連して、座談会を開催するお知らせです。ESG投資については、「2050ゼロカーボン」を目指す本県としても積極的に取り組んでいきたいと考えています。県として、ESG投資としては3例目となりますが、神奈川県が発行するグリーンボンド(環境改善効果のある事業に使途を限定した県債)の購入を今月行いました。また10月16日には、本県初となるグリーンボンドを50億円発行したところです。今回のグリーンボンドに投資いただいた皆さまと、13日に意見交換を行いたいと思っています。資金面を通じてゼロカーボン社会をつくっていく、そういう動きを広げていく契機にしていきたいと考えています。また県としても、さらなるESG投資を呼び込んでいくきっかけにしていきたいと考えています。

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6 「トヨタ センチュリー」の売却について

長野県知事 阿部守一
 
最後6点目ですが、知事部局で保有しているセンチュリーの売却についてです。知事部局において、現在、公用車としてセンチュリーを1台保有しています。これについては、平成12年1月、かなり昔になりますけれども、当時の知事車として購入しましたが、現在は部局長共用車の1台という形で使用しています。私が乗っている車もそうですが、これからは実用性、機能性ということが重要ですし、現時点においてもセンチュリーの使用頻度は低いという状況にありますので、このたび売却をしたいと考えています。今年の12月に車検を迎えるということもありますので、この機会にインターネットオークションを利用して一般競争入札で売却をしていきたいと考えています。できるだけ高い価格で売れることを期待しているところです。私からは以上です。

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取材者からの質問

 1 新型コロナウイルス感染症への対応について1

テレビ信州(TSB) 佐々木渉 氏
 新型コロナウイルスに関してですが、県内でも再び感染が拡大していまして、今月に入って41人の感染が確認されています。増えていることについての知事の受け止めを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 県内においてもクラスターが発生しているという状況ですし、全国の状況を見ても再び感染者が増えているという状況だと思っています。昨日の政府の分科会の中でも、最近の感染状況を踏まえて、より一層の対策強化が必要だという方向性の提言が出されていますので、県としても県内、あるいは県外の状況をしっかり注視しながら、適切な対策を取っていきたいと考えています。県内の状況分析については、あしたの夕刻に専門家懇談会を開催する予定ですので、その場においても現状分析を行っていただきたいと思いますし、行政としても全国的な感染拡大の兆しが出てきているということも含めて、改めて関係部局の対応の方向性というものを確認して、対策を強化すべきところ、充実すべきところは何なのかということを見極めながら対応していきたいと考えています。

テレビ信州(TSB) 佐々木渉 氏
 今のお話の中で、適切な対策を取っていきたいということですが、県民に改めて呼び掛けたいことはどういったことになりますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 インフルエンザとの同時流行にならないように、手洗いの徹底、あるいはマスクの着用、人と人との距離を取ってもらう、こういう基本的なことについては、ぜひ引き続き対応していっていただきたいと思います。また、政府の分科会からもこういうところが感染リスクが高いという情報が出されています。県でも、もう一回そしゃくして県民の皆さまに分かりやすく、こうした行動がリスクを高めるということについてお伝えをしていけるように考えていきたいと思っています。基本的には「三つの密」を避けるとか、あるいは新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインに沿った対策であったり、あるいは「新型コロナ対策推進宣言」を行っていただいている店舗を利用するなど、こうしたことについては引き続きしっかり対応していただきたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 ここ最近、権堂町のスナックをはじめ、感染の確認が相次いでいる状況かと思うのですが、知事として、ここに来て感染が広がっている原因だったり、理由だったりというものはどういうふうに見ていらっしゃるか、お尋ねしてもよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 一律にこれが原因ということで申し上げにくいところもありますけれども。ただ県内の感染者の確認状況を見ますと、一つは県外に行かれた方から感染がご家族等、同居の方に広がるということがありますので、これまでも注意喚起していますけれども、県外の特に感染者数が多く報告されている地域に行かれるときは、行動については慎重に考えていただきたいと思います。また県内で行動されるときも、先ほどから申し上げているような基本的な対応というものは、気を緩めることなく対応を行っていただきたいと思っています。県からも、分かりやすい情報の伝達の仕方を考えて、工夫してお伝えをしていきたいと思います。目に見えないウイルスが相手ですので100パーセント安全という対応はなかなか難しいわけですけれども、お一人お一人の心掛け次第で社会全体としてはかなり対応が可能になると思います。もちろんご自分の健康、命を守るということが最優先ですけれども、社会全体の安全安心を守っていくという観点で個々の県民の皆さま、あるいは事業者の皆さまにも新型コロナへの対応、備え、こうしたものについては引き続きお願いをしていきたいと思っています。

