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更新日:2020年4月24日

第1062回長野県教育委員会定例会会議録

1 日時

 令和2年(2020年)3月24日(火曜日)

 午前11時55分から午後0時10分まで、午後1時から午後2時35分まで

 

2 場所

 教育委員会室

 

3 議題

○議題

 議第1号 職員の処分について

 議第2号 職員の人事異動について

 議第3号 長野県教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の組織に関する規則の一部を改正する規則案について

 議第4号 長野県教育委員会事務処理規則の一部を改正する規則案について

 議第5号 指導力不足等教員に係る認定等に関する規則の一部を改正する規則案について

 議第6号 学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案について

 議第7号 長野県立高等学校管理規則等の一部を改正する規則案について

 議第8号 長野県立学校職員の人事評価に関する規則及び長野県市町村立学校職員の人事評価に関する規則の一部を改正する規則案について

 議第9号 長野県指導力不足等教員判定委員会の委員の任命について

 議第10号 令和3年度教員採用選考について

 議第11号 「高校改革 ~夢に挑戦する学び~ 再編・整備計画【一次】(案)」について

 議第12号 令和2年度長野県教科用図書選定審議会委員の委嘱について

 議第13号 令和2年度長野県教科用図書選定審議会への諮問について

 議第14号 長野県銃砲刀剣類登録審査委員の委嘱(任命)について

 議第15号 第4次長野県子ども読書活動推進計画について

 

 ○教育長報告事項

(1)令和2年2月県議会定例会の結果について

  (2)令和元年度学校納入金等調査について

  (3)県立高校「未来の学校」構築事業 実践校の指定について

  (4)新型コロナウイルス感染症への対応について

 

4 出席者

 ○教育長

 原山隆一

 

 ○委員

 教育長職務代理者 伏木久始

 委員 矢島宏美

 委員 荻原健司

 委員 塚田裕一

 委員 中澤眞弓

 

 ○その他

 轟教育次長、三輪教育次長、内堀高校改革推進参与、尾島教育参事兼教育政策課長、

 北村参事兼義務教育課長、塩野参事兼高校教育課長、坪井特別支援教育課長、

 佐倉参事兼学びの改革支援課長、松村心の支援課長、小林文化財・生涯学習課長、

 神田参事兼保健厚生課長、内山参事兼スポーツ課長、越国体準備室長

 

会議録

 原山教育長

 それでは、ただ今から、第1062回「長野県教育委員会定例会」を再開いたします。

 本日は、運営の都合上、通例とは異なり、先に議第1号「職員の処分について」を、特定の個人に関するの情報が含まれている案件のため、非公開により審議をいたしました。

 それでは、議事に入ります。

 議第2号「職員の人事異動について」、尾島教育政策課長から説明をお願いいたします。

 

尾島教育政策課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 それでは、ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問があればお願いいたします。

 よろしいでしょうか。それでは、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、原案どおり決定いたします。

 次に、議第3号「長野県教育委員会事務局及び学校以外の教育機関の組織に関する規則の一部を改正する規則案について」、議第4号「長野県教育委員会事務処理規則の一部を改正する規則案について」、議第5号「指導力不足等教員に係る認定等に関する規則の一部を改正する規則案について」、尾島教育政策課長から説明をお願いいたします。

 

尾島教育政策課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問があればお願いいたします。

 よろしいでしょうか。それでは、議第3号、議第4号、議第5号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、原案どおり決定します。

 次に、議第6号「学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案について」、北村義務教育課長から説明をお願いいたします。

 

北村義務教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問があればお願いいたします。

 よろしいでしょうか。それでは、議第6号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、原案どおり決定いたします。

 次に、議第7号「長野県立高等学校管理規則等の一部を改正する規則案について」、議第8号「長野県立学校職員の人事評価に関する規則及び長野県市町村立学校職員の人事評価に関する規則の一部を改正する規則案について」、塩野高校教育課長から説明をお願いいたします。

 

塩野高校教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明に対しまして、ご意見、ご質問があればお願いいたします。

