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更新日:2016年7月15日

知事会見(平成28年(2016年)7月15日(金曜日)13時30分~13時48分 会場:木曽合同庁舎)

≪阿部知事からの説明≫

1 「しあわせ信州移動知事室(木曽地域)」を実施して

≪取材者からの質疑≫

2 星空を活用した観光資源の取り組みについて

3 薬草や山野草の活用方策について

4 若者の政治参加について

5 木曽病院に対する認識について

 1 「しあわせ信州移動知事室(木曽地域)」を実施して

長野県知事 阿部守一
 皆さん、こんにちは。今から会見を始めます。よろしくお願い致します。(※手話で表現)
 今日は、しあわせ信州移動知事室、木曽地域ということで、定例の会見も兼ねてこの木曽合同庁舎で会見を開かせていただきます。
 まず、昨日から木曽の移動知事室ということで、いろいろな方とお話しさせていただいて、いろいろな所へお伺いしています。特に木曽地域は一昨年、南木曽の土石流災害、そして御嶽山の噴火災害と大変多くの犠牲者が出る痛ましい災害が発生した地域であります。災害復旧あるいは復興、県としても全力で取り組んでいきたいと思っております。そういう観点で、今回南木曽町の土石流災害の復旧現場も拝見させていただき、また、復旧復興ということを考えた場合には、木曽地域をどういう形で元気にしていくかということで、まず産業面では、昨日南木曽発条というばねを作られている企業を訪問させていただき、企業の実情をお話しいただくとともに意見交換をさせていただきました。また、今日のお昼は建設産業の皆さま方と木曽地域における建設産業、とりわけ後継者の育成を中心にお話を伺い意見交換をさせていただきました。加えて、一昨日からDCキャンペーンの全国の宣伝のための取り組みが始まっているわけでありますけれども、一昨日、木曽に伺う前には、長野市においてDCキャンペーンのJR各社、そして観光関係の皆さんをお迎えしました。昨日はこちらで木曽をエクスカーションの訪問先に選んでいただいた皆さま方と懇談させていただきましたし、また今日の午前中はおんたけ湖でカヌー体験ということで、アウトドア県をつくっていく上での課題についても関係の皆さま方と意見交換をさせていただいたところであります。木曽地域、さまざまな資源があるわけでありますので、こうしたものをしっかりと編集して、しっかりと発信をしていくことによって、これからの復旧復興がより確実なものになるだろうと思っております。今日これから町村長の皆さま方との懇談もありますので、特に観光を中心とした地域の振興について語り合い、同じ方向性を見出していきたいと思っています。まず冒頭、私の方からは以上とさせていただきまして、後は皆さま方からご質問をお受けしたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

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 2 星空を活用した観光資源の取り組みについて

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 1点お願いします。昨日訪問された東大の木曽観測所でも出ましたが、阿智村だったり木曽町だったり星空を観光資源に生かす取り組みがあるように伺っています。昨日、知事がお会いになられた木曽星の会の清水醇 (じゅん)さんによると、八ヶ岳の方では民間のペンションに望遠鏡があったりとか、公的施設だけでなくて民間も含めたそういった連携ができる分野なんじゃないかなと考えています。知事としては地方創生に向けて、星空を観光資源に生かす取り組みというのは、今後どのように進めていくかということについてお考えをお聞かせ願います。

長野県知事 阿部守一
 まず長野県の観光資源はさまざまありますが、大きな柱としてはアウトドアをしっかり位置付けていきたいと思っています。アウトドアといっても今日のカヌーのようなアクティビティ系のアウトドアもありますし、今お話しいただいたような星空観察、星空ツアーのような比較的静的な、静かなアウトドアということもあると思います。そういう意味で長野県の観光を考えていく上で、ご質問いただいた星あるいは宇宙をどう使うかということについては、県としては真剣に検討し、ぜひしっかりとした位置付けができるように取り組んでいきたいと思っております。星を観光に使うことについては、かつて職員の政策研究チームの中からもそうした提言が出ていました。また、ちょうど油井宇宙飛行士が宇宙に行って長野県初の宇宙飛行士として誕生したわけでもありますし、また私が訪問させていた東大の観測所をはじめとして数多くの宇宙関係の施設が県内に密集している。こうした資源を今まであまり、率直に言って活用してこれてないと思っております。阿智村であったり、私も視察させていただきましたけれども南牧村であったり、いくつかの市町村あるいは観光関係の皆さま方が星空を観光資源ということで具体的に取り組みをすでに始めています。こうした取り組みを県としてもしっかり後押ししてくと同時に、県のアウトドア振興策の一つとしてしっかりと位置付けていきたいと思っています。

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 3 薬草や山野草の活用方策について

信濃毎日新聞 亀ヶ谷浩司 氏
 昨日のランチミーティングにも出てましたけれども、薬草ですとか山野草だとかを今後生かすようなことについてのお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 これも資源をどう生かすかという観点で、われわれがしっかり考えるべきテーマだと思います。特に長野県の今の強みは健康長寿県ということでもありますので、そういう意味で野山の資源としての薬草、あるいはこれから遊休農地を活用するという観点での薬草ということについては、私も大変関心を持っています。昨日も具体的なお取り組み、養命酒と一緒になってやっている取り組み事例のお話も聞かせていただきましたので、私どもとしてもフォローさせていただきながら、県として今申し上げたような地域資源を活用する、あるいは健康長寿県の長野県としてさらにそうしたブランドを強化する、そういった観点で、薬草活用の在り方についてはしっかり取り組んでいきたいと思っています。

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 4 若者の政治参加について

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 ちょっと間が入って申し訳ないのですが、参議院議員選挙が終わりまして、18歳、19歳の投票率について総務省がまとめを出して45.45%と出ていました。全体から見ると低いわけですが、20代と比べて比較的高いとも考えられるわけですが、知事としては若者の政治参加とか、あるいは18歳選挙元年と言われることについて参院選の結果をどう受け止めていらっしゃいますか。

