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更新日:2026年2月4日
東御市は、烏帽子、蓼科をはじめとした雄大な山並み、千曲の清流がおりなす豊かな風土と長い歴史に育まれた美しいまちです。
くるみ、巨峰など、全国有数の農作物に加えて、近年ではワインづくりも盛んになっており、江戸時代の面影を残す北国街道の「海野宿」や、レンゲツツジの大群落が美しい「湯の丸高原」などが、観光の要所です。
東御市では、新たな時代にふさわしい、持続可能なまちづくりを実現するための指針として、「第3次東御市総合計画(基本構想)」を策定しています。
その基本目標の一つの「『誰もが学び、自分らしく輝けるまち』~子どもも大人も、地域資源を活かしながら学び合い・育ち合う~」に向けて、令和5年度より、市内の全小中学校(小学校5校、中学校2校)で、「朝鑑賞(対話鑑賞)」という取組を始めています。
「朝鑑賞」とは、「朝読書」のような朝の活動の時間を利用した取組で、月1~2回程度、学級担任がファシリテーターとなって「対話しながら美術作品を鑑賞する活動」を指しています。美術作品の鑑賞といっても、あくまでもねらいは、学び合い・育ち合いの基盤となる「対話の姿勢を身につけ、対話できる集団をつくること」にあります。

美術作品のもつ「どんな見方や感じ方も許容される」という特徴は、教師も子どもたちも、対話を進めていく上での安心感につながります。また、美術作品の要素である「形や色」は、自分の経験と結びつけて言語化しやすく、同じ作品を見ていても、経験の違いによって、人それぞれに見方や感じ方も変わります。
その違いが対話のきっかけとなり、また、他の人の発言によって「作品の見え方が変わる」経験を重ねていくことは、違う人同士が共に学ぶ「学び合い」のよさやおもしろさの実感にもつながります。
この取組は、学校だけではなく、市内の2つの公立美術館や、市教育委員会および市の文化振興を担う部署が、以下のように相互に連携して推進しています。
ー美術館(梅野記念絵画館・丸山晩霞記念館)ー
作品のデジタルデータの準備や、複製等の作品の貸し出し
「朝鑑賞」と連動した展覧会の企画運営
ー行政(市教育委員会・文化振興担当部署)ー

「朝鑑賞」を続けるなかで、学校からは次のような声が届いています。
また、子どもたちからは、
など、「違い」のよさやおもしろさを感じている感想が寄せられています。
以下は、これまでの取組を振り返った市内のある教師の言葉です。
「朝鑑賞」では、到達すべき正解はありませんし、作者の名前や作品のタイトルすらも、子どもたちに知らせる必要はありません。
「教える」のではなく、対話の促進役として、子どもたちの言葉を引き出し、受け止め、更に深める問いを投げかけるこの時間は、教師自身の「学び」の場にもなっています。
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