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更新日:2024年10月31日
先日、難病指定の受給者証の申請の為、佐久保健福祉事務所がある佐久市の合同庁舎に行きました。
自分は目の難病の為、視力がほとんどなくて視野も狭く、ほとんど目が見えません。その為、白杖を使って歩いています。両親に駐車場まで車で送ってもらい、点字ブロックがある場所からは一人で歩きます。
点字ブロックにしたがい入り口近くの階段をのぼったところ、マットのようなものが置かれていて、つまずき、転倒しそうになりました。
点字ブロックは、目の不自由な方の為にあります。なぜ、点字ブロックの上に平気で物が置いてあるのでしょうか?目の不自由な方々が転倒して怪我をしてしまったら、責任の所在はどこにあるのでしょうか?よく考えて欲しいです。点字ブロックの上に物がおいてあると、その場所から向かう方向がわからなくなります。
長野県全体の施設や、道路で、点字ブロック上に物がなく、目の不自由な皆が、安心して歩けるようにして欲しい。
(両親が代筆)
長野県佐久地域振興局長の原啓明、健康福祉部長の笹渕美香と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただいた佐久合同庁舎の点字ブロックに関するご意見についてお答えします。
まず、このたびは佐久合同庁舎にご来庁の際、投稿者様が転倒しかねない状況がありましたこと、深くお詫び申し上げます。
ご指摘を受け、直ちに佐久合同庁舎内のすべての点字ブロック箇所を確認し、玄関口の点字ブロック上にマットが置かれていた箇所については、マットがかからないよう配置を変更いたしました。
さらに、今後こうしたことが起こらないよう、関係職員全員に日ごろから確認を行うよう指導したところでございます。
想像力の欠如が招いた結果であり、重ねてお詫び申し上げます。
また、これまでも県職員が様々な障がいに対する理解を深め、適切な対応ができるようにするため、全職員を対象に合理的配慮の提供や事前の環境整備について学ぶ研修を実施しているところですが、研修内容がまだ十分浸透していないと認識しています。すべての職員がその内容を理解し、常に問題意識を持って業務に当たることができるよう、より効果的な研修の実施に取り組んでまいります。
長野県では、障がいの有無にかかわらず、誰もが安心して暮らしやすい社会づくりを進めています。視覚障がいのある方々が安全に移動するために必要な環境整備について、今後も機会をとらえて、関係機関や県民の皆様への周知を図ってまいります。
以上、ご意見への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、佐久合同庁舎に関しては佐久地域振興局総務管理課長:山邉英夫、担当:総務係、県職員の障がい理解のための研修に関しては障がい者支援課長:藤木秀明、担当:共生社会推進係までご連絡くださいますようお願い申し上げます。
【問合せ先:佐久地域振興局/総務管理課/総務係/電話0267-63-3131/メールsakuchi-somu(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
【問合せ先:健康福祉部/障がい者支援課/共生社会推進係/電話026-235-7105/メールshogai-shien(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:くらし・生活環境)(月別:2024年9月)2024000356
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