長野県知事 阿部守一
 人口ピラミッドってありますよね。人口ピラミッドで、昔はピラミッド型が、今の人口構成は完全に逆ピラミッドになっているわけで、団塊の世代の皆さんの世代、あるいはその団塊ジュニアの皆さんの世代というところで非常に層が厚くなって、団塊ジュニア世代以降は逆三角形でずっと基本的には人口が少なくなってる基調にある中で、これからの日本の在り方というのは、今の人口構成でいくと少数グループになってしまっている若い世代がやはり私はしっかり考えていただくことが重要だろうと思いますし、そういう意味で、今回選挙権が拡大して若い世代がこれまで以上に政治に関心を持って取り組みを始めたということは望ましい方向性ではないかと思っております。これは県の行政でいえば教育委員会とか選挙管理委員会の仕事の範疇(はんちゅう)にはなりますけれども、ぜひ私も知事として、これからもできるだけ若い世代の人たちともしっかり対話をする中で若い人たちの思いや悩み、そういったものをしっかり共有して県政を進めていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 牧野容光 氏
 関連して、信濃毎日新聞で今年1月から6月まで若者をテーマにした「群青の風」というタイトルの連載を書いていました。その中で、いろんな高校生に取材でお行き合いして言われたのが、牧野さん、選挙はどうやって選んでるんですかと、見たこともない参議院議員選挙の候補者をどうやって選ぶんだということをよく言われたりとか、あるいは特に彼らが言っていたのは安全保障関連法とか、特にホットな政治の話題について勉強する場がないということをよく聞いてきました。知事に一つ考えをお聞かせ願いたいのですが、もしかしたら文科省でやってくれてる話かもしれませんが、学校現場で生の政治を学ぶルールといいますか、無いがために、この間の県議会でも公明党の中川県議が、幼稚園で配られる文書についての質問でしたが、無いがためになかなか緊張が走る場面があったりして、なかなか先生方も受け入れることが難しいという現状があると考えています。知事として、例えば地方発で、学校現場で政治を学ぶ在り方とか、そういったことというのは発信していけるんじゃないかなと思うんですが、知事の考えはいかがでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 学校現場がどういう取り組みをされてどこに悩みがあるのか、私もちゃんと共有されているわけではないので、明確にこうだということはなかなか申し上げにくいとは思います。ただ、生きた社会のことを学んでいく、例えば外交とか安全保障とか経済政策、そういうことももちろん重要なことだとは思いますけれども、やはりもっと身近な問題、こういったものを高校生あるいは中学生がしっかり自分のものとして取り組んでいくということが、まずは重要なのではないかと感じています。実際に高校生レベルでもいろいろな地域づくりの活動とか取り組みをしている若者が出てきているわけでありますし、地方創生についても高校生がしっかり自分たちで考えようという動きもあって、こうした動きはいいことだと思います。私はずっと地方自治の仕事に携わってきているのでなおさらそう思うのかもしれませんけれども、やはり地域の身近な課題を材料にして、例えば木曽地域であったら災害からの復興ってどういうふうに考えるのかとか、それは国とか県とか市町村がどう関わっているのかとか、まず、そういう身近な話題から学校がアプローチしていくことが若い世代にも関心を持ってもらえると思いますし、どちらかというと日本全体を見たときにはどうも情報の流れ方も中央集権的な流れになっているので、地域の足元をしっかり見詰めるということ自体が、私は政治教育というと若干イデオロギー的な話がどうもメーンで論じられている気がしてならないんですけれども、政治というのは、別に国政であったり世界情勢だけが政治ではなくて、地域で身近に行われていることであっても極めて生活に密着した重要な政治ですから、そういうところからアプローチしていくのが私は一つの在り方としては望ましいのではないかと思っています。

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 5 木曽病院に対する認識について

市民タイムス 山本政吾 氏
 なかなか知事がこちらにいらっしゃる機会がないものですから、思い切って言ったんですけれども、この後、木曽病院の方に行かれると思うんですけれども、県の方で進めていらっしゃる地域医療構想の策定の中で、木曽地域の皆さん、これ以上病床を減らされると病院の規模が小さくなって、木曽地域に住めなくなるんじゃないかというような極端な心配をなさっていらっしゃいます。木曽病院に対する基本的な認識といいますか、一言教えていただければと思います。

長野県知事 阿部守一
 そういう質問をしていただいてありがたいと思います。まず地域医療構想、病床数削減をすること自体が自己目的化しているような世の中の受け止めになっていますけれども、私はそういう認識でこの地域医療構想の策定には臨んでいません。もちろん効率化する部分とか集約化する部分というのは当然必要になってくると思いますけれども、目指さなければいけないのはやはり地域の医療を充実させていくこと、安心して暮らせる社会をつくっていくことだと思っています。そういう意味で、単に数を減らす、あるいは特に国が示した参考数値に是が非でも収斂(しゅうれん)させるということが唯一絶対の目標で取り組んでいくわけではないということは共有していただきたいと思っています。そういう中で、木曽地域における木曽病院の果たしている働きというのは、私は大変大きなものがあると思いますし、町村長の皆さま方からも木曽病院の重要性ということについては常日頃からお声を聞かせていただいているわけでありますので、そういう意味では、木曽地域の医療の在り方については、関係の皆さま方のご意見を十分聞きながら医療機関同士の話し合い、そうしたことを積み重ねながら多くの皆さま方に理解と協力を得られるようなものにしていくということが重要だと思っています。

長野県知事 阿部守一
 ありがとうございました。

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企画振興部広報県民課

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