ホーム > 教育委員会会議・審議会・検討委員会など > 長野県教育委員会定例会・臨時会会議録一覧 > 平成30年度長野県教育委員会定例会・臨時会会議録一覧 > 第1036回長野県教育委員会定例会会議録

ここから本文です。

更新日:2020年3月31日

第1036回長野県教育委員会定例会会議録

1日時

平成30年(2018年)4月12日(木曜日)

午後1時30分から午後2時55分まで

2場所

県教育委員会室

3議題

○議題

報第1号職員の処分について

 

○教育長報告事項

(1)教職員の人事異動の結果について

(2)平成29年度匿名性を担保した授業評価・学校評価の実施状況について

(3)長野県選挙管理委員会との協力連携に関する協定の締結について

 

4出席者

○教育長

原山隆一

 

 

○委員

教育長職務代理者耳塚寛明

委員矢島宏美

委員中澤眞

 

○その他

轟教育次長、三輪教育次長、内堀高校改革推進参与、尾島教育政策課長、

北村参事兼義務教育課長、塩野参事兼高校教育課長、永原特別支援教育課長、

佐倉参事兼教学指導課長、加藤全国高等学校総合文化祭推進室長、

小松参事兼心の支援課長、神田保健厚生課長、内山スポーツ課長、越国体準備室長

 

会議録

 

原山教育長

たただいまから、第1036回教育委員会定例会を開会します。

はじめに、本日、荻原委員、塚田委員から所用のため欠席する旨の報告がありました。なお、過半数の委員の出席を得ていますので、「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」第14条第3項の規定によりまして、本会議は有効に成立していることを申し添えます。

それでは、新年度を迎え事務局が新体制になりましたので、轟教育次長から順に自己紹介をお願いします。

 

轟教育次長

4月1日付けをもちまして教育次長を命ぜられました、轟寛逸でございます。よろしくお願いいたします。

 

三輪教育次長

同じく4月1日付けをもちまして教育次長を命ぜられました、三輪晋一と申します。よろしくお願いいたします。

 

 

尾島教育政策課長

4月1日付けで教育政策課長を命ぜられました、尾島信久と申します。よろしくお願いいたします。

 

北村義務教育課長

4月1日付で義務教育課長を仰せつかりました、北村康彦と申します。よろしくお願いいたします。

 

塩野高校教育課長

高校教育課長を務めます、塩野英雄でございます。2年目になります。よろしくお願いいたします。

 

永原特別支援教育課長

特別支援教育課長の永原龍一と申します。3年目になります。よろしくお願いいたします。

 

佐倉教学指導課長

4月1日付けで教学指導課長を命ぜられました、佐倉俊と申します。よろしくお願いいたします。

 

加藤全国高等学校総合文化祭推進室長

全国高等学校総合文化祭推進室長の加藤浩でございます。よろしくお願いいたします。

 

小松心の支援課長

心の支援課長の小松容でございます。昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします。

 

萩原文化財・生涯学習課企画幹(代理)

文化財・生涯学習課、企画幹の萩原千明です。よろしくお願いいたします。

 

神田保健厚生課長

4月1日付けで保健厚生課長を命ぜられました、神田一郎と申します。よろしくお願いいたします。

 

内山スポーツ課

スポーツ課長の内山充栄と申します。2年目になります。よろしくお願いします。

 

越国体準備室長

4月1日付けでスポーツ課国体準備室長を命ぜられました、越一雄と申します。よろしくお願いいたします。

 

原山教育長

ありがとうございました。今年度、高校改革の推進を図るため、内堀高校改革推進参与を任用しており、この会議には必要に応じて出席をすることとなりますので、自己紹介をお願いいたします。

 

内堀高校改革推進参与

この度、高校改革推進参与を仰せつかりました、内堀繁利と申します。よろしくお願いいたします。

 

原山教育長

ありがとうございました。

それでは、議事に入ります。本日の審議事項中、報第1号「職員の処分について」は、特定の個人に関する情報が含まれているものです。つきましては、報第1号を非公開とすることが適当と思われますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

異議なし。

 

原山教育長

ご異議ございませんので、報第1号は非公開とすることに決定しました。なお、報第1号につきましては、本日の最後に審議することといたします。

それでは、教育長報告事項に入ります。最初に、教育長報告事項(1)「教職員の人事異動の結果について」でございます。

報告1-1、1-2につきましては北村義務教育課長から、1-3につきましては塩野高校教育課長から説明をお願いします。

 

北村義務教育課長

(資料説明)

 

塩野高校教育課長

(資料説明)

 

原山教育長

ただ今の説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたらお願いします。

 

