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更新日:2016年12月1日

指導資料No.65 スクールカウンセラーの実践に学ぶ

目次

  1. はじめに
  2. スクールカウンセラーの活動状況(平成8年度)
  3. スクールカウンセラーの実践から
    (1)不登校の児童とその保護者への具体的対応について(小学校)
    (2)スクールカウンセラーと学級担任・生徒指導係の連携(中学校)
    (3)女子グループの友達関係のもつれから発展したいじめへの対応例(高等学校)
  4. おわりに

平成10年3月10日 長野県教育委員会

  1.はじめに

 本県では、文部省の事業委託を受けて、スクールカウンセラーの配置を、7年度は3校、8年度は10校、9年度は20校と、年々拡充して実施してきております。
 この事業は、学校と外部の専門家との連携指導による、学校の相談機能の一層の充実を目指しています。社会環境や家族形態の変化などで、これまでには見られなかったような複雑な問題を抱えた子供が増加している状況を踏まえ、子供自身やその指導に悩む教師、保護者等に対して、子供の心理の専門家である臨床心理士や精神科医、大学の教官等が、カウンセリングや助言を行うものです。事業3年目になり、配置校では、カウンセラーと教師の連携は、それぞれの専門性を生かして、より密接なものになってきております。
 この指導資料は、スクールカウンセラーによる生徒指導の実際面に関する提言、連携して取り組んだ事例等を特集しました。スクールカウンセラーの配置のない学校においても、本指導資料の提言や指導事例等を生かして、校内の役割分担や外部の専門家等との連携のあり方を工夫するなどして、自校の生徒指導の課題解決に努めていただければ幸いです。

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 2.スクールカウンセラーの活動状況(8年度)

(1)校種別相談件数・相談人数(下段は一校あたり数)

 

小学校
(2)

中学校
(6)

高 校
(2)


(1O)

相談件数

993
(497)

1,786
(284)

379
(190)

3,078
(308)

相談人数

489
(245)

1,342
(224)

242
(121)

2,073
(207)

(3)主な相談における相談者別件数

相談者

内容

児童生徒

教職員

父母等

不登校

651

273

508

1,432

友人関係

359

74

29

462

性格

93

103

32

228

教師・学校

111

70

31

212

しつけ・育児

49

6

118

173

学習・進路

87

23

21

131

いじめ

48

43

12

103

〔傾向や特徴等〕

  • 1校あたりの相談件数を校種別に比較すると小学校が最も多い。小学校では、一つの事例について児童本人とその保護者がそれぞれカウンセリングを受けるケースが多く、それが件数に反映しているものと思われる。
  • 相談内容別に件数を比較すると、不登校に関する相談が最も多く、全相談件数の46.5%を占めている。
  • 相談内容を相談者別に比較すると、児童生徒は、「不登校」「友人関係」「教師・学校」「性格」「学習・進路」の順に、学校生活についての悩みが多い。教師は、「不登校」「性格」など、児童生徒の指導に係わる相談が多い。
    父母等では、「不登校」「しつけ・育児」など、子育てに関する悩みの相談が多い。

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 3 スクールカウンセラーの実践から

(1)不登校の児童とその保護者への具体的対応について(小学校)

