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更新日:2017年5月15日

知事会見(平成29年(2017年)5月12日(金曜日)11時00分~11時39分 会場:県庁)

項目

阿部知事からの説明

  1. 山火事予防について
  2. 「しあわせ信州移動知事室(諏訪地域)」の実施について

取材者からの質問

  1. ふるさと納税について(その1)
  2. ふるさと納税について(その2)
  3. 子どもを性被害から守るための条例について
  4. 山岳遭難について
  5. 大北森林組合等補助金不適正受給事案に係る法的課題検討委員会について
  6. 6月の補正予算について
  7. ホーチミン市 ディン・ラ・タン書記解任について
  8. 知事の政治家としての姿勢について

 

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本文

阿部知事からの説明

1 山火事予防について

 

長野県知事 阿部守一
 今から会見を始めます。よろしくお願いいたします。(手話で表現)
 私から今日は2点お話を申し上げたいと思います。
 まず1点目ですけれども、山火事の予防について再度のお願いです。3月1日から5月31日まで、春の山火事予防運動実施期間ということで、山火事防止のための活動に取り組んできていますが、特に、3月17日から4月16日までを春の山火事予防特別強化月間ということでパトロールの強化、メディアの皆さま方のご協力による予防対策等に取り組んできました。しかしながら、ご承知の通り、ゴールデンウィーク中に飯田市等で、山林火災が発生しました。近隣の都県、自衛隊等にご協力をいただき、空中消火活動等で鎮火させましたけれども、こうした山林火災の予防防止について、改めて県民の皆さま方にお願いしたいと思います。今回、飯田市等の林野火災における空中からの消火活動にご協力いただいた都県の消防の皆さま、自衛隊の皆さまには、この場をお借りして改めて感謝申し上げたいと思います。5月というまさに長野県にとっては春の行楽シーズンでもあり、また、さまざまな、農業、林業等の活動等も活発になってくる時期でありますけれども、しかしながら、この時期は乾燥した状態が続いている日々が多い時期でもあります。また、ご承知の通り、現在、空中からの消火活動については他の都道府県、自衛隊の応援に頼らざるを得ない状況になっていることから、改めて県民の皆さま方、山に入られる方々、関係の皆さまに、引き続き林野火災の予防について、しっかりご協力いただきたいということをお願いしたいと思います。特に、県民の皆さま方には、枯れ草等がある場所でのたき火は行わないでいただきたいこと、また、たき火から離れるときには完全に消化を行って確認していただきたいと思います。さらに、強風あるいは乾燥しているときにはたき火や火入れは行わないこと、またタバコの吸殻については必ず始末をしていただくこと、さらに、火災を発見された方はすぐに119番通報をしていただきたい。こうしたことについて、これまで以上に注意を払っていただき山火事予防にご協力いただきたいと思っております。県としましても、引き続き、山火事予防パトロールの強化、広報等の啓発活動、注意喚起等に取り組んでいきたいと思っております。メディアの皆さま方に置かれましても、引き続き、こうした取り組みにご協力いただきますようお願いを申上げます。

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2 「しあわせ信州移動知事室(諏訪地域)」の実施について

 2点目ですけれども、しあわせ信州移動知事室の実施についてです。お手元に記者発表資料をお配りしていると思いますけれども、今回6回目となります、しあわせ信州移動知事室を、7月10日から12日までの3日間、諏訪地域で開催いたします。
 諏訪地域は、八ヶ岳、蓼科、霧ヶ峰、諏訪湖といった自然環境、観光資源に恵まれている場所であり、また、古くから交通の結節点として行き交う方々が大勢いる場所、さらに、多くの伝統文化が培われ、諏訪大社、尖石遺跡などの貴重な歴史的資源を有する場所です。産業的にも、ものづくり産業を中心に繁栄してきた地域ですし、先ほど申し上げたように、多くの観光客をお迎えし、高原野菜、花卉(かき)等を中心とした農業も盛んな地域です。こうした諏訪地域において6回目の移動知事室を開催しますが、私自身が諏訪地域に滞在することによって、諏訪地域の強みあるいは課題について市町村長の皆さま方をはじめ、多くの皆さま方と対話をする中で、直に確認をすると同時に、多くの皆さま方の諏訪地域の未来に向けての思いについても、しっかりと承っていきたいと思っております。
 具体的な日程等については現在調整中ですので、詳細が確定次第お知らせをしていきたいと思っています。

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取材者からの質問

1 ふるさと納税について(その1)

 

 

日本経済新聞 佐伯遼 氏
 ふるさと納税に関してお伺いします。伊那市で先日、家電をふるさと納税の返礼品から外すという対応をされましたが、県からもいろいろと働きかけをされている中での決定だったと思いますが、改めて伊那市の対応についての感想を聞かせていただければと思います。
 併せて、まだ家電等を返礼品として扱っている自治体もあると思うのですが、自治体への働きかけというのを今後どういうふうに考えていらっしゃるかも教えていただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 
ふるさと納税の返礼品のあり方については、関係市町村の皆さんにはいろいろな思いがあるだろうと思います。ただ会見の場でも申し上げたように、制度全体をどう維持していくかということについても、個々の市町村の財源確保という観点と併せて、しっかり考えていただく必要があるのではないかと思っています。そういう意味で、伊那市においては総務省の通知を踏まえて見直しをされたということで、今回の趣旨をしっかり受け止めていただけたと考えております。
 まだ検討中の市町村等もありますけれども、私とすれば、ふるさと納税を維持していく方向が望ましいと思っていますので、個々の市町村の財源確保と、ふるさと納税を自治体全体でどういう形で維持していくのかの両方の調和をしっかり考えていただき、方向付けをしてもらいたいと思っています。

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2 ふるさと納税について(その2)

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 
今のふるさと納税の質問に関連しまして、総務省の通知に従っていない自治体については、県としては今後、どのように関わっていくかということについてお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 
先ほど申し上げたように、私も制度自体を維持していく上での総務省の考え方というものについては、一定の理解をしているところです。ただ他方で、これまで各自治体はいろいろ知恵を凝らしながらふるさと納税を集めようと地域の発展のため頑張ってこられたわけですから、基本的にはそれぞれの市町村が、先ほど申し上げたような、全国的な状況をしっかりと認識してもらった上で、主体的に方向付けしていただくということが重要だと思っています。全国の状況やふるさと納税をめぐる議論については、引き続き、県から市町村の皆さま方にしっかりお伝えしていきたいと思います。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 
関連しまして、ふるさと納税はそもそも納税先を選べるという仕組みの中で、応援したい地域にお金を寄付するという形です。なので、返礼品はあくまで別のものという理解でやっているはずです。一県民としての意見なのですが、知事が掲げていらっしゃる、人生を楽しめるとか、個人的に非常に共感する部分があって、長野県知事いいじゃないかと思うのですが、長野県のふるさと納税のホームページを見ますと、やはりお礼の品を紹介するところがあって、1万円以上のものはこれだけ渡しますとか、3万円以上の方はこれだけとか、5万円以上になるとかなりのものが出てくるという話が書いてあって、非常に残念というか、いくらに対して何を出すかというよりかは知事の施策をきちんと打ち出して、おおむね長野県の特産物を紹介するのがあれば、こういったものがあるから、いくらに対してこういったもの出すという紹介の仕方ではなく、長野県にはこういういいものがあるから、ざっくりとこういうものをお渡ししたいという知事の考えを示すべきではないかなという印象を抱いております。知事の考え方をお聞かせ願えますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
それは全くご指摘の通りです。また税務課に検討するように指示したいと思いますけれども、本来は、どういう使途で頂戴した寄付金を活用するかということはしっかり前面に出していくということが重要だと思っていますし、例えば、長野県であれば自然環境の保全であったり山岳環境整備だったり、そうしたことにこれまでも多くの皆さんにご協力いただいていますけれども、やはりそうしたことをしっかり前面に掲げて、対応していくということが重要だろうと思っています。ただ逆に、私どもも一定の寄付を集める上では、返礼品競争みたいになっている中で、そうしたアピールもしていかざるを得なかったという所もあるので、こうした総務省の通知が出される中で、県としてどういうアピールをしてふるさと納税を集めていくか、再度しっかり考えていきたいと思います。

