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更新日:2025年11月12日
北アルプス地域振興局
高齢化の進展や生活様式の変化等により、信州の食文化を担っている地域食などのノウハウが急速に失われつつある中で、昔ながらの伝統や地域食を守ってきた地域における農村文化の伝承のための事業を実施し、農村の振興につなげることを目的として、10月28日、地域における農村文化の伝承事業(郷土食料理講習会)を大町市平公民館で開催しました。
当日は、地元大町市ご出身の料理研究家である横山タカ子先生を講師に迎え、北アルプス管内5市町村の農村生活マイスター19名をはじめとする農村女性24名が、北アルプス地域の郷土料理に関する基礎知識を学ぶとともに、郷土食7種類の調理実習を行いました。
【献立】鯖ちらし寿司 油揚げのみそ漬け焼き 蒸しハム とうふ田楽 大判油揚げの結び煮物 味噌汁 キャベツのもみ漬け 

また、意見交換の場では、池田町における郷土食の普及・伝承活動について農村生活マイスターの上原千栄子さんから事例発表がありました。
時代の流れとともに、古き良き食文化が失われつつある中で、あらためて昔ながらの伝統、地域食及び農村文化の伝承の大切さを学ぶ講習会となりました。
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