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更新日:2025年4月28日

アルピコ、長電バスの廃止について

ご意見(2025年3月14日受付:Eメール等)

私は今高校生で毎日アルピコ交通の高府線、長電バスを利用し高校へ登校しています。2週間ほど前、高府線が4月から運行本数を減らすという報道を聞き、今も1時間に一本走ってることがあるかないかなのにも関わらずより一層今よりも不便になることにショックを受けていました。しかし今日、9月に高府線や新町線、鬼無里線など山間地域を結んでいる6路線のバスを廃止するという衝撃的なニュースを目にしました。長野市の中でも特に衰退化、高齢化が進んでいる地域を中心にバスの運行を廃止するいうことはその地域に住んでいる人の生活を困難にさせ地域をより孤立化してしまうことはもちろん、これから長野市に住もうと考える人の選択肢としては安茂里か北長野の辺しか無いように思えます。又、観光面においても、コロナが終息しインバウンドが増えている長野県にとって戸隠などの有名な観光地へのアクセスが悪くなり大きな打撃を与えてしまうと思います。
これからを見通しても、より一層高齢者が増えていくなかで車の運転ができなくなってしまった人はどうするのでしょうか。バスも無い、鉄道も無い、飲食店もスーパーもない。陸の孤島のようになり、当然こんなとこに住もうと思う人はなく地域が、地元がなくなってしまいそうです。そして何よりバスがなくなってしまうと親の送迎頼みになってしまい勉強にも支障が生じてしまいます。それが一番打撃が大きいです。
私の利用している高府線では最終バスなどは確かに乗客があまりいないですが通勤通学時間や日中は立っている人もキツキツなくらい埋まることが多々あります。山間地域に住む子供達やお年寄り、地域活性化のためにもどうかこのアルピコ交通の路線バスの廃止をくいとめていただきたくホットラインに書かせて頂きました。

回答(2025年3月24日回答)

長野県企画振興部交通政策局長の小林真人と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました、アルピコ交通及び長電バスの路線廃止に関するご意見についてお答えします。

このたびは、普段通学でご利用されているバス路線が廃止予定であるとの報道に接し、ご不安に感じていらっしゃる心中お察しいたします。
また、公共交通の廃止により、地域の生活が困難となることや地域の孤立化につながるのではないかという点は、ご懸念のとおりであると考えます。

長野県では令和6年6月に「長野県地域公共交通計画」を策定し、「自家用車に頼らなくても大きな不便を感じずに誰もが安心して暮らせる持続可能な社会を実現する。特に通院・通学等の日常生活における移動や観光地への円滑な移動が確保されている状態を目指す。」ことを掲げております。

現在、地域ごとに、行政や交通事業者等の関係者が一体となって、将来にわたって地域公共交通ネットワークが持続できるよう、また「通院」・「通学」・「観光」における必要なダイヤ・便数等を確保できるよう具体的な検討を行っております。

特に、今回廃止予定の路線につきましては、通学等に利用されている路線であると承知しておりますので、地域の行政や交通事業者が参画する長野県公共交通活性化協議会長野地域別部会で県が主体となって議論を行い、運行事業者へ運行の維持を働きかけることや代替手段等について検討し、県教育委員会等とも連携しながら、利用者の皆様や地域の皆様の移動手段が維持・確保できるよう取り組んでまいります。

以上、ご意見への回答といたしますが、ご不明な点がございましたら、交通政策課長:丸山正徳、担当:交通企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。

【問合せ先:企画振興部/交通政策局/交通政策課/交通企画係/電話026-235-7015/メールkotsu(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:交通)(月別:2025年3月)2024000767

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

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