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3 子どもを性被害から守るための条例について

信濃毎日新聞 牧野容光氏
 子どもを性被害から守るための条例の関連で教えてください。4月に初めて書類送検された事件について、今月10日に条例で摘発された事件について検証するための子どもの支援委員会が初めて開かれました。その会合には県警が出席せずに、県が県警から提供された資料をもとに事件の背景を説明して、委員さんからは情報が不足しているといった指摘が出ています。こうした状況について有識者は、県警がこの場に来て説明すべきではないかとの指摘がありましたが、知事は今後、支援委員会に県警の出席を要請する考えはおありでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 県警と私は独立した執行機関でありますので、警察は警察のご判断があると思いますけれども、私とすれば、委員から警察の皆さんにもご協力いただきたいというご意見があれば、そうしたご意見を尊重して対応していくべきものと思っています。

信濃毎日新聞 牧野容光氏
 委員さんから指摘がなければ対応しないのですか。

長野県知事 阿部守一
 今申し上げたように、県として責任をもって対応していくということも重要であります。次世代サポート課長から、個別の事案についても県警から詳細に聞き取った内容について、委員会でご説明をさせていただいていると認識しています。警察はあくまでも捜査機関です。しかしながら子どもたちの置かれている状況は、警察の捜査だけが唯一絶対のものではなく、例えば学校に行っている子どもであれば学校の状況はどういう状況なのか、あるいは、ご家庭の状況はどういう状況なのかということは警察が犯罪捜査の観点で関わらない部分というのも逆にあるだろうと思いますので、そういう意味で、警察の皆さんが出て来ていただけば、それですべて物事が進むというものでは必ずしもないだろうと思っています。また警察も組織として対応されていますので、例えば県警本部の方が出てきてもおそらく次世代サポート課長が説明するのと同じような内容にならざるを得ないだろうと思います。そういうことを考えれば、県警が出席をするしないということのみが、この委員会の評価を不十分にしているというようなことにはならないと思っています。ただ、できるだけここの場においてはしっかりとした検証をしていくということが重要だと思いますので、そういう観点で私とすれば、できる限りの対応は考えていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 知事が指摘されるように、検挙するために捜査して得た情報を持っている県警だけではなくて、学校の状況とか家庭の状況とか、そういったものを検証することは非常に重要だと言う指摘は識者からもあり、聞き取り調査による二次被害には十分注意しながらも、捜査機関だけの情報に頼らず、子ども支援センターの相談員とか、そのような方々が個別の事案について背景を調べて、個別事案の検証に生かすべきだといった指摘もありました。そのような指摘について、知事としては今後どのような調査を考えたいか、考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 今回、子ども支援委員会でこうした検討をするということ自体、他の県では行われていない取り組みです。子どもを性被害から守るための条例の中で、メディアの皆さんの取り上げは、どうしても罰則の是非のところにしか議論がなされていないわけですけれども、教育の重要性だとか、県民運動の重要性だとか、条例上はそうしたことも併せて規定させていただいているわけです。まさに今いただいたご質問は、今回の条例が想定していた議論が、今回の個別の事案の検証の中でも出てきているということだと思います。私とすれば、ぜひそれぞれの委員の皆さま方から出ているご意見、ご指摘は丁寧に受けとめる中で、何よりも重要なことは罰則規定を発動するかしないかではなくて、子どもたちが被害者にならないようにするための予防措置についてどう対応するのか、あるいは不幸にして被害者になってしまった子どもたちに対して、どのようなサポートをすればいいかが重要だと思いますので、教育であったり、被害者のケアであったり、県民運動であったり、こうしたものの強化、達成化にこの検証をつなげていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 今回検証した2件の深夜外出の件について、深夜に連れ出された、あるいは一緒に出ていったことについて、少女の側に被害感情はあったのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 ここの場面でお答えするのは差し控えたいと思います。今回の子ども支援委員会での検討の内容についても、どのような形で対外的にお示しするかということ自体が、委員会での検討事項になっていますので、現時点で私が個々の事案についてここでコメントすることは差し控えさせていただきたいと思います。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 今回の事案で、もし被害感情を抱いて、被害だと認識していて非常につらい思いを抱いていらっしゃれば、支援していかなければならないと思うのですが、被害感情がないとすれば、深夜外出という形式だけで今回の処罰の対象にすることは、一般論として自由な恋愛を阻害する恐れにはならないでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 条例を制定する際にも自由な恋愛を阻害することがないようにということは、相当慎重に検討してつくっています。処罰規定においても、いわゆる第2類型を外しているのが本県の条例になっています。そうした中で、他県に比べると非常に抑制的な条例内容になっていますし、さらに、そうした状況の中でも、個別の検証を行っていこうとしています。