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更新日:2025年3月26日

第976回長野県教育委員会定例会会議録

1日時

平成26年(2014年)5月29日(木曜日)午後1時30分から午後2時35分まで

2場所

県教育委員会室

3議題

議事

議第1号ー長野県産業教育審議会への諮問について

議第2号ー平成27年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について

 

教育長報告事項

(1)県教育委員会及び市町村教育委員会相互の連絡調整について

(2)平成26年度活用方法選択型教員配置事業実施状況について

(3)平成26年度長野県公立高等学校入学者選抜の結果について

(4)平成25年度公立高等学校卒業者の進路状況について

(5)非違行為により懲戒処分を受けた教職員に対する研修の実施状況について

(6)平成26年度「学力スパイラルアップ事業」P調査分析結果について

(7)平成25年度「こどもの権利支援センター」相談受付状況について

 

4出席者

委員

委員長櫻井久江

委員高木蘭子

委員生田千鶴子

委員平林尚武

教育長伊藤学司

その他

青木教育次長、菅沼教育次長、北澤教育総務課長、兒玉義務教育課長、内堀高校教育課長、

中坪特別支援教育課長、武田教学指導課長、永原心の支援室長、小野文化財・生涯学習課長、

宮下保健厚生課長、茅野スポーツ課長

会議録

櫻井委員長

ただいまから第976回教育委員会定例会を開会します。

始めに、本日、耳塚委員から所用のため欠席する旨の報告がありました。なお、過半数の委員の出席を得ていますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第13条第2項によりまして、本会議は有効に成立していることを申し添えます。

それでは、議事に入ります。最初に、議第1号「長野県産業教育審議会への諮問について」、審議を行います。内堀高校教育課長から説明してください。

 

内堀高校教育課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたらお願いします。

審議会の諮問事項について、いかがでしょうか。平林委員、いかがですか。

 

平林委員

諮問について大まかな項目、4項目にまとめて説明いただきましたけれども、極めて適切な諮問事項であると思います。

 

櫻井委員長

他に御意見ございませんでしょうか。

はい、高木委員。

 

高木委員

最後のところにありますけれども、多様化に伴う専門高校のあり方や定時制専門学科のあり方なども諮問の中に入っております。特に多部制、単位制とか、いわゆる進路をはっきりと考えながら運営していく学校は徐々に増えてくる可能性は高いと思います。普通科の子どもももちろん進路を考えながら、あるいは将来像や職業を考えながら成長しなければならない部分ではありますけれども、多部制、単位制を選ぶ子どもたちが確かな将来像を見つけていけるような、そういう形をいろいろな意見を重ねて工夫して欲しいという感じがいたします。

 

櫻井委員長

他に御意見ございませんでしょうか。

特に無いようでありますので、議第1号を原案のとおりに決定したいと思いますがよろしいでしょうか。

 

全委員

異議なし。

 

櫻井委員長

それでは、議第1号を原案のとおりに決定いたします。

次に、議第2号「平成27年度長野県立中学校入学者選抜要綱(案)について」、審議を行います。内堀高校教育課長から説明してください。

 

内堀高校教育課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたらお願いいたします。

特別変わったことは無いのですね。特によろしいでしょうか。

それでは、議第2号を原案のとおりに決定したいと思いますが、御異議ございませんでしょうか。

 

全委員

異議なし。

 

櫻井委員長

御異議ありませんので、原案のとおりに決定いたします。

以上で、議事を終わります。

続いて、教育長報告事項に入ります。

最初に、教育長報告事項(1)「県教育委員会及び市町村教育委員会相互の連絡調整について」、兒玉義務教育課長から説明してください。

 

兒玉義務教育課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたらお願いいたします。

 

伊藤教育長

アンダーラインのところは、昨年度と変更ということになりますか。

 

兒玉義務教育課長

申し訳ございません。アンダーラインのところは、昨年度から変更あるいは付け加えをしているところでございます。

 

櫻井委員長

ということであります。

 

伊藤教育長

2ページの最後、5のところでございます。人事異動方針の見直しについてというところでございますが、これまで県と市町村との協議の場で、これは首長さんを中心に御協議をいただいている部分でございますが、そこでも地域に根差した教育をもっと充実させるためにどのような人事異動方針が望ましいのかというような御意見も出されてございます。一方で、県教育委員会では学校の人事異動方針等について、校長の在職期間の長期化等を昨年決定させていただきました。今回、一般教職員も含めて人事異動方針についてもう一度見直して、改めるべき点があれば改めていくというような観点で検討していくことが必要ではないかということで、県と市町村との協議の場の確認事項の中で明記させていただいて、協議を本格的に進めていくということです。これから方針が変わるかもしれないという点でございますので、その点も含めて御審議いただければと思います。

