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更新日:2018年6月21日

第1021回長野県教育委員会定例会会議録

1日時

平成29年(2017年)3月30日(木曜日)午後1時30分から午後3時30分まで

2場所

県教育委員会室

3議題

○議題

議第1号職員の処分について

議第2号平成29年度長野県教育委員会基本方針案について

議第3号「学びの改革基本構想」について

議第4号教職員の人事異動について

議第5号学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案について

議第6号平成30年度教員採用選考について

報第1号一般任期付職員の採用について

○教育長報告事項

(1)平成29年2月県議会定例会の結果について

(2)平成28年度学校納入金等調査について

(3)平成28年度長野県学校保健統計調査の結果について

(4)平成28年度児童生徒の食に関する実態調査の結果について

(5)平成28年度全国中学校体育大会及び全国高等学校総合体育大会における冬季大会(スケート競技・スキー競技)の成績について

4出席者

○教育長

原山隆一

○委員

教育長職務代理者耳塚寛明委員平林尚

 

委員矢島宏

委員荻原健司

委員塚田裕

 

○その他

小林教育次長、菅沼教育次長、佐藤教育政策課長、三輪義務教育課長、今井高校教育課長、

永原特別支援教育課長、北澤教学指導課長、春原全国高等学校総合文化祭推進室長、原心の支援課長、

高橋文化財・生涯学習課長、林保健厚生課長、小野沢スポーツ課長

 

会議録

 

原山教育長

それではただ今から、第1021回教育委員会定例会を開催いたします。

本日の審議事項中、議第1号については、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。つきましては、議題1号を非公開とすることが適当と思われますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

異議なし

 

原山教育長

ご異議ございませんので、議題1号は非公開とすることに決定しました。なお、議題1号につきましては、本日の最後に審議することにします。

それでは、議事にはいります。はじめに、第2号「平成29年度長野県教育委員会基本方針について」、佐藤教育政策課長から説明をお願いします。

 

佐藤教育政策課長

(資料説明)

 

教育長

ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見がありましたら、発言をお願いします。

 

矢島委員

お願いします。とても分かりやすく具体的に書かれていて、とても良い表現になったという印象があります。全体的に見て、困難を抱える子どもへの支援でありますとか、信州教育の信頼回復に向けた取組の推進等、その項目につきまして、全体的に、安心・安全で楽しい学校づくりに取り組むという、子どもが学校に来て楽しいとか、安心して過ごせるというような、学校づくりという大きなくくりの中でそのような文言がどこかで入ればいいなという印象を受けました。

 

原山教育長

はい、どうでしょうか

 

佐藤教育政策課長

はい。具体的にはどのような形が良いのかということもございますけれども、趣旨的にはそういったものが入ってくることは、この中で可能であれば入れたいと思いますので、その辺はこちらの事務局に一任いただければと思います。

 

原山教育長

他にいかがでしょうか。

よろしいでしょうか。ではこの件については事務局の方に一任いただき、それを含めた上で議題2号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

異議なし。

 

原山教育長

ご異議ございませんので、議題2号を原案どおり決定します。

次に、議題3号「『学びの改革基本構想』について」、今井高校教育課長から説明をお願いします。

 

今井高校教育課長

(資料説明)

 

原山教育長

ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見あればお願いします。

 

耳塚教育長職務代理者

ご説明にもありましたように、各方面の意見をていねいに時間をかけて作ったということが分かります。次の実施方式に向けての基本的な構想としては、これで完成度の高いものができたと思いますので、進めていってほしいというふうに思います。

 

原山教育長

他にいかがでしょうか

 

矢島委員

私も、様々な意見を取り入れてより具体的でわかりやすい内容になっているというふうに感じましたので、ぜひ力強く推進していっていただきたいと思います。

質問としては違う方向になってしまうかもしれないのですけれども、先日の公立高校入試の結果を見てちょっと私びっくりしました。都市部高校での合格者の多さというのと、中山間地校での大量の欠員と再募集があり、かなり二極化されてしまっている現実があるんだなということと、さらに県外高校への流失率が増加しているということで、魅力のある、特色のある学校づくりというのが喫緊の課題だと本当に感じました。だからこそこういうような、学びの改革というようなことができたのだと思うのですけれども、基本構想で、この課題というのは解決の方向に向かって行くのでしょうか。

