ここから本文です。
更新日:2024年9月17日
● ツキノワグマ出没警報(10月14日まで)
区域:佐久地域、上伊那地域、木曽地域、北アルプス地域、北信地域
○ ツキノワグマ出没注意報(11月14日まで)
区域:上田地域、諏訪地域、南信州地域、松本地域、長野地域
長野県内では、ツキノワグマによる人身被害が連続発生しています。被害を受けないよう改めて注意いただき、警報の出ている地域では、一層の注意・警戒をお願いします。
|
クマとの事故を防ぐためには「出会わないこと」が最も重要です。クマと遭遇したり、里地に近づけたりしないよう以下の点に注意しましょう。
クマは聴覚が人より優れており、人の存在を感じたクマは自ら逃げていきます。
クマ鈴、ラジオ、笛など音の出る物を鳴らして人の存在を知らせながら行動してください。
朝夕はクマが活発に活動する時間帯です。
この時間帯に山の中または山の近くで行動することは避けましょう。
また、キノコ狩りや散歩、登山などで山に入る際は、1人で行動せず、複数人で行動しましょう。
釣りやキャンプで渓流沿いを移動する場合は、水の音でクマも人もお互いに気付かず、思わぬ距離まで接近してしまうことがあります。
目の前に夢中になりすぎないよう周囲を確認しながら移動しましょう。
また、クマの足跡やふんを見つけたら引き返しましょう。
クマは人間よりはるかに鋭い嗅覚があります。
キャンプや登山などで山に食べ物を持ち込む際は、匂いの漏れない袋で密閉したり、残った食材は放置せず持ち帰ったりするなど、クマを誘引しない心がけが必要です。
人の食べ物の味を覚えたクマは危険を冒しても出没を繰り返すようになります。
秋には、カキやクリ、リンゴなど豊かな実りがありますが、果実を収穫せず放置するとクマのエサとなり、クマを誘引してしまいます。
収穫しない果樹はあらかじめ伐採すること、畑や果樹園などの周囲には電気柵を設置すること、ヤブは刈り払って見通しを確保するなど、クマを寄せ付けない対策をとりましょう。
また、生ゴミもクマのエサとなります。
一度餌付いてしまうとその場所に執着するようになり、クマが人を怖がらなくなるなど、人身事故の可能性が高まります。
×背中を見せて逃げる ×大声で叫ぶ ×物を投げつける ×死んだふりをする ×木に登る
また、子グマには絶対に近づかないでください。(近くに母グマがいて、子を守ろうと狂暴になり非常に危険です。)
▼正しい対処法の動画はこちらから(制作:長野県)
市町村などから提供された目撃情報を地図に示した「ツキノワグマ出没(目撃)マップ」を公開しています。
目撃時の状況をまとめた一覧表も併せて公開していますので、近隣の目撃情報の確認や、お出かけの前の事前確認などにご活用ください。
▼掲載イメージ
(参考)全国の出没情報など(環境省)(別ウィンドウで外部サイトが開きます)
長野県のツキノワグマ対策の詳細などは、以下のページをご覧ください。
お問い合わせ
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください