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更新日:2025年9月8日
農業試験場
長野県農業試験場では、温暖化などの気候変動に対応するとともに、生産者の方々がより栽培しやすく、消費者の方々に満足していただけるお米の新品種を開発しています。
8月26日に、新品種の試験栽培を実施している田んぼに生産者、実需者(米穀、醸造)、行政関係者が集まり、栽培や加工するときの良い点や課題などを検討しました。
今回検討したのは次の3種類です。
・「信交559号」:暑さに強く寒さにも強い主食用
・「信交酒555号(出願品種名:やまみずき)」:栽培しやすい酒米で醸造適性が高い
・「信交酒557号(出願品種名:夢見錦)」:山田錦系統の酒米で醸造適性が高い
※これらは、いずれも試験栽培中のため、種子供給や市場デビューの時期等は未定です。
新品種を試験栽培しているほ場での検討
室内で今後の方向性について意見交換
参加者からは、栽培しやすいなどの声や、消費者の満足度を上げるための助言、長野県オリジナル品種の普及に対する応援の言葉をいただきました。
今後は、検討会でいただいた意見を踏まえて、普及に向けた取組みを進めます。
担当:育種部
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