 

今井高校教育課長

はい。今年の入試結果につきましては、また分析が必要だなというふうに思ってございます。昨年度がですね、逆に、都市部校、中山間地校、都市部存立校、中山間地存立校、と今回定義させていただきましたけれども、それぞれバランスよく、バランスよくというのが良い表現かわかりませんが、生徒が入学している状況がございます。やはりそれぞれの立地を活かした特色、魅力といったものをきちんとつくっていく。それぞれの学校がつくっていくことがまず第一に必要だと、このように考えております。これまでの第一期再編でも、新しく統合した高校が魅力づくりをしっかりと行って地元の生徒たちをしっかりと惹き付けるような体制を整えていくという状況もございますので、この基本構想に則ってしっかりと各校の魅力をつくっていくべき、このように考えております。

 

矢島委員

ありがとうございます。それを踏まえた上でぜひ、ていねいにかつスピード感を持ってこの学びの改革を進めていただきたいと願っております。

 

原山教育長

他にございますでしょうか

 

平林委員

お願いいたします。だいぶ長い資料、分量の多い資料、読ませていただきました。大変エネルギーが必要とされました。こういうことをこれから具体的に展開していくといいますか、効果的に進めていくということにつきましては、それぞれの学校現場の先生方は非常に大変な、重い課題を背負っていくということだと思いますので、文章そのものがどうのこうのではないですが、強力な指導力を発揮して、現場の先生方をサポートしていただきたいというのがひとつ感想、お願いであります。

もう一つの感想で、例えば24ページの「(9)新たな教育の枠組みへの対応について」、新しい熟語として国際バカロレアというものが出てきたという気がします。世の中は大いに、教育の分野は世界でも変わっていくという状況に直面しているということで、このことについてこれから必要性を研究していくということでありますので、そのように期待をしたいと思います。たしかに、バカロレアなり、アビトゥーアなり、そのようなものを制度として持っている国なんかでは、そういうものをクリアした若者たちが、国内国外、非常に多様な人たちで学校教育から離れて、社会的、職業的、その他様々な体験を深めて、そしてまた大学へ進学してということが、非常に傾向として強いように感じております。18歳から、高校卒業して18歳は、一応例外、いろいろなケースがありますけれど、22歳以下の若者たちだけの集団でかっちり固まっているという学校、大学、専門学校というのはわりあい珍しいのではないかと。その制度のなかでは。そういった点でどういうふうなこれからの在り方がいいのか、という必要性を慎重に研究していくということですので、そういう国際的視野の中で考えていただければありがたいなという感想を持ちました。以上です。

 

今井高校教育課長

ありがとうございます。当然自分の生まれ育った地域、そのローカルな視点と、それから全世界共通、グローバルな視点と、両方しっかりと、睨みながら、新しく方向作りをしていただきたいというように思っています。

 

原山教育長

他にいかがでしょうか。

よろしいでしょうか。それでは、議題3号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

異議なし。

 

原山教育長

ご異議ございませんので、議第3号を原案どおり決定します。

次に議第4号「教職員の人事異動について」、佐藤教育政策課長から説明をお願いします。

 

佐藤教育政策課長

(資料説明)

 

原山教育長

ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見あればお願いします。

 

平林委員

不勉強でいけないのですが、ちょっと教えていただきたいと思います。たとえば、今の出向異動があるじゃないですか。たとえば、市町村課長さんが今度は教育委員会に異動されてくるじゃないですか。こういうのは出向とは言わない?

 

佐藤教育政策課長

ここにあります、3月31日付けの出向ということでよろしいですか?

