ホーム > 県政情報・統計 > 県概要 > 知事の部屋 > 知事会見(動画とテキストでご覧になれます) > 2014年度知事会見録一覧 > 知事会見2014年7月4日

ここから本文です。

更新日:2015年6月23日

知事会見(平成26年(2014年)7月4日(金曜日)14時55分~15時37分 会場:県庁)

項目

知事からの説明

  1. 県議会6月定例会が閉会、主要国首脳会議(サミット)誘致の表明等、信州の美しい切花・鉢花(カーネーション)について

取材者からの質問

  1. 今後の公務について
  2. 知事選について
  3. 北朝鮮拉致問題について
  4. いじめ防止条例について
  5. サミットの誘致について(1)
  6. サミットの誘致について(2)
  7. 任期中の公約について
  8. 登山届の義務化について(1)
  9. 登山届の義務化について(2)
  10. サミットの誘致について(3)
  11. 長野県未来を担う子どもの支援に関する条例について
  12. 浅川ダムについて

本文

知事からの説明

 1 県議会6月定例会が閉会、主要国首脳会議(サミット)誘致の表明等、信州の美しい切花・鉢花(カーネーション)について

長野県知事 阿部守一
 
それでは7月4日の金曜日の知事会見を始めさせていただきます。まず、県議会6月定例会、本日で閉会ということであります。提出した議案については議決をいただきましたので大変ありがたく思っておりますし、予算の執行、条例の運用、県議会のご意見も踏まえてしっかり行っていきたいと思っております。本日は私の方からは2点、お話を申し上げたいと思います。
 まず1点目でございますが、県議会でも議論がありましたが、主要国首脳会議、サミットについてのお話でございます。まず5月29日、軽井沢町、佐久広域連合、経営者協会から、そして6月18日には経済4団体、市長会、町村会からサミットについてのご要望をいただいたところでございます。要望の趣旨を踏まえて検討を行ってきたところでありますが、本日県議会でも議長宛ての陳情が採択されたところでございます。私ども、やはりサミット誘致に当たっては、県内一丸となった取り組みが必要であると考えていたところでありますが、今回の議会での陳情の採択も受け、そして各団体からご要請が出ているということも受けて、今回、長野県としてサミットの誘致活動を行うことに致しました。ついては軽井沢町をメイン会場として、県内広範囲にプラスに及ぶ形で積極的に取り組みを進めていきたいと思っております。ただ、外務省から正式な開催条件等が示されていないところでありますので、時期を捉えて関係団体の皆さまと共に、まず関係方面に意思表示、要請をしていきたいと思っております。また関係団体をメンバーとする「誘致推進協議会」、まだこれ仮称でございますけれども、できるだけ早く立ち上げて官民一体となった誘致活動を行っていきたいと考えております。長野県は新幹線の延伸もございますし、御開帳、御柱、来年、再来年といろんなイベントが続いてくるわけでありますけれども、長野県の価値をしっかりとアピールしていきたいと思っています。そういう中で、この主要国首脳会議、サミットについても積極的に取り組んでいきたいと思っています。
 それから2点目でございますが、こちらに花がございますけれども、信州の美しい花シリーズ、切り花・鉢花紹介シリーズの第2弾ということで、今日はカーネーションをご紹介したいと思います。県内の主な産地は諏訪、上伊那、佐久、松本、下伊那でございます。本年2月の大雪で諏訪地域、佐久地域を中心として生育の遅れによる出荷時期のずれ、あるいは出荷量の減少等の影響がございましたが、生産者の皆さま方の並々ならぬご努力と関係機関・団体、そして国、県、市町村で復旧・経営再建を行ってきたところでありますが、徐々に平年並みの状況に近づいてきている状況でございます。長野県、「確かな暮らしが営まれる美しい信州」ということで、美しさということをしっかり発信していきたいと思っておりますので、このカーネーションについても、ぜひしっかりと長野県とカーネーションというものが、結び付くようにPRをしていきたいと思います。今日も担当職員の松崎さんの方からこの花についての具体的な内容については説明をしてもらおうと思いますので、よろしくお願い致します。