 不登校の児童生徒への指導の第一目標は、児童生徒の心の健康を保つことにある。たとえ登校できなくても、その子らしく生き生きとすごせるよう、親身になって支えたい。

対応における基本的な考え方

  • まず保護者を支える。保護者と協力して子供を支える。保護者の不安や迷いを共感的、受容的に聞き、保護者のできる方法を(原因探しではなく、これからどうしたらよいかを)一緒に考える。
  • 子供の変容を急がない。子供の気持ちを共感的、受容的によく聞く。ありのまま(今のまま)のその子を受け入れ、認め、寄り添う。
  • その子のできること、したいことから応援し、自信を持たせながら拡げていく。自己肯定感を大事にする。自己決定して行動したことを応援する。保護者が命令したり先走りしたりしないよう注意する。
  • 父親(あるいはそれに代わる存在)の理解と協力を得る。父親が子供の今の状態を理解し、言葉や行動で具体的に支えることで、子供は安心する。
  • 相手の土俵に乗るため、家庭訪問を行い、保護者との信頼関係を強める。兄弟がある場合は愛情の分割の調整などについても保護者に助言する。
  • LD児で二次的に情緒障害を起こしていると思われる子供については、保護者の理解を得ながら医療機関等と相談し、対応する。
  • なかには、小学校高学年から高校にかけての思春期に、精神科の診察を受けたほうがいいケースもある。
  • 対応や指導はケースバイケースである。一人一人の状態や原因、きっかけなどを探るために子供の作品等も注意深く観たい。
    (例)絵における色調や構図、表現方法、作文における主題や文体、文字など。

登校刺激や復帰の受け入れ体制等について

  • 登校を第一目標に設定しない。
  • 担任やカウンセラーと信頼関係ができ、なおかつ子供が健康な心を取り戻しつつある、と判断できたら少しずつ登校刺激を与えたほうがいい場合もある。行事、好きな学習、クラブ活動、夕方登校など、きっかけを見つけて誘ってみる。低学年の場合は、母子登校も考える。
  • 強引な登校刺激は危険であるが、その一方で担任が拒否されたりすると、全く登校刺激を行わなくなってしまうケースもある。子供や保護者が見捨てられたと勘違い等しないよう、保護者と相談しながら進める。
  • 登校刺激を与える段階になったら、原学級の子供たちとの関係も少しずつ密接にしていき、双方に学級の構成員であることをさりげなく自覚させていく。学級の保護者全体にも理解と支援を求める。
  • 復帰した子供の居場所の確保を行う。原学級の子供とのふれあいや、障害点の除去(いじめの解決)等、復帰しやすい環境を、職員、子供が一体になってつくる。

子供のサインとして現れがちな身体症状

 子供は、心の状態を言語で伝えられない面もあり、心の問題が身体の症状となって表現されることも多い。身体症状として現れるサインを見逃さずに対応したい。

  • 呼吸器系(気管支喘息、過呼吸症候群等)
  • 消化器系(反復性腹痛、下痢、周期性嘔吐、食欲不振等)
  • 循環器系(起立性調節障害、心臓神経症等)
  • 泌尿器系(神経性頻尿、遺尿症、夜尿症等)
  • 神経系(緊張性頭痛、チック、吃音、夜驚症、夢遊病、歩行障害等)
  • 内分泌系(糖尿病等)
  • 皮膚系(アトピー性皮膚炎、脱毛症、じんましん等)
  • その他(心因性発熱等)

 低学年では、身体症状が半年以上続くこともある。高学年では身体症状を訴える期間が短く、暴力という形で訴えることもある。

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 (2)スクールカウンセラーと学級担任・生徒指導係の連携(中学校)

生徒指導係とのコ・ワーク(共同作業)

 学校では、生徒指導主事が抱えているケースを紹介され、面接を開始することが多い。そのようなケースを担当する場合は、生徒指導主事との連携の上で、お互いの役割分担を確認しながら、カウンセラーが、どの場面の、どの段階を、また、そこで何ができるか、などを明確にしながら仕事を進めていく必要がある。このような形態は、生徒指導主事とのコ・ワーク(共同作業)と言えるもので、コンサルテーションとは異なる。言わば横並びの関係で対象ケースに対する援助の一部を請け負いながら解決に向けて責任を果たしていくわけである。学校では、スクールカウンセラーが参入する前に、既に生徒指導係がその立場、役割を果たしていることが多いので、スクールカウンセラーが機能するためには、生徒指導主事とのコ・ワークが大切な条件になる。つまり学校では、スクールカウンセラーをこういった形態で位置づければ十分に活用することができるのである。

①時間的経過の中での関わり(一時期の請け負い)

 いじめられた体験や学級内での友達関係のもつれなどから、学級内に居場所がなくなって欠席をしたり、学級にいても孤立して精神的に不安定だったりして不適応を示し始めた生徒に対して