 

平林委員

ええ。

 

佐藤教育政策課長

そうすると、教育委員会事務局の職員だったものが、知事部局へ出向して出ていくということでここにあるようなメンバーが出ていくということですね。中に入ってくる人は、逆に知事部局の方から教育委員会に出向ということですので、ここでは出向という表現になっていないです。

 

平林委員

事務局の方からの一方的なものを出向と書いてあるわけですね。

 

原山教育長

よろしいでしょうか。

それでは議第4号を原案どおり決定したいと思いますが、ご異議ございませんか。

 

全委員

異議なし。

 

原山教育長

では決定いたします。

次に、議第5号「学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案について」、三輪義務教育課長から説明をお願いします。

 

三輪義務教育課長

(資料説明)

 

原山教育長

ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見あればお願いします。

よろしいでしょうか。それでは、議第5号を原案どおり決定したいと思います。

次に、議第6号「平成30年度教員採用選考について」三輪義務教育課長から説明をお願いします。

 

三輪義務教育課長

(資料説明)

 

原山教育長

ただいまの説明につきまして、ご質問、ご意見あればお願いします。

 

矢島委員

お願いします。面接なんかの変更点のところで、社会性、人権意識等ということで、コミュニケーション力ということが一番出されていることで、重視されているんだなということでとても重要だというふうに思います。それを踏まえた上で、9ページの高校の教員選考の一次選考、集団面接のところには、コミュニケーション力という表記がなくて、小中特別支援学校のところには書いてありますが、高校のところには書いてないので、できたら私はコミュニケーション力という表記があったほうが、変更点があったというところでも、お示ししたほうがいいかなというふうに思ったのですけれど、いかがでしょうか。

 

今井高校教育課長

ご指摘ごもっともでございます。当然、集団面接のなかでも見る観点に入ってきますので、明記の方向でお願いしたいと思います。

 

原山教育長

ほかに。 

 

耳塚教育長職務代理者

三点あります。一つは、今の非違行為を根絶するためにということに関わることで、観点として、規範意識とか、人権意識とか、そういうことについて見るということはあった方がいいと思うのですけども、具体的な選考の在り方に影響してしまうといけないのですけども、そういうものを問う面接というのはどんなことを尋ねるのでしょうか。

二点目、探究的な学びについて。方向性としてはこれで結構だと思いますが、課外研究とか探究活動を担当するということを考えてみると、自分自身ですでに教員になる前にそのような経験を持っている、ということがあったほうがずっといいというふうに考えます。そういう機会がどんなところにあるかと考えてみると、例えば卒業研究とか卒業論文とかがすぐ思いつくわけですけども、その点で言うと例えば卒論の要旨とか卒研のポスター発表とか、そういうものを評価するということはお考えにならなかったのかどうか、ということであります。しばしば、課外研究の授業などを見ていて、良い授業だなと思うのは、その先生が学生時代にやった卒論を題材にしているようなこともあって、それは良い材料になるのではないかと思ったものですからお尋ねしました。

三点目ですけども、修士のこれから進学をする人、在学中の者については修了まで猶予するということから、修士をもって入ってくることもむしろ歓迎するという教育委員会の姿勢は見えるのですけれども、現在は、いったん教員になったあとで大学院に戻るものというのはどれくらいいて、どういう形態での学習を経てまた戻ってくるのか、そのことについて私が情報を持っていないものですから、お教えいただければと思います。私どもの大学の附属学校の教員を対象にして、制度をつくったことがありますけども、制度をつくったというのは、マスターをとるプログラムをつくったところですが、結構希望者が多くて、一年間だけフルにスクーリングを受け、翌年は現場に戻って論文を書いてもらうというような形のプラグラムをつくりました。中高はもともとマスターを持っている人が多いものですから、あまりいなかったですが、小学校については毎年のように希望者が出ています。そういうことは長野県でも考えられるのではないかなというふうに思って、そのようなプログラムというのは、どのくらい、どのような形であるのかということについてお尋ねしたいと思います。

 

三輪義務教育課長

はい。ありがとうございます。まず一点目ですが、具体的にということですけども、難しいということは私どもも重々承知しております。どんな問い方をしたらいいのかということについていくつかアイディアは持っていますが、これから心理学的な知見を得るということで相談しながら、どんなところでそのようなものを見ることが可能なのかということを考えてまいりたいという段階ですけれども、難しいことでも挑戦していかないといけないということで、一歩踏み出した記載をしてあります。

