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更新日:2026年3月10日
松本地域振興局
12月3日、アグリマスターセミナー基礎コースとして「農薬講座」を開催し、15名が参加しました。
本講座は“農薬を推奨するものではなく、必要な農薬を正しく使うための知識を身につける”ことを目的に実施しました。内容は専門的で細かく、参加者には難しい部分も多かったと思いますが、実務に直結する重要な学びとなりました。
まず、日本の温暖湿潤な気候では病害虫が発生しやすく、収量確保には適切な防除が必要であることを説明しました。また、農薬事故の事例をもとに、防護具の着用、風向きの確認、保管管理の重要性など、安全使用の基礎や注意点も具体的に紹介しました。
講座ではIPM(総合的病害虫管理)の考え方にも触れ、圃場観察、耕種的・物理的・生物的防除の組み合わせ、化学農薬は最後の手段とする体系的な防除を解説しました。特に病害は感染後の治療が難しいため、事前の予防と適期防除が不可欠である点を強調しました。
また、農薬ラベルの読み方、剤型の違い、散布後の効果確認、FRACコードを用いたローテーション防除など、実務で役立つ内容も多く解説しました。
参加者からは「観察の重要性が分かった」「予防が大切と理解できた」といった声が寄せられ、日々の栽培管理を見直すきっかけとなる講座となりました。

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