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更新日:2019年7月17日

精神保健福祉センター

ひきこもりとは

 ひきこもりの定義

ひきこもりの状態とは

「様々な要因の結果として社会的参加(義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態(他者と交わらない形での外出をしていてもよい)を指す現象概念」です。(引用元「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」)

  • 学校への登校、アルバイトや仕事といった外との交流を避け、原則的には6ヶ月以上にわたって家庭にとどまり続けている状態です。
  • 他者と直接的な交流を持たない外出(買い物・ドライブ)は可能なこともあります。
  • ひきこもりの原因は、ストレスや環境の変化によるもの、精神的な疾患によるものなど様々で、1つに特定できない場合が多くあります。

    ひきこもりの定義図

    ひきこもりの背景要因

    • ひきこもりは1つの原因で起こっているわけではありません。
    • ひきこもりになったときに何か特定の出来事があったとしても、それは原因ではなく、きっかけにすぎないこともあります。
    • ご本人は様々なことに悩んでいます。
    • 特定の精神疾患や発達障がいがひきこもりの背景にある場合があります。
    • ひきこもりは、本院にとっても非常にストレスがかかる状況であり、そこからさまざまな精神疾患が二次的に生じることがあります。

    ひきこもりの背景要因

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    ひきこもりの三分類と支援のヒント

    背景分類 支援のヒント
    第1群 統合失調症、気分障がい、不安障がいなどの精神疾患が主診断となる群 一般的な精神科医療の対象となる。カウンセリングや福祉的な生活・就労支援などの心理・社会的支援も同時に実施されることが大切。
    第2群 広汎性発達障がいや知的障がいなどの発達障がい群 発達障がいなどの特性に応じた教育・生活・就労支援が中心となる。薬物療法は発達障がい自体を対象とする場合と、二次障がいを対象として行われる場合がある。
    第3群 パーソナリティ障がい(ないしその傾向)や神経症的傾向、身体表現性障がい、同一性の問題などが主となる群 心理・社会的支援、生活・就労支援が中心となるもので、薬物療法は付加的に行われる場合がある。

     

     ひきこもりに関連する疾患

    第1群:精神疾患など

    脳の神経伝達物質のアンバランスや脳の機能の障がい、脳の気質的な問題によって生じる疾患です。ストレスや身体疾患が引き金になる場合もあります。

    <統合失調症>

    考え方や気持ちが混乱したり、陽性症状として妄想や幻覚が起こったりします。陰性症状としては意欲の低下や、生き生きとした感情が感じられないということもあります。

    ひきこもりとの関連:幻覚の症状によって外出が困難になったり、被害妄想によって対人関係を避けることや、陰性症状によって意欲がわかない等によってひきこもる場合もあります。

    <強迫性障がい>

    「ありえない」ことと思いながらも繰り返し浮かんでくる、「かぎをかけ忘れたのではないか」、「悪いウイルスに感染するのではないか」などの考えに悩まされ、不安を消すために、鍵を何度も確認したり、何回も手を洗ったりすることなどに長く時間をとられます。

    ひきこもりとの関連:外に出ると不安が強くなるため、ひきこもる場合があります。

    <うつ病>

    意欲が持てなくなったり、体がだるくなったり、気力や集中力の低下、不眠、疲れやすさなどといった症状が現れます。

    ひきこもりとの関連では気力の低下、疲れやすさからひきこもりの状態になる場合があります。また、ひきこもりの状態が続き、うつ病の症状が現れることがあります。

    <社会不安障がい>

    対人場面で悪い評価を受けることや、よく知らない場面で人目をあびる行動などに強い不安を感じます。

    ひきこもりとの関連では対人場面での苦痛を逃れるため、ひきこもることがあります。

    第2群:発達障がいなど

    発達障がいとは、様々な能力に生まれつき偏りがあり、主に広汎性発達障がいや注意欠陥多動性障がい、学習障がいなどをさします。その特徴をご家族や周囲の人が理解し適切な対応をとることで、安定した生活を送ることができます。

    社会性の問題(人の気持ちの理解が苦手、視線が合いにくい)、コミュニケーションの問題(言葉の裏の意味が理解できない、相手に合わせた会話ができない)、想像力の問題(新しいことや変化への抵抗、こだわり等)があります。知的の遅れや、言葉の遅れを伴わないタイプのお子さんもいますので、乳幼児期に発見できない場合があります。

    第3群:神経症など

    パーソナリティ障がい(ないしその傾向)や神経症的傾向、身体表現性障がい、同一性の問題などが主となる群です。心理・社会的支援、生活・就労支援が中心となるもので、薬物療法は付加的に行われる場合があります。

    ひきこもり状態の見極め図(多様性)


     

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    所属課室:長野県精神保健福祉センター 

    担当者名:ひきこもり支援担当者

    長野県長野市若里7-1-7

    電話番号:026-227-1810

    ファックス番号:026-227-1170

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