ホーム > 長野県農業大学校 > 研修部 > 研修部活動 > 研修日記組織・内容 平成24年12月

ここから本文です。

更新日:2014年5月20日

農業大学校

研修日記組織・内容 平成24年12月

平成24年度 研修日記

 農業大学校研修部ってどんなことやってるの?
 そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!
 研修部に興味のある方は是非ご覧ください。
  
 11月へ 1月へ
   研修部ページへ

12月28日 校内の環境整備を行いました

 

農業大学校研修部のほ場や施設を含めた敷地面積は、30haと広大です。そのため、冬季は平成25年度の基礎研修生を受け入れやこれから実施する各種研修の準備をしなければなりません。
 そこで、本日は建物や電線等に支障のある赤松の枝の間引きを中心に作業を行い、綺麗に整備しました。前線を伴った低気圧が東北東に進んでいて雪が降り出しそうな天気の中、樹に登り汗をかきながら作業をしました。
 今後は、建物やほ場周辺を中心に徐々に環境整備を行っていきます。
 なお、12月29日から1月3日までは年末年始休業となりますので、よろしくお願いします。

12月26日 カーネーションの管理を行いました

 

カーネーションは、ナデシコ科ナデシコ属の1種に分類され、ナデシコ科の植物の多くは一年草または多年草でナデシコ属は約300種あります。冬季の温度管理は、品種により異なりますが、開花期の促進と品質向上から生育ステージに合わせた管理が必要で花芽分化の前は7℃前後、花芽分化後は10℃前後が花色の明度も高いです。花芽分化後の低温管理は、到花日数が長くなることやがく割れが発生するため、最低6℃は必要です。
 なお、このがく割れは、がくの生長が花弁の生長に伴わないときや花弁数の異常増加(つぼみの中につぼみができる場合など)などによりがくが花弁を包容しきれないために生じる現象であり、昼夜温の差が8℃以内に保てば「がく割れ」は少なくなります。また、シム系の品種が多く、地中海系は少ないです。
 このような温度管理や特性は、カーネーション栽培の基本技術であるため基礎研修生が除草や芽かきをしながら説明を受けて学びました。

12月25日 やぎの管理を毎日行っています

 

農大研修部では、やぎを4頭飼育しており冬期も毎日管理を行っています。飼育の目的は、雑草防除や伴侶動物として各種行事で活用することです。伴侶動物とは、心を癒すことを目的のために飼育する動物のことで、平成24年度は親子農業体験や児童等農業体験研修、研修部収穫祭等の各種イベントで子ども達から大人気でした。
 今後も各種研修でやぎとの触れ合い通じ、農大研修部を身近に感じていただきたいです。

12月22日 アグリターン農業研修体験コース第6回(2日目)を行いました 

 
 2日目の午前中は、リンゴの剪定の実技を行いました。朝雪が降り寒い日でしたが、1年間あら摘果、仕上げ摘果、ヒコバエ切り、葉摘み、収穫作業をしてきた「やたか」のわい化樹(新わい化ではない昔ながらの大きい樹)を1人1本剪定を行いました。来年、どんな果実ができ、どんな樹勢になるのでしょうか?楽しみです(もちろん剪定だけで決まるわけではありませんが)。こちらへ来られる機会があったら、自分の剪定をしたりんごの樹を見に来てください。
 午後は、小諸市の宮嶋佐一さんのりんご新わい化園でお話を伺い、経営の概況から新わい化の苗木づくりまでわかりやすく説明していただきました。午前中に剪定した農大の樹と違って、作業のしやすいりんごの樹を見ながら皆さんは興味を持って話を聞いて質問をしていました。最後に今回が果樹コース最後の研修のため、出席者全員に修了証を交付しました。

12月21日 アグリターン農業研修体験コース第6回(1日目)を行いました 

 

今回は、果樹コースのみの研修で果樹の剪定中心の2日間でした。なお、体験コースは平成24年度最終の開催です。
 1日目の午前中は、りんごの剪定の講義をおこないました。剪定を実際に行ったことのある方もいましたが、用語説明や道具の使い方等基本的な説明を行いました。
 午後は、もも、ぶどう、なしの剪定の講義と実際に木を見ながら説明をしました。欲張って忙しい研修になってしまいましたが、皆さん興味を持って研修をしていました。