耳塚教育長職務代理者

2点質問があります。1点目は、義務の関係の5ページです。校種別の新規採用者の数を見ると、29年度から30年度にかけて男性の採用数が非常に多くなっていますが、どういった理由と解釈したら良いでしょうか。

2点目は、女性の管理職への登用についてです。義務の結果を見ると、だんだんと増えている様子がよく分かります。それに対して高等学校の結果については、管理職に占める女性率がむしろ低下しています。これは、それ以前に女性の数が少ないために、急に伸ばすことは難しいので、例えば女性の指導主事を増やすことが重要だ、というご説明で理解すればよろしいでしょうか。

 

北村義務教育課長

義務のほうからお願いいたします。まず、5ページの新規採用者の男女比でございますが、一番下の合計を見ると、男性は160人、女性は175人ということで、パーセントで見ると男性が48パーセントになります。昨年、29年度は38パーセントということで、10パーセント伸びています。これについては、本県の採用において性別で枠を作っているわけではなく、総数で採用しています。ですので、昨年度は総枠に入った比率の結果として男性のほうが多かった、ということです。半々くらいが理想だと思いますので、48パーセントに増えたことは望ましいことだと思います。

女性の管理職についてですが、教頭が2年前の105人から126人に増えています。現場において、30代の女性を副教務等に位置づけ、学校内全体を見渡す仕事をしていただくとか、研修に出しながら意識を高めていくということを進めてきていますが、そういう取り組みが徐々に効果を表してきているのではないかと思います。

 

塩野高校教育課長

結論から申し上げますと、耳塚委員がおっしゃったとおりでございます。例えば、8ページの1(4)女性校長ですが、昨年度1名退職し、今年度1名登用しておりますので、実際に校長級の数は変わりません。校長級ということでセンターへ指導主事として異動するといった形で、(主幹という呼び方をしておりますが、主幹指導主事)あるいは教頭級の主任指導主事としてもセンター等へ配置するということも進めています。高校の場合、教員に占める女性の割合がおよそ4人に1人強という状況です。それに対して、採用としては40パーセント近くが女性です。そういったことも含めて、学校内で女性が活躍できるような環境を整えていきたいと思います。

 

中澤委員

義務教育の関係で質問です。新規採用の部分で、「子どもの夢や可能性を育み、自ら学び続ける人材を採用する」ということですが、具体的に今までと採用方法は変更したのでしょうか。

 

北村義務教育課長

方向性としては今までと同じ方向で継続していますが、特に今年度は、面接の中で人物を重視したり、授業力について実際に実技を見たり、子どもに寄り添いながら学校生活を共に歩んでいくことのできる人材であるか、といったところに重点を置いています。

 

中澤委員

面接に重きを置くような感じということでしょうか。

 

北村義務教育課長

今年は大きく面接に重きを置き実施しました。

 

中澤委員

ありがとうございました。

 

原山教育長

他によろしいでしょうか。それでは、以上で、教育長報告事項(1)を終了します。

次に、教育長報告事項(2)「平成29年度匿名性を担保した授業評価・学校評価の実施状況について」でございます。報告2-1について塩野高校教育課長から、2-2について永原特別支援教育課長から、2-3について北村義務教育課長からご説明をお願いします。

 

塩野高校教育課長

(資料説明)

 

永原特別支援教育課長

(資料説明)

 

北村義務教育課長

(資料説明)

 

原山教育長

ただいまの3件の説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

 

耳塚教育長職務代理者

3点ございます。1点目は、やはりこういう授業評価、学校評価というのは、結果をどう活用するかということが非常に重要だと思いますので、好事例を集めて広報するということを進めていただければと思います。

2点目、集計の効率化についても、指摘されているとおりだと思います。これもうまくやっている学校の例を共有できれば助かると思いますので、よろしくお願いいたします。

3点目ですが、例えば高校教育課の一校当たりの集計に要する時間を見ると、11.3時間とありますよね。これは先生が集計するわけですよね。通常の空き時間を使うのでしょうけれども、それ以外に勤務時間を超えて集計するということになると予想します。ですが、こういうことが発生したときだけ、授業時間を他のところへ移して、勤務時間内に終わらせるというような時間割の運用というのは、可能なのでしょうか。そういうことができれば、超勤に相当する分というのは減るだろうと思います。いかがでしょうか。

 

