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更新日:2014年5月20日

農業大学校

研修日記組織・内容 平成22年6月

平成22年度 研修日記

農業大学校研修部ってどんなことやってるの?

そんなあなたの疑問にお答えすべく、実際の研修模様を日記にしてお伝えします!

研修部に興味のある方は是非ご覧ください。

 5月  7月

6月30日(水曜日) 基礎研修生 研修ほ場巡回検討会
 と大豆ほ場の除草
 

前回のハウス巡回検討会に引き続き、今回は露地ほ場の巡回検討会を開催しました。ハーブ類、ブロッコリー、カボチャ、枝豆、花豆、セルリ等々が栽培されています。
どのほ場もここ数日の激しい夕立で排水不良と、雑草の驚異的な繁茂と、害虫の発生で課題は多くなってきました。
水田同様、大豆栽培畑も雑草に覆い尽くされてしまいました。機械力で畝間の除草は済ませましたが、株間は人力で「※テデヌーク」となりました。

※テデヌーク=テデトール=人力除草です。防除基準には登録されておりません。

6月25日(金曜日) 基礎研修 水田除草「テデトール」
 
 
6月4日に手押し除草機を使って除草作業をした後の管理を、「除草剤を散布するか、手除草を続けるか」悩んだ末に出た答えが「テデトール」でした。と言うことで、この20日間除草作業をしなかったため、研修生水田は大変なことになっていました。

ヒエか稲かの判別から課題にぶつかった作業は予定の半分以下で、手は草の灰汁と泥で真っ黒になりました。

残りは月曜日に頑張りましょう。


6月23日(水曜日) 基礎研修生 直売所販売研修  

いよいよミニトマトが赤くなり、キュウリも収穫間近となったので、その販売方法を学ぶため「直売所の運営、出荷方法」の研修会を開催しました。

研修先は毎年研修生が出荷している「こまがた」直売所で、講師の土屋さんから開設時(平成7年)からのモットー、運営内規などの説明を受けました。

研修生全員が早速、入会申込をし来月からは出荷を始めることとなりました。

6月21日(月曜日) 基礎研修生 アスパラガス栽培研修
 

新規就農時の栽培品目に多く上げられている、アスパラガスの栽培研修を塩尻市の野菜花き試験場に行き受講しました。

講師を同場の元木研究員さんにお願いし、大変わかりやすく、また楽しく教えていただきました。

今回は時間の都合上、アスパラガスに絞った研修でしたが、隣のハウスにはトマトもあり、そちらも興味津々であっという間の2時間でした。これで長野県の全国1位奪回も間近でしょうか?


6月20日(日曜日) ふれあい研修 親子農業体験
 

ふれあい研修親子農業体験の2回目の今回は、「大きなりんごに育てよう(摘果)」と「ハーブの寄せ植えをしよう」です。雨による行事のずれ込みの影響で、2組6名の親子の参加でした。

大きなりんごに育てよう:「シナノドルチェ」のあら摘果をしました。大きくて形の良いきれいなりんごになる真ん中のりんご(中心果)を残して、他のりんご(側果)をはさみで切り落としました。残ったりんごは秋には大きなりんごに育ってみなさんをお迎えすることでしょう。

トラクター:移動途中で機械庫によってトラクターにも乗って見ました。「このトラクターいくらだと思う?」「1万円」・・・子どもにはかないません

ハーブの寄せ植え:バジル、ミント、ディル、スイートマジョラムなどをプランターに寄せ植えしました。利用法も紹介しました。料理のアクセントに使ってみてください。

番外:やっぱり泥だんごづくりに夢中な子もいました。

6月18日(金曜日)・19日(土曜日) アグリターン農業研修入門コース 第1回
 

アグリターン農業研修入門コースの第1回目を開催しました。今回は12名の参加者がありました。
1日目は「長野県農業の紹介」「農作業体験内容について」の講義と農作業体験でネギ、ジャガイモの追肥、土寄せ、トマト、なす、きゅうりの誘引、芽かきの実習をしました。
2日目は「農家になるには」の講義と農作業体験でりんごのあら摘果と仕上げ摘果の実習と新規就農者現地視察及び体験談ということで、2件の新規参入者の先輩方のお話を伺いました。就農までの経過や、就農後の苦労話なども聞けて、最後の全体討議の中では「先輩の話を聞いてとても参考になった」「より就農への意欲が高まった」「初めての作業で難しかったが楽しくできた」「同じ志の仲間と出会えて良かった」など前向きな意見が多く出されました。
この入門コースは、あと5回実施予定です。皆さんのご参加をお待ちしております。