農政部園芸畜産課果樹・花き係担当係長 松崎良一
 
カーネーションは本県の切り花の中では、栽培の歴史も長く、生産量・生産額共に最も多い品目でございます。このカーネーション、一般的には母の日のイメージが定着しておりますが、国内では、キクに次いで生産量が多い品目でございまして、非常に色の選択肢が多いということから、さまざまな場面を演出できるレギュラー商品として、ご愛顧いただいているところでございます。長野県は全国一の産地としまして、冷涼な気候を生かしまして、7月から9月にかけて出荷の最盛期を各地で迎えるということです。これは長野県産のカーネーションだけで作っていただいたブーケでございますが、このようにカーネーションのみでも大変センスの良いブーケになりまして、切り花の中では日持ちも良いお花でございますので、暑くなるこれからの季節、信州ならではのおもてなしのアイテムとして、ご活用いただければ幸いでございます。今回ご紹介致しましたカーネーションにつきましては、来週一週間、月曜日から金曜日まで県庁玄関ホールで展示・PRをさせていただくとともに、これから各地で花の品評会、フラワーショー等が開催されます。カーネーション、そういったところにも品評会に出ますので、ぜひ信州の美しいカーネーションをご覧いただければ、担当としては幸いでございます。今日はありがとうございました。

長野県知事 阿部守一
 
ということで、カーネーション、全国一の生産量でありますので、ぜひ長野県の大きなブランドの柱として、また発信をしていきたいと思います。よろしくお願い致します。私の方からは以上でございますので、ご質問をお受けしたいと思います。よろしくお願い致します。

取材者からの質問

 1 今後の公務について

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 
1点はですね、今回で6月定例会が終わりまして、知事にとっては1期目の任期の最終の県会となりますけれども、こちらを終えてですね、これから知事選に向かわれるわけですが、今後の公務と選挙運動と言いますか、選挙運動の前の政治活動として支持を拡大される部分の動きと、どのようなバランスであるとか、どのような基本的な考え方で臨まれるのかを教えてください。

長野県知事 阿部守一
 
そうですね。まず今定例会は私の任期中の最後の定例県議会になったわけでありますけれども、4年間、県議会の皆さま方とは、いろいろ意見が必ずしも同じではないこともありましたけれども、おおむね提出した議案についてお認めいただくことができて、県政を前に進めることができたと思っています。県議会の皆さまとの信頼関係はこの4年間である程度できてきたなと思っておりますけれども、首長と議会との関係でありますからしっかりと議論すべきところは議論して、しかしながら大きな方向性は共有して取り組むことができたと思っています。最終の定例県議会でありましたけれども、夏に向けて、今申しましたように私自身選挙を控えておりますので、しっかり選挙に頭を切り替えつつ取り組んでいきたいなと思っています。公務と政治活動との関連でありますけれども、告示まではできるだけ公務しっかり対応させていただく中で、そうした間を縫って政治活動の時間に当てようと考えています。ただ告示日後は、これは私からすると4年に1回、県民の皆さま方に、私は今現職の立場でありますから、これまでの4年間の取り組みをお伝えして、そして私の考え方を県民の皆さまお一人お一人にしっかり伝えていくことができる貴重な機会だと思っておりますので、そういう意味でこの選挙活動、選挙運動について基本に据えて取り組んでいきたいと思います。もとより例えば危機管理とかですね、災害が起きたとかそういう場合には迅速に公務に対応できるような体制を取りながら進めていきたいと思っています。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 
今おっしゃった中で県民一人ひとりに伝えていくことができる貴重な機会であるというようなお話がありましたが、逆に県民の方たちからも声を聞く機会になるんだと思いますが、今やっていらっしゃる対話集会の方が今度6日で一区切りを迎えますけれども、ここまで4回やられての手応えと言いますか、その県民からじかに声を聞くことの手応えをどういうふうに受け止めていらっしゃるかとですね、今後その6日の集会を受けてどのくらいのタイミングで正式な政策発表をしたいというふうにお考えかお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 
これまでの手応え、非常に多くの皆さま方からご発言もいただきましたし、実はアンケートというか分野ごとにご意見があれば書いてくださいということで紙を配らせていただきましたけれども、非常にしっかり書き込んでいただいている方が相当多いです。実はこれまで開催したときに回収したものを私も全部見させていただきましたけれども、やはり県民の皆さま方の直接的な考え方、思いというものが伝わってくる中で、私としては大変参考になっています。今週末の飯山が最後になるわけでありますけれども、その飯山市での対話集会を受けて、できるだけ早い時期に県民の皆さま方からいただいたご意見もしっかり踏まえる中で、最終的な公約をお示ししていきたいと思っています。

