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更新日:2019年4月19日

平成28年(2016年)4月4日部局長会議録

時間:10時~10時44分

場所:県庁特別会議室

 出席者:

阿部知事、太田副知事、中島副知事、小林公営企業管理者、原山教育長、尾﨑警察本部長、野池危機管理監兼危機管理部長、

小岩企画振興部長、小林総務部長、青木県民文化部長、山本健康福祉部長、関環境部長、石原産業政策監兼産業労働部長、

吉澤観光部長、北原農政部長、池田林務部長、奥村建設部長、清水会計管理者兼会計局長、土屋監査委員事務局長、

小野人事委員会事務局長、土屋労働委員会事務局長、小林教育次長、菅沼教育次長、大日方議会事務局長、大月国際担当部長、

轟こども・若者担当部長、坂口雇用・就業支援担当部長、岡地財政課長、井出行政改革課長、宮下コンプライアンス推進室長

 

(太田副知事)

おはようございます。ただいまから平成28年度第1回目の部局長会議を始めます。本日は通常のメンバーに加えまして、教育次長、あるいは議会事務局長もご出席いただいております。

初めに知事からごあいさつをお願いいたします。

 

(阿部知事)

皆さん、おはようございます。平成28年度の第1回目の部局長会議ということで、新年度、このメンバーでしっかり協力し合って県政、進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

昨日、御柱祭上社の木落しに行ってまいりましたけれども、本当にすごい人出で大変な盛り上がりでした。あれだけの大きな木を運べるのも、それぞれの人たちが協力し、分担し合って進めている成果だなということを間近で見てきました。我々県庁のやっている仕事は、あの御柱のように具体的に見えるものではないことが多いわけですけれども、やはり大きな県政という木を一緒に引っ張っているという思い、ぜひそれを共有してもらって、お互い力を合わせて、そして県民の皆様方の協力も得ながら新年度進めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

ありがとうございました。報告事項に入る前に、4月1日付の人事異動で新しくこの会議のメンバーになられた方、あるいはポストが替わられた方がおりますので、替わった方のみでございますけれども、簡単に自己紹介をお願いします。

最初に原山教育長からお願いします。

 

(原山教育長)

教育長の原山隆一でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

長野県の全ての子どもたちが自分の能力を生かし、幸せな人生が送ることができるように、さまざまな場面で連携を一層強化してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

小林総務部長。

 

(小林総務部長)

4月1日から総務部長となりました小林透でございます。皆様方とは、やはりそれぞれの職場で働きやすい、そうした環境づくりに私どもも一緒になって取り組みたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

山本健康福祉部長。

 

(山本健康福祉部長)

健康福祉部長の山本でございます。健康福祉部では、当部だけでは対応できない課題が多数ございます。皆様と連携をして、ご相談をさせていただきながら進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

関環境部長。

 

(関環境部長)

環境部長の関昇一郎でございます。信州創生に向けて、環境の保全という立場から各部局、それから民間の皆さんと一緒に連携をしながら取り組んでまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

池田林務部長。

 

(池田林務部長)

林務部長の池田秀幸でございます。今年は全国植樹祭、国民の祝日、「山の日」記念の全国大会が開催をされます。信州の山の魅力、そして林業のすばらしさを国内外に発信してまいりたいと考えておりますので、各部局の皆様、現地機関の皆様、地域の皆様と一緒になって取り組んでまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いをいたします。

 

(太田副知事)

清水会計管理者。

 

(清水会計管理者兼会計局長)

会計管理者兼会計局長の清水でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

会計の管理ということでありますけれども、適切な会計処理と記録は、今日の報告事項にもありますけれども、コンプライアンスの基本中の基本と考えております。

またもう一つ、新しい会計制度が始まっていくことになっているようでありますけれども、適切な財務の公表は説明責任の基盤だと思っておりまして、この2つが行政への信頼の基礎と思っております。そのような視点で仕事に取り組んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

土屋監査委員事務局長、お願いします。

 

