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更新日:2023年1月13日

令和4年(2022年)9月1日部局長会議録

時間:午後1時30分~午後1時48分

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、関副知事、小山警察本部長、内堀教育長、五十嵐危機管理監、前沢危機管理部長、清水企画振興部長、玉井総務部長、山田県民文化部長、福田健康福祉部長、猿田環境部長、林産業労働部長、渡辺観光部長、小林農政部長、吉沢林務部長、田中建設部長、鈴木会計管理者兼会計局長、須藤企業局長、松澤監査委員事務局長、宮原人事委員会事務局長、丸山労働委員会事務局長、尾島教育次長、今井教育次長、村松議会事務局長、高橋佐久地域振興局長、柳沢上田地域振興局長、宮原諏訪地域振興局長、竹村上伊那地域振興局長、丹羽南信州地域振興局長、神事木曽地域振興局長、草間松本地域振興局長、早川北アルプス地域振興局長、中坪長野地域振興局長、直江北信地域振興局長

 

(関副知事)

 それでは、ただいまから部局長会議を始めます。
 本日は、通常のメンバーに加えまして、教育次長、議会事務局長にも出席をいただいています。
 それでは、4期目のスタートに当たり、知事から御挨拶をお願いします。

 

(阿部知事)

 今日から私の県知事としての4期目の任期がスタートしました。朝は関副知事を始め、幹部職員の皆さん、県職員の皆さんに大勢出迎えていただきまして、大変ありがとうございます。

 朝も申し上げたとおり、多くの皆様の御支援をいただく中で当選することができましたが、これは私に対しての支援ということだけではなくて、県職員の皆さんが県民の皆さんのためにそれぞれの立場でしっかりと取り組んだ結果でもあるとも思っていますので、改めて職員の皆さんのこれまでのお取組、そして、県政推進への御協力に御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございます。

 私としては、初心に返って、新たな気持ちで今日から4期目をスタートさせていきますが、職員の皆さんにとっては継続しているという感じのほうが強いのではないかと思います。そういう意味で、今回、私が公約で何を言っていて、どんな考え方を県民の皆様に訴えて、再びというか、三たびここに戻ってきたかということで、公約について簡単にお話ししたいと思います。

 「スタートダッシュ・アクション2022」については、公約の中から早期に実行・実現をしていこうという施策について抜き出していますので、関係の職員の皆さんには、この実現にまずは御協力をいただきたい、一緒になって取り組んでいきたいと思います。

 公約ですけれども、今回「『信州の明るい未来を拓く121の約束』(あべ守一政策集)~確かな暮らしを守り抜く。真にゆたかな社会を創る。~」というサブタイトルをつけています。この意味については、後でまたお話しします。

 「一 基本姿勢~『県民起点の県政』」と打ち出しています。当たり前と言えば、当たり前の話ではありますけれども、どうしても県行政の場合は、国からあれやれ、これやれということがあまりにも多過ぎる。計画の策定ももっと減らしてくれということを知事会を通じても言っていますけれども、なかなか変わらない。職員も忙しいので、原点に立ち返って考える暇もなく、これやれ、あれやれということに振り回されがちですけれども、我々は県民の皆さんから税金でお給料を頂いて、県民の皆さんのために働くというのが基本的な役割ですから、そういう意味では、常に県民のために、県民の思いを実現するということをしっかり念頭に置いて県政を進めてほしい。私もその思いでしっかり取り組んでいきたいと思います。

 その後、いくつか書いていますけれども、今回、重要なキーワードは「対話と共創」ということで、昨日も県民協働課の皆さんと一緒に共創プロジェクトをやっているアドバイザーとか、若い職員の皆さんとお話しさせてもらいましたが、これから県独自で実行・実現できるものというのは、かなり少ないというか、ほとんどない。むしろいろいろな人の力を借りて一緒に実行していかなければ、立ち行かないものばかりになってきているのではないかと思います。

 そういう意味では、行政組織、県行政の中の壁も極力取っ払っていきたいと思いますし、県民の皆さんとの壁もなくして、一緒になって長野県をよくするという観点で、力を合わせて取り組む、そういう関係性を是非つくっていきたいと思いますし、部局長の皆さん、各職員の皆さんにもその観点は強く意識してほしいと思います。

