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更新日:2019年4月19日

平成30年(2018年)1月19日部局長会議録

時間:9時30分~10時18分

場所:県庁特別会議室

出席者:

阿部知事、大田副知事、中島副知事、小林公営企業管理者、原山教育長、内藤警察本部長、池田危機管理監兼危機管理部長、小岩企画振興部長、小林総務部長、青木県民文化部長、山本健康福祉部長、関環境部長、土屋産業政策監兼産業労働部長、熊谷観光部長、北原農政部長、山﨑林務部長、油井建設部長、清水会計管理者兼会計局長、林監査委員事務局長、小野人事委員会事務局長、佐藤労働委員会事務局長、井出佐久地域振興局長、佐藤上田地域振興局長、酒井諏訪地域振興局長、堀田上伊那地域振興局長、山本南信州地域振興局長、増田木曽地域振興局長、吉川松本地域振興局長、久保田北アルプス地域振興局長、塩谷長野地域振興局長、高田北信地域振興局長

(太田副知事)
それでは、ただ今から部局長会議を始めます。
最初、知事何かございますか。

それでは、本日のおいしい部局長会議のメニューにつきまして、また、併せまして、北信地域で取り組んでおります「明日はきのこを食べようプロジェクト」の第2弾となります「きのこ料理フェア」につきまして、高田北信地域振興局長から説明をお願いいたします。

(高田北信地域振興局長)
北信から本日ご紹介いたしますのは、きのこたっぷりの「信州つけ焼そば」でございます。資料に記載のとおり、当地域では、昨年9月から生産者とJA、市町村、飲食店等に地域振興局も加わりまして、「明日はきのこを食べようプロジェクト」に取り組んでおります。この一環といたしまして、「きのこ料理フェア」を企画いたしました。その第1弾が中野市での「信州つけ焼そばフェア」でございます。
「信州つけ焼そば」は、かつて中野市にありました食堂の人気メニュー「つけ焼そば」を復活させ、これに地域特産のきのこを加えて誕生したものでございます。タレと麺が別々になっております。味噌ダレをお好みに合わせまして少しずつ付けてお召し上がりください。なお、水は栄村で採取し、製造しておりますナチュラルミネラルウォーターの「信越自然郷天然水」をお配りしてございます。
また、第2弾といたしまして、お手元に配付してございますチラシのとおり、飯山市を中心といたしました10店舗でブナシメジ、エノキタケ、なめこ、やまなめなどを使用いたしましたさまざまなきのこ料理を提供しております。フェアの実施は21日まででございますが、フェア終了後も引き続き各店舗で、「信州つけ焼そば」そしてきのこ料理が食べられますので、ぜひ皆さまお越しいただき、ご賞味をいただきたいと思います。
なお、当局ではこの他にも食を通じた周遊観光の促進に向けて取り組みを進めております。お手元に、本年度作成、配布いたしましたそばマップ「北信州蕎麦新書」、それからスイーツマップ「北信州甘味新書洋菓子編」を配付してございます。特に蕎麦マップにつきましては、これをベースにいたしまして、新潟県の妻有地方のそばマップとウェブ上で合体をいたしました「飯山線沿線そばマップ」を、新潟県の十日町地域振興局と共同で作成をしております。そのPRポスターが、こちらの「そばマップあり〼」というポスターでございます。今後もきのこ、そば、果物など、北信地域の食の魅力を発信して、農業振興、観光振興に努めてまいります。以上でございます。

(太田副知事)
ありがとうございました。皆さんから質問、感想ございますでしょうか。
今日は北信でございますけれども、他の地域振興局でも、食とかそういった地域の特産品を生かした展開をしているところがいくつかございますので、また今後、折に触れましてそれぞれの地域振興局からもこういうご提案といいますか、ご紹介をいただきたいと思っておりますので、地域振興局長の皆さま、それぞれ自分のところの特産品あるいは、地域振興局が市町村等と連携して力を入れているものにつきまして、用意していただければと思います。
知事、何かございますでしょうか。

(阿部知事)
高田さん、ありがとうございました。
この間、このつけ焼そばの人たちに来てもらって、私も食べさせてもらいました。地域の特産品を使って工夫をしていて大変素晴らしいなと思っています。ぜひ関係の皆さんに頑張っていただけるように伝えてもらいたいと思います。
他の局でも、この「食」の話は、どうしても、観光部的な視点だったり、農政部的な視点だったり、産業労働部的な視点だったり、本庁で考えていると若干縦割り的な思考パターンが強くなりがちな分野なので、ぜひ地域振興局のほうで、この「食」で、「農」も「食品生産」もそれから「観光」も一体でつなぐような取り組みをどんどん進めていってもらいたいと思っていますので、ぜひよろしくお願いします。

