ホーム > 県政情報・統計 > 広報・県民参加 > 県民ホットライン > 「県民ホットライン」過去のデータ(月別) > 『県民ホットライン』2025年1月分(月別) > 高瀬ダムの浚渫(しゅんせつ)における生石灰について

ここから本文です。

更新日:2025年2月28日

高瀬ダムの浚渫(しゅんせつ)における生石灰について

ご意見(2025年1月7日受付:Eメール)

お世話になります。
不動沢、崩沢の岩質は産総研での渡辺論文にてウェブ公開されています。2023年までは長野県が河川管理者でした。
産総研資料を読まずに行政運営できるとは思えないので、論文は既読だろうとおもいます。(論文は検索するとみつかります)。渡辺論文には生石灰を元素記号で表記しています。国立公衆衛生研究所?からは不動沢、和田川(松川村)のフッ素化合物濃度0.4PPM程度と昭和25年に公開されています。
最近は自然界由来のフッ素濃度も話題になっておりますが、0.4PPMの影響は当時山岳博物館広報にも載っていました。
生石灰はアルカリに傾くので、不動沢には魚類がいないことも湯股紀行文(明治以降)の数本にて確認できます。

2002年から2023年まで県は生石灰含有の堆積物採取許可をしています。
水面から倒木等を持ち上げて産業廃棄物と認定するかどうかは河川管理者の判断に委ねられており、市町村ごとに違っている実態があります。
不動沢では生石灰の含有が高く、魚が生きれないので、通常の堆砂とは質が違います。水中フッ素濃度も高いので素手で触りたくない環境です。

長野県から2023年まで採取認可していた堆積物運び出し(生石灰含有)では、「魚を殺すようなものを運んでもいいのかどうか?」の判断基準を教えてください。

農地陸堀での砂利採取時にアルカリ性が強いものを埋め戻しとして使い、農作物被害の原因になるような愚弄はしていないとは思いますが、不動沢堆積物を埋め戻しに使っているかどうかの返答をお願いします。
使っておるようであれば、周辺の農地へのアルカリ影響が及ばないPH値も教えてください。

お手数をお掛けいたしますが、優良農地の保護のために教えてください。

回答(2025年1月15日回答)

長野県建設部長の新田恭士と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました砂利採取の認可に関するご意見についてお答えします。

県では、砂利採取法第16条の規定による砂利の採取の認可にあたり、砂利の採取に伴う災害を防止し、あわせて砂利採取業の健全な発達に資することを目的として、県が定める認可基準に基づき審査しておりますが、アルカリ性の強さなど、砂利の成分については、認可基準に含まれません。
なお、不動沢で採取した砂利に関して、農地陸掘などの埋め戻しに使用されていることを把握しておりますが、これまで、農作物被害等の発生について報告はございません。
いただいたご意見について、お名前を伏せた上で、農業関係部署など、関係各課で共有させていただきます。

以上、質問への回答とさせていただきますが、ご不明な点等がございましたら、河川課長:江守護、担当:管理調整係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。


【問合せ先:建設部/河川課/管理調整係/電話026-235-7308/メールkasen(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】

(分野別:まち・みち・かわづくり)(月別:2025年1月)2024000560

お問い合わせ

企画振興部広報・共創推進課

電話番号:026-235-7110

ファックス:026-235-7026

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?

  • 【右ナビ用】GoNAGANO(春)
  • 【右ナビ用】しあわせ信州