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上松技術専門校

しあわせ信州

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更新日:2018年4月19日

訓練科のご案内

上松技術専門校では…

 木工科と木材造形科の2科で訓練を行っています。訓練生は木曽の大自然の中で、木という材料の使い方や特性を知り、その木を加工しお客様に提供する技術を身に着けます。例年、カリキュラムの前半は2科合同で座学、基本実技を行い、7月ごろから分かれて実技訓練を主に行います。
 木工科と木材造形科、それぞれの科特有の訓練としまして、以下のものがあります。
  ・木 工 科 …据付家具製作、据付実習・NCルータ学科(少人数)、フラッシュ構造の置き家具製作
  ・木材造形科…ろくろ実習(選抜者*)、拭き漆実習(希望者)
 電話や見学会等で、「木工科ではフラッシュ構造の家具ばかりで、無垢材は使わないのですか?」と聞かれることがありますが、木工科でも木材造形科と同様に無垢材を使用した置き家具製作を行います。
 訓練期間が1年という短い間ですが、授業内容は濃密で、訓練を修了したあとは即戦力となるべく旅立ち、さまざまな場所で活躍しています。

 以下、クリックで各項目へ\ジャンプ/します。

木工科

 近年の新築住宅に見られるように、始めから建物に取り付ける特注品の据付家具や、ドアや障子などの建具等、比較的求人のある、時代のニーズに即した木工分野への就職を目指した学科です。
 木工の基礎習得に加え、機械や合板を多用し、より効率的な家具の製作や施工法(建物への取り付け法)を学びます。合板を使用したフラッシュ構造の家具は、無垢と比べて立体的な表現が難しい等、制約のある中でデザインし、機能的にかつ安価に製作しなければならないほか、据付家具の場合は、実際の建物へ取り付けるため、作業場だけで作る一般的な家具にはない現場作業の難しさがあります。
 また、木材造形科と同様に伝統的木材加工・製作技術習得を目的として、無垢材を使用した置き家具の製作にも取り組みます。 

教科内容
専門学科約350時間 実技約1,000時間
木材の特性及び木質材料、金具等 木工具、木工機械による加工、工作作業
木製家具及び据付家具、建具の種類、構造 継手、組手等の基本工作作業
木工具及び木工用機械の種類と使用法 木製家具等の設計及び製作作業
木材、木質材料の加工及び工作法 据付家具、建具の施工作業
塗料及び塗装法 木製家具等の塗装作業
製図、2次元CAD 旧年度の2級技能検定課題の製作実習
家具の見積り法 NC機械操作基本実習
安全作業法  

取得可能な資格等

  • 木材加工用機械作業主任者技能講習科目の一部免除
  • 技能士補(2級技能検定学科試験免除)

木材造形科

 主に置き家具を中心に、無垢材を使用する伝統的木材加工・製作技術を習得し、幅広い木工の作業に対応した伝統的な木工分野への就職を目指した学科です。
 
いわゆる、手作り感のある和家具や洋家具様式の棚類、机、テーブル、椅子などの製作法を、個々の習熟度に合わせて学びます。就業等で必要な方は、拭き漆やろくろの基礎を学ぶことができます。
 木材造形科で習得する家具の分野は、据付家具の台頭で需要が減少し、海外生産品の流入で価格低下が進んでいる厳しい木工業界の中で、よりデザイン性の高く、完成度の高い高級感のある製品が求められる厳しい分野であり、より高い習熟度で手早く作ることが求められる職域です。

 *ろくろ実習につきましては、ろくろ台に限りがあるため、希望に添えないことがあります。

教科内容

専門学科約330時間 実技約1,020時間
木材の特性及び木質材料、金具等 木工具、木工機械による加工、工作作業
木製家具、木工品の種類、構造 継手、組手等の基本工作作業
木工具及び木工用機械の種類と使用法 木製家具、木工品の設計及び製作作業
木材、木質材料の加工及び工作法 木製家具、木工品塗装作業
塗料及び塗装法 旧年度の2級技能検定課題の製作実習
製図、2次元CAD  
家具の見積り法  
安全作業法  

取得可能な資格等

  • 木材加工用機械作業主任者技能講習科目の一部免除
  • 技能士補(2級技能検定学科試験免除)

 時間割表

 訓練の一日の流れです。
 終礼から下校までの1時間は、必要とする人が各自で道具の手入れや、簡単な加工等を実習場で行います。

訓練カリキュラム、行事

 下記の表をご覧いただければわかりますように、本格的に家具製作実習を始めるのは7月からになります。
 自分たちの使う木の成り立ちや、管理がどうされているかを知る林業体験、お互いの親睦を深めるための体育行事等もあります。
この表には記載してありませんが、訓練生同士で声を掛け合い、近隣での木工関係の展示会をはじめ、各種イベントに積極的に参加しています。

☆行事の様子


入校式

 
林業体験

 
林業体験


体育行事


展示即売会


展示即売会

 必要経費

1年間でかかるおおよその経費です。

以下に記載されている、入校料・授業料の額は、平成30年度入校生の納付額です。

 用語の解説

●据付家具と置き家具
新築住宅に見られるように、始めから建物に取り付ける家具を据付家具といい、家具店で買ってきた
運べる家具を据付家具に対し、置き家具という。
他に造り付け家具、造作家具というものもあり、建築現場で部品加工しながら組み込んでいく建物の
一部としての家具をいう。据付家具は、ほぼ完成した家具を現場で取り付けのみ行う。

●NCルータ
コンピュータで動作する木工機械のことで、プログラムで動かす。
操作法も習得が必要である。
中規模以上の企業に多く導入されている。
         
●フラッシュ構造
枠心をを合板で挟み、接着して板にする構造。据付家具や普及品に使用される。
接合は、伝統的家具の接合法より単純で手間のかからない方法を取り、安価でシンプルな製品となる。

●建具
ドアや障子、ふすまなどの戸の総称で、伝統的な工法とフラッシュ構造の工法がある。
開閉方法や戸の種類でいろいろなものがある。

●伝統的家具の製作
様式は和家具・洋家具。無垢の板や枠材に穴とほぞ等の凹凸をつけて組み合わせて作る。
手間がかかるため高価なものになる。高価なため、デザイン性や高級さが求められる。

 

お問い合わせ

上松技術専門校 

電話番号:0264-52-3330

ファックス:0264-52-2079

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