(土屋監査委員事務局長)

監査委員事務局長の土屋智則でございます。コンプライアンス元年の中で、監査としても貢献できますように前向きに取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

小野人事委員会事務局長。

 

(小野人事委員会事務局長)

人事委員会事務局長の小野浩美でございます。皆様のご協力もいただきながら、優秀な人材の獲得に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

土屋労働委員会事務局長。

 

(土屋労働委員会事務局長)

労働委員会事務局長の土屋嘉宏でございます。労使それぞれのお話を丁寧に聞きながら対応してまいりたいと思っております。どうぞよろしくお願いをいたします。

 

(太田副知事)

大月国際担当部長。

 

(大月国際担当部長)

国際担当部長の大月良則でございます。よろしくお願いいたします。

国際関係の再構築は地方創生と同じく、他の都道府県との競争だと考えております。時間が限られている中で、行政、民間の知恵と資源をいかに結集できるかが推進のかぎと考えております。どうかよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

轟こども・若者担当部長。

 

(轟こども・若者担当部長)

こども・若者担当部長の轟寛逸でございます。長野県のこども・若者が日々輝いていられるように応援してまいりたいと思っております。各部局の皆様方のご協力、ぜひよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

坂口雇用・就業支援担当部長。

 

(坂口雇用・就業支援担当部長)

雇用・就業支援担当部長の坂口秀嗣でございます。関係部局連携のもと、雇用の促進、人材確保策の推進というものに取り組んでまいります。よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

ありがとうございました。それでは報告事項に入ります。

まず資料1につきまして、小岩企画振興部長から説明をお願いいたします。

 

(小岩企画振興部長)

それでは、私の方から平成28年上半期の統一広報テーマにつきまして、ご報告を申し上げます。資料1でございます。

今回、上半期の統一広報テーマ「イベント満載!今年の信州」という形で取り組んでいきたいと考えております。

今年の信州、いうまでもなく、さまざまなイベントが目白押しでございます。2のところにたくさんのイベントの中の幾つか主なものを書かせていただきました。全国植樹祭を初めデスティネーションキャンペーンのプレキャンペーン、またG7長野県・軽井沢交通大臣会合ですとか、また冬季国民体育大会等々でございます。こういった目白押しの主なイベントをぜひ皆さんで発信をしていただきたいと考えております。

取組内容でございます。大きく丸が3つございますが、一つは、県職員一人ひとりがあらゆる機会を通じて発信をしていただきたいということで、会議やイベントのあいさつ回りの場などの活用はもちろん、共通のPRツールとしての名刺の活用ですとか、またメールの署名欄の活用などをしていきたいと考えております。そのための素材につきまして、また後ほど広報県民課から提供をさせていただきたいと考えております。

また、これまでの発信の強化という形で、集中的な広報媒体の活用と、また定期的なブリーフィングにつきましても考えていきたいと考えております。

こうしたイベントに関しまして、イベントに来ていただいた方に対して長野県のすぐれた観光資源や食、日本酒・ワイン、文化など、多様な魅力を発信する好機と考えております。集中的な取組、皆様のご協力もお願いしたいと考えております。私からは以上でございます。

 

(太田副知事)

ただいまの説明につきまして、質問・意見等ありましたらお願いいたします。

知事から何かございましたら、お願いいたします。

 

(阿部知事)

これは新年度のあいさつでも申し上げたように、ぜひ長野県としては、今年のさまざまなイベントを十分に活かしていくということが大変重要だと思っていますので、ぜひ、それぞれの担当部局の職員の人たちはもちろん、県職員全体がほかの部局が取り組んでいる行事やイベントについてもぜひよく知ってもらった上で、いろいろな場面で発信を心がけてもらいたいと思います。

また、それぞれの担当部局の皆さんには、ぜひ、どういう発信をすればいいのか、どういう工夫をしてもらいたいのかということもぜひ、他部局にわかりやすいように伝えてもらいたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