 2 知事選について

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 
今日、ちょうど県会と並行して、知事選の立候補届け出説明会がありまして、今のところ、現職、知事の一派とそれから別のもう一派の合計2派が出席されているというふうに伺いますけれども、現況の構図について、最近の、近年の選挙では、前回は3人の方が出られて、その前には一騎打ちだったというような形ですけれども、現況、今のままいくと一騎打ちの構図になるわけですが、そちらについての受け止めと、それから比較的ここまで、両派とも政策発表などがまだ正式には行われていない状況で、比較的静かに推移している。どちらかというと選挙戦としては、反面盛り上がりに欠けるところもあるかと思いますが、そうした状況について、逆にこれから投票率なども心配されるところもありますので、どんなふうにお考えでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
受け止めというか、私自身は現職の立場でありますから、そういう意味ではどういう方が、何人立候補されても、これまで4年間取り組んできたこと、そして私のこれからの取り組みたいこと、取り組み姿勢、こうしたことをしっかりと訴えていくと、こうしたことに尽きると思いますので、あまりそういう構図だとかどうなのかということに対して、思うところはないという感じであります。それからもう一つのご質問はなんでしたっけ。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 
比較的ここまでのところですね・・・。

長野県知事 阿部守一
 
これは、私の公約もまだ全体をお示しさせていただいていないので、先ほど申し上げたように県民の皆さま方の意見を聞いた上で、できるだけ早くお示しをしていきたいと思います。私は立候補予定の立場でありますから、あまり選挙自体にああだこうだいう立場ではありませんけれども、しかしながら、やはり一人でも多くの県民の皆さま方に県政に関心を持っていただいて投票していただきたいと思いますし、私自身もぜひそういう観点で私の考え方とか思いというものを県民の皆さんに伝える努力をこれからもしていきたいと思います。

信濃毎日新聞 島田誠 氏
 
最後にそれでは、今のお話に補足して伺うと、選挙戦の体制とすれば表明は5月の上旬でしたけれども、それからの準備といいますか、例えば、前回の選挙のことを考えると、新人で出られて、もう5月後半には出馬表明をされて、そのすぐ間もなくから例えば政策チラシの配布であるとか始まっていたりしてかなり速いペースでは進んでいたとは思うのですが、今回については、若干そうした前回などと比べると選挙の体制組み、それから政策発表含めて若干遅れ気味なのかなというところがありますけれども、それについてご懸念あるのかどうかというのを確認したいのが一つと、それからあと事務的なところですけれども、これが公務とですね、政務のバランスの話につながることだと思いますが、告示1週間ほど前にですね、全国知事会がありまして、そちらご出席だということなんで、あえてこの時期に出席される、知事選よりもやはり知事会だというふうにお考えになられた理由と、それから告示後には以前にも伺いましたが、「信州 山の日」がありますけれども、記念式典などどんなふうにお考えか最後に聞かせてください。