 

12月21日 水田でソイルリフターの作業を行いました 

 

ソイルリフターは、プラウの天地返しとサブソイラーの心土破砕の二つの効果を持ち作土全層に亀裂と空気が入り、根の生育環境を整えて根の生育範囲を拡大する効果が期待できます。また、ほ場内の石が地表面に浮き上がるため石の除去も行えます。
 作業は、クローラ型トラクターにけん引して使用したため、大変スピーディーに1枚49aほ場での作業が終了しました。

12月19日から20日 水田の石を除去しました 

 
 水田では、ほ場内に石があると耕起や田植え等の作業の妨げとなるため石がある場合は掘り上げてほ場から除去することが必要です。
 そこで、ストーンピッカー(除石機)を使用したり、ロータリーで耕起して石を除去しました。
 ストーンピッカーの構造は、回転式の拾い爪で石をすくい上げた後、土と篩い分けて石が地上部に浮き上がり、その石を人力により拾い上げてホッパーに入れました。ホッパーに入れた石は、油圧でトラックへ積込むことが容易です。
 除去した石は、かなりの量であったため大変効果があったと実感しました。

12月17日 りんごの凍害対策を行いました 

 

りんごの凍害は、冬季に日中樹の主幹が日光で暖められ、夜間急激に気温が下がる時に台木部分から接ぎコブ付近に多く発生します。特に、苗木や若木が弱く。凍害に遭うと裂傷剥皮され枯死するものが発生します。
 そのため、凍害を防ぐ対策は一般的に主幹の地際部から地上1m程度までをわらで覆うか白塗剤や水性の白ペンキを塗布するのが一般的です。ただし、黒ビニールは温度を上げ凍寒害を助長してしまうため、わらを巻く時の外側は黒いビニールなどで覆わないよう注意します。
 今回は、新わい化の樹に水性の白ペンキを用い、1本1本丁寧に塗り冬支度をしました。

12月15日 日本農業技術検定を受験しました 

 
 日本農業技術検定は、農業高校、農業大学校、農学系の大学などで学ぶ学生・生徒や、就農準備校で学ぶ人たち、農業法人等の就業者、独立就農を目指す研修生、農業後継者などの農業についての知識・技能のレベル向上を図り、教育研修の効果を高めることを狙いとしています。これからの農業を担う人材の育成・確保に欠かせない検定として関係機関から注目され、入試で優遇する農業大学校や農業系大学が出てきただけでなく、優先採用する農業法人がある等受験メリットも拡大しています。なお、受験者は年々増加傾向であり昨年は約20,000人がチャレンジしています。
 そこで、本日この日本農業技術検定の受験を希望した基礎研修生及び営農チャレンジ研修生が今まで研修を受けて学んだ様々な知識の実力を試したいと3級に4名、2級に1名が受験しました。

12月14日 第1回平成25年度新規就農里親前基礎研修及び営農チャレンジ研修受講申込者の面接を行いました 

 
 本日は、将来長野県内で就農を考え農大研修部で1年間研修を希望される方を対象に平成25年度実施要領に基づいて、就農コーディネーターとの就農相談により適切な里親研修や就農等への移行を図り就農等を目的とした方を研修生として適する人材であるか判断するため、第1回目の標記面接を行いました。
 次回は、平成25年1月11日(金曜日)に第2回目の面接を実施します。希望される方は研修受講要件がありますので、必ず御確認をお願いします。
 なお、詳しい内容を知りたい方は平成25年度新規就農里親前基礎研修受講者募集要領はこちらを、平成25年度営農チャレンジ研修受講者募集要領はこちらをクリック願います。

