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更新日:2024年2月29日
安曇野市は5町村が合併して2005年に誕生した、四季折々の豊かな自然が息づく街です。
市内をくまなく流れる水路のおかげで、長野県でいちばんの米どころであり、また、きれいな水を使ったワサビづくりが全国でも有名です。
観光にも力を入れていて、温泉や美術館、北アルプス登山などを目当てに県内外から人びとが訪れます。
安曇野市立穂高東中学校では、生徒や地域の実態を踏まえたカリキュラム・マネジメントを進め、「自律的に生きる東中生」をキーワードに、「生徒主体の授業づくり」、「地域と連携した学校づくり」等に取り組んでいます。
例えば、1年生の社会科では、「あなたは、縄文時代と弥生時代に住むのであればどちらがよいか」との教師の発問から授業が始まり、生徒の議論が活発に行われていました。このように、どの教科でも、生徒の「知りたい、語りたい、聞きたい」を大切にした生徒主体の、議論して進む授業づくりに取り組んでいます。
地域との連携では、総合的な学習の時間で、地域を歩き、地域の人と関わりながら、自己のテーマについて追究した結果を、参観日に合わせて地域の人にポスターセッションで発表しました。そこでは、地域の人からの質問に答えたり、助言をいただいたりするなど、率直なやり取りが生まれていました。また、コロナ禍で体験的にできていなかった防災学習も、「地域の役に立ちたい」という生徒の意見から、地域と共同して行う防災訓練を区長さんと共に生徒が企画し運営しました。
このように、生徒が主体的に取り組む場面を増やすことで、授業のみならず、様々な事柄に当事者意識をもって自律的に取り組めるようになってきており、職員と生徒の関係性も「共に学校を創る一員」という意識が生まれ始めています。
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