二点目ですが、ひとつは、卒業論文などを記載して出していただくということは現在考えておりませんが、申込用紙のなかに自己PR欄というものがありまして、そういったところで大学の取組について記載する学生は多数ございます。それから、模擬授業をした後個人面接ですので、個人に実績等を問う場面がありまして、そういうなかで大学での取組ですとか、自身の経験を問う、そのような場面がございます。全体を通して、そんなことも含めて評価していきたいと思いますが、こちらのほうにつきましても具体的に細かいところまで詰めていくのはこれからでございますので、方向性としてはこのように考えております。

三点目ですが、教員からいったん大学院のほうに行って修士をとる、という者もおります。小中学校の場合ですとひとつは研修派遣という枠組みを設けておりまして、定数のなかで毎年10名程度、数校指定してある大学院がございまして、募集した者に選考を受けてもらって、そして派遣しているというやり方がひとつです。もうひとつは自己啓発休業というものがございまして、大学院へ行く、というケースもございます。こちらのほうは本当に若干名でございます。

 

今井高校教育課長

最後の点の、高校についてですね、研修派遣は、高校の場合は毎年一名、高校の場合は枠があります。それから、自己啓発と、大学院修学という二つの休業制度がございまして、そちらのほうは毎年2名程度ということで必ず応募者がいる状況でございます。

 

耳塚教育長職務代理者

研修派遣の大学ですけども、教育系の大学とか、そういうところが多かったりしますか。

 

三輪義務教育課長

そうですね。信州大学、上越教育大学となってございます。

 

原山教育長

他にございますか。

よろしいでしょうか。先ほどの矢島委員のご指摘に関しては、修正するという上で、議第6号を原案どおり決定したいと思いますがご異議ございませんか。

 

全委員

異議なし。

 

原山教育長

それでは、原案どおり決定します。次に、報第1号「一般任期付職員の採用について」、佐藤教育政策課長から説明をお願いします。

 

佐藤教育政策課長

(資料説明)

 

原山教育長

質問、ご意見ありますでしょうか。それでは、報第1号を原案どおり承認したいと思いますがご異議ございませんか。

 

全委員

異議なし

 

原山教育長

それでは原案どおり承認します。

続いて、教育長報告事項に入ります。報告事項(1)「平成29年2月県議会定例会の結果について」、佐藤教育政策課長から説明をお願いします。

 

佐藤教育政策課長

(資料説明)

 

原山教育長

はい。ご意見ございますでしょうか。

よろしいでしょうか。それでは、教育長報告事項(1)を終了します。続きまして、教育長報告事項(2)「平成28年度学校納入金等調査について」、佐藤教育政策課長から説明をお願いします。

 

佐藤教育政策課長

(資料説明)

 

原山教育長

ご意見、ご質問がありましたら、発言をお願いします。

 

耳塚教育長職務代理者

二点あるのですが、一つは、こういう統計を取ってしまうとでてこないことになるのですけども、問題となるのは、各県で負担すべきものと、市町村、あるいは高校とか特支の場合は県になりますけども、個々で負担すべきものとの間で、こう問題となるといいますか、曖昧な部分というのがあって、その扱いについて考えなければいけない部分というのはないのか、ということが一つであります。特に公費で本来は負担すべきなのに現行は私費で負担してもらっていることになっているようなもの。

それから第二は、これも平均値で出してしまうと分からなくなってしまうのですけれども、高校について見てみると、学校による違いがえらい大きいなと思うわけであります。これが小中学校についても、学校によるバランス、あるいは学校によって徴収の仕方に差異がでている可能性がないかどうかっていう点で、高校と特別支援については分かるのですが、小中学校についてはどうかという点をお尋ねしたいと思います。

 

佐藤教育政策課長

はい。一点目の関係ですけれども、教育委員会のほうで、「学校徴収金の基本的な考え方について」といったものを平成22年に出しておりまして、その中で県立学校においての公費負担と私費負担の区別の考え方というものをお示ししてございます。その中では、原則として公費負担すべき経費は、学校運営に関する経費で県立学校共通の推進の維持に必要な経費は公費負担とする、ということで、例えば例としては施設の建設維持補修、備品の購入修理、生徒の心身の健康安全に関わる費用、授業に要する経費、というようなことで、例を示した上で一応分けています。原則として私費負担とするような経費ということで、県立学校に要する費用のうち、授業等で作成した成果物や授業等に用いる購入品が個人に帰属する場合等、その他、その直接的経費や生徒に還元するものに関する経費は個人に負担を求める、というような整理をしているところでございます。こういった観点に基づいて学校徴収金の基本的な考え方があるところでございます。