12月13日 平成24年度基礎研修生及び営農チャレンジ研修生の閉寮式を行いました 

 
 農大研修部には、県外や県内で遠方からお越しの研修生のために寮と宿舎がありますが、基礎研修生及び営農チャレンジ研修生は来年度から里親研修等の準備や生活に慣れるため、寮と宿舎を退寮し農家研修や通いによる各種研修を行います。そのため、本日平成24年度の研修の節目ということで閉寮式を行いました。
 閉寮式では、山岸研修部長が「4月から長野県内で新規就農を目指した研修生同志の繋がりを大切にして素晴らしい農業者になっていただきたい。また、来年度からの里親研修等に向けて充実した農家研修を計画的に取り組んでいただきたい」とあいさつをしました。今年一年間の世相を漢字一字で表す今年の漢字は、12日に京都市の清水寺で発表され「金」が選ばれました。「金メダル」を筆頭に日本史上最多の38個のメダルを獲得したロンドンオリンピック、iPS細胞研究で「金メダル」に等しいノーベル賞を受賞した山中伸弥教授、932年ぶりに日本の広範囲で観測された「金環日食」など数々の「金」を感じた1年でした。是非、長野県農業の担い手として活躍され地域で金メダルを獲得していただきたいです。

12月12日 研修実績発表会を行いました

 

 新規就農里親前基礎研修生及び営農チャレンジ研修生は、明日13日に閉寮式を迎えます。そのため、節目にあたり研修部全職員が出席し研修実績発表会を行いました。
 内容は、研修部で学んだ事項や里親研修及び就農に向けての抱負を研修生が各自発表し、職員がアドバイスを行いました。
 特に、話題の中心は自己ほ場での野菜栽培の反省と快適な農村社会の暮らし方についてでした。また、本年の夏は、野菜はおおむね豊作であったため、直売所等での販売に苦慮した体験、病害虫防除の基本である初期防除のタイミングを逃し対策に苦慮した等の体験でした。
 これからは、里親研修等でそれぞれ長野県内の新しい地域に行っても集落の方や先輩農業者との繋がりを大切にして長野県農業の担い手として活躍していただきたいです。

12月11日 餅つきの研修を行いました

 

 餅つきは、12月に農家等で一般的に行われる行事です。そこで、今回の実習は農産加工の技術以外に農村で生活や文化についても学んでいただこうという目的で行いました。 
 糯米は、前日によく研ぎ一晩水に浸け準備をしておきました。本日は、この準備した糯米をセイロに乗せて、芯が無く美味しい状態になるまでもち米を蒸かしました。糯米を蒸かしている間は、臼が冷たくならないように熱湯を張って臼を暖めたり、御雑煮、きなこ餅、あんころ餅、大根おろし餅、ごま餅の5種類の準備を行いました。
 セイロから蒸かし上がった糯米は、熱いうちに臼の回りをぐるぐる回りながら杵の先に体重をかけてもち米を押し潰していく「小搗き」を行いました。米粒が半分位潰れたのを確認しましたら、基礎研修生が全員で交代して杵を高く振り上げ搗きました。また、外側から中へとうまく搗けていない部分を真ん中にまとめるようにして餅を反する「取り手」も交代で行い、搗き手の方とリズムを合わせて餅を臼の真ん中置いて軽快に餅つきができ、技術を習得することができました。
 基礎研修生の中には、「将来自分で糯米を栽培して餅を作りたい」という方もありました。

12月10日 紋羽病に感染したりんご樹を伐根しました

 

 紋羽病は、被害が進むと樹を枯死させるためりんご栽培における重要病害で、紋羽病には白紋羽病と紫紋羽病があり菌は土中に生息している糸状菌による土壌病害です。
 今回は、紫紋羽病に感染したりんごの樹を基礎研修生がチェーンソーやノコギリで地上部を切り倒し、根部をバックホーで掘り出しました。
 紫紋羽病は、地上部の発病は根部を侵されることにより樹勢が衰弱することで確認できますが、根部の症状は赤紫色ないし赤褐色の菌糸が網目状に付着します。更に、病勢が進展すると被害根は菌糸が木質部を侵すことはないので根の表面だけ腐敗し、木質部が残ります。
 基礎研修生は、「紫紋羽病について学ぶことができたり、バックホーやチェーンソーの研修は受けたが実践的に操作することができ大変良かった」とのことでした。
 

12月7日 そば打ち研修を行いました

 