(太田副知事)
ありがとうございました。

(太田副知事)
それでは、本日の議題でございますが、報告事項に入ります。
資料1につきまして、内藤警察本部長から説明をお願いしたいと存じます。

(内藤警察本部長)
それでは、お手元の資料に基づいて「平成29年中の犯罪情勢及び交通事故発生状況」についてご説明をいたします。
はじめに、犯罪発生・検挙状況をご覧いただきたいと思います。平成29年中の刑法犯認知件数は、暫定値でございますけれども、9,535件でありまして、前年と比較して1,129件減少し、率にして10.6%の低下となっております。検挙率は、41.5%で、前年と比較して0.7ポイント上昇する結果となっております。このうち、殺人や強盗等の重要犯罪でございますけれども、認知件数は101件で、前年と比較して24件減少し、検挙率は、59.4%で前年と比較して22.2ポイント低下しております。
次に凶悪事件に発展する恐れのあるストーカー事案、あるいはDV事案の認知件数ですけれども、いずれも前年と比較して、横ばいでございまして、依然として高水準で推移しております。ストーカーやDV事案をはじめとする人身安全関連事案につきましては、事態が急変して最悪の結果となる危険性があることから、これらの事案につきましては、被害者等の安全確保を最優先としつつ、組織的対応により行為者に対する積極的な指導・警告や検挙措置を講じているところであります。
また、特殊詐欺被害についてでありますけれども、認知件数が219件、被害額が約2億6,949万円で、件数は前年に比べ横ばいでありますが、被害額が約2億2,000万円の減少となっております。これは金融機関やコンビニエンスストア等の利用者への注意喚起ですとか、ATM振込制御の導入といった水際対策をはじめ、県くらし安全・消費生活課等と連携した年金支給日における広報啓発活動の対策の一定の効果が認められたものと考えております。しかしながら、依然として高齢者を中心に大きな被害が発生しておりますので、引き続き県をはじめとする関係機関、団体の皆さま方と連携し、各種抑止対策を強力に推進する必要があると考えております。
続きまして、交通事故の発生状況をご覧いただきたいと思います。平成29年中の交通事故による死者数は79人、発生件数は7,952件、負傷者数は9,726人で、昭和42年以降50年ぶりに発生件数が8,000件、負傷者数が1万人を下回り、長野県総合5か年計画に掲げられた平成29年までに交通事故死傷者数を1万人以下に抑止する、という目標を達成することができました。これは、県をはじめとする関係機関、団体の皆様方のご協力をいただきながら、各種事故防止対策を強力に推進した結果によるものと考えております。
一方、交通事故の発生件数等が着実に減少している中、高齢者の死者数は43人でありまして、全死者に占める高齢者の割合は依然として5割を超える高止まりの状態にございます。そういうことで引き続き、高齢者の交通事故防止対策を最重点として交通安全対策を強力に推進してまいりたいと考えております。
なお、現在の長野県総合5か年計画~しあわせ信州創造プラン~に掲げる県警察の施策、目標に関しましては、一定の成果を収めることができたと考えておりまして、新たな総合5か年計画におきましても、引き続き、県をはじめ、関係機関、団体の皆様方と連携した対応を積極的に推進するとともに、県警察の運営指針であります「県民とともにある力強い警察~日本一安全・安心な長野県をめざして~」の実現に向けて各種諸対策を強力に推進してまいりたいと考えているところでございます。以上でございます。

(太田副知事)
ありがとうございました。
ただ今の説明につきまして、質問・意見ありましたらお願いいたします。
知事からございますでしょうか。

(阿部知事)
警察の皆さんのご尽力で治安を維持していただき大変ありがたく思っていますし、特に特殊詐欺被害の防止だとか、交通安全対策は、知事部局と県警でしっかり連携して取り組みを進めていかなければいけないと思っていますので、ぜひそこはこれからも情報共有をしっかりやって進めていきたいと思います。
特に交通事故は、人生100年時代と言っていて、100年時代でプラスの側面もありますけども、やっぱり年をとるとなかなか車の運転もおぼつかなくなられる方も多い中で、この交通事故の防止の啓発活動にしっかり取り組むべきだと思いますけれど、一方で、我々としては、公共交通の利便性の向上を企画振興部を中心に取り組んでいかなきゃいけないと思っていますので、また、その狭い意味での交通事故防止ということだけではなくて、公共交通の充実であったり、あるいは今度総合計画では、自動車に過度に依存しない街づくりとかですね、そういうことも出していこうと思っていますので、幅広く連携させてもらえればと思っています。よろしくお願いいたします。

(内藤警察本部長)
よろしくお願いいたします。

(太田副知事)
ありがとうございました。
それでは次に、資料2につきまして、宮下コンプライアンス・行政経営課長、それから井出佐久地域振興局長から説明をお願いします。

(宮下コンプライアンス・行政経営課長)
笑顔プロジェクトの事例発表をさせていただきます。
笑顔プロジェクトにつきましては、県民の皆さんの想い・笑顔が、職員のモチベーションの向上につながるようにということで、少しずつ進化させながら、進めてきたところでございます。
今回は、佐久地域振興局の井出局長さんが、自ら地域の現場に赴いて県民の皆さんにインタビューをして、生の声を伝えていただけるということですので、よろしくお願いいたします。