 よろしいでしょうか。それでは、議第7号、議第8号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、原案どおり決定いたします。

 次に、議第9号「長野県指導力不足等教員判定委員会の委員の任命について」、尾島教育政策課長から説明をお願いいたします。

 

尾島教育政策課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問があればお願いします。

 よろしいでしょうか。それでは、議第9号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、原案どおり決定いたします。

 次に、議第10号「令和3年度教員採用選考について」、北村義務教育課長から説明をお願いいたします。

 

北村義務教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 それでは、ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問があればお願いいたします。どうぞ。

 

伏木教育長職務代理者

 質問させてください。令和2年度の採用でブロック制に取り組まれたわけです。その結果、どこどこの倍率が高かったとか、どこが薄かったとか、そういう顕著な何かがあったら、教えてくださいということと、その実態を受けて、多少令和3年度の計画の数字が変わっているのか、いないのか、そこを教えてください。

 

原山教育長

 義務教育課長、どうぞ。

 

北村義務教育課長

 ブロックによる倍率が、当初、どうなるかという心配がありましたが、志願者倍率は、小学校は、東信が3.7倍、南信が3.4倍、中信が2.9倍、北信が3.4倍でした。中学校は、東信で4.8倍、南信で5.0倍、中信で4.9倍、北信で4.8倍で、中学校はほぼ一緒、小学校も予想以上に倍率は違わなかったと考えております。

 来年度につきましても、これからそれぞれの地域の教員の動向等を踏まえまして、今年度と同様とする方向であり、割合は本年度と同様と考えて、配分をしています。

 以上です。

 

原山教育長

 ほかにいかがですか。どうぞ。

 

中澤委員

 今の説明の中で、令和元年と選考基準は変わらないということですか。選考基準を見ていると、小論文と個人面接の辺りが、その人らしさを出せるときとか、見抜くときという感じがしているのですけれども、面接は具体的にどういう方たちが行ってくださっているのでしょうか。

 

北村義務教育課長

 面接を実施している面接官についてのご質問と思いますが、各志願者に対して一般の企業の人事担当をしている社長さんとか人事担当部局のトップの方が1名、市町村教育委員会の教育長さんが1名、校長経験者が1名ということで、面接をしています。

 

中澤委員

 今、指導力不足とか、ふさわしくない先生などがいらっしゃるので、なるべくならここで、わくわくと、本当にいい仕事ができる人たちを見抜いていけるような内容になったらいいと思うんですけれども、実際に面接などは難しいと、日頃、私も感じているんですけれども、自分が実際にこんな人と働きたいとか、この人の夢がこんな形で生かされるのではないかとかということをいろいろ考えると、この辺りの選考のところをもう少し丁寧にできたらいいという思うので、願いとして、お伝えしたいと思いました。

 

北村義務教育課長

 ありがとうございます。

 一旦、採用すると、その方は、長く子どもたちのために働いていただくということを考えますと、いかに能力的に高い方を、また、子どもたちのためになる方を採用することが大切でありますので、毎年度、時間や内容等を検討しながらやってきています。

 例えば、一般選考では2回面接をし、多くの目で見たほうが、人間性などが見抜けるということでやっていましたが、やはりこういう時代ですので、面接について、かなり練習をされている方が多く、最初の質問や次の質問くらいは、軽く答えてしまう状況です。このようなことから、三の矢、四の矢というところで、ぐいぐい押していくような面接にしていこうということで、社会人選考で2回やっていた面接を1回にして、時間をかけて、深くえぐるような面接をしていこうと考え直しております。

 今、お話しいただいたようなことを参考にしながら、面接の時間、内容等を工夫してやっていければと思います。

 ありがとうございました。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。どうぞ。

 

矢島委員

 養護教諭の関係なんですけれども、今までというか、現在、女性の方が養護教諭になっていると思うんですが、例えば募集する中で、男性の養護教諭を希望された方はいらっしゃいますか。

 

北村義務教育課長

 それぞれですけれども、昨年度は、義務教育諸学校では希望者がいなかったと思います。

 

