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更新日:2024年2月26日
飯田市は、南アルプスに抱かれた山の暮らし、自然の恵みをまるごと味わう里の暮らし、歴史と文化の香りただよう街の暮らしと、多様な暮らし方が実現できるまちです。
産業では、精密機械分野を始め、水引などの伝統工芸や食品製造分野でも地域特性が活かされ、多種多様なビジネスチャンスを生み出します。
また、環境に配慮したまちとして、国の「環境モデル都市」に指定され、豊かな暮らし実現のための様々な取り組みを行っております。
飯田市立上村小学校は、全校児童19名の山間小規模校で、少人数ならではのよさを生かし、学び方を選択し自分のペースで学んだり、自分なりの問いを自分なりの方法で学んだりする「自由進度学習」に取り組んでいます。
例えば、3年生算数の円の単元で、ある児童が「どれだけ大きな円を描くことができるだろうか」という問いを立てました。コンパスの開き具合を変えて様々な大きさの円を描き、開く角度と描ける円の大きさの関係について時間をたっぷり使って追究するなど、自由進度学習では、個々の児童の興味関心に合わせて、自分のペースで、学習を進めています。
令和4年度からは、東京学芸大学の佐野亮子先生のご指導も得ながら、単元の配列の仕方や時間配分、教材の示し方等、少人数での自由進度学習について研究を進めています。
これまでに、1人1台端末で支援動画を視聴できるようにしたり、子どもの思考の流れを意識して学習カードを作成したりすることの有効性が明らかになってきています。
また、学習環境の整備にも力を入れており、子どもたちの興味を促したり思考を助けたりする掲示物を教室等に常時設置しておくなど、いつでも見たり触ったりできるような環境を整えています。
このような学習から、子ども達が自分の力でやり遂げる経験を重ね、自ら学ぶ力を高めていける自由進度学習を目指しています。
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