(井出佐久地域振興局長)
それでは佐久から2件報告をさせていただきたいと思います。
一つ目は、小学校の4年生から中学2年生まで5年間にわたって体系的に森林体験学習に取り組んでいる佐久穂小学校・中学校です。写真は5年生の子どもたちですけれども、大型の高性能林業機械に実際に乗って操作する体験をする学年ということになります。子どもたちに聞きますと、普段見たことがない機械に乗れたとか、大きな木がすぐに切れてすごいといった話をしてくれました。
二つ目は、鶏を育てる1次産業から6次産業化をした事例でございます。今年の大学入試センター試験でも出題されるほど、6次産業化は広がってきておりますけれど、この会社は今から16年前の平成12年から「ちゃたまや」という名前でシュークリームなどを売っております。写真のご夫婦は、「よく店に来るよ」、「お歳暮に使ったり、東京から帰ってきた子どもに持たせたりしてる」というお話をしてくれました。ちゃたまやのシュークリーム、県庁10階で開催されます佐久の物産展でも400個が30分で売れる人気商品で、部局長会議にご出席の皆さんもお買い上げをいただいているかと思います。美味しかったというふうに思われる方、その場で顔上げて、ちょっとにっこりしていただけるとありがたいですけれども。
何人かいらっしゃいますね。労働委員会の佐藤局長さん、北信地域振興局長の高田さん、どうもありがとうございます。特別会議室にも笑顔が広がるちゃたまやのシュークリームということで、発表を終わらせていただきます。ありがとうございます。

(太田副知事)
ありがとうございます。今の井出さんがおっしゃったブランド名か店名の「ちゃた…」っていうの、声が割れてて、しっかり聞こえなかったので、もう一回すみません、ゆっくり言っていただけますか。

(井出佐久地域振興局長)
はい。お店の名前は「ちゃたまや」という名前です。そのお店の名前でシュークリームなどを売っているということになります。

(太田副知事)
わかりました。ただ今の説明に、質問・意見等ありましたらお願いいたします。
林務部長さん、何かありますか。

(山﨑林務部長)
井出局長、ありがとうございます。
4月からは、森林税も活用しながら、こうしたさまざまな取り組みを展開していきたいと思いますので、こうした事例がさらに広がり、笑顔が広がるように各局長の皆さんもお力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

(太田副知事)
それから、6次産業の方はこれ農政ですか。

(北原農政部長)
ブラウンエッグファームさんの6次産業化の取り組みは、私どもも支援させていただいておりますし、平成26年2月の豪雪の時に鶏舎が一部倒壊したんですけれども、その際も、農政部、家畜保健衛生所、それから当時の地方事務所関係者も一緒になって鶏の救出作戦をしたりしまして、国の事業等も活用して復興の支援もさせていただいています。
非常に先進的な経営をされている方ですし、ここのシュークリームはやっぱり絶品ですね。

(太田副知事)
おかしいな、僕は食べたことない。

(阿部知事)
私は何回もあるんだけれども。

(太田副知事)
そうですか。わかりました。
他にございますか。
知事、何かございますか。

(阿部知事)
井出さん、ありがとうございました。だんだん笑顔プロジェクトらしくなってきてありがたいなと思っています。これからも各部局、それから各現地機関の皆さんにも、県民の笑顔をどんどん増やすように努力をしていただきたいと思います。
それから、地域振興局長の皆さんが聞いているので、さっき山﨑林務部長が森林づくり県民税の話をしていました。で、局長の皆さんも重々ご承知のとおり、今回使途を拡大して、里山整備利用区域を地域の皆さんが里山整備することに対して、県として相当協力して取り組んでいきたいという方向性を出しています。里山の使い方というのは、別に林務部の視点だけではなくて、子どもたちの居場所になり得る里山もあると思いますし、また、薪等のエネルギーを採取する里山もあると思いますし、いろいろな活用の仕方があるので、これまた各部局も一緒に考えてもらいたいと思います。ぜひ地域振興局でも、林務課だけが考えるんじゃなくて、横断的にこういう制度をどう使えば地域の皆さんの笑顔が増えるのかなという観点で、市町村の皆さんと一緒に考えてもらえればと思っていますので、ぜひよろしくお願いいたします。

(太田副知事)
それでは次に移りたいと思います。
本日は、西出則武県防災総合アドバイザーに、防災に関する講演をお願いしております。
まず、池田危機管理監からお願いいたします。

(池田危機管理監)
それではご紹介申し上げます。
西出様におかれましては、大変お忙しい中、長野県の防災力向上のために、専門的知見や気象庁での幅広い経験をもとに、部局長会議等の場で講演を頂戴しております。昨年の8月には、長野県の地震と緊急地震速報というテーマでご講演をいただいたところでもございます。今回は、「近年の防災気象情報の改善」ということで、土砂災害の最新の予測技術等についてご紹介をいただきます。それでは西出様、よろしくお願いいたします。