塩野高校教育課長

 高校のほうは、一昨年、志願者が1名おりました。

 

原山教育長

 よろしいですか。どうぞ。

 

矢島委員

 養護教諭は、保健師免許を持つと、こちらにも書かれていますけれども、やはり児童生徒との身体接触があったりとか、健康診断とか、さまざまなところでとてもデリケートな部分にも触れることもあるかと思いますので、そこのところで、性暴力が発生しないように、きちんと選考をしていただきたいと思います。

 

北村義務教育課長

 大事に考えていきたいと思います。ありがとうございました。

 

原山教育長

 ほかにございませんでしょうか。

 よろしいでしょうか。それでは、議第10号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、議第10号を原案どおり決定いたします。

 それでは、次に、議第11号「『高校改革 ~夢に挑戦する学び~ 再編・整備計画【一次】(案)』について」、塩野高校教育課長から説明をお願いいたします。

 

塩野高校教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 それでは、ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問があればお願いいたします。どうぞ。

 

伏木教育長職務代理者

 ご説明ありがとうございました。

 高校の再編・整備計画一次案が、旧通学区ごとの協議会の精力的かつ真摯な議論の結果を尊重して策定されたことは、とても大事だったと思います。これを手掛かりに、今後、第二次、第三次と計画案がつくられていくものと思いますけれども、教育委員として、要望をお伝えしたいと思います。

 今回の中で、都市部と中山間地を分けて改革のビジョンを示されたことは、とても妥当だったと思います。頂いた資料の1ページ目の「はじめに」の2段落目の「『基本構想』では」という文章ですけれども「高校改革を少子化に対応するための単なる縮小・統廃合計画とするのではなく、長野県の高校教育を新たな学びへと改革するための好機ととらえ、『新たな教育の推進』と『新たな高校づくり』に一体的に取り組んでいく」、こういう基本理念を示したんだと、ここをきちっと説明、理解されていかないと、単なる縮小をして、人数が少なくなったところは統廃合でと、どうしても受け止められてしまうので、ここをどういうふうに説明していくかが鍵になると思います。

 県立学校といえども、実質的には地元の市町村の支えをいただいて、高校教育が充実するものでもありますから、やはり地元の声を丁寧に聞いていくことが大事だと思うんですが、個人的なことで恐縮ですけれども、私も小規模校の調査研究をずっとやっておりまして、国内外のいろいろな事例を見ていて、そんなことをきっかけに、県内のある市町村の学校統廃合に携わったことがあります。

 今、振り返ってみますと、一番大事だったのは、やはり地域との対話だったと思うんです。そのときに、1回説明会を開いたとか、2回開きましたということでは足りなくて、日程だけのことではなくて、いろいろな階層のいろいろな立場の方々がおられるので、利害関係もありますし、協議会だけではなくて、いろいろな立場の方との対話、説明、これを丁寧にやっていただきたいというのが希望です。

 ご自分の子ども時代の学校イメージを前提に、高校統廃合を考えることは一般的だと思うんですが、これからはそういう時代ではないかもしれない。新たな学びのイメージを積極的に打ち出しながら、将来を生きていく子どもたちのための新しい学校を一緒に考えましょうというモードでいかないと、議論が空中分解してしまうのではないかという気がします。

 繰り返しますが、新たな学びのイメージを含めた丁寧な説明、そして、対話の機会を複数回、いろいろな階層の方々と対話をする、そんな機会をぜひ高校教育課に音頭を取っていただいて、実施していただく、それを要望したいと思います。

 頂いた資料の23ページ目の「第2章 再編・整備の進め方」の中の検討委員会の組織構成に、生徒の代表が入りました。これはとてもいいと思いました。現役の高校生、そして、これから高校に通いたいという中学生も含めて、我々のような昭和のモードで学んできた人間の意見だけではなくて、そういう世代の声が反映できるような、そんな検討委員会をぜひ期待したいと思います。

 以上です。

 

原山教育長

 どうですか。

 