ありがとうございました。

それでは次に資料2につきまして、宮下コンプライアンス推進室長から説明をお願いいたします。

 

(宮下コンプライアンス推進室長)

コンプライアンス推進室の宮下でございます。よろしくお願いいたします。資料2をご覧ください。

平成28年度コンプライアンス推進の取組についてということで、まず2月にお示ししました平成28年度のコンプライアンス推進の取組方針に沿いまして、意識改革、組織風土改革及び仕事改革を連携させて、一体的に推進してまいります。

今回は部局等コンプライアンス委員会についてということで、実施事項等でございます。行政経営理念の徹底、それから問題事案の共有と必要な対策などリスクマネジメント、迅速な不祥事対応の検討、それからコンプライアンスに係る検討結果を政策会議などへ提出しまして、全庁的に共有を図っていくということで、なお、組織内の若手とか現地機関の皆さん、職員の意見を十分に反映するように留意して進めていくということでございます。

(1)の行政経営理念の徹底でございますけれども、大久保コンプライアンス推進参与のご意見からも、ミッション、ビジョン、バリューということは、非常にコンプライアンスの推進に密接に関連しているということで、ぜひ再確認の上、この辺を徹底させていきたいということでございます。

(2)の委員会の構成でございます。委員会は部局ごとに部課長及び現地機関の長の代表数名を委員としていただいて組織してまいりたい。地方事務所におきましても、所課長を委員として組織をしていきたいということでございます。

(3)統一コンプライアンステーマについてでございます全庁的に取り組むコンプライアンス関係のテーマといたしまして、毎月実践するテーマを決めて、職員にも県民にもわかりやすく確実に変えるところを選んで実行していくということで、テーマは行政経営理念の価値観・行動の指針、バリューの中から選定しまして、分析を行いながら進めていきたいと。例えば4~5月につきましては、バリューの最後にあります「県民起点で真摯に行動します」ということを統一テーマにして進めてまいりたいと考えております。

(4)の全庁一斉棚卸しの実施についてでございます。ルールの見直しにつきまして全庁一斉に行うということで、新たな職員体制が定着した時期に、1週間程度の期間を定めまして実施を検討していくということでございます。各部局のコンプライアンス委員会で、それに向けまして問題を洗い出していくということで進めてまいりたいと思います。

なお、具体的な詳細につきましては、職員相談員会議等を通じて説明してまいります。ぜひ、職員の皆さんが生き生きと風通しよく仕事ができますよう、県民の皆さんの期待と信頼に応えていけるようなことを目指して進めてまいりたいのでよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

ただいまの説明につきまして、質問・意見等ありましたらお願いいたします。総務部長。

 

(小林総務部長)

全体としましては、今、宮下室長からご説明したとおりでございますが、これは特にコンプライアンス元年ということで、全職員が意識して主体的に取り組んでいただくというところへ持っていくということがポイントかと思っております。

4月1日には新規採用の任用式もございましたが、新規採用職員、若手の皆さん、現地の皆さんを含めてというところで、ぜひ各部局長の音頭のもと、特にコンプライアンスの委員会を立ち上げていただくというところをまずお取り組みいただきたいと思います。

これにつきましては、まだまだそれぞれの事例等もこれから蓄積していくという部分もあろうかと思いますので、ぜひ部局連携して、お互いにケーススタディとして学んでいくということで、充実していくという取組は非常に大事かなと思っております。

ですので、まず立ち上げていただいて、そこから充実していくというお取り組みを、私どももまた個々にもご説明し、お話をお伺いしながら進めたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。

 

(太田副知事)

ほかの部局長さんからございますか。

知事からお願いいたします。

 

(阿部知事)

コンプライアンスの推進は、年の初めからずっとしつこく私からお話をさせていただいています。ぜひ平成28年度、新体制の中で、本当に県民の皆さんの信頼に応える、期待に応える、そうした県政にしっかりと変化をさせていきたいと思いますので、各部局長の皆さんには、政策の推進はもちろん大事でありますけれども、今年はそれと同様、あるいはそれ以上にこのコンプライアンスの推進が大事だということは、ぜひ頭にしっかり置いて日常の仕事を進めてもらいたいと思います。