  • とりあえずの居場所確保までの援助
    面接を進めていくなかで、その原因やきっかけに学級経営上の問題があったり、学級担任との不調和があったりと、本人以外の要因が関係していると思われる場合は、避難的に居場所を保証して、本人が無力感に陥ることを防ぐ。傷ついた気持ちを共有し、気持ちを整理させた作業のあとで、相談室担当の教師などに任せるまでの橋渡し的役割をする。
  • 学級における居場所の確保までの援助
    学級に戻りにくい気持ちを受け入れながらカウンセリングしていく過程で、本人のなかに問題解決への力がみえてきたときは、徐々に適応のためのトレーニングなどを行いながら、避難と並行して学級復帰の働きかけを行うこともある。本人を受け入れにくくしている学級などの問題の解決には、生徒指導主事や学年の生徒指導係が主にあたるが、本人から得た情報を提供して間接的に問題解決に協力する場合もある。
    このように、橋渡し的役割を請け負いながらも、本人及び取り巻く環境(学級)に働きかけて、積極的に学級での居場所の確保まで関わることが学校での役割として大切となる。
    学級への不適応がきっかけで、不登校に陥るケースは多い。このようなとき、ケースをどう「見立て」るかが重要なポイントになる。
    そのとき、教師と他の職種のスクールカウンセラーが、それぞれの視点でケースを検討し連携して援助計画を立て、丁寧に対応することは、大変有効であると考える。

②対象への役割の分担

  • 保護者面接(学校と保護者との関係の調整)
    不登校生の保護者や非行傾向の生徒の保護者、いじめの被害者の保護者などは、状況によっては学校に対する不信感や拒否的感情が強く、教師との面接や相談が成立しない場合がある。
    そのようなときには、保護者への対応を一時スクールカウンセラーが引き受けて、現状を説明したり、より客観的に子供が見えるよう、保護者の気付きを引き出したりして、学校との関係を調整する。
    間にスクールカウンセラーが入ることで、保護者の学校への心理的距離が広がり敵対感情などが和らぐことが多い。
  • 生徒面接(心理的内面も含めて本人からの情報を得る)
    学級担任や保護者にも言えないことを、第三者としてのスクールカウンセラーになら話せるということがある。
    このことを接点にして、生徒の精神的な味方になれたり、信頼された結果意外な事実が分かって、的確な対応につながったり、ということもある。生徒から得た情報の守秘義務をいかに考えるか、という難しい課題もあるが、問題解決を第一義として、スクールカウンセラーの置かれている立場を認識しながら(できるだけ本人の同意を得るようにして)生徒指導主事等と密接な連携をとるようにする。
  • 家庭環境の調整
    家族に問題があると考えられる場合は、家族療法的な関わりをすることによって家庭環境の調整を行い、本人に及ぼす心理的な影響についての原因の除去に努める。保護者に著しい精神的な問題や家庭基盤の脆弱さがある場合は、福祉事務所の家庭相談員や児童相談所に任せるなどの連携が考えられる。

学級担任・生徒指導係へのコンサルテーション

① 「見立て」に基づいた助言

 不登校生徒などの援助をしていく過程で、保護者面接などから知り得た家庭環境等の環境要因や、心理面接や心理テストなどで知り得た心理的要因などが、対象生徒に対する「見立て」と「手だて」を大きく変更させることがある。
 不登校で指導が停滞していたケースに対してスクールカウンセラーが関わり、WISC-Rを実施したところ、総合でIQ74という結果であった。このように、知的能力がボーダーの場合は、洞察力や概念の操作、意志の伝達などの精神活動のさまざまな領域で不適応を起こしやすい傾向がある。
 こういったケースでは、非指示的な対応はかえって不安や混乱を招きやすい。個別の安定した指示的かつ支持的な関わりが望ましいことを助言。指導が展開した。

② 学校外の諸機関等の活用と助言

 学校だけでは対応に限界があり、より拡大した支援が必要になったときに、他機関を紹介したり、他機関との連携時に心理面のデータや指導の経過について専門的立場で情報交換したりする。また、それに基づいた助言やフォローを行う。

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 (3)女子グループの友達関係のもつれから発展したいじめへの対応事例(高校)

