令和8年2月24日、松本合同庁舎講堂において、長野県農業試験場病害虫防除部主催の「令和7年度長野県病害虫防除研修会」を開催しました。当日は、農業者、JA関係者、農薬関係機関、市町村職員など約100名が参加し、県内農業を取り巻く病害虫及び外来雑草の最新動向と防除技術について理解を深めました。
研修会では、最新の研究成果と防除技術の共有を目的として、4名の講師による講演を実施しました。国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構植物防疫研究部門の松倉啓一郎氏からは、イネカメムシの発生生態、斑点米カメムシ類の主要種の変遷、防除の考え方などについてオンラインでご講演いただきました。被害の特徴や発生状況を踏まえた分かりやすい解説で、多くの質問が寄せられました。
また、農業試験場からは3名の研究員が登壇し、普通作物における病害虫の発生動向の変化と対応、さらに外来強害雑草(ナガエツルノゲイトウ等)の特徴と防除の要点について説明しました。
本研修会は、気候変動や外来生物の脅威に対応した普通作物の安定生産に向け、関係者の知識向上に大きく貢献するものとなりました。

佐々木場長のあいさつ

講演を聴講する参加者
担当:病害虫防除部