特にコンプライアンス委員会の実施事項が3つ書いてありますけれども、行政経営理念、これはいろいろなところに掲示はしてありますけれども、果たしてどれだけ徹底されているかということは疑問なところもあります。もう一回、各部局長の皆さん、そして各部局の管理職の皆さんがこれをどうやって徹底するかということを真剣に考えてもらいたい。単に行政経営理念、ビジョンがこうだとかバリューがこうだとかと、そういう話だけではなくてぜひ具体的な、日常の仕事の中でどう具現化するかということをしっかり考えてもらいたいと思います。

それから、実施事項等の2点目のところに書いてあるリスクマネジメント、もちろん問題が起きない、あるいは不祥事が起きない、起こさない、そうした組織にしていくということはもとより大事ですけれども、大勢の人間がかかわっている業務でありますから、どこかでミスというものは、必ず起き得るものだと思います。起きたときの対応がどこまで迅速に、そしてどこまで県民の目線で行えるかということが勝負になってくると思います。これまでの対応を私から見ていると、率直にいうと事後の対応の情報の問題の共有化であったり、対応のスピード感であったり、そうしたものが欠けている事案が正直言ってあるなと。また、対外的な公表についても、もっと早いタイミングでできるのではないかと思われるものもあります。ぜひ、一律にこうだというルールを決めにくい話でありますので、やっぱりそれぞれの責任者の皆さんがどこまでしっかり向き合えるかということに私はかかってくると思います。コンプライアンス室や総務部がこんなルールですということで決めて、それを粛々と守るというようなこととは、いささか私は違うだろうなと思っています。

そういう意味で、行政経営理念の徹底やリスクマネジメントの検討ということは、この部局のコンプライアンス委員会がしっかりやってほしいということが、この資料の趣旨であります。

各部局、あるいは各現場で対応できないものは全庁的に検討するので、政策会議に提出と書いてありますけれども、私は具体的な提案を各部局、あるいは現場からはどんどんしてもらいたいと思っています。全庁で考えるべきテーマは、実はたくさんあると思っています。

どんどん、そういう各部局の中では対応し切れないもの、規則とか、あるいは総務部が所管している財政であったり、人事の仕組みであったり、そういうことも含めて、どんどん提案をしてもらいたいと思っています。

年度の初めですので、部局長の皆さんは職員に対して訓示等を行う機会が多いと思いますので、ぜひその際にはこのコンプライアンスの話、あるいは行政経営理念の話、できるだけ具体的な事例に引き寄せて語っていただくことを私からは強くお願いしておきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

それでは次に資料3につきまして、岡地財政課長から説明、お願いいたします。

 

(岡地財政課長)

財政課でございます。資料3をご覧ください。平成28年度予算執行方針につきましては、4月1日付け総務部長名で発出させていただいたところでございますが、そのポイントにつきましてご説明申し上げます。

1つ目は、平成28年度予算の基本的な考え方を整理したものでございます。今回の予算は「信州創生の新展開」として、三つの県づくり、すなわち郷学郷就県づくり、共創躍動県づくり、交流観光県づくりの観点から、ここに掲げてございます六つの柱に沿った施策と重点施策の加速化についてパッケージ化を図り、施策を構築したところでございまして、事業の実施に当たっても部局連携のもと、オール信州で取り組むこととしております。

2つ目は予算執行における基本的姿勢でございます。行政経営理念を踏まえて、しあわせ信州創造プランと信州創生戦略の目標達成に向けて、創意工夫を凝らして施策を推進するとともに、「コンプライアンス推進取組方針」に基づき、県民に信頼され、期待に応えられる県行政の実現に向けて、全庁的に取り組むこととしております。

