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更新日:2024年10月31日
先日、下記お返事をいただきましたが、1点どうしてもご意見したく、再度お送りしました。
ご回答の中に、「新型コロナワクチンに限らず予防接種の副反応による健康被害については、極めてまれではあるものの」とある点です。コロナワクチンに関しては、9月13日付公表のデータによると、予防接種救済制度認定件数は、新型コロナワクチン8,108件、うち死亡認定818件(2021年2月からの件数)。対してコロナを除く全てのワクチン3,680件、うち死亡認定158件(1977年2月からの件数)。
となっています。47年間の件数をたった3年で5倍超えています。決して極まれとは言えないのではないでしょうか。せめて、このような事実をきちんと県民へ届けてください。よろしくお願いします。
こちらへ送信した方が、阿部知事のお目にとまるかもしれないので、お送りしました。
(以下前回のご回答)
長野県健康福祉部長の笹渕美香と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきましたコロナワクチンに関するご要望について、お答えします。
新型コロナワクチンに限らず予防接種の副反応による健康被害については、極めてまれではあるもののなくすことができないことから、予防接種と健康被害との因果関係が認定された方については、予防接種法に基づく健康被害救済制度により、市町村から医療費や障害年金等の給付が行われています。
新型コロナワクチン接種後の副反応が疑われる症状については、国において副反応疑い報告制度により医療機関等から情報を収集し、審議会において医学・薬学的観点から総合的に判断した上で、ワクチン接種と副反応疑い事象の因果関係の評価が行われています。これまで症例の系統的な分析などにより安全性等の評価がされており、新型コロナワクチンの接種を中止すべきとの判断には至っておりません。この審議会の資料や議事録については、以下の厚生労働省ホームページにおいて公表されております。
厚生科学審議会(予防接種・ワクチン分科会)
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-kousei_127713.html
本年10月から開始される新型コロナワクチンの定期接種については、昨年度までの位置付けとは異なり、個人の発病や重症化の予防を目的としているため、市町村から接種対象者への積極的な接種勧奨は行われず、必ずしも接種しなければならないということではありません。このことから、予防接種の対象者の皆様には、接種を受けるかどうか、ご自身で判断いただくことになります。
県としましては、10月の定期接種の開始にあわせて、接種を受けるかどうか判断に迷う場合や接種後の副反応が疑われる症状についての相談を受け付ける専門的な相談窓口を設置し、県民の皆様からの相談に対応してまいります。また、定期接種の対象者がワクチンの有効性や副反応の可能性などを踏まえた上で接種について検討いただけるよう、広く情報を収集し、市町村等を通じて県民の皆様への情報の提供に努めてまいります。
以上、ご要望への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、感染症対策課長:塚原仁、担当:感染症対応担当(電話:026-235-7148、電子メール:kansen@pref.nagano.lg.jp)までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
令和6年(2024年)9月20日
長野県健康福祉部長 笹渕美香
長野県健康福祉部長の笹渕美香と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきましたコロナワクチン接種に関するご要望について、お答えします。
ご指摘のありました予防接種健康被害救済制度認定件数につきましては、疾病等と予防接種との因果関係について、厳密な医学的な因果関係までは必要とせず、接種後の症状が予防接種によって起こることを否定できない場合も対象とするとの考え方に基づいて審査が行われており、一方で、ワクチンの安全性の評価については、医療機関等において、定期予防接種が原因と疑われる症状を確認した場合、予防接種法に基づき、副反応疑い報告を提出いただき、厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会において検討されることとされています。直近に開催された令和6年7月29日の部会では、新型コロナワクチンについて、「これまでの副反応報告によって、その安全性において新たな懸念は認められない」との評価がなされております。
県としましては、国における検討や評価等を踏まえ、定期接種の対象者がワクチンの有効性や副反応の可能性などを考慮した上で接種について検討いただけるよう、広く情報を収集し、市町村等を通じて県民の皆様への情報の提供に努めてまいりますのでご理解くださいますようお願いいたします。
以上、ご要望への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、感染症対策課長:塚原仁、担当:感染症対応担当までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:健康福祉部/感染症対策課/感染症対応担当/電話026-235-7148/メールkansen(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:保健・医療・福祉)(月別:2024年9月)2024000376
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