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更新日:2025年12月19日
松本地域振興局
安曇野市の特産品である「わさび」を維持・発展させていくため、安曇野市が中心となって令和5年に立ち上げられた「安曇野わさび産地強化プロジェクト」では、プロジェクトチームの構成員である安曇野市、信州山葵農業協同組合、松本農業農村支援センター等が連携して、わさびに関する様々な課題の解決に取り組んでいます。
去る令和7年11月18日(火曜日)及び25日(火曜日)の2日間、信州山葵農業協同組合青年部の企画により、安曇野市内のわさびほ場4ヶ所(明科地域2ほ場、豊科・穂高地域2ほ場)のほ場見学会が開催されました。
安曇野市で行われているわさびの平地式栽培法は他産地では見られない栽培方法です。これまで同じ市内でわさび栽培をする仲間でも他の生産者のほ場をしっかりと見たことがないことから、今回の市内ほ場見学会が開催されることとなりました。
視察では、ほ場主である青年部会員から経営の概況や栽培に関する工夫等について説明をしていただくと共に、ほ場内のわさびや施設等を見学させていただきました。
わさび栽培では、ほ場環境や栽培方法に対する考え方がほ場主によって全く異なっており、参加者からは栽培に関する様々な質問が出され、貴重な意見交換の場になっておりました。
「安曇野わさび産地強化プロジェクト」では、今回のほ場見学以外にも、わさび定植苗の違いによる生育特性調査や陸わさび植え付け研修会等を実施しており、プロジェクトメンバー全体で情報共有をして、今後のわさび産地の維持・発展に寄与できるよう活動していきたいと思います。






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