3つ目は施策の総合的推進でございます。縦割りではなく、部局の垣根を越え、事業効果を最大限に発揮するべく、総合的な調整のもとに事業を実施するとともに、関係機関と十分な連携を図り、オール信州で事業を推進することとしております。

4つ目はコンプライアンスの推進でございます。単なる法令順守という受け身的な対応にとどまらず、社会の環境の変化に敏感に反応し、県民の期待に応えるため能動的、主体的に取り組むことが必要でございます。

職員一人一人が目的をしっかりと意識すること、自分の意識を明確にすること、時間軸を意識することを踏まえ、意識改革の取組を進めるとともに効果的な効率的な働き方を推進することや、業務上のルールを不断に見直すことなど、しごと改革に積極的に取り組むこととしております。

具体的には、まず職員一人ひとりがそれぞれの責任をしっかりと自覚した上で法令を遵守し、安易に前例を踏襲することがないようにして、また監査委員からの指摘事項と同様の事例が二度と発生しないようにするなど、各所属において各事務を改めて点検し、確実なチェック体制の構築を図り、適切な事業執行を徹底するようお願いいたします。

また、契約事務等の集約化や複数年契約の拡大等の業務改善を図るとともに、テレビ会議やペーパーレス会議など、仕事改革を積極的に推進し、経費の徹底した節減と時間外勤務の縮減に努めていただきますようお願いいたします。

このほか、国においては予算について可能なものから前倒し実施するとされたところでございます。今回の執行方針、予算執行方針の本文におきましても、効果を早期に発現させるため事業の迅速な執行を図るとしたところでありまして、今後の経済情勢等十分注視して的確な対応に努めてまいります。私からは以上でございます。

 

(太田副知事)

ただいまの説明につきまして、質問・意見等ありましたらお願いいたします。

今、発言のございました予算の前倒し、迅速化につきましては、もちろん公共事業もそうでございますけれども、各産業、あるいは景気対策に関係するところ、最近の県内の経済動向につきまして若干停滞という発表もございますので、各部局におかれましては、その点もよく踏まえた上での迅速な執行に心がけて、私からお願い申し上げたいと思います。

ほかにございますでしょうか。知事からございますでしょうか。

 

(阿部知事)

財政課長から説明あったとおりで、今まで私が繰り返し述べていたことも含めて、この予算執行方針の中に入っていますので、ぜひ、この執行方針を踏まえた対応を着実に、各部局においては進めてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

それでは次に資料4につきまして、井出行政改革課長から説明をお願いいたします。

 

(井出行政改革課長)

それでは、新年度から副知事の担任事務に関する規程を一部改正しておりますので、ご報告申し上げます。

先ほど財政課からも説明いたしました、信州創生の新展開にかかるものなどの、28年度重点施策を踏まえて担任事務の見直しをしております。また、それぞれの副知事に5地域ずつ地域担当ということで持っていただいておりますが、隣接する地域との関係などを踏まえまして、一部地域を入れかえをさせていただいているということでございますので、皆様、よろしくお願いをいたします。説明は以上です。

 

(太田副知事)

私から補足させていただきます。今回、中島副知事と私のところで地域について移動ございまして、佐久地域につきましては中島副知事、それから上伊那地域については私が担当することといたしました。これは特に上伊那地域・下伊那地域の一体性を図るリニアの推進、あるいは東信地域の活性化ということで、それぞれ隣接した地域を一人の副知事が見たほうがより効率的な施策の推進ができるのではないかということで、このようにさせていただきましたので、よろしくお願いいたします。

何かございましたらお願いいたします。よろしいですか。

それでは次に資料5につきまして、奥村建設部長から説明をお願いいたします。

 

(奥村建設部長)

資料5でございます。平成28年度の道路の主な開通予定箇所につきまして発表させていただきたいと思います。

こういった道路の開通箇所を公表することによりまして企業投資、あるいは市町村の地域経営、そういったものがしやすくなるのではないかなと思いまして、このような形で発表させていただくようなところでございますし、今後ともできるだけ早い段階での開通目標年度の明確化に取り組んでまいりたいと思っております。

