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更新日:2025年2月28日
長野県様
突然のご連絡を失礼いたします。
北陸新幹線の呼称についてご提案したく、ご連絡いたしました。
北陸新幹線を、「信越・北陸新幹線」と呼ぶのはいかがでしょうか。
北陸新幹線は、信越本線と北陸本線に代わる新しい幹線として誕生しました。
「東北・北海道新幹線」や「東海道・山陽新幹線」のように、2路線を合わせて呼ぶ前例もございます。
北陸新幹線に信越とつけることで、路線が北陸につながっているだけでなく、信越本線の代わりであることも利用者に伝えられるのではないでしょうか。
ご検討いただけましたら、幸いに存じます。
いつも、私達のために県政を担ってくださり、ありがとうございます。
これからも、世界に誇れる長野県でいてください。
長文失礼いたしました。
長野県交通政策局長の小林真人と申します。
北陸新幹線の呼称に関するご提案をいただき、ありがとうございます。
この度いただいたご提案は、新幹線が整備される前の路線のつながりや在来線の歴史的な背景を、新幹線を利用する方に明確に伝えたいというお考えと受け止めており、在来線の呼称を新幹線の呼称に使用するというご提案は、大変興味深いものであると考えています。
「北陸新幹線」という名称は、全国新幹線鉄道整備法(昭和45年法律第71号)第7条第1項の規定に基づき、国において新幹線鉄道建設に関する整備計画が策定されたときから用いられてきました。
当初から北陸地方と首都圏を結ぶ幹線鉄道として位置付けられ、その路線の目的や地域的な広がりを踏まえて命名された経緯があると聞いています。
他方、平成27年の北陸新幹線の金沢延伸までは、長野駅が終着駅であったため、利用者にわかりやすい「長野新幹線」の呼称が用いられていました。
その後、金沢延伸の際には、利用者にとっての分かりやすさなどから地域から「長野」の呼称を残したいという要望もあり、商工団体から「長野北陸新幹線」「北陸長野新幹線」といった名称の提案もあったところです。県としては、北陸各県等の沿線と様々な調整を進め、平成25年7月には沿線の関係団体とともにJR東日本に対して、金沢延伸後も何らかの形で「長野」を表記することや長野発着列車について「あさま」の名称を残すこと等の要望を行いました。
この結果、JR東日本は、平成25年10月、首都圏の駅においては「北陸新幹線(長野経由)」と表記すること、東京駅から長野駅間を運行する列車名には、信越本線の時代からの特急「あさま」の名称を引き続き使用することについて正式に決定しました。
このような呼称決定までの経緯があることをご承知願いたく存じます。
以上、ご意見への回答といたしますが、ご不明な点がございましたら、交通政策課長:丸山正徳、担当:鉄道企画係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:企画振興部/交通政策局/交通政策課/鉄道企画係/電話026-235-7027/メールtetsudo(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:交通)(月別:2025年1月)2024000631
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