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更新日:2025年9月12日
諏訪地域振興局
今年は猛暑日や真夏日が多く、夏期を通して高温傾向が続きました。水稲は気温が高いと成熟が早まるため、収穫が遅れると胴割れ米が多くなり、品質低下の原因となります。そこで、アメダス諏訪および原村地点の気温データをもとに、出穂期(穂の先端が葉鞘から出たものが、水田全体のおおむね40∼50%となった時期:図1)からの積算温度によって成熟期と刈取り適期を予測しました。(成熟期・収穫適期予測(PDF:415KB))
成熟期の目安は、出穂期からの積算温度が、「あきたこまち」で950℃、「つきあかり」で1100℃、「コシヒカリ」で1050℃、「きらりん」で900℃、「ゆめしなの」で920℃に達したときです。
2023年と2024年は平年より約2℃高く推移し、今年も同様の傾向にあるため、「平年+2℃」を前提に算出しています。なお、これはあくまで刈取り時期の目安と捉え、実際には穂の帯緑色籾の割合を確認して5~10%のときに収穫するようにしてください。
図1 出穂1~2日後の様子
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