まず、資料の上段の表を見ていただければと思います。平成28年度11カ所、9.3キロメートルの開通を予定しております。上の表の路線名と箇所名、延長、開通予定を示させていただいております。

代表箇所でございますが、この右上の写真(1)でございます。主要地方道上高地公園線ですが、上高地で延長588メートルの上高地トンネルを含みます、約700メートルの道路整備でございます。本路線でございますが、上高地へ通ずる唯一の道路でございますけれども、当該区間では平成21年に落石事故が発生、それと平成23年には産屋沢の土石流災害によりまして、二度にわたって観光客の孤立を伴います全面通行止めが発生しております。危険箇所をトンネルで迂回するバイパス整備によりまして、安全・安心な通行を確保するものでございます。これは7月下旬の開通を目指して、「信州山の日」には間に合うように頑張っていきたいと考えております。

また、本年度から国の祝日となります8月11日の「山の日」には、山に楽しむ機会を得て山に感謝する「山の日記念全国大会」が開催されます。このトンネルが上高地へのゲートウェイとして国内外のお客様をお迎えできると考えております。

引き続き、事業中の箇所につきましては整備を推進しまして、早期事業効果の発現に努めてまいりたいと思います。私からは以上でございます。

 

(太田副知事)

ただいまの説明につきまして、質問・意見ありましたらお願いいたします。

知事から何かございますでしょうか。

 

(阿部知事)

これは今まではこういう出し方はしていなかったのですか。

 

(奥村建設部長)

あまり明確には、一連ではしていなかったようです。

 

(阿部知事)

こうやって出してもらうと、わかりやすくていいですよね。建設部としては、期限が切られて、その分大変だと思いますけれども、県民とか関係者向けにはこういう取組をしていただけるのは大変ありがたいことなので、ぜひよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

ほかの部局ももしこういった形で、広くPR、周知を図ったほうがいい事項ございましたら、ぜひこの部局長会議をご利用いただきたいと思います。

報告事項は以上でございます。次にその他でございますが、事前に幾つかの部局長から登録をいただいておりますので、順次ご説明お願いします。

まず野池危機管理監兼危機管理部長からお願いいたします。

 

(野池危機管理監兼危機管理部長)

それでは危機管理部から、危機管理体制につきましてお願いをいたします。このたびの人事異動で転入・転出ございました。今日は2点だけお願いをいたします。

まず災害の事象ごとに連絡体制、参集体制、配備体制につきまして、現地機関も含めてこれは既に行っていただいていると思いますけれども、組織内で再確認をお願いいたします。

2点目は災害発生時の第一報の迅速処理、それと初動体制を速やかに立ち上げるということにつきましてお願いをいたします。

引き続き、災害危機管理対応には万全を期していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。

 

(太田副知事)

質問等ございますか。よろしいですか。

では次に、小岩企画振興部長からお願いいたします。

 

(小岩企画振興部長)

それでは企画振興部から、長野県ICT利活用戦略に係る取組についてお話をさせていただきます。

このICT利活用戦略は昨年の3月に「しあわせ信州創造プラン」全般の目標達成に向けまして、ICTを最大限活用していただくために策定をしたものでございます。

ICT利活用の方向性といたしまして、資料の箱書きがございますけれども、(1)から(4)ございますが、ICTの効果がより多く望める分野を重点に、本県の強み、特徴を最大限活用する形で、できることから積極的にやっていきましょうということで策定をさせていただきました。

主な取組一覧という形で下に表をまとめさせていただきました。各部局の取組のおかげをもちまして、27年度につきましては、ここにありますようにICT×という形で産業振興、人材育成、観光、安全・安心、行政サービスと、それぞれの5つの取組の柱ごとにさまざまな成果、事業成果を出させていただきました。まちなか・おためしラボですとか、あるいはIT産業人材発掘・育成支援事業、また公衆無線LAN整備事業、防災情報システム構築事業、またスマート県庁構築事業等々でございます。

