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更新日:2025年8月5日
果樹試験場
本年は6月から高温で経過し、7月後半から厳しい猛暑になっています。このような状況でりんご果実の日焼けが多く発生しています。生産現場では遮光資材を設置し、日除けをして日焼けの軽減を行っていますが、設置に経費や労力がかかり、大きな樹では設置すること自体が難しい状況です。
昨年も猛暑でしたが、地表面に潅水(水やり)することにより日焼けが少ない傾向がみられました。本年は潅水区と無潅水区を設けて比較したところ、周辺大気の気温は同じですが、地表面潅水により樹体表面温度の低下が確認されています。今後、果実の日焼け発生や着色の程度を調査します。
通常の画像(気温35℃の猛暑日)
サーモグラフィー(黄色~白色の部分がより高温)
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