事例の概要

A子(3年女子)からの相談

 数人で相談室に遊びにきていた女子の3人グループのなかのA子のポケベルに、ここ2~3週間、毎日いたずらメッセージが入る。いたずらは次第にエスカレートして、このごろは「死ね」とか「殺すぞ」というようなメッセージが入っている。親は自分がしっかりしていれば大丈夫、といっているが怖い。相談したことがバレるのも怖い。

相談の結果わかったこと

 A子の話す内容や状況から、いたずらの主はおそらく他クラスのB子ではないかという予想がついた。グループ内のC子はB子と同じクラスで、それなりに親しい。そのC子を、A子にとられてしまったように感じたB子がA子に対して、嫌がらせをしているようである。
 最近は、B子とトイレですれ違っても「ぶっ殺すぞ」と言われるなど、嫌がらせも直接的になりつつある。

A子に対する援助(まず伝えたこと)

  1. 勇気を出してよく話してくれた。全力をあげてA子を守りたい。
  2. どんな対応ができるか二人で考えたい。
  3. 安心して学校生活が送ることができるよう保証したい。
  4. B子自身も思いどおりにならない辛いことがあって、A子をうらやんで八つ当たりをしているのかも知れない。とすればB子を支えていくことが解決につながるのではないか。
  5. c、dを実現させるためには、他の教師の協力も必要。秘密を守りながら行動することを約束するので、少なくともB子の担任にだけは事実を伝えさせてほしい。

 A子は、「チクったことがばれるとよけいひどい目に遭う。」と、eについては強く抵抗したが、「我々を信頼してほしい」と、時間をかけて説得した。その結果、「それがB子のためになるのなら」、ということでB子の担任にだけは話していいという了解を得た。

A子と確認しあった今後の方針

  • スクールカウンセラーが、B子の担任にこの事実を話し、B子については、B子の担任が支える立場になる。
  • いじめがエスカレートするなど、何かあったらB子の担任に話すこと。
  • スクールカウンセラーが学校に来る日はA子の面接を継続する。
  • A子の保護者には、A子自身から、「スクールカウンセラーに相談したこと」、「保護者として心配なことがあったらカウンセラーが相談に応じる」ということを伝えて安心させる。
  • トラブルの回避のため、安全のため、一人で行動しないこと。

校内の体制

 これまでの経過を教育相談係に報告。教育相談係が調整役になって〔B子の担任〕〔教育相談係〕〔スクールカウンセラー〕の3者で連携して対応することに決めた。(以下〔3者会〕という。)A子の担任には、経過報告をしながらさり気なく側面から見守る立場をとってもらうようにした。

3者会で共通理解したB子の状況

① B子の状況
 志望した進路に失敗。その前後に失恋。家庭でも居場所がない状況等が重なり、イライラしていた。……推察すると、これまでB子は、2度3度と夢や希望を失う体験を繰り返している(「対象喪失」)。反面A子はB子の失ったものを全て持っていてうらやましい存在。A子に攻撃を向けることにより、対象喪失から生ずる苦しみや怒り、失望といった感情を回避しているのではないか。

② 対応について

  • 加害者、被害者という立場で関わらない。
  • B子の置かれている現状や気持ちを理解しながら一番自然な援助の仕方を考えていく方法としては今後の進路について一緒に考えていく。

そのなかで・・・

  • B子のことを気にかけている先生がいることを実感させたい。
  • B子が今後に希望を見いだすことを目指す。

 定期的な3者会を持つ。担任とB子の面接状況とスクールカウンセラーとA子の面接状況とを情報交換しながら、必要に応じて対応の仕方を工夫していく。

対応の結果

 記述してきたような援助体制で継続的に関わったところ、A子に対するいたずらメッセージはなくなった。
 その後も同様なパターンで対応を続けた結果荒れていたB子も落ちつき、担任のアプローチに人懐こく応じ、すっかり明るくなって進路も決定することができた。