長野県知事 阿部守一
 
はい。前回の選挙の時は、私は選挙に専念するという立場でありましたから、恐らく多分今ぐらいのときは県内いろんなところに行かせていただいて私の考え方をいろんな方にお伝えをさせていたただいてたんじゃないかと思いますけれども、県民の皆さま方から負託を受けて知事の仕事を任されているわけですから、やはり今の段階で公務をしっかり全うしなければいけないと考えておりますので、そういう意味では、周りの皆さんが一生懸命取り組んでいただいているので、大変感謝しておりますが、私としての関わり方は前回に比べれば格段に少ないと率直に思っています。これはやむを得ないことだと思いますし、公務にしっかり今向き合わなければいけないわけでありますから、当然のことだろうと思ってます。知事会のお話がありましたが、全国知事会、おそらく国でも少子化の問題も含めてですね、骨太の方針、昨年に比べて地方に対しての考え方、増田さんが「極点社会」ということをおっしゃる中で、人口の地方分散の話でありますとか、あるいは人口減少にどう向き合うかということは国地方を通じた大きなテーマになり得る話だと思ってます。そういう中で、やはり仕事、知事としてしているわけでありますから、全国知事会の会議の中にも参加をして、しっかりと私なりの意見を言っていかなければいけないだろうと思ってます。そういう意味では、今回の知事会、ちょっと駆け足にはなりますけれども、参加をして知事としての責任をある意味では果たしていかなければいけないと思ってます。それから山の日でありますが、今回、最初の山の日になるわけでありますので、これは県民全体でぜひ盛り上げていかなければいけないと思っています。ただ、ちょうど私の選挙期間中に入ってしまうわけですので、あまり私が前面に出てやるというのは、その何て言うか、見方によっては選挙運動としてそういう場を利用しているのではないかと思われかねない。そんなつもりは全くないわけですけれども、部分もあるのではないかと思っていますので、そこの対応については慎重に考えたいと思っております。

 3 北朝鮮拉致問題について

日本放送協会(NHK) 清木まりあ 氏
 
北朝鮮の拉致の関係でお伺いしたいのですけれども、今日、特別調査委員会設置されたということで政府の方が一部の制裁措置解除を決められましたけれども、これについて改めて、県内でも特定失踪者の方がいらっしゃる中で、知事としてどのように受け止めていらっしゃるのか。あともう1点、今後県として国に何か働き掛けていくようなことがあるのか、また県内で何か取り組もうとされていることがあるのか、お聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 
北朝鮮との関係で、さまざまな課題がありますけれども、やはり拉致問題の解決ということが、最も優先的に取り組まれなければいけない問題だと思っています。ご家族の皆さま方、被害者の方ご本人はもとよりでありますけれども、ご家族の方、関係者の皆さま方のことを思えば、一日も早い解決をしていただきたいと思っています。今の時点で県として特別どうこうということを考えているわけではありませんけれども、政府レベルでかなり進むことが期待できる環境になりつつあるのかなと思いますので、今後の動向をしっかりと見極めたいと思っています。

 4 いじめ防止条例について

日本放送協会(NHK) 清木まりあ 氏
 
ありがとうございます。もう1点お伺いさせてください。県議会の方でも、「いじめ防止条例」の検討を始められるというお話が教育長からありましたけれども、年内にも、年度内にも方針を決めたいということですが、これについて知事、どのような役割を期待されているのかと、あと「子どもの支援に関する条例」もある中でどういうふうに役割をそれぞれすみ分けていこうとお考えなのかお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 「いじめ防止条例」の具体的な中身は、まだこれから教育委員会を中心に検討をするということになりますが、ただ、法律もできて基本的な枠組みがある程度できた中で、やはり県として具体的な取り組みを条例化していこうということは、基本的に良い方向だと思っています。学校現場で起きたいじめの問題については、基本的には学校、あるいは教育委員会で対応していただくということになるわけでありますけれども、ただ、教育長も県議会でも答弁してますけれども、やはり教育委員会、あるいは学校と保護者等関係者の皆さんが、必ずしも同じ方向を向かずに、場合によっては対立してしまうというようなこともあり得るわけでありますので、そうした場合には今回の子ども支援条例で位置付けた委員会が対応していくという場面のあり得ると思いますので、今後のいじめ防止条例の検討にあたっては、そういう、私の感覚では一般法、特別法的な感覚でですね、十分整理ができるものと考えています。

 5 サミットの誘致について(1)