日本放送協会(NHK) 牧野慎太郎 氏
 もう1点ですが、今後気温が下がってくると感染が拡大するかもしれないということも言われています。県内は今後、冬にかけてウインターシーズン、観光も本格化するかと思うのですが、感染を抑えるということと、観光を振興していくという辺り、知事としてどうバランスを取っていきたいのかということをお伺いしてもよろしいでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 例えば、だんだん寒くなってくるので換気がしづらい環境になってくるというところは、県としても意識をして、これからの時期であったり、これからの季節において、県民の皆さまにお伝えしていく内容なり方法なりを改めて専門家の皆さまのご意見も伺って検討していきたいと思っています。その上で基本的な感染防止対策をしっかり行えば一定程度リスクは下がると考えていますので、そういう意味で観光で行かれる方、あるいは観光でお越しになられる方、そうした方にも「新たな旅のすゝめ」をはじめとして、感染防止に気を付けていただきながら観光を楽しんでいただくことができるように、引き続き観光関係の皆さまとも一緒に働き掛けをしていきたいと思います。予算でも個々の観光地であったり、あるいはスキー場の感染防止対策を県としても支援する形にしていますので、そうした支援策を有効に活用していただいて、それぞれの地域で対応を進めていっていただきたいと考えています。

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2 沖縄県との連携について

市民タイムス 田子元気 氏
 沖縄県との連携のことでお尋ねします。信州まつもと空港を利用したチャーター便の就航の件で、先ほど知事から説明がありました。玉城知事との話の中で、具体的にどのような就航が望ましいか、本島であるだとか、離島であるだとか、そういった話は出たのでしょうか。その点、お聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 そこまで具体的な話には至っていないのですが、われわれからご提案したことについては、玉城知事も問題意識は共有をいただけたものと思っています。県としては小岩副知事を窓口にして、先方の謝花副知事とこれまでもいろいろ相談していますので、玉城知事と私が懇談した方向性を踏まえて、具体化に向けた検討を沖縄県と一緒に進めていきたいと考えています。

市民タイムス 田子元気 氏
 今回の沖縄でのトップセールスで、知事が手応えを感じられた一番の成果というものはどの辺りでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 長野県から沖縄を見たときも、長野県にはない資源や価値をたくさん持たれている県だと考えていますけれども、沖縄県から見たときも同じような受け止めをしていただけていると思っています。気候風土が大変違っているという、相互に補完関係にあるということと、その反面、例えば環境に優しい取り組みを進めていこうといった点であったり、あるいは沖縄県も長野県も、産業に占める観光のウエイトが高いといった共通点もありますので、そういうところの共通認識ができたということは、これからいろいろな取り組みを進めていくに当たっての基盤ができたのではないかと考えています。

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3 「トヨタ センチュリー」の売却について1

市民タイムス 田子元気 氏
 もう1点お尋ねしたいのですが、センチュリーの売却の件です。先ほど知事の説明では、12月に車検を迎えるということで、そのタイミングというお話だったのですけれども、兵庫県知事のリースの問題で、高過ぎるのではないかということで批判がありまして、そういったことを受けてということもあるのかどうか確認させてください。あと、兵庫県知事は「乗ってみれば分かる」とセンチュリーの必要性をおっしゃられていまして、知事はその辺、乗ってみたらお分かりになるのか、それも含めてお願いします。

長野県知事 阿部守一
 他県の状況については、私が口出しをする立場ではないと思いますけれども。行政は最小の経費で最大の効果を上げていかなければいけないということが基本だと思いますし、そうしたことと併せて、県民の皆さまのご理解、ご協力を得ながら県政を進めていくということが重要だと思っています。長野県がセンチュリーを保有しているということが報道されて、何人かからは、県民ホットラインにそうした高級車を保有している必要があるのかといったご意見も頂いているのも事実です。改めて私として考えたときに、機能重視で考えていくことが重要だと思いますし、先ほど申し上げた行政の基本的なスタンスもありますので、であればセンチュリーの使用頻度は極めて低いという状況ですので、売却をしていくことが適切だと判断をしました。

市民タイムス 田子元気 氏
 兵庫県知事の問題というものが今回の引き金になったということでよろしいのですか。

長野県知事 阿部守一
 間接的には、その議論を踏まえて報道がなされて、それから県民の皆さまの声も出ているということもあります。ただ、今申し上げたように、この車は購入から20年も経過しているということであったり、あるいは折しもちょうど車検を迎えるという時期でもあったり、そうしたことを総合的に勘案した上で売却という判断をしました。

市民タイムス 田子元気 氏
 わかりました。批判があったということは、兵庫県知事の問題で公になってから、その批判があったということですか。

長野県知事 阿部守一
 その報道がされたときに、長野県も保有していますよねという話が一部報道されたので、それに対しての反応があったという部分はあります。ただそれだけで単に売却する、しないを判断するのではなく、今申し上げたように使用年数であったり、使用頻度であったり、そうしたことを勘案した上で判断したところです。

市民タイムス 田子元気 氏
 県民からの批判はどのぐらい、何人ぐらいからあったのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 そんなに多くはないです。担当課から補足します。

財産活用課長 中村嘉光 
 県民ホットラインで3件ほど来ているかと思います。

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4 新型コロナウイルス感染症への対応について2

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 冬の観光について先ほど質問がありましたが、年末年始、帰省のシーズンです。お盆も帰省は諦めたというか、控えた方が多くいらっしゃって、もう1年近く会っていないというご家族同士、多いと思いますが、この冬はどういうふうに対応していったらいいと思うか、冬は家族でこたつを囲んだりするので対面にもなりやすいですし、一層注意が必要な面もあると思いますが、いかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 この冬場、特に年末年始は例年だと人の移動が盛んになる季節ですので、そこへ向けての対応の在り方とか、メッセージの出し方については、極めて重要だと思っています。私の独断で決めるというよりは、また専門家懇談会の中でもご意見を伺いたいと思っていますし、恐らく政府もいろいろな考え方を示してくると思います。その上で、長野県としては基本的対処方針を定めて、県民の皆さまにいろいろな対応をお願いしてきていますので、今回、年末年始に向けてどう対応するかということは検討を始めていますけれども、専門家のご意見も頂いた上で方向付けをして、そして県民の皆さまにお願い、お伝えをしていきたいと考えています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 現在のところ年末年始の帰省に対しては、どのようなリスクがある、あるいはどういう点でリスクは減らすことができるというお考えを持っていらっしゃるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 全国的な感染状況が今後どうなっていくかということは、重要な要素だと思います。昨日開かれた分科会の中でも、最近の感染状況に対して求められる対策が幾つか示されてきています。適切な感染防止策が講じられないと感染の増加要因が強まってくるということで、行政が取り組むべき対策と、それから国民、県民の皆さまにお願いしていくべきものと両面あると思いますので、そうした点について県としても整理をしていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 今のところ、夏のように帰省を控えてくださいとか、そういうふうに協力を求めるということは考えていますか。

長野県知事 阿部守一
 そこは県内外の状況を見た上で判断していくという形になろうかと思います。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 あともう1点ですが。冒頭にお話がありました、新型コロナウイルスに加えたインフルエンザの流行期に向けた対応の中で、1日当たりにできる検査、約4100件とおっしゃったかと思います。目標の半分弱ということになっていますけれども、これについては目指したところには大幅に届いていないという状況ですが、これは不安があると見ていらっしゃるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 先ほども申し上げたように、想定最大検査需要は約9000件ということで申し上げてきていますが、これは新型コロナウイルスと、いわゆる季節性のインフルエンザが同時に流行した場合ということです。そうした状況になったときのために、県としてはできるだけ安全側で対策を講じていくということが必要ですし、そのための対応を講じるために目標9000件と申し上げてきています。ただ現時点においても1日当たり4100件ということで、これまで1日当たり約1000件レベルであったことから比べますと、現時点でも飛躍的に検査件数は増えています。まだ1日当たり1000件も検査したことはない状況ですので、現時点のような感染状況であればかなり余裕がある状況だと思います。例えば9000件という試算の内訳のかなりの場合が新型コロナウイルス感染症の検査需要というよりは、むしろインフルエンザの流行期で最も多かったときを想定すると、インフルエンザの発熱患者が約7700件ということをベースに約9000件という数字を出していますので、先ほど申し上げたように、インフルエンザの流行を抑えるための取り組みということも、ぜひ県民の皆さまと一緒に進めていきたい。その反面、医師会の皆さまにはさらに検査体制の充実をお願いしていきたいと思っています。ですから、想定する状況に向けてはまだ足りていないという状況ではありますが、しかしながら、それが現時点の状況に対して非常に不安があるという状況かというと必ずしもそういうことではなくて、かなり現時点での対応は十分対応できる体制になっていると。ただ、最悪の場合に備えてさらに検査体制の強化を図っていくと、そういう認識です。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 さらに検査体制の充実と強化を図るということですが、9000件を目指してということだと思うのですけれども、いつまでにという目標はありますか。

長野県知事 阿部守一
 例えば診療・検査医療機関にまだなっていない医療機関の皆さまには、なっていただくことが可能かどうか、お願いして検討いただくことになりますし、また、すでになっているところでも、1日当たりの検査件数をもう少し増やすことができないかということも働き掛けていきます。検査方法も鼻咽頭の検査だけでなく、鼻腔の検査とか、いろいろな検査方法もありますので、そうしたことも勘案していただいた上で、改めて検討いただくという形になりますので、今の時点でいつまでということは決めていませんけれども、圏域ごとに保健所を中心に医療機関にお願いをして、できるだけ早く検査体制を充実できるように取り組んでいきたいと思います。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 実際9月からだと思うのですが、9月に厚生労働省から通知が来て、それからこうした医療体制の転換というものを図ってきたと思います。どうでしょう、これだけの割と短期間と言えば短期間の中でここまで体制を構築してきたと、どちらかというと胸を張るという感じなのか、いや、もっと9000件、例えば達成できると思っていたけれどなという、想定よりうまくいかなかったなという手応えなのか、そこはどんなふうに現在、感じていらっしゃるでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 診療・検査医療機関に491の医療機関を指定していますけれども、私はかなり前向きにご協力を頂いていると考えています。また先ほど申し上げたように、診療・検査医療機関には指定は受けないけれども、いつも診ている患者さまについては診察しますということでおっしゃっていただいている医療機関もありますので、新型コロナウイルスへの対応について、医療機関の皆さまには積極的にご対応いただけているものと考えています。ただ最悪のケースを想定したときの備えとしては、まだ引き続き努力をしていく必要があると思いますので、ここで申し上げているような状況認識を医療機関の皆さま、あるいは県民の皆さまと共有して、先ほど申し上げた医療機関のご努力、ご協力も必要ですし、もう一方でインフルエンザを広げないという県民の皆さまのご努力も実は検査体制に影響してくる部分で、そこまで検査体制を増やさなくても済む可能性もありますので、ぜひ多くの皆さまにご理解いただいた上で、一緒になって取り組みを進めていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 立松敏也 氏
 要するにその491の医療機関が指定に前向きに検討してきたということもあるのだけれども、1医療機関当たりの検査がどれくらいできるかというところで、各医療機関でだいぶ慎重に判断なさったのかなというような感触でしょうか。

長野県知事 阿部守一
 私があまり今の段階で決めつけられませんけれども、どういう状況になるかによって医療機関の皆さまの対応の仕方というものも変わっていくところもあると思います。県としては検査件数、最悪期の場合を想定しての9000件ですので、そうした場合にどこまでご協力いただけそうかということについては改めて把握をしていきたいと思っています。

読売新聞 松本将統 氏
 先ほどの年末年始の帰省と関連しまして、政府が年末年始の休暇の延長とか分散の取得を求めていますけれども、知事から県民や事業者に積極的に分散取得を求めていく考えというものは今の段階でありますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 その話も先ほどの話と一緒に、県としての基本的対処方針をまとめる中で考えていきたいと思います。政府の方で、できるだけ休みを分散するようにということについては、県としても受け止めて対応を考えていくということが必要だと思っています。その上で、例えば県組織をどうするかとか、あるいは県内のさまざまな企業とか団体の皆さまに県としてどういうお願いをするかということについては、改めてしっかり整理をしていきたいと思います。

読売新聞 松本将統 氏
 今現在で年末年始の開庁期間とか、特に変更とかというものは考えてはいないということですか。

長野県知事 阿部守一
 全体をセットで方針を決めていきたいと思っていますので、まだ県としての年末年始の対応をこうだということで決めているわけではありません。

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5 ゼロカーボン社会の実現について

信越放送(SBC) 湯本和寛 氏
 政府が2050年を目標に二酸化炭素ゼロを目指すということで、長野県としてのスタンス、どんな役割ができるか、果たしていきたいか。また、原子力発電等も増やすというような方向性もあるようですけれども、それについて知事のお考えを伺えればと思います。

長野県知事 阿部守一
 ゼロカーボン社会の実現は、長野県としても昨年12月の段階で「気候非常事態宣言」と併せて「2050ゼロカーボン」を目指すということを宣言しましたので、政府としてそうした方向性を打ち出していただいたということは、県が取り組みを進める上でも、そして日本が世界の国と連帯して気候変動に立ち向かっていく上でも、大変重要だと思っています。そういう中で、政府がやれることと、地方政府、われわれがやれること、少し違っているところもあります。まちづくりの在り方を考えたり、あるいは地域の資源を生かして自然エネルギーをどう広げていくかという大きな方向性を政府は出せても、具体的な施策に落とし込んでいくのは、都道府県だったり市町村、あるいは地域の事業者の皆さまの取り組みによるところが大きいと思います。環境エネルギー戦略の改定も行っていますので、そうした検討の中で県としてやれることをしっかり打ち出して、来年度予算でできることについてはしっかり打ち出ししていきたいと思っています。
 原子力発電については、原発の事故もあり、できるだけ原発依存を下げていくということが多くの皆さまの共通の方向性だと思っています。それぞれの原発の置かれている状況とか、地域の受け止めとか、さまざまありますので、一律にこうあるべきだということは申し上げられませんけれども。これから自然エネルギー、特に再生可能エネルギー、化石燃料等に依存しないエネルギーをしっかり拡大していくということを、県としてもしっかり進めていかなければいけないと思いますし、世界の国々とも一緒になって進めていきたいと思っています。

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6 新型コロナウイルス感染症への対応について3

信越放送(SBC) 湯本和寛 氏
 それからコロナの関連ですけれども。検査は増やしていくということですけれども、収容する側の施設ですね。宿泊施設等の利用も一時期ありましたけれども、北海道のように増えていくと、県内でまた足りなくなる懸念とかもあると思うのですが、その辺の今後の方針を改めて伺えればと思います。

長野県知事 阿部守一
 宿泊療養についても、軽症の方とか無症状の方がかなり大勢いらっしゃることが今回の新型コロナウイルスの特徴ですので、医療機関への負荷をあまり高めないという意味からも積極的に活用していくことが必要だと思っています。県内、幾つかの施設の活用について、これまでも準備をしてきているところですので、感染状況に応じて、そうした宿泊療養施設を拡充していく、開設していく、そうしたことも視野に入れて対応に万全を期していきたいと思っています。