塩野高校教育課長

 ありがとうございます。

 教育長職務代理者がご指摘のとおり、今回の計画は、基本構想に始まっていますけれども、「はじめに」に書いてあるとおり、新たな学びへと転換していく好機と捉えて、これまでも説明をしてきたところです。この理念については、これからも引き続き各地域、あるいは検討委員会が始まる際にもきちんと伝わるようにしていきたいと思っています。

 地域協議会においても、運営の仕方はさまざまでありますけれども、地域の声を聞くという場面を一緒になって、我々共同事務局としても関わる中で設けてきており、地域協議会としての住民への説明会であったり、あるいはコメントの収集であったり、そういったことをこれまでも協議会としても丁寧にやってきていただいているものと思っています。

 今後この再編・整備の計画を進めていくに当たっては、先ほど申し上げた検討委員会という組織をつくる中で、意見の集約をするとともに、必要な説明、周知は丁寧にしていきたいと思っていますし、やはり先ほど言われたとおり、今回の計画が将来を生きる子どもたちのための計画になるように、こちらとしても腐心をしていければと思っているところです。

 ありがとうございます。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。どうぞ。

 

中澤委員

 ほとんど伏木教育長職務代理者と一緒なのですけれども、生徒が入ったということが、私は本当によかったと思っていて、子どもたちと一緒にどんな新たな学びをしたいのか、自分たちでどんな学校をつくりたいのかというところを一緒に考えていっていただけたらと思います。そして、地域の方たちと丁寧な話合いをお願いしたいと思います。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。どうぞ。

 

矢島委員

 私も全く同感です。子どもが入ったこと、やはり子どもの声を聞くという姿勢がとてもいいと思いました。

 もう一つとして、このような協議会をはじめ、さまざまなご意見をいだたいた中での検討なんですけれども、「はじめに」のところでも、関係する方々との連携を図りつつも、県の教育委員会が主体となって進めていくという、どこが最終的に決めるのか、その覚悟というものも、さまざまなご意見を頂戴しながらも決めていくという、その覚悟もとてもいいと思いました。

 それから、これからさまざまな協議会からご意見を頂戴すると思うんですけれども、先ほど課長さんが言われたとおり、学びの在り方に関わる意見とか、環境・設備等に関わるご意見、さまざまなご意見を頂戴している中で、やはりそれを学びの推進とか、これからの施設整備の関係にも生かせるものは、どんどんと生かしていただきたいと思いました。

 以上です。

 

塩野高校教育課長

 ありがとうございます。

 これまでもさまざまな意見を地域からもいただいてきています。特に高校の場合は、施設等については、やはり古い部分もあって、少しずつ改善はしているものの、地域にとってみると、もう少し考えてほしいという意見もいただいています。

 それから、県立の高校については、設置者としては県である一方で、やはりこれからの再編・整備を進めるに当たっては、地域にある高校として、その存在価値というのが、非常に大きくなっていることも重々承知しているところで、県として主体性を持ってやると同時に、やはり地域の意見をできる限り聞く中で、子どもたちのためのいい高校ができるように、いい学びの場ができるようにしていきたいと思っています。

 ありがとうございます。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。お願いいたします。

 

荻原委員

 意見だけです。一次案については、何ら意見はないのですけれども、今回、コロナの感染症のことで、子どもたちを取り巻く環境について、いろいろと報道がなされていますし、私もうちに子どもが4人いて、ずっとうちに子どもがいながら、子どもの様子などを観察してまいりました。

 また一方で、子どもの勉強をどうするんだといったときに、意外と自宅でもできるという感想ももちろん持っています。教材を買ってくる、ドリルを買ってくる、子どもたちにやってもらう、あるいは一方で、ICTで、今、子どもたちに、自宅にいながらどう勉強をさせるかというのも、非常に活発に議論されていますし、そういうサービスも出てきた。 