(西出長野県防災総合アドバイザー)
おはようございます。西出です。
今、ご紹介いただきましたように、今日は防災気象情報の改善ですけれども、去年の7月の頃、ちょうど熊本の朝倉とか日田のほうで非常にすごい雨が降っているちょうどそのタイミングで改善を実施しようとしていたところでした。その中身について若干、今日紹介したいと思います。
題としては「近年の防災気象情報の改善」なんですけれども、まずは雨の降り方が変わってきていますよねというのを、ちょっと振り返ってみたいと思います。これは過去40年ぐらいを見たときに、1時間降水量が50mmとか80mmを超えた回数です。年間回数をアメダスの統計で見ています。1,000点当たり何か所か、何回あったかというようなのを見ていますが、一目でおわかりのように右肩上がりです。この赤い線がその直線なんですけども、左側の文字で書いてありますように、統計的に研究をすると99%有意であると。要するに、偶然にこうなっているわけではないということです。50mmと80mmあるんですけれども、いずれもそのようにここ40年増えてきています。これが温暖化によるものかどうかっていうのは、なかなか断定できないですけれども、40年というまだ短い期間なので、まだまだ蓄積が必要だというふうに言っています。けれども、100年の別のデータでみるとやっぱり同じ傾向があるので、温暖化の影響を受けているんだろうというふうに考えています。それで、じゃあ今後どうなるか、21世紀末はどれくらい変わるか、20世紀末と比べて、100年間でどういう状況になるかというのを予測したものです。全国的にみて、1時間に50mmの雨の回数ですけれども、全国的にみると2倍以上ということになるんですけれども、特に北ほどその増え方が多くなっています。北日本の例えば太平洋側は、将来は東日本の太平洋側ぐらいになるだろうと。東日本の太平洋側は、将来は西日本ぐらいになるだろうと。西日本というのは、例えば高知とかですね、そういうところと同じ、和歌山とか、そういうところと同じになるということですし、西日本の太平洋側は、沖縄並みになるということです。要するに、今まで西のほうや、南のほうで起こっていたすごい雨、今までここではそんなことなかったことが将来は起こりうるだろうと予測されています。今既にそういう状況がところどころで見られていますけれども、それはちょっと省略させていただきます。
それで、それに対して手をこまねいているわけにはいかないので、これは気象庁のほうで、どういうことを今までやってきたかといいますと、監視・観測・予測技術の改善という点で2点挙げています。一つは、観測の強化というところで「ひまわり」です。ひまわり8号はいつも天気予報でご覧になっていると思いますが、この画像は実はひまわり9号です。ひまわり8号とひまわり9号は全く同じものなんですけれども、2機体制で、8号の2年後に打ち上げているんですけれども、一昨年ぐらいから待機しています。もし、8号に異常があれば、すぐに切り替えるということになっていますし、7年経って、8号に一応寿命が来れば、9号に切り替えて、8号は寿命といってもいざという時に、バックアップできるだけの余力を残して待機衛星に移ります。そういうことをやっています。それで、同じようなものがこうやって今、打ち上がっていると。それで、これは8号のときに劇的に精度が良くなったのを、天気予報の画面を見てもおわかりだと思うんですけども、これによって得られたデータも非常に増えました。それで、それだけじゃないんですけどいろいろな観測技術の向上というのがあって、予測モデル自体もそれに応じて改善しています。
スーパーコンピューターの計算能力が向上した分、そのモデルも数値化できるんですけれども、そういうことをやった結果、これは一つの例ですが、平成27年の関東・東北豪雨、鬼怒川が決壊してテレビでよくご覧になったと思うんですけど、あの時、関東がすごい雨が降ったんですけども、(資料7ページの)左下のちょっと小さめの図が実際の観測結果なんですけども、従来の予報モデルによる予測だと、関東は雨降ることになっているんですけど、さほどすごい雨ではなくてというか、ぼんやりした感じなんです。平成28年3月に大改修をやりまして、非常に劇的にそのモデルの改善による精度の向上としては10%精度が向上したというふうに言うんですけども、観測に、実際の結果にかなり近づいて、その関東に割と激しい雨が降るというのが再現されています。
このように、予測技術、観測技術も監視技術も改善しているんですけれども、もう一つは、その情報の発表の仕方をどう工夫するかというところで、ここも非常に大きな改善が見られたのでご紹介します。担当部局の方は、こういうメッシュ情報、指数というのはお聞きになったことがあると思うんですが、土壌雨量指数というのがあって、それで土砂災害の危険度を判定して、必要に応じて土砂災害警戒情報というのを発表すると、それに応じて必要なところは避難していただくというようなことを運用していただいているんですけども、その土砂災害警戒のメッシュ指数だけじゃなくて、新たにその表面雨量指数というのをつくりました。もう一つは、流域雨量指数というのをもともとあったんですけれども、1kmメッシュに非常に精緻化して対象となる河川を増やしました。
一つ一つはなかなか説明しづらいですが、土壌雨量指数というのは、降った雨が土の中に染み込んで、それが含んでる水の量が多いと、土砂災害が起こりやすいというそういうものを表しています。表面雨量指数というのは今までなかったんですが、降った雨が地中に染み込まないで地表に溜まっている分、流れていかない部分というのはどれくらいあるかというのを指数にしたものです。流域雨量指数というのは、その川の流域で降った雨がどう集まってきて、その水位が上がり、洪水災害の危険度を表すと、そういうものです。
朝倉、日田の大雨の時にテレビでご覧になったことがあるかもしれません。左側の一番下の、網の目のようになって紫色がぐちゃぐちゃありますけど、流域雨量指数を精緻化したことによって、全国4万河川を対象として危険度を判定できるようになったものです。同じような画が、多分当時のNHK等の報道で流れていたと思いますけれど、これは気象庁のホームページから取ってきてます。当時、例えばNHKはNHKで独自にソフトをつくり、気象庁のデータを使って同じような表示をしていました。
タンクモデルというので、染み込んだ分がどこに流れるかというのをモデル化して指数を計算しているんですけれども、こういうものを導入したことによって、警報の運用の改善は、あの災害の後に行ったんですけども、あの雨の最中にはもう既に指数を提供していたので、テレビでご覧になれたということです。