信越放送(SBC) 湯本和寛 氏
 あと1点。きのう12人というコロナの感染者の発表がありました。現状レクの形での発表で、きのうもある程度は濃厚接触者が特定されているという理由でレクということだったのですけれども。県民に対して会見で伝えていくということも大事かなと思うのですが、その辺り知事としての見解を伺えればと思います。

長野県知事 阿部守一
 会見の在り方については、メディアの皆さまからもいろいろなご意見を頂いてきています。感染者の発生数が多いときは、例えば濃厚接触者の感染者が多いので、数だけではなくて、状況を見ればそんなにいきなり急拡大をする状況ではないとか、そうしたメッセージを県からも適切に出していくことも必要な場面もあると思います。そこはメディアの皆さまとわれわれとで、事務的によく相談をしたいと思っています。

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7 株価上昇と11月補正予算について

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 話は変わりまして、最近株価上昇が続いていまして、きょうも日経平均株価が一時2万5000円を超えました。新型コロナで与えた県内経済はだいぶ冷え込んでいて、実体経済との景況感というものが大きく懸け離れているのが現状だと思うのですけれども、最近の株価上昇について知事の率直な受け止めをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 株価上昇の要因は、ワクチン開発が進んでいるからということなのですかね。私もよく理解していないところもありますけれども。株価は実体経済をリアルで映すというよりは、先行指標的なところもありますので、そういう意味で、明るい兆しが見えてくれば、そうしたものに敏感に反応していく部分もあるだろうと思います。われわれは株価を見ながら仕事をしているわけでは必ずしもありませんが、もちろん全体的な経済が活性化して、株価も継続的に上昇していくということが望ましいと思います。県としては足元の状況をしっかり見つめて、必要な経済対策、あるいは雇用対策、こうしたものについてはこれからも継続的に対応を考えていきたいと考えています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 株価上昇の要因の話がありましたけれども、新型コロナ対策などで冷え込んだ経済に対して、世界的に公的資金を注入しようとする動きがあると思いまして、そこに期待感を寄せていらっしゃる投資家の皆さま、そういった動きがあると思います。一方で、行政側とすると財政規律の緩みにも気を付けないといけないという点もありまして、そうした中で、あさって11月補正予算の知事査定が始まりますが、知事としてどんな性格の予算にしていきたいか、お考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 先ほども気候変動の関係で、中央政府と地方政府の関係、立場、役割、少し違うのではないかということでお話ししましたけれども、政府においては国全体の景気動向をしっかりけん引していってもらいたいと思います。県はもちろん、政府のいろいろな対策に呼応して取り組んでいくということと併せて、地域の非常に厳しい環境に置かれている事業者とか、あるいは生活者、県民の皆さまの暮らしにしっかり目を向けて対応していくということが重要だと思っています。そういう意味で、長野県における対策を講じるべきことは何なのかということをしっかり見極めて、補正予算にも取り組んでいきたいと思います。もう一つ、これまで累次にわたってかなりいろいろな政策を長野県としても講じてきています。こうしたものが必要とされる方にしっかり本当に届いているのかということ、あるいは予算化したけれども、まだ実際にしっかり動き出せていない政策もあるので、そうしたものは早め早めに動かしていく、届けていく。こうした点も、常に何か新しいことを組み立てることだけではなくて、これまで取り組んできていることを、しっかり効果を発揮させるように取り組んでいくということも重要だと思っています。

信濃毎日新聞 熊谷直彦 氏
 既存事業も含めて、新型コロナ対策が中心となるという方向性でよろしいのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 まだ知事査定をやっていないので、今の段階でどういう形の予算になるかはコメントはできません。まとまった段階でしっかり発表していきたいと思います。

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8 「トヨタ センチュリー」の売却について2

中日新聞 我那覇圭 氏
 センチュリーの関係でお尋ねしたいのですけれども。知事は就任以来、何回ぐらい乗られて、感想を教えていただければと思います。平成12年(登録)ということで、知事公用車ですけれど、知事はその間、副知事をお務めになっていたこともあると思うので、その時代も含めて、もし乗ったことがあれば何回ぐらいで、どんな感想だったかということを教えていただけますか。