今のご質問に対しては、私とすれば、条例制定時において、相当程度配慮しているということがまずあった上で、そうした点も含めて、これからの制度設計であるとか、これからの運用面であったり、こうしたものについてどうするかということを、まさにこの委員会で検証していただいていますので、そうした点については、一回だけの検証ではなくて、これからの継続的にいろんな事例の検証を行っていきますので、そうした検証結果を踏まえて、私どもとして適切な、本当に子ども本位の対応を、今後ともしっかり行っていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 また一般論で申し訳ないのですが、これまでの取材で今回の摘発された事件については、21歳の男性が17歳の少女を連れ出した、ないし、23歳の男性が17歳の少女を連れ出したという事案です。いろいろな方に投げかけをすると、私もそういった印象があるのですが、取材先の中で1番多かったのは、14歳の少女を連れ出すのはどうかなというのはあるのだけれども、一般論として、23歳の男性が17歳の少女と出歩くこと、交際するということはあるのではないかなというような声が多かったです。実際に知事としては、23歳の男性と17歳の少女が交際すること、あるいは実際に深夜で出歩くことはあり得るとお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 本県は真摯(しんし)な恋愛自体を規制しようという趣旨で取り組んでいるわけではありません。そこのところは条例制定の時にも何度もお話をしています。自己の性的欲望の満足のみを目的とするというものについても、他の県では処罰対象にしています。本県の場合は、極力本人の主体性というものは尊重しようということで、欺きであったり威迫であったり、そうしたものにかかる性行為を処罰の対象にしているというのが本県の条例でありますので、信濃毎日新聞の報道を拝見していると、あたかも他の県と同じような条例を長野県も制定したかのように読めてしまいますけれども、他県に単に追随しているのではなくて、しかも処罰規定だけではなく、先ほどから申し上げているように、予防のための教育とか被害者支援まで含めて、総合的に取り組んでいるということについても、是非、県民の皆さま方が、御社の報道を見てわかるように伝えていただければありがたいと思います。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 取材を担当する記者としても、性被害防止とか、性教育の充実というのは出来るだけ伝えていきたいと考えています。子ども支援委員会はそもそもいじめや体罰などによる、人権侵害に悩む子どもや保護者からの申し出を受けて調査審議する組織でありますが、一方、この条例、申し出がなくとも条例で摘発された案件についてはすべて検証すると県としては運用を決めています。これについては、なぜすべて検証すると決めたのか改めて知事の考えをお願いできませんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 子ども性被害から守るための条例自体、今まで長野県条例を持たずに取り組んできた県としては、いろいろと議論を重ねて制定させていただきました。そういう中で先ほどから申し上げているように、他の県とは同じ内容ではない部分が多々ありますし、特に処罰規定のところについては、他県と対象範囲が異なっている状況であります。そういう中で、私どもとすればこの条例をこれからしっかりと守って育てていく、子ども本位でこの条例を活かしていく観点からも、しっかりとした検証が必要だと考えているところです。そういう意味で特定の企業名ばかり連呼して申し訳ないですが、信濃毎日新聞からのご指摘にも十分応えた対応をさせていただいていると理解しています。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 最後に1点。子ども支援委員会では、大きく言えば2つ検証することになっています。つまり、被害を受けた子ども側が適切なケアを受けられたか、もう一つは、事件の背景。今回で言えば、なぜ深夜外出したかということであります。それで、例えばその被害にあったと子どもがカウンセリングを受けられたのかとか、あるいはカウンセリングによって、子どもはちゃんと回復したのか、といったことが検証されると思うのですけども、そういったことにとどまらず、被害は受けてしまったものの、今は地域の輪の中で守られながら、ちゃんと暮らしている、そういうところまで調べて証明したり、保護する、子どもを地域で見守って、同じ子どもが二度と被害に遭わないようにする、そういったところまで調べるような方針でいらっしゃるのでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 子どもを性被害から守る条例をつくって、そして、検証していこうということで、先般、初めて実際の事例を委員会で検討していただきましたけれども、私どもは、常に改善すべきところは改善をしていきたいと思っています。これは、やはり子どものことが第一でありますので、サポート体制であったり、事前の教育だったり、インターネット学習だったり、こうしたものも含めて、どうしたことが必要なのかということについて、常に実際の案件から、あるいは実際の子どもたちの課題からフィードバックをしながら、進めていくということが重要と思っていますので、そういう意味で、この仕組み自体、他の県は、全くこんな取り組みは行っていない。全くというと言い過ぎですが、ほとんどないだろうと思いますので、これは長野県としての、ある意味で独自の取り組みでありますし、何よりも子どもたちのためにこうした仕組みをつくっていますので、しっかりと成果が上がるように、先ほど申し上げたように、委員の皆さま方のご意見をできるだけ丁寧に、真摯に受けとめて、対応していきたいと思っています。