 そうすると、勉強というのは、学校でやらなくても自宅でもできるんだという、それはそれで認識は随分高まったのではないかとも思うんですが、ただ、私が申し上げたいのは、今回、突然学校が休校になり、子どもたちは卒業式を迎えられなかった、あるいは先生との別れを惜しみながらということもできずに、友達や先生との別れが突然来て非常に悲しがっている、残念がっている子どもたちが多かったという感じです。日常的に普通のことであれば、そういう痛みとか、寂しさというのはあまり感じなかったかもしれませんけれども、こういう事態になると、やはり友達とか、恩師、先生、学校の中での子どもたちのコミュニティーというか、人間の交流というのは、すごく大事だということを感じました。

 その中で考えたときに、例えば人口規模とか、財政のことで考えると、もちろん再編・整備計画はこういう形になってくるんだと思いますけれども、やはりその地域の子どもたちが子ども時代、小学生、中学生、高校時代を地域の仲間で育ち、その中で社会性を学び、そして、いよいよ大人になっていく上で、やはり学校という単位はとても大事だということを感じています。冗長的な発言にしかならないのですけれども、子どもたちの素直なご意見もぜひ取り入れていただいて、聞いていただいて、地域で子どもたちを育てていくという、そういう大切さに気付かされたということも感じておりますので、ぜひ地域の皆さんの声を大切にしながら、進めていただきたいと思います。

 以上です。

 

塩野高校教育課長

 ありがとうございます。

 今回の再編・整備計画では、都市部存立校と中山間地存立校という大きな2つの枠を設けて、中山間地については、学びの場の保障を最大限にしていくという考え方で、地域の子どもたちを地域で育てていくという考えを前面に押し出したものです。

 そういう中で、現在、学びの環境については、ICTとか、そういったものも使う中で、学び方もだいぶ変わってきている。また、生徒たちも多様化してきていて、通信制のように、自分で勉強をする、それを望む子どもたちもいる、そういった多様化にも対応していく必要がある一方で、やはり学校でしかできない学び、学校に来てもらってできる学びもあるのではないかと考えています。そういう意味で、社会性を身に付ける、あるいは人と人とのつながり、交流をしていく、そういう場面をつくれる、あるいは望む、そういう子どもたちへの対応と、そして多様な、また別な学びを求める子どもたちへの対応と、いろいろな観点からの対応を今回の高校改革においてはしていく必要があると考えています。

 ありがとうございます。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。

 よろしいですか。それでは、議第11号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、議第11号を原案どおり決定いたします。

 次に、議第12号「令和2年度長野県教科用図書選定審議会委員の委嘱について」、議第13号「令和2年度長野県教科用図書選定審議会への諮問について」、佐倉学びの改革支援課長から説明をお願いいたします。

 

佐倉学びの改革支援課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 それでは、ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問はありますでしょうか。

 よろしいでしょうか。それでは、議第12号、議第13号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、原案どおり決定いたします。

 次に、議第14号「長野県銃砲刀剣類登録審査委員の委嘱(任命)について」、小林文化財・生涯学習課長から説明をお願いいたします。

 

小林文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問はありますでしょうか。

 よろしいですか。それでは、議第14号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 ご異議ございませんので、原案どおり決定いたします。

 次に、議第15号「第4次長野県子ども読書活動推進計画について」、小林文化財・生涯学習課長から説明をお願いいたします。

 

小林文化財・生涯学習課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明につきまして、ご意見、ご質問があればよろしくお願いします。どうぞ。

 

伏木教育長職務代理者

 ご説明ありがとうございました。

 全国のいろんな事情を調べてみると、ご指摘のように、確かに司書の手当とか、図書館の蔵書の在り方とか、ビブリオバトルとか、そういう取組によって読書活動が盛んになるということは、確かに報告はあるんですが、その前に、全体的に、特に高校生にターゲットを絞ると、高校生が悪者になっている感じがします。

 そうではなくて、高校生は自分の時間がない。学校から出るおびただしい数の課題、明日までにやらねばならない課題、そういうものに追われていて、恥ずかしながら、うちの子どもたちもそうだったんですけれども、読書の時間を取る余裕を私たち大人が奪っているのかもしれない。小学生などの割合がかなり高いのは、課題の割合が多少は軽減されている。子どもたちは、読書が本当は好きなのかもしれない。発達段階に応じた取組が、これまで薄かったというよりも、子どもたちが読書に親しめないような忙しさを我々の社会がつくってしまっていて、ICTとか、タブレットなどが隙間に入り込んでいるのかもしれないと考えると、読書の推進計画を単独でやられるのではなくて、学びの改革と連動して、一体的に子どもの生活がどうなっているのを考えながら、一緒に取り組んでいければいいという感想を持っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