 それから、長野県行政ですから、当たり前ですけれども、長野県の特色をいかしていくこと、また、声が大きい人の声に耳を傾けるということだけやっていると、偏った行政になりますので、声を上げにくい人たち、あるいは声なき声にも耳を傾けて県政を進めていきたいと思いますし、また、121の項目を掲げていますが、県民の皆さんとのお約束を着実に進めていきたいと思いますので、こうした観点でも御協力をいただきます。

 「『現場』から信州と日本の変革に取り組みます」と書きましたけれども、たとえば人口減少の問題であったり、あるいは気候変動の問題であったり、日本全体の課題であったり、世界共通の課題であったり、こうした大きな社会の変革期を迎えていると思っています。そういう意味で、もちろん我々は県民の皆さんに対して責任を負っているわけですから、長野県がよりよくなるようにということで取り組む必要があります。

 たとえば気候変動は、長野県だけ頑張っても、ほかのところに同じように動いてもらわなければほとんど効果が出てこないと思います。そういう意味では、いろいろな取組を率先して進めて、長野県発の取組が日本や世界に広がっていくことができるように、そうした姿勢で取り組んでほしいと思います。

 「国際社会と連帯して社会・経済・環境の統合的向上を図る」ということで、引き続きSDGsを意識した県政運営をしていきたいと思っています。

 「二 4年間の基本目標」と書きましたが、本当に社会は大きく変わっていますし、今はかなりマイナスからのスタートだと思っています。相次ぐ災害であったり、コロナ禍であったり、また、人口減少も加速化をしている状況の中で、あまり危機ばかりあおり過ぎてもいけないかもしれませんけれども、少なくとも私がこれまで12年間仕事をしてくる中では、最も危機が一時に訪れていると思いますし、これは短期的に切り抜けられるものだけではなくて、ゆでガエル化してしまいかねない、取りあえず放っておこうと思えば、放っておけるけれども、10年、20年たったらとんでもない話になってしまうような課題もあります。そうしたことにしっかり目を向けていかなければいけないと思います。

 そういう意味で「『持続可能で安定した社会』を実現し、『確かな暮らし』を守り抜く」という観点で、今、我々が直面している危機をなんとか乗り越えて、県民の暮らしを守っていきたいと思っていますし、また、その先には本当の意味での豊かな社会をつくっていきたいと思います。

 その具体的なイメージは、後の具体的な政策ですが、一つ一つ説明しないので、後で見てもらえればと思いますけれども、「『確かな暮らし』を守り抜く」ということと「『ゆたかな社会』を創る」というのは、相互に重なっている部分もありますが、危機克服と新しい社会をつくっていく、そういう意味で意識をしながら、県政を進めていきたいと思います。

 そういうことを実現する上でも、県組織・県行政のあり方も大きく変えていかなければいけないと思います。行政・財政改革方針は、今、検討してもらっていますけれども、県職員の全ての皆さんが腹落ちするような内容の方針にしていきたいと思いますし、つくったからにはみんなで実行していく、そうしたものにしていきたいと思っています。

 (1)(2)は、今、どうしてこんな問題提起をしたかということについて少し書いていますけれども、(1)のところは、私が認識している危機としては、気候危機、大規模災害の頻発化、さらには人口減少とそれに伴う担い手不足、また、インフラの老朽化、こうしたものに対して、しっかり対策・対応していかなければいけないと思います。

 また、真に豊かな社会については、新しい当たり前を創出するということと、当たり前のことを当たり前に実行する、この2つの観点で皆さんとともに取り組んでいきたいと思っています。

 新しい当たり前ですが、日本の経済社会は昔の古きよき時代に何となくノスタルジーを感じながら、しがみついているのではないかと思っています。DXを始めとして、新しい技術も活用して、新しい暮らし方・新しい働き方をしっかりつくっていかないと、世界の競争にも置いていかれるし、長野県に暮らす皆さんの生活も向上していかないと思いますので、是非新しい当たり前をつくっていくという観点で取り組んでいきたいと思います。

 それから、本来は実行しなければいけないことが本当に実行されているのかという、当たり前のことを当たり前に実行していきたいと思っています。我々公務員は憲法遵守ということが求められているわけですけれども、幸福追求権であったり、生存権であったり、教育を受ける権利であったり、勤労の権利であったり、今さら言わなくてもそういう権利が国民にはあるということが憲法上明記されています。そうした権利が本当に権利として保障されているのか、あるいは活かされているのかという観点で考えたときに、まだまだ十分ではないのではないかというのが私の率直な思いです。

 特に子どもや若者、あるいは女性、こうした方たちの幸福追求というのがしっかりサポートできているのか。格差社会と言われる中で、生存権の保障というのがしっかり担保されているのか。あるいはいろいろな困難を抱えている子どもたちや学校になじめず不登校になってしまう子どもたち、こうした子どもたちの教育を受ける権利はしっかり守られているのか。また、今、人手不足ではありますけれども、働き方であったり、あるいは正規・非正規の問題も含めて、勤労の権利というものをどうやって実質化していくのか。こうしたことについて、改めてしっかり考えていかなければいけないのではないかと思っています。

 (3)のところは、我々県組織というのは一体何をする組織なのかということを、もう一回原点に立ち返って考えていかなければいけないと思います。

 こうした非常にざっくりとした考え方を示していますので、是非皆さんと一緒にこうした考え方をより深めていきたいと思いますし、また、具体的な政策においてもしっかり反映できるように鋭意取り組んでいきたいと思っています。

 「三 私が目指す社会の方向性(ビジョン)」「四 知事として取り組む重点政策」を書かせていただいていますので、また時間があるときに目を通してもらって、是非県民の皆様との約束を私が守れるように、応援をしてほしいと思います。

 ただ、申し上げれば、私は選挙で公約しているので、実現したいと思っていますが、これを無批判に受け入れろと言うつもりは全くありません。これは私が自分で知恵をひねりながらつくった公約ですので、もっとこうしたほうがいいのではないかとか、これよりもこういう政策のほうが県民のためではないかということは、どんどん皆さんには考えてほしいと思っています。

 ちょうど今回は行政・財政改革の方針を新しくしていく時期とも重なっていますし、新しい総合計画を県民の皆さんと一緒につくっていく時期にも重なっています。私の考え方、あるいは思いの一端は、この公約に入れていますので、是非実現に向けて御協力いただきたいと思いますが、私が言っていることが唯一絶対では全くありません。繰り返しになりますけれども、私の言っていることとか、私がやりたい、やらなければいけないと感じていることだけやっていると、恐らく県組織の能力の何分の一かは使わないという話になってしまうと思います。私の考えていることを根っこにはしてほしいと思いますけれども、なんとかそれを大きく乗り越えて、いろいろなアイデアを出してもらったり、あるいは県民の皆さんに本当の意味で寄り添って具体的な実行をしてもらったりということで、県民の皆様から信頼される、そして、期待に応えられる県組織になるように協力をしてほしいと思います。

 ちょっと長い挨拶というか、説明になってしまいましたけれども、私自身は一から出直す思いで知事としての仕事に向き合っていきたいと思っていますので、しばらくの間は仕事の仕方も含めて、これはもっとこうしようとか、こう変えようとか、いろいろ言わせてもらうことになると思います。是非前向きに、いい方向で、私は4期目に入るので、非常に継続性があるわけですけれども、私の思いとしては、先ほど申し上げたように、一遍切れたという観点で、もう一回県政に向き合っていきます。そういう意味で、是非部局長の皆さんを始め、皆さんも今までこうしていたからこうだ、今まで知事との関係はこうだったから、これでいいよねということではなくて、もう一回、よりよい県行政になるにはどうすればいいのか、そういう観点で私とも対話をしてほしいと思いますし、それぞれの部局長の皆さん、あるいは県職員の皆さんも新しい県になったつもりで、もう一回いろいろなことを原点に立ち返って考え、行動してもらえればありがたいと思います。

 引き続き皆さんの御協力をいただきながら、長野県がさらに発展していくように、そして、長野県に暮らす皆さんがより幸せを実感していただくことができるように、全力で取り組んでいきたいと思いますので、引き続きの御協力をお願いします。私からは以上です。

 

(関副知事)

 予定した議題は以上ですが、部局長から特にありますか。よろしいでしょうか。
 それでは、以上で部局長会議を終わります。

 

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