本年度につきましても引き続き、この戦略に係る取組を推進していきたいと考えております。特に28年度は、赤字で書いているところが新規、または拡充という形で新たな取組をしていただくものでございます。昨年度の取組を一層深掘りする形で、引き続きICTの利活用の推進という形で取り組んでいただきたいと思います。どうぞよろしくお願いをいたします。私からは以上です。

 

(太田副知事)

質問等ありましたらお願いいたします。

よろしいですか。それでは次に、青木県民文化部長からお願いいたします。

 

(青木県民文化部長)

県民文化部からよろしくお願いいたします。

信濃美術館につきまして、4月16日から6月26日まででございますが、ジブリの立体建造物展を開催させていただきます。ご案内のとおり、スタジオジブリは1985年の創立以来、多くのアニメーション作品を発表してございまして、非常に多くのすばらしい作品がございます。

その作品の中には、ご覧いただけますようにドラマが起こる舞台としていろいろな建造物が登場してまいります。この展覧会は「風の谷のナウシカ」から最新作の「思い出のマーニー」まで、作品中に登場する建造物の制作資料や立体模型の展示を通しまして、建物の魅力を伝えるものでございます。

今年は信濃美術館が創立しまして50周年の記念の年でございます。50周年の記念の企画展の第一弾としての企画展でございます。これから連休ということもございます。春の行楽シーズン中の開催でございます。多くの皆様方に足を運んでいただければと考えてございます。説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

質問等ありましたらお願いいたします。よろしいですか。

それでは次に、山本健康福祉部長からお願いいたします。

 

(山本健康福祉部長)

健康福祉部からは、部局長会議におけるミニ手話講座の開催についてお願いをさせていただければと思います。

平成28年3月22日に長野県手話言語条例が施行されております。長野県における手話の普及等を強力に推進していきたいと考えておりますけれども、部局長は率先して、簡易な手話を取得していただければと考えております。毎月の部局長会議の中で手話のミニ講義を実施していきたいと考えております。年度末を迎えるころには、部局長の皆様が手話で簡単なあいさつや自己紹介ができるようにお願いできればと考えております。

第1回目としては、あいさつや自己紹介の表現方法について皆様に学んでいただければと考えております。私も少し練習をしてまいりましたので、少しご紹介させていただければと思います。

「皆さん、こんにちは。健康福祉部長の山本と申します」、こうした感じでございます。

講師は健康福祉部の障がい者支援課の手話通訳業務嘱託職員の平林紅実子さんにお願いしておりますので、よろしくお願いします。

 

(ミニ手話講座)

 

(太田副知事)

ありがとうございました。最後に知事から何かございますでしょうか。

 

(阿部知事)

今の手話については、ぜひ、私も少しずつ学ばせてもらおうと思っていますけれども、県民の皆さんにお伝えするのはやはり私たちが、ほんの片言でいいからやっぱり使っていくという姿勢が大事だと思いますので、ぜひ、今日教えてもらったことを復習しておいてもらって、県民の皆さんにあいさつする機会には、できるだけ使っていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

(太田副知事)

以上で、本日の部局長会議を終わります。

 

【会議資料】

会議次第(PDF:87KB)

資料1: 平成28年度上半期の統一広報テーマについて(PDF:178KB)

資料2: 平成28年度コンプライアンス推進の取組について(PDF:116KB)

資料3: 平成28年度予算執行方針について(PDF:282KB)

資料4: 副知事の担任事務に関する規程の一部改正について(PDF:78KB)

資料5: 平成28年度の道路の主な開通予定箇所について(PDF:270KB)

その他資料

 長野県ICT利活用戦略について(PDF:1,582KB)

 信濃美術館企画展「ジブリの立体建造物展」(PDF:1,550KB)

 部局長会議におけるミニ手話講座の開催(PDF:69KB)

 

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