令和8年4月28日、農業試験場(須坂市八重森)において、「乾田直播」の播種作業の実演会を開催し、一般来場者や報道関係者、関係機関から約60名が参加しました。
乾田直播は、水を張らずに耕した水田に直接、種籾をまく(播種)栽培方法で、育苗や代かきといった従来の作業工程が不要のため、省力化や生産費低減につながるとともに、育苗や代かき作業前に播種すること、移植した水稲より収穫期が遅れることから作業分散につながります。
当日は、大型トラクターに専用機械を装着し、播種と鎮圧を1台で同時に行う方式、別々の機械で行う方式の2つの方式で実演し、播種機構や作業内容の違いおよび特徴を、間近で確認できる機会となりました。
本技術は、稲作の省力・低コスト技術として全国で導入が進み、県内でも関心が高まっていますが、当県では水田の水持ち(保水性)の低下による影響等が課題です。今後は、試験ほ場の保水性、水稲の生育や収量等を調査し、当県への適応性を評価していきます。

実演会の様子

播種と鎮圧(土壌を均すとともに土壌表層を締める)を1台で同時に行う方式
播種と鎮圧を別の機械で行う方式(播種作業(左図)、鎮圧作業(右図))
担当:作物部