原山教育長

 いかがですか。

 

小林文化財・生涯学習課長

 確かに高校生が悪者というか、高校生の放課後の限られた時間をどういうふうに使うか、生活スタイル全体をどういうふうにするかということを考えるとか、読書の時間を生み出すという工夫も必要かと思いますので、また検討させていただきます。

 

原山教育長

 お願いいたします。

 

矢島委員

 今の伏木さんの意見は、もちろんそうだと思いました。

 それから、今、子育て中の親御さんなどは、忙しいため結構スマホで子守をさせたり、自分自身が読み聞かせをされた経験が少ない人もいます。みんなが忙しい中でも読み聞かせの心地良さ、例えば子どもと一緒に本を読む、もう字が読めるから、あなた自分で読みなさいではなくて、一緒にいる心地良さとか、同じ絵を見たり、文字を見たりする、心が豊かになる経験や時間も必要だと思いますので、今の若い子育て中の親御さんに対しても、健診などを利用して、数分でもいいので、保健師さんが親に対して、一緒に子どもを抱っこしながら読み聞かせをやるなど、そういう温かい時間がもっといろんなところで増えていけばいいと思いました。

 

原山教育長

 どうぞ。

 

小林文化財・生涯学習課長

 乳幼児期の読み聞かせにつきましては、推進計画の会議の中でも、ただ読み聞かせといってもというご意見がございまして、そんな意見も含めて、乳幼児期は、単純に読み聞かせという表現ではなくて、「家庭における子どもと保護者の本を通じた触れ合い」、そういうふうに表現を変えたりして、愛着形成にもつながるということが伝わるように、工夫はさせていただきました。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。どうぞ。

 

中澤委員

 お願いします。

 基本理念などに、例えば豊かな読書を子どもたちにという形で、読書という言葉を使ってくださっているのは、全くいいと思っているんですけれども、乳幼児期に関して言えば、読書を辞書で調べたら、本を読むことと書いてあって、乳幼児期の大半は読んでもらう、自分で読むということはほとんどあり得なくて、6か月ぐらいの赤ちゃんから楽しんで聞いているというのはありますので、乳幼児期の子どもたちにとったら、読んでもらうことで本の楽しさを知っていく、本と出合うという年代なんだろうと思います。それにはやはり、乳幼児期の場合は大人の存在がどうしても大きくて、お母さん、お父さんももちろんうれしいけれども、保育者であったり、子育て支援センターの大人であったり、どんな方でもいいんですが、子どもたちの周りに、本の楽しさを手渡していくような大人の存在は、すごく大きいと思っています。

 周りにいらっしゃるお母さんたち、これからお母さんや先生になろうとしていらっしゃる学生の方たちと話していると、どんな本を読んであげたらいいか分からないという方が本当に多くて、その辺りは、ブックスタートなどでは、なかなか補いきれないのではないかと思っていて、何かないかと思って、ちょっと調べていたら、長野の図書館でもやっているのかもしれないんですけれども、これは川越市立図書館で『ひよこBOOK』というものなんですが、ここにいい本がいっぱい載っていて、いろんな形で、大人の方がどんな本を手渡していったらいいかということを、まず大人の人たちが知っていくことが、乳幼児期にすごく大きく関わるのではないかと思うので、もう少しここら辺は丁寧に、大人の存在のことを考えて、推進をしていただけたらと思いました。

 言葉から言えば、例えば「推進のための方策」の乳幼児期のところに、ブックスタート事業や読み聞かせなど、子どもが読書に親しむきっかけをつくるとありまして、ここに読書というのはぴったりこないと思って、例えばブックスタート事業や読み聞かせなど、子どもが絵本の世界に親しむきっかけをつくるというような表現のほうが、しっくりくると思いました。

