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長野県Nagano Prefecture
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更新日:2026年9月18日
農業試験場
水稲の葉いもちへのかかりやすさを調査するため、6月下旬から8月下旬まで、葉いもちに対する抵抗性の検定を行いました。 水稲の栽培で問題になる「いもち病」は、漢字では「稲熱病」と書き、葉や穂がカビ(糸状菌)によって起こる病気です。 稲の熱という字のとおり、日本の水稲栽培において、全国いたるところに発生し、被害が大きい病気です。 現在は研究も進み、一般的には農薬で適切に防除することで発生を防ぐことができます。 ただ、品種によって抵抗性の強さが異なることが知られていて、育種部では「いもち病」に強い品種の育成を目指しています。
葉いもちに対する抵抗性を調べる方法の一つとして、様々な系統(≒品種になる候補)の稲の種を列にして播き、葉がでてきた後、いもち病の菌を培養した液を散布します。 この試験は、周囲の方々に迷惑がかからないように、ハウスの中で行っています。 また、発病するための好適条件の一部に、「高温・低温を除く適温域で、葉面の濡れ時間が長い条件で葉いもちの発病が助長される」ことが知られています。 そのため、葉が濡れている時間が長くなるように頻繁に散水を行うと同時に、高温になり過ぎないように、遮光して栽培しています。 1か月ほど栽培すると、発病した系統の葉には病斑が見えてくるので、病斑の数や大きさから、葉いもちに対する抵抗性を判定します。
いもち病を培養した液
多湿条件を作り、発病を助長
発生した、いもち病の病斑(葉)
葉いもちに対する抵抗性が強い品種が普及することは、収量の安定や農薬使用回数の削減につながります。 今後もいもち病をはじめ、様々な病害に対する検定を行い、病気に強く、環境要因に耐えられる品種の開発を目指してまいります。
担当:育種部
お問い合わせ
所属課室:長野県農業試験場
長野県 須坂市大字小河原492
電話番号:026-246-2411
ファックス番号:026-251-2357
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