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更新日:2025年5月21日
農業試験場
長野県のお米は、近年の夏の高温下でも、令和3~5年は品質が全国2位(農林水産省 令和6年12月27日公表)で高い品質を維持しています。
また、同じ面積当たりで収穫できるお米の量が、令和6年は全国2位でしたが、令和4、5年は全国1位と、お米が多く収穫できる地域です(農林水産省 令和7年2月28日公表)。
こうした長野県の米づくりがより良いものとなり、全国の皆様においしい長野県米を届けられるように、農業試験場では試験を行っています。
様々な試験を行うために、5月8日から田植えを始めました。
特徴的なものとして、今後予想される暑い夏でも品質が良いお米の品種を開発するために、ハウス内でお米を栽培しています。
また、「国立大学法人名古屋大学」と「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構) 中日本農業研究センター」とともに、なぜ長野県は同じ面積当たりで収穫できるお米の量が多いのかを解明するために、水田に各種センサーを設置して試験を行っています。
手植えで3本ずつ揃えて植えた苗から、どのような稲に育ち、どのくらいの籾が収穫できるのか、観測した様々なデータと合わせて、研究していきます。
高温条件でも品質が良い品種を開発するためのハウス
センサーを設置する名古屋大学の学生
長野県で引き続き、高品質なお米がたくさん収穫できるように品種開発を進めていきます。
担当:育種部
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