 それから、高校生になってからの関心度合いの低下というところで、伏木教育長職務代理者も話されていたんですけれども、私も感じているのは、やはり周りにいる高校生たちが、どうしていっぱい本を読むようになったか見ていると、好きなこととか、やりたいことに出会ったら、そのことを知りたくて、どんどんその関係の本を読んだりということがあるので、これは学びの改革の中に関わってくることなので、その辺りも一緒にしながら、考えていっていただけたらと思いました。

 

原山教育長

 どうですか。

 

小林文化財・生涯学習課長

 乳幼児期のお話しですが、確かに読書というか、読み聞かせがメインになるので、そこら辺の表現は非常に迷ったところもありまして、本文の1ページ目の「【読書とは】」の3行目のところで「また、乳幼児にとっての読み聞かせも読書と言えるでしょう」ということで、ここでそういうふうに書き込んで、乳幼児期の場合は、読み聞かせが立派な読書だという形で伝えようと思って書き込んでみました。

 

原山教育長

 それでは、今いただいたご意見で、この計画について、一定程度表現は修正させていただくことを前提に、議第15号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

 異議なし。

 

原山教育長

 それでは、ご異議ございませんので、議第15号を原案どおり決定いたします。

 続いて、教育長の報告事項に入ります。

 報告事項の(1)「令和2年2月県議会定例会の結果について」、尾島教育政策課長から説明をお願いいたします。

 

尾島教育政策課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明について、ご意見、ご質問はございますでしょうか。

 よろしいですか。それでは、報告事項(1)を終了いたします。

 報告事項(2)「令和元年度学校納入金等調査について」、尾島教育政策課長から説明をお願いいたします。

 

尾島教育政策課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 それでは、ただ今の説明につきまして、ご質問、ご意見があればお願いいたします。

 

伏木教育長職務代理者

 質問させてください。市町村ごとのグラフを見たときに、長野市だけが突出していますけれども、ここの理由が分かるものがあれば、教えてください。

 

尾島教育政策課長

 申し訳ございません。手元に資料がございませんので、確認をさせてください。4ページのところでございますね。

 

原山教育長 

 棒グラフは児童生徒数です。

 

伏木教育長職務代理者

 分かりました。

 もう一つ、高等学校の学校徴収金の中には、教科書代も含まれていると考えていいですか。副教材も教科書も一緒になった数字かどうか。分かれば、お願いします。これは教科書代ですか。今でなくても、後ほどで結構です。

 

尾島教育政策課長

 すみません。調べて、ご回答したいと思います。

 

原山教育長

 ほかにいかがですか。

 よろしいですか。それでは、報告事項の(2)を終了いたします。

 報告事項の(3)「県立高校『未来の学校』構築事業 実践校の指定について」、塩野高校教育課長から説明をお願いいたします。

 

塩野高校教育課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明につきましては、ご質問、ご意見はございますか。どうぞ。

 

塚田委員

 今までも国際教育プログラムとか、信州グローバルハイスクールというのは、あったと思うんですけれども、その結果というか、よかったとか、実質どうだったのかみたいな報告はあるんでしょうか。

 

原山教育長

 お願いします。

 

塩野高校教育課長

 今、ご質問いただきましたスーパーグローバルハイスクールについては、長野高校と上田高校が指定を受けて、本年度、上田高校がその指定を終えるところであります。非常にグローバル的な視野を子どもたちは持ちながら、実際、地域に根差した探究的な学びも同時に行っていくということで、かなり先進的な事例をきっちりつくっていただいたと思っているところであります。

 長野高校につきましては、その成果を引き続き地域との協働による高校教育改革推進事業の中のグローカル型という部分の国の指定を受けて、今、継続をして研究しているところであります。

 さらに上田高校につきましては、今回の成果をさらに全県的なものに広げていきたいということで、県と共に共同開発をし、ワールド・ワイド・ラーニングという、今、国の事業がありまして、そちらに申請をしているところでありまして、結果を待っているところでございます。