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4 山岳遭難について

市民タイムス 赤羽啓司 氏
 山岳遭難の関係を伺いたいのですが、今年のゴールデンウィーク中の山岳遭難について、この前県警から発表がありまして、23件ということで、知事も、かなり強化して臨んだのですが、増えてしまいました。7月からもう夏山が始まるわけなのですが、そこまで1カ月半。山岳遭難の防止の方向性として、知事の中で、こんなふうにとか、こんなふうに強化したいとか、ありますでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 これからまた、長野県、夏には信州デスティネーションキャンペーンがありますので、できるだけたくさんのお客さまに長野県にお越しいただいて、山も楽しんでいただこうと思っています。そういう意味で、山岳遭難の防止対策については、引き続きしっかり取り組んでいかなければいけないと思っています。今回、連休中の山岳遭難が残念ながら昨年より増加という結果になりましたけれども、環境的には例年より積雪が多く、またその一方で、日中は気温が上がって雪解けが進んで滑りやすくなっていた、といったこと等から、滑落・転落が多発したと考えています。そういう意味で、残念な環境ではありましたけれども、これから、夏に向けて、しっかりと、山岳遭難防止対策を継続的に取り組んでいきたいと思っています。まず一つは、6月まで春山としての注意がまだ必要な時期が続いてまいります。山菜採りをされる方等もいらっしゃいますので、引き続きこの遭難防止を呼び掛け、啓発を行っていきたいと思っています。また、夏山のシーズンを迎える中で、当面、啓発活動などをしっかり行っていきたいと思っていますし、また、山岳遭難防止対策協会、県警の皆さんとも連携して、今後の対応についても考えていきたいと思っております。当面の対応以外にも、中長期的には、登山安全条例を制定しておりますので、基本的なルールマナーについては、しっかりと定着するように引き続き取り組んでいきたいと思っておりますし、また、ICTを活用した安全対策の促進等についても、今後さらに検討を進めていきたいと思っています。

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5 大北森林組合等補助金不適正受給事案に係る法的課題検討委員会について

信濃毎日新聞 千野雅樹 氏
 
午後に大北森林組合の関係で、法的課題の検討委員会の初会合があるかと思うのですが、知事もこれまで損害賠償については法的に大変複雑で、さまざまな論点があるということで、こういった形で専門家に集まってもらうという形になったと思うのですが、県とすればできる限りの損失を最小化する上では、損害賠償の検討というのは一つ欠かせないものかと思うのですが、改めてこの検討委員会の期待感について、知事のコメントをいただければと思うのですが。

