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更新日:2024年10月28日
毎年の猛暑が進む問題と、日本の人口減少による人材確保対策として提案します。
インフラの道路を維持する為に、猛暑の日中にアスファルト工事をしている作業者の方を見るたびに、尊敬と感謝とお気の毒感を抱きます。せめて7月、8月の道路工事は、夜間工事に切り替えることを県が率先して設定してはいかがでしょうか。屋外の仕事の苦労を若者はしたいと思っておりません。このままでは人材不足になりインフラ維持が難しくなると思われます。公共工事単価も上げていかなければ工事作業者の確保はできませんし、夜間工事をした方が熱中症対策にもなり作業する方の健康も損なうこともなくなります。夜間の騒音問題は一時的なものであり、熱中症対策のためであれば住民として協力するのは筋かと思います。
顔を真っ赤にして汗だくになりながら作業をしている高齢の方は特に見ていて心配になります。夜間工事により経費が高くなっても人の安全を優先するべきです。炎天下の日陰がない歩道で休憩をしている状況の現場も見受けられます。屋外作業者の方の安全と人材確保の為に、そしてインフラ環境を維持し住民も安全な暮らしを今後も継続するために、取り組んで頂きたいと思います。
長野県建設部長の新田恭士と申します。
「県民ホットライン」にお寄せいただきました夏季の道路工事に関するご提案について、お答えいたします。
この度は、道路工事について貴重なご提案をいただき誠にありがとうございました。
また、日頃から建設業の状況に心を傾けてくださっていることに対し、重ねて感謝いたします。
投稿者様のご提案のとおり、炎天下での工事は熱中症のリスクが高まり、作業員の方の健康を損なうおそれがあるため、気温の高い時間帯や期間を避けて施工を行う等の配慮が必要であると考えております。
現在、県の発注工事では、真夏日の現場作業時に十分な熱中症対策を行うよう、施工者に周知するとともに、発注者としても必要経費の計上、また猛暑日を理由とする工期延長にも対応しているところです。
夜間の工事については、周辺環境や道路の利用状況等により対応が難しい現場もありますので、現場毎の実情に応じ、施工時間や施工時期を考慮した施工方法を検討してまいります。
また、建設業の担い手確保については、喫緊の課題です。県としましても建設業が「地域の守り手」としての役割を果たしていけるよう、週休2日制の実施や工事書類の簡素化による労働時間の短縮など、処遇改善や働き方改革に引き続き取り組んでまいります。
以上、ご提案への回答とさせていただきますが、ご不明な点がございましたら、建設政策課技術管理室長:折井克壽、担当:基準指導班までご連絡いただきますようお願い申し上げます。
【問合せ先:建設部/建設政策課技術管理室/基準指導班/電話026-235-7323/メールgijukan(あっとまーく)pref.nagano.lg.jp】
(分野別:まち・みち・かわづくり)(月別:2024年8月)2024000294
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