6月18日(金曜日) 基礎研修生 栽培ほ場巡回検討会  

研修生各自が栽培管理するハウス、露地畑の生育状況・問題点を検討する巡回検討会を開催しました。栽培品目はトマト、キュウリ、ナスは全員が栽培しています。
うどん粉病の発生も見え始めその対策や、整枝・追肥もそれぞれにこだわりがあるようです。
他の人の栽培状況を見ることは、大変勉強になったようです。
早くも自分の農場の名前を考えはじめた人もいました。名刺を作成した人もいますね。

6月15日(火曜日)~18日(金曜日) 大特研修  

今回は学生中心の研修で、普通自動車の免許を取って間もない学生が多く、トラクターに慣れるまで時間がかかりました。

3日間の研修の後、出張試験を受けましたが、全員合格とはいかず残念でした。運転に最も大切な「安全確認」がなかなか上手く出来ず苦労しました。

 

 

6月15日(火曜日) 最近の研修部(の一部)  

皆さんを気持ちよくお迎えするための花壇が見頃になってまいりました。また、ハーブ園も徐々に完成に近づきつつあります。各種研修にぜひご参加ください。職員一同(山羊4頭含む)お待ちしております。

6月14日(月曜日) 研修生の工夫  

新規参入者にとっては、いかにお金をかけずに農業をするかということも大きな課題の一つです。基礎研修生のAさんは、トマトの雨よけ施設を竹や雨よけパイプなどその辺にあるものを用いて自前で作成しました。大事なことですね。

6月9日(水曜日) ふれあい研修 児童等農業体験学習
 

今日は小諸市千曲小学校の3年生24名、4年生28名の計52名が児童等農業体験学習を行いました。天候にも恵まれ、りんごの摘果体験、放牧場での牛の気持ち体験?!、トラクター見学を元気いっぱいに楽しそうに過ごしていました。

りんごの摘果体験では、りんごの実の数を減らすことによって残った果実が大きくなることを学び、真ん中の果実(中心果)を主体に大きな形のいい果実を残し、真剣にハサミを使って摘果をしていました。すぐに飽きてしまうのではとの予想を裏切り、もっとやりたいと言うのを時間だからと打ち切るくらい熱心にやってくれました。また10月に収穫体験を予定しています。それまで一生懸命りんごを育てておきますね。

その他放牧場で逃亡者遊び(最近の流行?テレビでやってるハンターが出てくるやつですね)やトラクターに乗ってみたり、あっという間に2時間が経過し、名残惜しそうに帰っていきました。

また、10月に会いましょうね

6月4日(水曜日) 水田除草  

水田除草作業をしました。田植えをしてから、2週間が過ぎ雑草が目立ってきたので、手押し除草機と自走式の除草機を使って除草作業をしました。初めてで足を取られながらの作業が終わりましたが、この後は研修生の皆さんの「無農薬で」と言う強い希望?で「テデトール」の予定です。

6月2日(水曜日) なし予備摘果  

きょうは基礎研修生14名でなし「幸水」と「豊水」の予備摘果を実施しました。前回のりんごと花の咲き方が違い、なしの場合は番果を選んでの摘果となりますので、やや面倒ですが、さすが大勢の手でやるとあっという間に作業が終了し、それぞれ自己ほ場の管理へと移っていきました。手を上げっぱなしの作業のため、普段と違う筋肉を使ったので疲れたでしょうかね。でも、今はとても小さな果実が皆さんのおかげで秋には大きくなります。楽しみですね。

6月1日(火曜日)~ 農業機械利用技能基礎研修始まる  

本年度第1回目の農業機械利用技能基礎研修(けん引(農耕車)・大特(農耕車))が始まりました。3日間の研修で路上での安全走行を身につけ、4日目に東北信運転免許センターより出張していただき行われる技能検定試験での合格を目指します。トラクターだけでなく、この研修を契機として日常の運転でも安全な運転をしていただくことを願っています。

本年度の基礎研修は、各回25名ずつ計10回を予定していますが、すでに大特(農耕車)・けん引(農耕車)とも定員に達し、キャンセル待ちをしていただいている状況です。

お問い合わせ

所属課室:長野県農業大学校 

長野県長野市松代町大室3700

電話番号:026-278-5211

ファックス番号:026-261-2121

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