長野県知事 阿部守一
 
損害賠償請求についてはご質問にもありましたように、私も大学で一応法律を学びましたけれども、今回の案件はかなり自治法も関わってくる話であり、難しい課題だなと考えています。そういう中で専門家の皆さんに集まっていただいて、特に今回のメンバーの皆さんは、いずれもそれぞれの分野の専門家の方でありますので、ぜひ客観的な観点からしっかりと検討いただいて、この損害賠償について、方向付けを行っていただきたいということを期待しているところです。監査委員からの、9月というリミットもある中ですけれども、精力的にご検討いただいて、しっかりと方向付けを行っていただければありがたいと思っています。

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6 6月の補正予算について

読売新聞 丸山修 氏
 
6月の補正予算についてお伺いしたいのですが、当初予算を編成した時と比べれば、防災ヘリの墜落事故を含めて県政を取り巻く状況には、だいぶ変化も出てきていると思うのですが、現時点で知事としてはどのような方向で検討されているかお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 
防災ヘリの問題は、確かにヘリの機体を降ろしたりするというようなことで予算がかかってくるところもありますけども、6月補正全体について、今の段階でまだ明確な方向性を持って検討している状況ではありません。私とすれば、まずは当初予算をしっかりと執行していくことが基本ですので、そういう中で、喫緊な対応を必要とする案件が、各部局の方であれば、適切に対応していきたいと考えています。

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7 ホーチミン市 ディン・ラ・タン書記解任について

読売新聞 丸山修 氏
 先日ベトナムからお越しになられて知事と面会されていましたディン・ラ・タン、ホーチミン市の党委員会の書記が、今週になりまして最高指導部である政治局員を解任されたというニュースがありましたけれども、この件に関する知事の受け止めと、今後の県とベトナムの交流に与える影響についてどのように見ていらっしゃるか、お聞かせください。

長野県知事 阿部 守一
 
私もニュースで拝見しましたけれども、ディン・ラ・タン書記は4月にご来県されて、ホーチミン市と本県との交流について、熱心にお話をいただいたばかりですので、状況、背景等を十分に承知していませんけれども、残念な思いです。ホーチミン市との間では覚書を締結しましたけれども、覚書については行政機関としてのホーチミン市と長野県との間で締結したものです。そういう意味で、ディン・ラ・タン書記が交代されるということが、市・県の友好交流に影響を与えるものではないと思っています。

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8 知事の政治家としての姿勢について

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 
政治家としての姿勢をお尋ねしたいのですが、知事はこういう会見でも明確にきちんと説明する印象を受けるのですけれども、今、国会で安倍総理大臣が憲法改正をめぐる議論で、国会議論の中で「私の考えは読売新聞を読んでくれ」という発言について、議会軽視ではないかといった批判、あるいは私も個人的に取材した記者であればそれはないだろうと、何のために話し合いをやっているのだという印象があるのですけれども、総理のそういった答弁に対する知事の受け止め、あるいはなかなかそうストレートに受け止めは難しいかもしれないけれども、知事としてはそういった説明責任についてどう考えているかについて、こういったタイミングなので改めてお尋ねさせていただけないでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
私は国会での答弁についてはどういう状況で、どういう発言をされたか詳細に承知してないのでコメントは控えます。ただ、こうやって会見を毎週のように私も開かせていただいていますけれども、私自身の思いとすれば、記者の皆さま方にご質問をいただいていることについては、できるだけ私の思いは率直に、少し信濃毎日新聞批判的なところもあって恐縮でありますけれども、それも是非私の感覚も分かってもらいたいという思いでお話をさせていただいています。出来るだけ率直な思いをお話しようと心がけているということと、あと記者の皆さまのご質問でありますけれども、後ろには県民の皆さまがいらっしゃるという思いで回答させていただいています。これからも、出来るだけ、包み隠さず、丁寧なご説明を心がけていきたいと思っています。

長野県知事 阿部守一
 ありがとうございました。

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企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7054

ファックス:026-235-7026

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