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更新日:2019年6月21日

第1051回長野県教育委員会定例会教育長会見要旨

1日時

平成31年(2019年)5月23日(木曜日)

午後3時05分から午後3時55分まで

2場所

県教育委員会室

3会見要旨

【冒頭コメント】

 

今回の教員の逮捕事案について、県全体で非違行為根絶に取り組んでいるさなか、現職の公立小学校教諭が住居侵入の容疑で逮捕されたことはあってはならない不祥事であり、改めて被害者、児童や保護者、全ての県民の皆さまにおわびを申し上げる。

非違行為根絶に向けて、先月19日に、「わいせつ行為根絶のための特別対策」の改訂を行うなど取り組みを強化している中で、今回の非違行為が発生したことは、まことに遺憾である。今回の事案については、徹底的に検証した上で、必要な取り組みについてあらゆる努力を重ねてまいりたい。

現在、今事案については警察が捜査をしている段階であるため、今後捜査が終わるのを待って、事実を確認の上、厳正に対処していく。

2点目は、児童生徒へのわいせつな行為に係る公表のあり方について。前回の会見で、児童生徒へのわいせつな行為に関する公表ガイドラインの運用方針について決定し、ご説明をした。

戒処分時における個別事案の公表については、被害者の特定に結び付いたり、被害者が報道等により心理的影響を受けたりすることがないようこの運用方針によって行うが、一方、情報を公開することで再発防止につながるのではないかというご意見もあることから、個別事案の公表とは別に、これまでの事案について、県民の知る権利と今後の非違行為防止の有効な対策に資するような形で情報を公表できないか、6月中を目途にわいせつ行為根絶検討委員会を開催し、検討してまいりたい。(原山教育長)

 

【教員の逮捕事案について】

12日に逮捕ということで、翌13日の月曜日に、2名のスクールカウンセラーを派遣し、当該クラス全員にカウンセリングを行った。その後、金曜日まで学校にスクールカウンセラーを常駐させ、6年生の全児童のカウンセリングを行うとともに、希望するその他児童のカウンセリングを行った。

また、卒業生が通う中学校でも影響があることが懸念されるため、希望する生徒にスクールカウンセラーが面談を行ったと聞いている。具体的にどんな悩みがあったかといった報告は来ていない。(北村義務教育課長)

 

【わいせつ行為の根絶について】

性別の公表に関しては、わいせつ行為根絶の検討委員会の中でも議論が分かれた。公表すべきだという意見もあり、しかし、現状の中では、被害者と加害者が同性であるということを公表すると、世間からは興味本位に受け取られるのではないかというご意見のほうが、多数を占めたという状況。社会の偏見をなくすことがまず大事なことだということは、私どもも強く思っている。そういう意味で、今後とも、性別の公表の可否に関しては議論を継続していきたい。

今回のわいせつ行為根絶の特別対策の改訂の中に、CAPのプログラムを例示として出させていただいたが、子どもたちも、教員も、そして保護者も同時に人権感覚を身に付けられるようなプログラムをぜひ取り入れていきたい。その中で、もしそういうことが自分の身に振りかかった場合、子どもたちには、私は絶対に悪くないと声を上げる、そういう教育をしていきたいと思うし、加害者と被害者は100対0だと思っている。そういう観点、人権教育、人権意識といったものの育成について、性教育と併せてしっかり取り組んでまいりたい。これについてはまさに予算が伴うものであるので、財政当局との議論が必要。私どもとすれば、なるべく早く、年度内にここにある特別対策の改訂の中で打ち出した施策を実現したいと思っているので、財政当局等としっかり議論をしていきたい。

また、教員の働き方改革は別途進めており、教員の労働環境の改善は必要。労働環境と関係があるかも含めて考えなければいけないものの、その点とわいせつ事案が相次いで起きていることをそのまま結びつけるのは難しい。なぜ起きているかの検証はしっかり行う。(原山教育長)

 

【新たな高校入試制度について】

高校入試制度については、事務局内で検討を重ねて、この3月に新たな入学者選抜制度(案)を公表した。その後、4月15日から5月17日までパブリックコメントを実施し、140名近くの個人・団体から、400件前後のパブリックコメントを頂いて、その集計に努めているところ。

新たな入学者選抜制度の成案を公表する時期については現在検討している。パブリックコメントにはさまざまな項目があるので、まとめを進めるとともに、中学校の進路を担当する先生方等との意見交換も予定している。また、今後県議会もあるので、幅広いご意見を頂く中で、教育委員会としての考え方をまとめて、成案につなげていく予定。

パブリックコメントの扱いについては、もともと予想をしていなかったものもあり、多くの数を頂いているので、まとめる中で今後については検討させていただきたい。(塩野高校教育課長)

 

【公立高校卒業者の進路状況について】

今後の対応について、進路実現の様子が分かる指標の設定とあった。この件に関して、国公立大の進学率ということが例として挙げられた。

生徒育成方針の中で、自分たちの設定したカリキュラムに基づいて、どういう進路を実現していくのか、どういう力を持った生徒を育成するのかということを掲げる。そのときに、どういう資質・能力を育成するのかということが目標として見えないと、言葉だけで終わってしまうという点はあるのだろうと思う。そういう意味で、耳塚委員は指標ということをおっしゃったのではないか。

指標のあり方も含めて、どういうふうにしていくかというのは、今3つの方針について各校で議論しているのでその中で検討してまいりたい。あくまで子どもたちが自分のキャリアをどうデザインして、その中に、この高校をどう位置付けるかということが分かるような形が望ましいのではないかと考える。(原山教育長)

 

【定時制高校のあり方について】

基本的には実施方針に書かせていただいたとおり、これまでの流れを考えたときに、旧12通学区ごとに、それぞれ夜間の定時制を配置していくことが望ましいという考え方の中で、現在は実施方針を出している。

そこに加え、多部制、単位制、あるいは通信制といった、夜間・定時制と、ある種親和性の高い学びの場が必要な子どもたちが大分増えてきている。

協議会の中で、当然定時制についても検討の場面は設けていただきたいと思っている。これまでの夜間・定時制の学びのあり方についてはどんな状況だったかということも含め、高校の将来の全体像を考え、どういう学びをしていくか、意見交換をしていただきたい。

職業科を普通科の定時制にしていくという方針も出しており、協議会の議論を経た中で、最終的に教育委員会としてそういった方向を現在も考えている。(塩野高校教育課長)

 

 

 

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