その結果どれくらい良くなったかっていうのを、ちょっと次に見ていただくんですけど、まず新たに導入した表面雨量指数、これによってその浸水害が、河川のほうじゃなくて、平地とかで水が溜まって、水浸しになるかというのを、大雨警報の1つの区分で出すんですが、左側が新しい基準で対象となる災害を捕捉するのが増えたかどうか表しています。この場合は増えていますので要するに取りこぼしが少なくなった。一方、空振りはどうかとなると、空振りは4割近く減ったと。だから、取りこぼしは35%も少なくなって、空振りが38%も減ったということで、これはかなり劇的な変化です。先ほどのその予測モデルのほうは、10%という話なんで、それも大きいんですけども、こういう新たな指数を導入することによってこれだけ改善しました。
もう一つの流域雨量指数を精緻化して、洪水警報がどう改善されたかというのが資料11ページですけども、捕捉回数はほとんど変わらない。減らなければ良しとしなきゃいけないかもしれませんが、空振りの回数は3割近く減ったということです。そうは言いながら、数字をじっと見ていただくとわかるんですけども、他の警報に比べてひと桁空振りが多いです。だからなかなか難しい警報ではあるんですけれども、それでも1割も当たらなかったものが、それがかなり当たるようになったと。5%ぐらいしか当たらなかったやつが、10%ぐらいになったということで、悪影響、おおかみ少年的な悪影響が非常に怖いんですけれど、それを少しでも減らそうという取り組みでありました。
もう一つその結果できることが増えたんですけど、特別警報というのは、ご存じのようにある一定基準を超すと、その県の中で出していた警報すべて切り上げていたんです。どこまでが安全で、どこからが本当に危ないのかという、そこの切れ目を客観的に評価できなかったものですから、県単位で切り上げていて、例えばこの長野県ですと、仮に南信のほうでちょっと大雨が引っかかったら、長野まで特別警報になってしまう可能性があったわけですね。もし普通に大雨警報が出ていたら、それを自動的に特別警報に切り上げてしまっていたわけです。そうすると非常にはずれ感があって、評判が悪かったんですけども、今回その3つの指標を使って危険度を評価して、その危険度が一番高い部類に入らないと、いずれのその危険度も一番高い範疇に入らないとなると、そこは特別警報にはしないという、そういう客観的な判断ができるようになりました。これは事例としてというか、山梨県の例(資料12ページ)を出していますけども、このように出さなくて、特別警報に切り上げなくてもすむ市町村の数が出てくるというふうになりまして、山梨県だと小さな県というか、あまり南北に広がるとかないんですけど、長野県の場合ですと、こういうふうに例えば北半分は警報のまま、南半分は特別警報、その逆ということも今後出てくるかと思います。
長くなって申し訳ないんですが、事例をちょっと見てください。先ほど申しました、去年の7月のその九州北部豪雨ですね、これちょっと概要書いていますが、これは後でできればご覧になっていただければと思いますけども、報道で見聞きされたと思いますけど、線状降水帯というのができて、同じ場所にずっと強い雨が降り続けました。半日ぐらい時間100mm近い雨がずっと降り続いたわけです。これは何でそういうことが起こったかというのがちょっと模式的に書いてあるわけですけども(資料16ページ)、ある場所で条件が整って、地形的な要因もあるんですけれど、次々と積乱雲ができてくる。積乱雲1個ですと、そんなに大した雨にならない、短時間で止むんですけど、それが風下に流れていくとその後に引き続いて次々と積乱雲ができて、「バックビルディング」というんですが、後ろに次々と積乱雲ができてきてそれがどんどん流れていく。それぞれの積乱雲で雨を降らせていますが、積乱雲が下流のほうに流れていくと、次々と新しい積乱雲ができていきます。だから、右の図のように積乱雲の移動に伴い雨は移動するんですけれど、その後からまた新しい積乱雲が雨を降り始めるということで、ずっと同じ場所で激しい雨が続きます。これは最近よく見られるんですけども、こういうことが特に激しかった事例です。
これが非常にごちゃごちゃいろいろ書いてあるのでわかりにくいんですが(資料17ページ)、一番下の棒グラフを見ていただくと、12時ごろから雨が降り始めて、21時ごろまで降っています。緑がアメダスの実況です。灰色が解析雨量といってアメダスとレーダーを合成して、そのメッシュ状にその雨量を推定したものです。それの一番たくさん降ったところを示しているんですけども、縦軸の左側を見ていただくと、一番上が150mm、真ん中へんで90mmですから、要するに100mm前後の雨がずっと降り続いていたということになります。青い折れ線グラフを見ていただくと、12時から21時までで900mmぐらい降ったということになるんですね。こんなにすごい雨は初めてなんですけども、将来、東日本は西日本並みだから、九州並みになる可能性があるということで、こういう雨もこの長野を含む中部・関東地域でも有り得るということをちょっと知っていただきたい。
この時の指数はどうなったかを見ていただくのですが(資料18ページ)、左側は普通の雨のナウキャストですけども、こういう画はご覧になっていますよね。で、左下は土砂災害警戒判定メッシュで、これは今までもあるもので、こういうものも担当部局の方は見慣れていらっしゃると思いますけど、それに加えて、右の2つが加わったわけですね。右側は、浸水害の指数を表したもので、紫は一番危険というところですけども、朝倉市の辺りは本当に紫、べったりになっています。その下が洪水警報の危険度分布ですけれども、中小河川のこの下の辺りの中小河川がすべて紫になっている、こういう画も多分テレビでご覧になったと思います。こういうものが今後提供されていきますので、これを見て危険度の高い範囲をわかりやすく見ていただけると。これによって対策も立てやすくなっていただけるんじゃないかということ。あとは気象庁が出す警報もはずれ率がかなり下がっていくということで、今後さらに激しくなるかもしれない雨に対して、対策が進めばなと思っているところでございます。
最後、今回まとめたものですけども、警報というのは人命に関わるものですから、予測された幅、予測には幅があるんですけど、予測の幅の中の危ないほうで判断します。平均とかで出しては人命に関わりますので、危ないほうで出します。そうすると当然、実際はそれよりも低いことのほうが多いんですね、それでどうしてもはずれ感があって、それが高じるとおおかみ少年的な悪影響で無視されてしまう。はずれたと言って叱られるのは気象庁は慣れているっていうか、それは良いと思っています。そういう考え方で出してますからいいんですけども、無視されるのが一番怖いので、いかにそのおおかみ少年的な悪影響を減らすかという努力を続けています。それを今回ご紹介したように、予測技術を改善したということと、その新たな指数を導入して、そのはずれ率を低減させたということで、これは非常に近年になく大きな改善だったので紹介させていただきました。以上です。