長野朝日放送(abn) 後藤啓太 氏
 
サミットの件なんですけれども、改めて、なぜ軽井沢なのかというところと、その誘致することによって長野県にどんなメリットがあるのかというところを、今のお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 
はい。これは、県内、さまざまな素晴らしい地域があるわけでありますけれども、まだ具体的に外務省から今回のサミットに向けての基本的な条件が示されていない中ではありますが、ただ、前回までの条件等を見るときにですね、首脳会議等を行う場合には、一定の宿泊施設、首脳が泊まれるだけの広さ、内容を備えたものがなければいけないという形になっています。そういうことを勘案すると、県内、さまざまな宿泊施設はありますけれども、一つの宿泊施設、あるいは近隣あわせて対応し得るところは軽井沢だと考えておりまして、そういう意味で、今後示される条件を見なければいけないところもありますが、これまでのものを踏まえると、候補地としては軽井沢という形で考えていきたいと思っています。メリットでありますけれども、これは、北海道洞爺湖サミットのときも非常に大きな経済効果が発表されているわけでありますけれども、経済的な効果のみならず、やはり信州・長野県、軽井沢というものを世界に向けて発信する大きな契機になるわけであります。長野県は観光県であります。そういう意味で、世界に向けて長野県の素晴らしさ、良さというものを発信する大きなきっかけにもなるわけでありますので、こうした機会を最大限生かしていきたいと思っています。

長野朝日放送(abn) 後藤啓太 氏
 
宿泊もそうですし、食事を提供したりとかいろんな関わりが出てくるかと思いますけど、どんなところを発信していきたいとか、どんなところを見てほしいとかという、そのあたりは今、お考えはありますか。

長野県知事 阿部守一
 
そうですね。これは、長野県は今、山岳高原観光、世界水準の山岳高原観光地づくりということで、さまざまな取り組みを進めていこうとしているわけでありますが、まさに軽井沢は長野県を代表する高原観光地でありますので、そういう意味で、長野県の素晴らしさをある意味で代表している地域の一つでありますから、そうした素晴らしさということをしっかりと発信をしていきたいと思います。例えば、首都圏からの距離的な近さというメリットもありますし、長野県、冬季オリンピック・パラリンピックを開催した県でもあります。そのとき培ったボランティア精神というものも、強く息づいているところでありますから、そうしたものをもう1回総動員してですね、このサミット誘致に当たっていきたいと思っています。

 6 サミットの誘致について(2)

長野放送(NBS) 中村大輔 氏
 
サミットの件で、追加でお伺いしたいのですが、冒頭で軽井沢を中心に幅広く、たぶん会場のことだと思うのですけど、おっしゃられて、外務省の方で正式に発表の無い中でどちら辺の自治体が絡むことになるのか。上田の方までいくのかですとか、宿泊施設が群馬の方までお願いするのとか、そこら辺の今の青写真をお話しいただけますか。

長野県知事 阿部守一
 
それは、外務省がどういう条件を示すかということを見ての対応になると思います。現時点では、軽井沢を基本に据えて、軽井沢だけではカバーできない部分とかですね、あるいは、むしろ積極的に首脳会議が軽井沢で行われた場合には、いろんな行事とかイベントを他の地域で開催するということもあり得るわけでありますので、幅広い視点を持ちながら誘致活動に取り組んでいきたいと思います。

 7 任期中の公約について

テレビ信州(TSB) 酒井龍人 氏
 
改めて、この1期4年を振り返る中で、県議会もそうですけども、知事としてのリーダーシップというのですかね、政策面においての迅速な決断力という部分で、ややもの足りなさを感じている声が結構あるのですが、再選に向けて改めてリーダーシップという意味合いで、この辺を知事としてお考えをお聞かせください。

長野県知事 阿部守一
 
そうですね。私は県民の皆さまとお約束した公約はほとんど、今回の子ども支援条例もご議決いただいたわけでありますので、県民の皆さまの意見をいただく中でもう少し時間をかけようということにした市民活動支援条例だとか、一定の理由があるものを除けば、ほぼ着手して実行してくることができたと思っています。私自身は県民の皆さま方の立場に立って着実に事業を進めていくことが知事としての大きな役割だと思っていますので、かつてのように県議会と対立して、それで知事が頑張っているというような形が決して望ましい形ではないと私は思っています。頭を下げるところは頭を下げてでもですね、県民の皆さまのためになるものを実現すると、それが私流の進め方であります。そういう意味で、かなり私の思いを実現することができたと思っておりますので、こうした点を県民の皆さま方にはしっかりと、これからも訴えていきたいと思います。