 

櫻井委員長

見直しを含めてということでありますが、これを含めて御意見はいかがでしょうか。

はい、高木委員。

 

高木委員

人事異動方針の見直しというのは、どのような課題があったのか説明していただければと思います。

 

櫻井委員長

お願いいたします。

 

兒玉義務教育課長

昨年、一昨年度とあり方検討会議等の中で、地域に根差した教育ということが議論されたということがございました。その中で、地域につながりのある教員による地域の子どもたちの教育という御意見がございました。そのような教育を実現していく上で、現在の教員の人事異動に関わる方針をどう検討していけばよいかということで、県と市町村の実務者によるワーキンググループを設置して検討を始めているところでございます。

 

高木委員

例えば、地域出身の先生、あるいはその地域のことをよく理解した先生に学校を任せたいという考え方は確かにあるのですけれども、一方では、例えば村部と都市部の交流だとかいろいろな形での矛盾というか、そこと必ずしもマッチしないところも出てくるということが今までも課題で言われています。そこをどのように持っていくのかというのは、またこれからの審議会の中で意見を出していただくということですね。

 

櫻井委員長

よろしいですか。

 

兒玉義務教育課長

そのとおりでございます。

 

櫻井委員長

他にございませんでしょうか。

特に無いようでありますので、しっかりと見直しをして、良い方向に向かっていただきたいと思います。

以上で教育長報告事項(1)を終了します。

次に、教育長報告事項(2)「平成26年度活用方法選択型教員配置事業実施状況について」、兒玉義務教育課長から説明してください。

 

兒玉義務教育課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたら発言願います。

特によろしいでしょうか。しっかり配置をしていただいておりますので、本当にありがたいと思います。

特に御意見無いようですので、以上で教育長報告事項(2)を終了したいと思います。

次に、教育長報告事項(3)「平成26年度長野県公立高等学校入学者選抜の結果について」、内堀高校教育課長から説明してください。

 

内堀高校教育課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたらお願いいたします。

都市部とか便の良いところに流れていきやすい傾向が出ているということですよね。

 

内堀高校教育課長

先ほど御説明申し上げましたように、今年度はそういう傾向が見られるということでございます。

 

櫻井委員長

特に御意見ございませんでしょうか。よろしいですか。

それでは、以上で教育長報告事項(3)を終了します。

次に、教育長報告事項(4)「平成25年度公立高等学校卒業者の進路状況について」、武田教学指導課長から説明してください。

 

武田教学指導課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたら発言願います。

特によろしいですか。

それでは、以上で教育長報告事項(4)を終了します。

続きまして、教育長報告事項(5)「非違行為により懲戒処分を受けた教職員に対する研修の実施状況について」、武田教学指導課長から説明をお願いします。

 

武田教学指導課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたらお願いいたします。

はい、生田委員。

 

生田委員

お願いいたします。教員の資質向上あり方検討会の中でも研修の専門部会があったと思うのですけれども、そちらの方で意見が出され、集中議論していただいたかと思います。あり方検討会の中の意見がこのように生かされているという改善点があれば、お話ししていただければと思います。

 

櫻井委員長

お願いいたします。

 

武田教学指導課長

再発防止研修につきましては、この制度設計をしたときから県の定例委員会でも御指摘を受けたところでございます。この研修をどの時点、あるいはどういう状況をもって修了とするかといったら、そこのところがやはり大きな課題でございまして、現在においては先ほど御説明いたしましたように、県教育委員会、所属長、市町村教委等が協議をして、研修を修了させているところでございます。これにつきましては、今後継続して観察をし、あるいは今までの事例等に検討を加えながら、常に考えていかなければいけない点であると認識をしているところでございます。

 

櫻井委員長

他によろしいですか。

 

生田委員

具体的に取り入れている点があればお願いいたします。

 

武田教学指導課長

1つには、今回の研修の中には体罰に関わって懲戒処分を受けた職員がいるわけでありますけども、それらの職員について、体罰を今後起こさないために、自分の感情をコントロールするスキルを身につけていく必要があると。これはあり方検討会議でも指摘をされましたし、研修部会でも指摘をされたところでございます。これにつきましては、総合教育センターの研修において、臨床心理士によるアンガーマネジメントの研修を行い、そのアンガーマネジメントの研修はその1回をもって自分の感情をコントロールできるというわけではございませんので、その後方法を身につけながら、常に所属校研修等でもそのことを見返していくということを取り入れていくことです。