(太田副知事)
ありがとうございました。せっかくの機会ですので、皆様から質問等ありましたらお願いいたします。
どうぞ。

(中島副知事)
とても興味深いお話ありがとうございました。
今回のお話、非常に新しい技術ということですけれども、警報的な使い方に加えて、その予防的な措置にも使える可能性はあるのかなと思って聞いていたんですけれども、例えば今、結構森林を開発して、メガソーラー等も増えていて、そういった中で、100年に一度、50年に一度の降水確率も見ながら、いろんなその調整域をどれぐらいの大きさにするかとかいろいろしているんですけれども、そういうとき、なかなかその局地的な豪雨が今後どういうふうに起こりうるかっていうことも予測するのはなかなか難しくて、ただこれまでの実績もその細かい単位ではないので、非常に予測が難しいという状況があるんですけれども、この土壌雨量指数とか、表面雨量指数とか、流域雨量指数のこれまでのその経緯が細かい単位でわかると、開発が予定されている地域に近いところのデータを当てはめてですね、局地的な豪雨も若干考慮することができるのかなというふうに思っています。この流域雨量指数が、細かい単位で見えるということになれば、街の開発予定地の近くでの流域雨量指数のこれまでの経緯が見られれば参考になるかもしれませんし、また、表面雨量指数や土壌雨量指数の数値が流域雨量指数のように細かい単位で今後見えるようにしてもらうと、そういった開発地域に近い地域で実際どうなんだろうかということも見てですね、その開発が良いかどうかチェックができるかなと思ったんですが、そういった予防へ使える可能性や、今後の発展の可能性を少しご助言いただけるとありがたいなと。