塩野高校教育課長

ありがとうございます。まずは集計の効率化という観点から、もっと別な形が取れないかということは今後も考えていきたいと思います。現在はマークシートをスキャナーで読み取り、データ化しています。学校によっては、コピー機がスキャナーになっていて、早く読み込むこともできます。何百人と生徒がいる学校もありますので、できるだけ早く読み込ませるという時間を考えますと、どうしても物理的に時間がかかりますので、その中でどうICT化していくかということは課題です。一方で匿名性をどう担保できるかということも一つの課題です。集計については、基本的には数学理科社会国語、各教科の代表者が出ていき、その方が関係分を集めているという形が多いと思います。時間割の関係ですが、学校によっては工夫できる部分があると思います。ただ、年度末で事務分担が正確に決定していない時期でもありますので、前年度のうちに評価者を決定していないと時間割の工夫もできかねないという部分もあります。学校においての工夫ができるかどうか、相談をしながら進めていきたいと思います。

 

耳塚教育長職務代理者

これは高校だけの問題ではなく、全部の校種に関係すると思いますが、週固定の時間割を基本として運用すると、当然そうなると思います。そうではなくて、1週間、2週間で時間割を作り直せば、例えば休講にした時間の調整も可能だし、調査書を書く時期にはその先生だけ時間を作ることも可能だし、要するに固定時間割にすることによって、勤務時間をはみ出してしまうのではないかと考えています。もっと流動的な組み方はできないのでしょうか。

 

北村義務教育課長

義務教育課では、昨年度から本格実施していますが、勤務時間の割り振りという制度を各学校に導入しています。割り振りが必要なところで前後4週間の間に行い、突発的に超勤が予想されるようなもの、事前に分かるものについては割り振っていくという制度です。

 

塩野高校教育課長

高校も勤務時間の割り振り制度はあります。それぞれの学校の事情に応じて、対応しています。

 

耳塚教育長職務代理者

実際にどのくらい行うかの問題だと思います。誰かひとりの先生が非常に苦労されるということも予想されますし、今の状況だと先生方の負担がある時期に集中しているとか、定期試験を受けるときにクラスによって授業時間数が違ってしまい、それがそのまま放置されているとか、いろいろな問題があると思います。固定の時間割を改善していくことが有効な対策だと考えます。

 

三輪教育次長

ありがとうございます。時間割については、ご意見ありましたように柔軟に、事情に合わせて見直していくことが大切かと思います。長野県では、例えば中学校ではスライド時間割制というものがかつてから行われていて、これは単発的な時間割を組めるというメリットがあります。それから、平成10年の学習改定で、2週間をセットにする時間割ですとか、月によって時間割を変えるという取り組みも始まっています。現在も、例えば学期末等に学校事務の時間を設けるために、短縮授業、5時間、4時間授業ということも行っています。特にこの評価については学期末等に行いますので、そうした中で個人の負担を減らすために検討を進めていきたいと思います。

 

原山教育長

学校における働き方改革に資するご意見だと思っております。義務、高校を含めてしっかり確認をしていきたいと思います。

他にいかがでしょうか

 

矢島委員

実施3年目ということで、だいぶ定着してきたと思います。年2回、実施されていると思いますが、授業については毎日やられていることですので、これをより発展させて、普段の授業についても子どもたちが意見を言えるといいと思います。次の授業にはそれが活かせるように、この調査を発展させていっていただきたいと思います。それによって、子ども達が授業の振り返り等ある中で、学力テストのときに学校の狙いと子どもの感じ方が一致しているのか等、確認ができてくると思います。

質問ですが、5ページの義務教育課の部分で、「2実施状況のまとめ」の「(1)匿名による評価の実施」が98.4パーセントで、昨年度よりかなり上がっていますが、これが100パーセントでない理由はどうしてでしょうか。また、「評価結果の公表」も、93.5パーセントということで公表していないところがあるようですが、理由はあるのでしょうか。

 

北村義務教育課長

校数にすると、3校が未実施です。理由としては、結論から言うと、校長がきちんと周知、徹底できなかったということです。公表については、校数にすると12校です。校数が少なくなってきているのでピンポイントで指導している状況です。また、公表することで個人が特定されてしまうというようなことを理由に挙げている学校がありますので、今後、公表することのメリットを示しながら、徹底していきたいと思います。

 

原山教育長

よろしいでしょうか。以上で、教育長報告事項(2)を終了します。

次に、教育長報告事項(3)「長野県選挙管理委員会との協力連携に関する協定の締結について」、佐倉教学指導課長から説明をお願いします。

 

佐倉教学指導課長

(資料説明)

 

原山教育長

ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

よろしいでしょうか。教育長報告事項(3)を終了します。

それでは以上で、公開による審議を終了しますが、なにかございますか。

これから非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが、傍聴人の方は退出をお願いします。

 

ページの先頭へ戻る

 

お問い合わせ

教育委員会事務局教育政策課

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?