二点目のほうでございますけれども、学校によっていろいろとあったりとか、調査の取り方そのものについてもやはりちょっと昭和51年から実施している調査で、暦年で取っていくことの意味というのもあるかと思いますけれども、本当に必要な部分についてどういうふうに考えていったらいいのか、ということもあるのかな、というのも思うところでございます。特に同窓会、今回はPTAと学校給付金のことで概要を説明しましたけれども、その他ということで、同窓会等の経費についても今回調査しているのですけれども、その辺りについては、調査として対象としている部分について、これが実態に合っているものなのか、それとも調査の対象としている部分がこういう結果なのか、ということもあったりということが課題として持っているというところだと思います。

 

耳塚教育長職務代理者

県立学校については先ほどの文書が有効だと思うんですけれど、市町村立の義務教育の場合には、市町村ごとに決めるということになるのでしょうか。それが一つと、もう一つ思いだしたのですけれども、同窓会とPTA以外に、教育後援会というような後援会組織というものをもっていて、そこで様々な教育活動についている費用を、賄ってもらっているというようなことはないのでしょうか。

 

三輪義務教育課長

一点目のことですけれども、設置が市町村ですので、市町村が定めるものではありますけれども、すべての市町村に通知をしまして、取扱いを同じようにするということで、さらに毎年度確認をするという意味で、連絡がいくようにしてございますので、取扱いは同様になっているかと思います。その一方で、小中学校の違いといいますよりも、徴収の仕方ですとか、様々なことが市町村ごとによって若干違いがあるというふうに思っております。たとえば給食費につきましても、どこまで市町村が負担をするのか、ということについても市町村によってばらつきがございますので、そういったところで違いが出てくるというふうには認識をしております。市町村ごとに情報交換をするというような機会を設けておりますので、それらを通じて考えていきたいというふうに思います。

 

今井高校教育課長

たとえば地元の自治体が、地域にある高校の部活動等を応援するとか、後援する、ということがあります。実際には卒業生が在校生に対して応援するという形で基金を作っていただく、そういったことがいくつかあることは承知しております。

 

耳塚教育長職務代理者

家庭に、つまり保護者に対してPTAとは別に教育上の寄付のようなものを依頼して、それによって学習支援員を雇用したりとか、教材の一部の購入に充てているとか、そういうことをやっているケースはない?

 

三輪義務教育課長

寄付ですか。

 

耳塚教育長職務代理者

寄付というか、後援会組織なんですよね。その学校というのを後援する。

 

三輪義務教育課長

私の承知している範囲でたとえば附属学校、市町村ではないですけれども、そこには後援会がございまして、そうした別の後援会組織の中から、という例があるのですが、市町村立でそれぞれの学校に後援会があるということは承知していないです。

 

原山教育長

他にいかがでしょうか

 

矢島委員

学校徴収金の中で、遠足・修学旅行等、たしか昨年度の報告事項でもお話したかと思いますが、やはり今、現代において、貧困家庭の子どもが多くなっていく中、家庭でかなり負担を強いることはやはり違うだろうなというふうに感じます。そして、遠足・修学旅行等も、安全が確保されつつもいつも決まった旅行業者にお願いするのではなくて、選択肢がたくさんあると思いますので、通常これをやっているから、例年通りということではなくて、いくつかの選択肢の中から選ぶような形で進めていっていただけたらいいかなというふうに思います。

 

三輪義務教育課長

今のご意見のとおりでございます。例年通り同じ金額でということではなくて、学校においても見直しをしていただいているところでございまして、先ほどの通知のなかでも、業者選定等にあたっては競争入札によって行うというようなこともしておりまして、できるだけ家庭負担を減らしながら思い出深い行事になるようにしてもらいたいと考えております。

 

 

原山教育長

他にいかがですか。

よろしいでしょうか。それでは教育長報告事項(3)「平成28年度長野県学校保健統計調査の結果について」、林保健厚生課長から説明をお願いします。

 

