ホーム > 県政情報・統計 > 市町村・地域 > 地域振興 > 「地域発元気づくり支援金」 > 「地域発 元気づくり支援金」知事表彰事業のご紹介【平成22年度】
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更新日:2020年10月6日
平成22年度に公共的団体(NPOや地域づくり団体など)が実施した事業の中から、魅力あふれる地域の元気づくりに特に貢献したと認められる事業を、県内10地域ごとに1事業ずつ選定しました。
選定にあたって、各地域に設置されている地域選定委員会から御意見をいただきました。
○表彰事業・表彰式
事業名をクリックすると、事業の概要をPDF形式でご覧いただけます。
地域 | 事業 タイプ |
事業名 | 事業実施団体 | 選定のポイント |
---|---|---|---|---|
佐久 | ソフト | (仮称)佐久南インターチェンジ花・みどりの景観~植樹事業 | 社団法人 長野県建築士会佐久支部(佐久市) | 植樹前に地元地区との協議や小学生への景観授業が行われ、地域住民の景観意識の向上が図られ、また事業終了後に、地元小学校児童、地域住民及び申請団体で構成される会が発足され、沿道景観づくりや植栽の維持管理活動が実施されている。 |
上小 | ソフト | 祢津地区の「方言カルタ」制作及び活用で地域活性化事業 | 祢津地区活性化研究委員会(東御市) | 地元住民と小学生とが協働で方言カルタづくりに取り組み、地域の言語文化への理解と愛着、伝承と保存につながるとともに、世代間の交流の推進にも寄与した。 また、カルタ大会の開催により、地域での交流の推進にも活用された。カルタは今後も利用され、方言の伝承に役立つことが期待される。 |
諏訪 | ソフト | スワいち | 特定非営利活動法人 匠の町しもすわあきないプロジェクト(下諏訪町) | 5年目の開催になったが、毎年工夫を凝らした取り組みにより、地域の冬期イベントとして定着しつつあり、地域の様々な「まちづくり」グループの交流、連携づくりの場として活用されている。 また、昨年度まで取り組みが弱かった八ヶ岳山麓地域でも活発な活動ができ、諏訪地域全体のイベントとして更なる発展が期待できる。 |
上伊那 | ソフト | ドリームスイーツプロジェクト | 宮田村商工会青年部 ドリームスイーツプロジェクトチーム(宮田村) | 事業実施主体のみならず村内の小・中学生のアイディアなどを柔軟に取り入れ、地域資源を活用したオリジナリティある特産品を開発し商品化させた。 今後はさらなるPR等により販路の拡大を図り、名実ともに地域の名産物となることが期待される。 |
下伊那 | ソフト | 「うるとら手打ちそば」宅配事業 | うるとら軽微隊(天龍村) | 村を支えていく世代が自ら率先して様々なボランティア活動を行ってきたが、今回は遊休荒廃地でそばを栽培し、自らの手でそばを打ち、地域の高齢者にそばを届け、会話をして高齢者との交流を図り、地域で見守る安心感を与えている。 こうしたボランティア活動が継続して取組まれていることで、地域における支え合いの意識が徐々に醸成されており、高齢化が進む中山間地域における地域づくりの新たな取組みとして非常に高く評価できる。 |
木曽 | ソフト | てくてく木曽街道、ガイド育成事業 | 木曽観光連盟(木曽町) | 今後更に増加が見込まれる「中山道を歩いて旅する観光客」の受け入れ体制の基盤整備に取り組み、地域の観光振興に寄与するとともに中山道の歴史、風土を知ることで地域への郷土愛の醸成も図られた。 ボランティアガイドを養成し基盤を整えることで、新たな観光資源としても有望であり、観光振興の起爆剤となることが期待される。 |
松本 | ソフト | 重伝建保存地区漆工町のある木曽平沢に木製漆塗りポストの設置事業 | 平沢区自治協議会(塩尻市) | 漆塗りの郵便受けを地区内のほぼ全戸に設置することにより、町並みに統一感が生まれ、他に例のないモデル的な景観が形成された。観光客への評判が良く、「漆器のまち」としてのPR効果も大きい。また、地場産業の活性化に向けて地域が一体となって取り組んだ結果、「まちづくり」について考える住民組織が発足するなど、住民の自治意識の向上が図られた。 漆器産業の再活性化により、漆を活用した新たな技術・製品の開発や、休職している工房・店舗を利用した後継者育成、産業・観光の振興へと発展していくことが期待される。 |
北安曇 | ソフト | 女性ライフステージ健康支援プロジェクト | SANBAの会(大町市) | 本事業を通じて、女性の健康づくりの大切さを広めることができた。また、参加者からは、「気軽に相談できることで心配事や不安が解消された」「子育てに積極的になった」などの声が多く寄せられるとともに、世代間の交流のきっかけにもなっている。 こうした女性のライフステージに応じて一貫した健康づくりを支援する取り組みは、近隣にも例がない取り組みである。また、行政やボランティアとも連携して事業の充実を図っており、子育て支援策としての効果も期待できる。 |
長野 | ソフト | たしかなかたち・2ndステージ BBBながのプロジェクト | 社団法人 長野青年会議所(長野市) | 長野の新たなB級グルメの創出と取り扱い店舗の拡大により、商業振興が図られたほか、フォーラムや市民公募のコンテスト開催を通じて市民が地域振興を考える機会が得られた。 平成23年度も引き続き地域定着に向けた取り組みを行っており、特典付のメンバーカード発行やイベント開催に合わせた親子料理教室など、意欲的に取り組んでいる。 |
北信 | ソフト | 木島平村の100自慢(村内・広域MAP付ガイドブック) | 木島平村観光協会(木島平村) | 村内全戸・村外の村出身者から情報を公募して252件の応募があった。住民参加で4回にわたり内容を吟味し、手書きのイラストを採用したことで、身近で親しみやすく、実際に訪れたくなる内容に仕上がった。また、単なるガイドブックではなく、村民が村の魅力を再発見するきっかけとなった。 |
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