(西出長野県防災総合アドバイザー)
まずその土壌雨量指数のほうは、1kmメッシュで多分気象庁はしたいと考えている、計画していると思います。それは、後はそれに予算が伴えばということだろうと思います。
今、今後の開発の参考にするため、過去のその地域ごとの各指数の変遷というのが、今でも多分、これまでの雨量を使って、過去の災害と対比しながらこの指数の開発をしてきたはずなので、まずは一定のデータはあると思います。それで、それが年とともにどう変化しているか、どうすればその対策をとれるかというのは、ちょっと結びつけ方はわからないんですけども。
これまでの例で言うと、逆かもしれませんけど、その河川の改修とかを行うと、強くなり、そうすると、今までと同じ雨が降っても災害は10分の1になったりとか、そういうことが他の事例であります。同じ場所で十何年前に起こった災害と、同じ場所で、新潟県の例で言うと、同じ雨か、それ以上の雨が降っているけど、災害は10分の1ぐらいになっていると。要するに効果はそうやって多分現れているので、それを今おっしゃったように、予防的な観点で、災害が起こる前にこういうその改修なり、評価をすれば、こういうふうに災害減るはずだということは、多分その専門の方からできるだろうと思います。
気象庁としては多分、この指数をつくるに当たって、蓄積したデータを多分提供できるんだろうと思うし、今後どんどん蓄積していくデータを使っていただくことによって、予防的な使い方も多分できるんだろうと思います。そういう発想で私は今まで考えてこなかったんですけど、多分今おっしゃったように、うまく使えばできるんだろうなと思います。

(中島副知事)
一緒に研究させていただければありがたいなと思います。

(西出長野県防災総合アドバイザー)
ありがとうございます。

(太田副知事)
他にございますでしょうか。
どうぞ。

(池田危機管理監)
先生、本当にありがとうございました。西出様には本当に、首長さんたちを集めた防災トップセミナーでありますとか、あるいは庁内の若手職員の研修会でも、大変わかりやすく解説をいただいております。ありがとうございます。
質問ではありませんが、本当に防災情報のシステムとかですね、その仕組み、そしてこれに至る経緯ですね、これをしっかり熟知した上で、災害対応にあたっていくことがやっぱり必要じゃないかなというふうに改めて思いました。気象台さんの協力を得ながら、関係機関等への周知にも、努めてまいりたいと考えておりますので、引き続きアドバイスよろしくお願いいたします。

(太田副知事)
ほかにございますか。
知事、何かございますでしょうか。

(阿部知事)
いつも西出アドバイザーには最新の情報をわかりやすくお話しいただきましてありがとうございます。
ぜひ各部局長、そして局長の皆さんには、西出アドバイザーが言っていたように、この空振りを恐れずに対応していかなきゃいけないのが災害対応だと思っていますので、気象庁はお詫び慣れしているっていう話もありましたけども、災害が拡大してお詫びするんじゃなくて、我々は事前にしっかり対応して、ちょっとそれやりすぎじゃないの、ぐらいにお詫びするほうが私も良いと思っています。ぜひそういう姿勢で取り組んでいってもらいたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
それから、中島副知事が言っていた予防への活用、これぜひ気象庁と我々、モデル的でもいいので、何か一緒にコラボレーションさせていただいて、事前の防災対策、ハードの整備も含めて、どういうことができるかというのは、多分今ご説明いただいた詳しいデータがあれば、今のAI時代はかなりいろんなことが考えられるんじゃないかと思いますので、またそこはご相談させてください。ありがとうございました。