林保健厚生課長

(資料説明)

 

原山教育長

ご発言あればお願いいたします。

 

矢島委員

毎年ここで発言していますが、虫歯が減ってきたことは指導とかご家庭の努力で減ってきたのだと思うのですけれども、一方で虫歯がまだあるもの、処置していない方、未処置率というのが10年前に比べて増加しているところが気になります。つまり、限定されてくるというか、虫歯があってそれを治さないというところでかなり限定されてくるようになるかなと思うのですけれども、今課長さんがおっしゃった、医師、歯科医師の方々は学校での健康診断とか、こういう診断を通して子どもの生活状況とか、栄養状況等を把握できる立場にありますので、問診児童を早期発見できる観点から、学校とかなり意識的に連携をしていただきたいというふうに思います。減ってきたことはもちろんいいことなのですけれども、それでもまだそのまま放っておかれる子どもの虫歯の状態を考えると、家庭の状況等も把握しながら連携していただきたいなというふうに思います。

 

林保健厚生課長

ありがとうございます。おっしゃられる通りだと思います。学校では個々の生徒のデータを持っておりますので、学級担任とも連携をいたしまして、そういった隠れた事情も含めて改善に役立てていきたいなと思います。

 

原山教育長

他にないでしょうか。

よろしいでしょうか。それでは教育長報告事項(3)を終了します。次に、報告事項(4)「平成28年度児童生徒の食に関する実態調査の結果について」、林保健厚生課長から説明をお願いします。

 

林保健厚生課長

(資料説明)

 

原山教育長

ご発言があればお願いします。

 

荻原委員

感想だけです。さきほど統計調査、身長体重なんかも含めてですけれども、ぜひとも現場で生徒さんをご覧になっている先生方には、子どもたちの体調変化、身体の変化、あるいは食事の状況などを具に掴んでいただき、それが場合によっては、まあ何回か先ほどおっしゃったようにご家庭の問題も支援をお願いしたいと思っております。以上です。

 

原山教育長

い。お願いします。

 

塚田委員

食育に関しては大変興味のあることでございますが、成人病が増えている中で、基礎は、中学・高校時代の食にあるというふうに言われております。ぜひ、医学的見地からこの分野においてはいろいろとご精査いただきたいというふうに思います。意見でございます。

 

原山教育長

どうですか。

 

林保健厚生課長

それぞれありがとうございます。ぜひともデータを活用しまして、個々の状況はもちろんでございますけれども、疾病等につきまして予防の措置、食の改善につきまして各学校に栄養教諭等いらっしゃいますので、そこと連携して改善を図っていきたいと思います。

 

原山教育長

他にいかがでしょうか。

よろしいでしょうか。それでは報告事項(4)を終了しまして、報告事項(5)「平成28年度全国中学校体育大会及び全国高等学校総合体育大会における冬季大会(スケート競技・スキー競技)の成績について」、小野沢スポーツ課長から説明をお願いします。

 

小野沢スポーツ課長

(資料説明)

 

原山教育長

はい。何かご意見・ご質問はありますか。

 

荻原委員

お願いを一点申し上げたいと思っております。今、中学生・高校生の成績をお伺いしまして、長野県内にはこんなにも宝がたくさんあるんだと大変嬉しく思っております。今後、中学生は高校にあがり、高校生は大学などへ進学していくものと思います。特に高校生が大学へ進学する際は、それぞれの得意分野を活かした選抜制度等を使って、特に県外の、首都圏の大学に進学するケースが多く見られております。それはそれとして、とはいえそういった大学へ進んだ選手・生徒さんが今度は再び長野県へ戻ってきて、長野県を代表する選手として県内で活躍できるような環境作りをなんとしても進めていただきたい。その上で選手と企業のマッチング事業を実施していただき大変嬉しく思っております。今後さらにこの取組を充実させていただくことによって、こういった宝が県外選手にならず、ふるさとに帰ってきていただき、さらに飛躍できるような環境作りを県教委としてもぜひともお願いしたいというふうに思っております。ありがとうございます。

 

