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更新日:2025年5月29日
農業試験場
近年、温暖化等の気候変動により、県内の麦類赤かび病の発生リスクが高まっています。本病は、発生すると人に対して有害なカビ毒を生産し、基準値を超えると収穫した小麦が出荷できなくなるため、小麦病害の中で最も注意すべき病害です。
県内では、現在のところドローン等によって、小麦の開花期(主に5月上、中旬)に薬剤を1回散布していますが、より効果的な麦類赤かび病の防除技術を確立するため、1回目の防除から10~14日後にドローンによる2回目の防除を実施し、防除効果が向上するか検討しています。
ドローンの飛行前点検の様子
ドローンによる薬剤防除の様子
長野県農業試験場では引き続き、県民の皆様が安心・安全な小麦を生産できる技術開発を目指していきます。
担当:環境部
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