(西出長野県防災総合アドバイザー)
はい。

(太田副知事)
西出アドバイザー本当にありがとうございました。これからもよろしくお願い申し上げます。

(太田副知事)
続きまして、その他に入ります。
まず、関環境部長からお願いします。

(関環境部長)
その他の資料1であります。乾式オフィス製紙機(ペーパーラボ)の導入について報告をさせていただきます。
ペーパーラボは、水を使わずにオフィスで古紙からそのまま再生紙を生産するというものでありまして、エプソンさんが開発されたものであります。これは、この機械を使うことによって、紙を再生するという意味では、森林を保護することにもなりますし、また、水を使わないということでは、水資源の保護にもなります。また、県庁内で古紙をそのまま再生するということでは、輸送に伴うCO2の削減にもなる、ということで非常に環境にやさしい技術であります。また、このほかに、書類を庁内から外に持ち出さないという点では、セキュリティに配慮することも可能であります。こういったことから、長野県で導入をするということで、昨年の9月補正で予算をお認めいただきました。
長野県では、活用方法として二つ予定をしております。
一つは、環境教育であります。小学生の県庁見学が年間14000人ぐらい来ておりますので、こういった子どもたちに見てもらうこと。また、来庁者に対しても公開ですとか、実演をしたいと思っております。
二つ目の再生紙の活用による環境先進県の発信ということでは、このエプソンのペーパーラボでできた用紙を使った名刺の台紙を作りたいと思っておりますし、また、メモ帳を作成をし、県庁見学の子どもたちに記念品として渡せればと思っております。
県庁の議会棟の講堂に向かって右側に、現在設置を進めておりまして、財産活用課の皆さんの協力もいただきながら、現在工事中であります。スケジュールにありますように、2月6日には稼働を開始したいと思っておりまして、午後に知事も出席をしていただいて、稼働式を行いたいと思っております。
運用方法ということで、裏面にございますけれども、各所属で古紙を分別していただいております。各所属で分別されたものを、各階の収集場所、専用のものを設けておりますので、そちらで回収をしたものをペーパーラボで活用したいと思っております。活用例のところにもありますが、名刺・メモ帳のほかにも、コピー用紙としてA4サイズのものを作りたいと思っておりますので、対外的な用紙として活用していただくことで、意識啓発にもつながるかと思っておりますので、各部局の皆さんにおかれましても、古紙の分別とその活用についてご協力をいただければと思っております。以上であります。

(太田副知事)
質問・意見ありましたらお願いいたします。
どうぞ。

(小林総務部長)
今環境部長さんから話ありましたように、総務部財産活用課を中心になって、一緒になってこれを取り組んでまいりたいというふうに思っております。ぜひ各部の皆様に、この活用、様々なかなり薄い紙が技術開発でできつつありますので、活用できると思いますのでお願いしたいとともに、こうしたことを取り組むことに合わせて、ぜひ全体の紙の使用量の削減というところにも、引き続き各部門に取り組んでいただいて、効果がかなり出てまいりましたが、さらなるお取り組みをぜひこの際お願いしたいと思います。以上でございます。

(太田副知事)
ほかにございますか。
それでは次に油井建設部長からお願いします。

(油井建設部長)
続きまして建設部から第36回全国都市緑化信州フェア関係に係る協力依頼についてご説明を申し上げます。お手元にパンフレットを配ってございますが、ご参考にご覧ください。
平成31年の4月に、松本平広域公園をメイン会場といたしまして開催します信州フェアにつきましては、昨年12月に500日前イベントを行う等、着実に準備を進めているところでございます。パンフレットの裏面にメイン会場のレイアウト図、おおむね4つのゾーンに分けて記載をしてございます。また、サブ会場といたしましては、国営アルプスあづみの公園等を予定をしているところでございます。
各部局の皆さまにも、フェアでの具体的な取り組み内容についてご協力をいただきまして感謝を申し上げているところでございます。引き続きフェアを全県で盛り上げまして、都市緑化を推進するため、皆さまへのフェアのご支援、ご協力をお願いいたします。
併せまして、お手元に配布してございますが、フェアをPRするためのピンバッジを作成してございますので、ぜひフェアの周知にもご協力をお願いします。以上でございます。

(太田副知事)
質問等ございますでしょうか。
最後に知事から何かありましたらお願いします。

(阿部知事)
総務部長から話があった紙の使用量の削減は、ぜひ各部局しっかり取り組んでもらえればと思っています。私もどうしても簡単に「これコピーしておいて」と頼むことが多いですけれども、なるべく資料は少なめに。各部長にはタブレットが配られていると思いますので、持って歩くような資料はなるべくタブレットに送ってもらうようにして、そのほうが運ぶ重量も少なくて私としては助かっているので、そういう意味でメールの活用も含めて活発にICT環境を使ってもらいたいと思います。
それの関連でいくと、県庁内外のやりとり、ファイルが重いとはじかれるのは改善されるのかな。結構私、自分で自分のメールアドレスに資料送ったりすると、家から送るとはじかれちゃったりしているので、ペーパーレス化、紙の量を減らす上では、ICTの環境改善はセットだと思っているので、ぜひよろしくお願いします。
それから、都市緑化信州フェア、これはもうあと1年と少しというかたちになりましたので、ぜひ松本、そして北アルプス地域振興局にもしっかり地元の皆さんとの連携をお願いしたいと思いますし、建設部中心にやっていますけれども、ぜひ各部局の皆さんにもいろんなかたちでコミットしてもらって、協力をしていってもらいたいと思っています。
例えば観光部には、この期間中は、信州フェアの会場に多くの観光客が来てもらえるような旅行商品をつくってもらうような取り組みとか、農政部には、県内は花きの生産者もいっぱいいらっしゃるんで、そういう皆さんのモチベーションも上がるような取り組みをこの期間に一緒にやってもらうとか、いろんなコラボレーションしていただくやり方があると思っていますので、ぜひ各部局挙げてこの信州フェアが成功するように協力してもらいたいと思います。よろしくお願いいたします。以上です。

(太田副知事)
それでは本日の部局長会議はこれで終了いたします。お疲れ様でした。

 

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