小野沢スポーツ課長

ありがとうございました。大変心強いご希望をいただいたというふうに思っております。おっしゃる通り、他県を含め長野県もそうですが、選手の流出というのが目立ってきております。私も2巡目国体の招致を決定させていただきました。そうした視点からもぜひ長野県選手が長野県に留まって競技を続ける、それが長野県のスポーツ振興につながるというふうに私の方で認識しておりますので、長野県版アスナビも含め、そういった取組にチャレンジしていきたいと思います。

 

原山教育長

他にございますでしょうか

荻原委員におかれましては、27日に、JOCスポーツ賞特別貢献賞を受賞されたということで、大変おめでとうございます。

以上で、教育長報告事項(5)は終了しまして、公開による審議はこれで終了ですけれども、何かございますか。

 

矢島委員

一点、お伺いしたいと思うのですが、高校入試における合理的配慮について、お伺いしたいと思います。今年度施行されました、障がい者差別解消法なのですけれども、その中で合理的配慮の提供義務というものが課せられております。学校の業務下では、先生方ひとりひとりが、子どもをひとりひとり自分らしく学べるように様々な配慮をされてきていると思いますが、この法律が施行されてはじめて今回の高校入試が実施されました。まずお聞きしたいのは、発達障がいに対する配慮の実例があったかどうか、ということを教えてください。

 

今井高校教育課長

入試の際に、特別に配慮、あるいは措置が必要な場合はですね、在籍の中学校長から志望の高等学校長へまず相談がありまして、それを受けて県教委と協議の必要があれば協議をしながらやっております。発達障がいということでの理由ではなく、例えば集団の中にいると緊張して声がでてしまう、などそういう方への別室受検を認める、といった配慮は実例としてございます。

 

矢島委員

ニーズがあったということでよろしいですか?例えばその別室受検とか、文科省が高等学校の入学試験における発達障がいのある生徒への配慮事例として、別室受検でありますとか、あと問題用紙の拡大とか、学力検査問題における漢字のルビふりとか、様々なことが挙げられているのですけれども、実際に小中学校ではそのようなひとりひとりにあった合理的配慮をされてきていると思うんですけれども、年々発達障がいの子どもが増えていく中、高校入試でもこのような問題用紙の拡大とか、問題用紙のルビふりであるとか、そういう形でニーズがあると思うのですが、それが実際されているのでしょうか。

 

今井高校教育課長

先ほども申し上げましたような、在籍中学校からの要請があってはじめて特別な措置を決めていくということがございまして、今年度ですと、35件特別に配慮してほしい、措置してほしいという要望がございまして、それについてはすべてお答えできています。ただ、やはりその中で身体的なハンデを背負った方たちへの配慮というものも当然含まれておりまして、それが大部分を占めている状況でございます。現時点で申請にはお答えできている、という状況でございます。

 

矢島委員

それぞれの中学校は、申請して良いということは知っているんですよね。

 

今井高等教育課長

特別な措置・配慮が必要な場合は、志望高等学校へ相談をするということで各中学校には周知はしておりますので、障がいに関わらずまず相談、もしあれば来るのではないかというふうに考えております。

 

矢島委員

されているのでしたら、それで構わないのですけれども、例えば入試で合理的配慮がされていないケースが少しでもあるとしたら、4月に確か特別支援学校でも合理的配慮についての資料とかもそれぞれの学校でお配りした通り、小中学校では頑張っているのに高校入試でそういう配慮がされなければその推進のモチベーションが下がるという形になってしまうかなというふうに思いますので、ぜひ快く、そしてひとりひとりに合った合理的配慮の入学試験になったらいいかなと思います。ぜひ高校サイドからも、中学校とのほうにいろいろあったら申し出てほしいというような働きかけをぜひしていただきたいと思います。

 

原山教育長

他によろしいでしょうか

 

小野沢スポーツ課長

(登山に関する安全対策について説明)

 

原山教育長

ご意見・ご質問があればお願いします。

はい。よろしいでしょうか。

 

高橋文化財・生涯学習課長

(県立歴史館オリジナルアルクマピンバッチについて説明)

 

原山教育長

それではこれから非公開の審議に入りたいと思いますので、恐れ入りますが傍聴人の方は退出をお願いします。

 

 

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