A子の状況

 B子のいじめが消失して1か月ほど経って、A子に対する別の生徒のいじめが前回と同様のパターンで起きた。担任の観察や状況等から判断して、B子の友達のC子とD子ではないかと考えられたため、前回と同様の対応を基本にした。今回は、A子自身が、いじめに対する恐怖感を持っていなかったことから、A子の担任や友達にも積極的に援助を求めて対応した。
 A子自身が、周囲に援助者がいることで安心したのか、いたずらを気にしなくなったのか、いじめの訴えはその後なく、スクールカウンセラーとの面談では、専ら進路についての期待や不安に関する話題が中心になった。担任の話では、家庭でも明るく母親と会話する姿が増えている、とのことである。

事例から学んだこと

① いじめ発見とケアについて

  • 日頃から生徒が安心して相談できる空間を学校内につくっておきたい。
  • 教師は、生徒との接点を多くし、一人一人の生徒の置かれている状況や気持ちの把握に努める。
  • いじめられている、という訴えがあったときは、その生徒の不安や苦しみをまず理解する態度で話に耳を傾ける。
  • いじめは相互関係の喪失。いじめを受けている生徒を孤立させない。
     教師が、全存在をかけて守る、という安全の保証を。その関係を軸に他の教師や生徒との連携を図る。
  • いじめる側―いじめられる側(加害者-被害者)という対立した構図でいじめをとらえない。いじめられている生徒への援助とともに、いじめている生徒の背景・要因を把握し、的確な援助をしたい。
  • いじめの解決は一人では難しい。校内が連携して組織的、継続的な指導や支援を行う。

② 担任・教育相談係・スクールカウンセラーの連携について

  • 教師間で秘密を共有しながら口外しない、というルールの徹底。
  • むやみに全体の問題にせず、その問題に関わる最低限の教師とカウンセラーの機能的なネットワークで、ヒューマンチェーンを拡大させていく。
  • 教育相談係が中心になって、互いの役割機能、守備範囲や限界などを明確にしながら認め合って進める。
  • 長時間の検討会議が持てなくても、合間をぬって検討会議を持つ。状況によっては校長や教頭の参加も必要になる。
  • いじめの状況やそれに対する指導について校長、教頭などの管理職が理解し、支援していることが大切。理解されているという安心感がなければ教師も動けない。
  • いじめにあっている生徒の保護者にも安心感を与え、必要に応じて協力を得る。

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 4.おわりに

  • 教師は、連携して指導することが苦手。複数の教師でひとりの子供に対応しても、役割が明確になっていないために指導が混乱する。
  • ケース検討会議などでは、学級担任の学級経営の批判や参加者の経験に基づいた方法論、学級経営論等に集中する傾向があり、目の前の子供にどう連携して対応するかという話し合いになりにくい。
  • 心理検査の結果は、子供理解のために使いたい。結果から子供の性格などを決めつけるようなことをしてはいないか。
  • 小学校で、居場所ができてようやく登校できている子供がいる。中学校へ進級したときも居場所が確保されないと小学校での努力が無駄になってしまう。校種間のきめ細かい連携が必要。

 これは、第2回のスクールカウンセラー連絡会議においてスクールカウンセラーから出された、学校あるいは教師のあり方を指摘する意見です。この指摘のようなことは、どこの学校、どの教師にもありがちで、はっとさせられるものばかりです。初めて学校に継続的に入った外部の専門家であるスクールカウンセラーの意見は貴重です。真摯に受け止めて自分の足元を見てみたいと思います。

ひだまり

 長野オリンピックが終わりました。選手の活躍が放映されるテレビの画面を見て、大人も子供も茶髪やピアスの若者も一斉に万歳をする姿に感動しました。心が見えないとか、踏むまで分からない地雷のようだ、などと言われている子供たちと、選手の活躍に思わず万歳する子供たちは果して違うのでしょうか。3月5日からは、パラリンピックが始まりました。一生懸命の美しさ、生き抜くことのすばらしさ、一人一人の命の尊さなど、感動と共に心に刻み込んでほしいものです。感動体験こそが、心を育てる原動力であると思うからです。

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お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会事務局心の支援課

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7450

ファックス番号:026-235-7484

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