 

櫻井委員長

よろしいですか。

 

生田委員

ありがとうございます。一点確認なのですけれども、処分が体罰、猥褻、セクハラ等いろいろあると思うのですけれども、総合教育センター研修の中の専門研修というところで、どういった処分を受けたか、何をやってしまったかというその先生に合わせた研修をやるという理解でよろしいでしょうか。

 

櫻井委員長

はい、どうぞ。

 

武田教学指導課長

御指摘の点でございます。委員がおっしゃるとおりでございまして、実は猥褻、セクハラについては昨年の場合は免職になっておりますので、それについて研修を総合教育センターでやったという実績は今のところございません。やはりそれぞれの非違行為、その状況もございますので、この総合教育センターの研修は一人一人オーダーメイドで行っているというところであります。

 

櫻井委員長

他によろしいですか。しっかり研修をしていただき、結果を出していただきたいと思います。

以上で、教育長報告事項(5)を終了します。

次に、教育長報告事項(6)「平成26年度『学力スパイラルアップ事業』P調査分析結果について」、武田教学指導課長から説明してください。

 

武田教学指導課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたら発言願います。

特にございませんでしょうか。

はい、教育長。

 

伊藤教育長

各学校へのフィードバックの仕方というのはどう考えているのでしょうか。

 

武田教学指導課長

既に各問の正答率については各学校に示しておりまして、各学校においては自校の子どもたちの状況と県の平均を比較することによって、それぞれの学校の状況をつかんでいるところであります。常に補充・補完指導をしていただいていると考えております。これから各学校の研究主任を集めた学力向上ミーティング、それから教頭を集めた教頭研究協議会等ございますので、その中で成果の上がっている取組やそれぞれの各学校の課題等について協議をし、改善の方向について具体的に示してまいりたいと考えております。

 

櫻井委員長

他によろしいですか。こういう分析が出ましたので、それを踏まえて頑張っていただきたいと思います。

以上で、教育長報告事項(6)を終了します。

次に、教育長報告事項(7)「平成25年度『こどもの権利支援センター』相談受付状況について」、永原心の支援室長から説明をお願いします。

 

永原心の支援室長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明につきまして、御意見、御質問ありましたら発言願います。

はい、生田委員。

 

生田委員

お願いいたします。1の(1)「新聞、テレビ、県ホームページを通して、センターについての広報活動を行った」というところなのですけれど、当事者である子どもたち、児童生徒に学校からはこどもの権利支援センターに関してのアナウンスはなされたのかどうかということ、もしなされたということであれば、どのような形でなされたのかお願いいたします。

 

永原心の支援室長

各学校につきましては、メール配信ですけれども、そういう特設相談を行うということで通知をしております。

 

生田委員

学校には通知したということで、その後学校からはどのような形で子どもたち、または保護者に伝わっているかということは把握されていないということでしょうか。

 

永原心の支援室長

この特設については、今言いましたように、各学校へメールで配信をしておりまして、その結果というのは把握するような状況ではございませんが、付け加えて申し上げますと、子どもたちが使用する生徒手帳というのが中学生以上にあるわけですけれども、その生徒手帳にこどもの権利支援センターが相談窓口になるということもできる限り掲載してほしいということで、そのような形でも告知をしております。

 

櫻井委員長

よろしいですか。

 

生田委員

せっかくこういったセンターがあって、こういうセンターの持つ役割は大きいと思うのですね。できるだけ児童生徒に、こういったものがあるのだよということを周知させることをお願いしたいと思います。

 

永原心の支援室長

1件付け加えさせてください。年度の頭に県下の小・中・高・特別支援学校を含めて、各クラスに掲示用のポスターも配布しております。委員が御指摘のように、それらも含めて今後さらに子どもたちにこのセンターの存在について伝わるよう、工夫していきたいと思っております。

 

櫻井委員長

他にございませんでしょうか。よろしいですか。より一層の努力をお願いしたいと思います。

それでは、以上で教育長報告事項(7)を終了します。

それでは、その他に移ります。「主な行事予定について」、北澤教育総務課長から説明をお願いします。

 

北澤教育総務課長

(資料説明)

 

櫻井委員長

ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は6月12日木曜日の午後に開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。

 

全委員

異議なし。

 

櫻井委員長

御異議ございませんので、そのようにいたします。

その他、何かございますか。よろしいですか。

それでは、以上をもちまして、第976回長野県教育委員会定例会を閉会といたします。お疲れさまでした。

 

 

 

 

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教育委員会事務局教育政策課

電話番号:026-235-7421

ファックス:026-235-7487

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