長野県知事 阿部守一
 知事車としては一度も使っていないので、そういう意味での使い方はしていませんけれども、行幸啓の際に随行するときには乗車したこともあります。それは、両陛下がお越しになられたときに、われわれもしっかり随行して対応しなければいけないというところに頭が行っていますので、乗っていてどうかという感想は正直言ってあまりないです。

中日新聞 我那覇圭 氏
 快適だとかそういう感じでもなくて、もう行幸啓に。

長野県知事 阿部守一
 あまりそういうことを感じる乗り方はしていませんので。しっかり随従をして、行った先でもしっかりご挨拶をしなければとか、そういうことをいろいろ考えながら乗車していますので、車の乗り心地がどうかということはあまり考えている状況ではなかったので。しかも回数としてはそんなに頻繁に乗っていませんので、そういうコメントは正直言ってしづらいですね。

中日新聞 我那覇圭 氏
 行幸啓以外で乗られたことはあるのですか。

長野県知事 阿部守一
 行幸啓以外は基本的にないと思います。

中日新聞 我那覇圭 氏
 ほとんどないということですか。あと、この関係に関しては、先ほども兵庫県知事のお話が出ていましたが、最高級車なので機能、あるいは品格という知事が乗られるメリットというか、選ばれる理由が指摘されている一方で、かなり高いと思われるので、無駄遣いの象徴だというところも指摘されますけれども。この辺のバランスについて、知事としてはどういうふうに受け止めていらっしゃいますでしょうか。恐らく多分、後者の税金の無駄遣いという批判は税金の使い方に対する見方がかなり厳しくなってきたのかなということを想像するのですけれど、知事としてはどういうふうにお考えになりますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 先ほど申し上げたように、他の都道府県の取り組みにコメントする立場ではないので。要するに状況が分からないので無責任な発言になってしまうので、それは差し控えたいと思います。

中日新聞 我那覇圭 氏
 兵庫県知事ということよりも、長野県も最初に何か理由があって購入し、かつ維持費を掛けて20年ぐらい持ってきたと思うので、そこら辺は長野県としてどういうふうにお考えになりますか。

長野県知事 阿部守一
 当時は知事車として購入をされたということなので、知事が乗る車としてどういうものが適切かということを検討した上で購入をしたものと思います。ただその後、田中知事も、村井知事も、私も、知事車としては使っていませんので、先ほど申し上げたように、車検の時期にもなりますし、利用している頻度も低いということから今回、売却するのが適切だということで判断しました。

中日新聞 我那覇圭 氏
 県民ホットラインは批判的な内容が多かったのでしょうか。3人ということだったのですけれども。

長野県知事 阿部守一
 財政が厳しいという中で、基本的にはそうした車両を保有している意味があるのかという、保有に対しては否定的な意見だと思います。肯定的な意見はありましたか。

財産活用課長 中村嘉光
 県民ホットラインで頂いたご意見については、センチュリーを持っているということはどうかと、批判的なご意見だったと思います。

中日新聞 我那覇圭 氏
 ちなみに、今は何に乗っていらっしゃいますか。

長野県知事 阿部守一
 アルファードですね。

中日新聞 我那覇圭 氏
 アルファードも結構いい車だと思うのですけれども、センチュリーに比べれば維持費とか、機能性とかというものはどういうふうな感じで知事は受け止めていらっしゃいますか。センチュリーと比較してというか、アルファード自体に対しては。

長野県知事 阿部守一
 価格的にはだいぶ安いと思います。小型車等に比べればもちろん高いと思いますが。先ほど申し上げたように、実用的かどうかが重要だと思います。本県の場合、県土面積も相当広いので、今年はほとんど外出していませんが、例年ですとかなりあちらこちらに行っています。例えば平成30年度の1年間ですと、私の公用車で約1万3400キロを走行していますので、そうした使用に適した車ということが必要だと思っています。
 ありがとうございました。

 

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