松本地域振興局

松本農業女子くららが経営勉強会を開催しました。

松本地域の女性農業者のゆるやかなネットワーク組織「松本農業女子くらら」の主催により、2月14日に経営勉強会が開催されました。

　この勉強会は、農業経営者から数字を意識した経営について学ぶことを目的に開催され、会員7名に加え、地域の女性農業者1名の総勢8名が参加しました。
　

　勉強会では講師として、主に白ネギを栽培する「ゲインズエンタープライズ」代表のゲインズ丸山浩太さん春菜さん夫妻を招き、お二人それぞれの立場から経営に関するお話をお聞きしました。

　講義では、浩太さんが営農開始当時から「とにかく1番を目標」に取り組んでおり、今自分が全国で何番目なのか、1日何人でどれくらい出荷すれば利益が得られるのか等の数字をとにかく集めたとのことでした。

　現在は白ネギを1人1本何秒で剥くことで、1日の目標出荷量となるのかを計算し、目標の数字を明確にすることで、従業員みんなで競いながら、楽しく作業を行っているとのことでした。

　春菜さんからは、土づくりの大切さについてお話を頂き、知識を身につけることで「男社会の農業界で、女性も頭で勝負できる」とのお話をしていただきました。

　参加した会員からは、「全国で自分がどの位置にいるのかなんで意識したことがなかった」「1つの作業を何秒でやればいいのかを計算してみたい」「春菜さんの土の勉強会をくららで開催したい」との意見が聞かれ、大きな刺激になった様子でした。

勉強会の様子

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