 8 登山届の義務化について(1)

読売新聞 松本由佳 氏
 
今議会でも議連であるとか、委員会の方でいろいろ話題になった、岐阜県の登山届義務化の条例についてなんですけれども、議員の先生方は何か今後申し入れも行いたいというようなお話しも出ておりましたけれども、県としては今後どのように対応されていくのか、対象となる山域が県境の山が含まれているということで、懸念の声が強まっているようなんですけれども、県としてのご対応をお聞きできればと思います。

長野県知事 阿部守一
 
これは長野県側から入山されて、岐阜県側に至る場合もあり得るわけでありますから、そういう意味で岐阜県側とは十分に調整をしなければいけないと、むしろしていただかなきゃいけない問題だと思っています。副知事同士でいろいろ話をさせてきていただいた経過もありますので、これから2年間って罰則猶予になっていますかね。そういう状況でありますから、これは岐阜県側の条例に対する対応ということだけではなくて、われわれ長野県がどう対応するかということも含めて、しっかり進めていかなければいけないと思っています。岐阜県側とは十分これからも調整をしていきたいと思います。

読売新聞 松本由佳 氏
 
条例自体が来週にも可決のようですけれども、何か直近で県として申し入れたりとか、お話し合いの機会とかそういうことは進めていらっしゃるんでしょうか。

長野県知事 阿部守一
 
条例の制定にあたって、私どもの方から意見を言わさせていただいているところであります。そうしたものも、おそらく受け止めていただいた中で、この罰則規定についての猶予というかですね、公布即施行という形にはなっていないと思っていますので、そういう意味でそうした間にわれわれとしての考え方を岐阜県にもしっかり伝えて調整していきたいと思います。その後岐阜県とは話はしている?してない?

観光部観光参事兼山岳高原観光課長 浅井秋彦
 
岐阜県との調整ですけれども、早急に調整しましょうということで、近々お会いする機会を持とうということで、その場面を調整しているところでございます。

 9 登山届の義務化について(2)

共同通信 小田智博 氏
 今の質問の追加で伺いたいのですが、その既に伝えられたという岐阜県に伝えられたというその意見の中身について教えていただけますか。

長野県知事 阿部守一
  これは私先ほど申し上げたように長野県側から入山して、岐阜県側に至るというケースもあるわけでありますから、そうした点について十分検討をしていただく必要があるんじゃないかと思っています。具体的な申し入れの中身については、担当課長の方からお話しをさせてもらいます。

観光部観光参事兼山岳高原観光課長 浅井秋彦
 
私どもの方から岐阜県に申し上げました事項につきましては、例えば県内でも、山の関係者等で県でも示す意見がたくさん出ておりますので、そういった皆さんに対する事前の説明をさらにしてほしいという点、さらに私ども県ですとか、県警ですとか、関係する分がありますので、こことの両県の調整ですね、これをしっかりしてほしいということを申し入れしているところであります。

長野県知事 阿部守一
 
文書で出した中身。

観光部観光参事兼山岳高原観光課長 浅井秋彦
 
はい。長野県観光部長から先方、岐阜県の危機管理部長あてに6月23日付けで文書をお出ししているところでございます。

長野県知事 阿部守一
 
文書の中身を読んでくれる。

観光部観光参事兼山岳高原観光課長 浅井秋彦
 「山岳遭難対策については、隣接県同士の協力体制が重要なことは両県共通の認識と考えるので、標記条例について下記のとおり十分な調整を速やかに図られるよう要請します。」ということで、今申し上げました、1点目、県境付近の山小屋経営者等に対する説明、意見聴取、そういった機会を設けてほしいこと、それから2つ目、長野県、長野県警との連携・協力ということで、実務レベルの調整会議、そういった場面を設けてほしいということを申し上げております。