 

原山教育長

 ほかによろしいでしょうか。

 それでは、報告事項の(3)を終了いたします。

 報告事項の(4)「新型コロナウイルス感染症への対応について」、神田保健厚生課長から説明をお願いいたします。

 

神田保健厚生課長

 (資料説明)

 

原山教育長

 ただ今の説明につきましては、ご質問、ご意見があればお願いいたします。

 

矢島委員

 ご説明ありがとうございました。

 こちらとは少しそれてしまうかもしれませんけれども、今回の一斉臨時休業において、各学校がさまざまな対応をされていたかと思います。特に卒業式やさまざまなセレモニーについても、先生方のさまざまな工夫があったかと思います。各学校の工夫はそれぞれだと思いますので、これらを記録として残していただけたらと思います。例えば学習についてもどのようなことをやったとか、また、それによってとてもよかったとか、現場の先生たちはかなりご苦労されて、工夫されているかと思います。その素晴らしい知恵とアイデアは、今後残しておいて、今後もしこのような非常事態があったときには、これを参考に生かせるような現場の対応が必要だと思いますので、学校の先生の負担にならない程度の記録の残し方について、ご検討いただけたらと思っています。

 

神田保健厚生課長

 大変重要なご示唆をいただきまして、ありがとうございました。

 今後こういったことが起きた際の参考になるような、そういった視点で、どのように対応したのかを整理しておきたいと思います。

 大変ありがとうございました。

 

原山教育長

 ほかにいかがでしょうか。どうぞ。

 

伏木教育長職務代理者

 ご説明ありがとうございました。

 学校現場が混乱しないような明確な指示と、地域によっては、特別なことができる、できないというところがあると思いますので、そこら辺は、迷わないような指示をお願いしたいと思います。

 本筋からそれますが、今日この定例会の会場は、私の後ろは窓が開いていてとても寒い風が吹いています。換気をしているんですが、間隔とか、問題の教室になって、もしここでクラスターが発生すると、県の重要な人たちが大変なことになるので、次回までにこの状況が収まらないようであれば、カメラをここに置いて別室で見られる人がいるとか、場所を変えるとか、我々はそこまで気を遣う必要があると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

原山教育長

 ぜひそのような運営方法を考えたいと思います。

 ほかにいかがでしょうか。よろしいでしょうか。

 そのほか、何かございますか。どうぞ。

 

尾島教育政策課長

 先ほどの学校徴収金の関係でございますけれども、4ページのところで長野市が高いのは、少し話もありましたが、棒グラフは人数のため、長野市は突出しているということで、1人当たりの徴収金につきましては、同程度になっています。

 また、教科書代ですけれども、学校によって実は違っていまして、学校で徴収して渡すところもありますし、個人で買っているところもあります。学校として徴収しているお金をここでは統計としていますので、徴収しているものについては、この中に入っている状況にあります。

 

原山教育長

 ほかにありますか。お願いします。

 

内山スポーツ課長

 お時間をいただいて、すみません。当課で所管しています聖火リレーについて、ご報告をさせていただければと思います。

 3月26日からスタートする聖火リレーにつきまして、主催者である東京の組織委員会から、感染拡大防止の観点から、実施方法を変更する旨の一報が入りました。

 具体的には、沿道での聖火ランナーの走行は行わない、ランナーは走らないということ。その代わりに、聖火が入ったランタンを持って、実施市町村、本県の場合は14ですが、これを巡るいわゆる聖火ビジットという方式で行う方向で、今、検討しているという情報が入りました。

 この方針につきましては、現在、検討が行われておりますが、本日の18時半以降に組織委員会から正式に発表する予定と聞いております。県としましては、示された方針に従いまして、実施市町村と連携して、来週に迫った、4月2日、3日の実施に向けて、準備を進めていきたいと考えております。

 以上です。

 

原山教育長

 よろしいでしょうか。

 それでは、以上をもちまして、第1062回長野県教育委員会定例会を閉会いたします。どうもありがとうございました。

お問い合わせ

教育委員会教育委員会

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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