 本日基礎研修生は、立科町交流促進センター「耕福館」で立科町の中沢米子氏に講師を依頼し、そば打ちの技術を学びました。この「耕福館」は、自然豊かな農村空間や伝統文化を活かして、都市部に住む皆さんにやすらぎと潤いの場を提供するとともに、都市と農村のふれあい活動を通じて理解を深め合い魅力ある交流空間を目指して設置された都市農村交流施設であり、調理実習や工作実習等季節に応じた各種体験ができます。
 そば打ちは、そば粉、つなぎ(小麦粉)、打ち粉(割り粉)、水を用意するだけでシンプルですが、一つ一つの作業が重要で基本どおり行わないと美味しさが変わります。また、良質なそば粉の準備も必要です。そば粉は、栽培地や品種で大きく食味が違います。今回使用したそば粉は、「信濃1号」という品種で標高840mの農大研修部のほ場で播種から収穫調整まで各種研修で活用したそば粉です。
 そば打ちで重要な技術は、「水回し」と「のし」です。水回しは、そば粉に水を入れて数分でそば粉の中の水溶性たんぱく質の力を引き出す作業です。水回しが不十分だと麺が千切れてしまいます。のしは、生地の厚みを均一にする作業ですが、不揃いであると麺の太さがバラバラとなり、茹で加減が異なってしまうため美味しくなくなります。
 基礎研修生は、「信州の伝統的な食文化であるそば打ちの技術を学んだため、自分で打って家族や友人に食べさせたい」とのことでした。

12月5日から6日 パイプハウスを組み立てました

 

 夏秋期に果菜類を栽培するには、(1)病害の軽減、(2)適正な水分管理、(3)降雨時でも作業が行え比較的計画的に管理が可能、(4)豪雨や台風等による葉折れや泥はねの防止等を図るため、雨よけハウスによる栽培が一般的です。
 そのため、基礎研修生が将来雨よけハウスを組み立てる方法を習得することが必要であるため、2日間組み立てを行いました。
 組み立てした内容は、間口3間(5.4m)で長さ16mのパイプハウスの骨組みを実際に建設し、研修を行いました。
 具体的には、採寸を行いパイプの位置決め、直管パイプを地面に45cm程度差し込むためのドリルでの穴を開け、パイプの差し込み、2本のパイプを固定させるクロスワンの利用、長さが短い直管パイプのジョイントによるつなぎ合わせ等を全員が交代で行いました。
 将来果菜類の経営を目指している基礎研修生は、「今回学んだことを活かしてパイプハウスを組み立てたい」とのことでした。

12月4日 基礎研修生が自己ほ場の耕起を行いました 

 
 本日は、基礎研修生は1年間管理を行った自己ほ場の雨よけハウス内を小型トラクターを操作し耕起を行いました。
 基礎研修生は、職員から操作レバーの説明、小型トラクターの始動時やロータリーの上げ下げ時の注意等基本操作方法を学びました。特に、自動車と大きく違う点は、フットブレーキが右と左の車輪を別々に掛けるようにペダルが左右の2つに別れており、また変速レバーが主変速と副変速に別れています。
 小型トラクターで初めて耕起した感想は、「露地で耕起を行うのと違い、限られた狭い場所での作業であるため旋回する時にロータリーをパイプに当てないように気を使い大変疲れた」とのことでした。

12月1日 親子農業体験研修第8回を行いました

 

 今回の親子農業体験研修は、3組の親子計7名に参加していただきました。
 望月の観音峯活性化センターをお借りして、佐久市生活改善グループ連絡協議会の方々に「一汁三菜」というテーマで指導していただきました。
 メニューは、ご飯、みそ汁のほか鯖の味噌煮、南瓜の煮物、きんぴらごぼう、白菜のおひたしなどでした。子どもたちは、日ごろからお手伝いしているようで、上手に包丁で野菜を切っていました。昼ご飯には少し早い時間でしたが、たくさん食べてくれました。これからも食べ物の大切を忘れずに残さず食べて元気な子に育ってほしいと思います。
 この日は、農大で収穫した栗(筑波)の渋皮煮やブルーベリーの寒天も試食していただきました。直前のキャンセルが多く、少人数での開催となってしまったことが残念でした。

お問い合わせ

所属課室:長野県農業大学校 

長野県長野市松代町大室3700

電話番号:026-278-5211

ファックス番号:026-261-2121

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?