 10 サミットの誘致について(3)

読売新聞 佐藤寛之 氏
 
前後するんですけれど、サミットの関係で、経済効果が生まれ、長野県の発信にもつながると、外務省の詳細が決まっていないところですけれども、一方で課題というのをどういうところで捉えていらっしゃるのか、お願いします。

長野県知事 阿部守一
 
これは検討中の際にも申し上げましたけれども、大勢の海外のVIP、国賓級の方々がいらっしゃるわけでありますから、そういう意味で、警備体制をしっかり組まなければいけない、これは警察にお願いをしていかなければいけないわけでありますし、加えて開催に向けての取り組み、準備とかですね、そういったことも含めて、一定の費用が掛かってくるわけであります。そういうところをしっかりと予算措置等もしながら、進めていかなければいけないわけでありまして、そういう意味で広く大勢の皆さま方の理解と協力の中で県民全体一丸となって取り組んでいかなければいけないと思っています。

 11 長野県未来を担う子どもの支援に関する条例について

日本経済新聞 白岩ひおな 氏
 
ちょっと前後するんですけども、今日の県議会で可決されました子どもの支援条例についてなんですが、藤岡県議からご指摘もありましたように、当初知事が出馬をされて、当選されたときの掲げられていた子どもの権利条例と、ある程度少し内容として変わっている部分があるかと思うんですけども、先ほどおっしゃられた一般法としての内容が知事が目指されていたものとして十分だとお考えなのかどうかと、今後もし内容を変えたり、あるいは別の条例を作ったりということをお考えなのか、そこをお伺いしたいんですけど。

長野県知事 阿部守一
 
全くそんな考えはありません。藤岡議員は藤岡議員なりのお考えを申し述べられたんだと思いますので、そこで述べられている感覚と私の感覚は必ずしも同じではありません。これは県議会でもご答弁申し上げましたけれども、私の公約を受けて子どもの育ちを支える委員会を作って、その中で相談窓口の充実であるとか、あるいは子どもの人権を守るうえでの支援委員会の設置でありますとか、そういうことが今、長野県には必要だというご提案を受けましたので、それを踏まえて条例を制定したわけであります。そういう意味で今回の条例、私とすれば私の思いが具体化をした形になっていると思っておりますので、またこれと違う条例を考えるというような感覚を持っては一切おりません。

 12 浅川ダムについて

信越放送(SBC) 池野真史 氏
 
先日浅川ダムの方で、コンクリートの最終打設が行われたんですけれども、知事が就任されてからの4年間、いろいろ紆余曲折があった問題なんですけれども、この4年間の工事の進め方、ご判断など、どのように感じていらっしゃるか改めてお願いしたいんですけれども。

長野県知事 阿部守一
 
そうですね、あの4年間紆余曲折があったというよりは、むしろ10年以上紆余曲折があったという感覚を私は持っていますけれども、浅川ダム、田中知事の時に脱ダム宣言があって、いろんな議論が繰り返されてきたわけであります。私もこの場で申し上げましたけれども、ダムによらない治水でやれる同じ効果が発現できるのであれば、それに越したことはないとは従前から思っているわけでありますけれども、しかしながら、田中県政の時もさまざま検討したけれども、なかなか現実的な案が見出せなかったという形で村井知事の判断に至り、そして、村井知事が着工したものを受け継いで、私自身も本当巷間(こうかん)に言われているような課題があるのか、という観点から再確認作業をさせていただいた上で、ダム事業を中止するというに至る箇所はない、問題はないと判断をさせていただいて今日に至っているわけであります。その間もF-V断層の調査も含めて、念には念を入れて取り組んできたわけでありますので、これからまだ工事が続くわけでありますけれども、引き続き安全対策、万全を期しながら、試験湛水(たんすい)をしてさまざまな観点から安全確認を慎重に行いながら、引き続きこの事業は進めていきたいと思っています。

長野県知事 阿部守一
 
はい、ありがとうございました。 

お問い合わせ

企画振興部広報県民課

電話番号:026-235-7054

ファックス:026-235-7026

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?