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更新日:2018年9月13日

林業総合センター

キッズコーナー
特産部のしごと

イラスト:みどりさんイラスト:りんたろう君

こんにちは。わたし、林みどり。ぼく、森りんたろうです。
今日は特産部におじゃましました。

 

写真:きのこ総合実験棟

きのこ総合実験棟

 

 

 

増野研究員
こんにちは、特産部の増野です。
それでは、少し特産部のお話をしてから案内しましょう。
山村に暮らしていた人たちは、昔から山を利用して、いろいろなものを収穫し、生活してきたんだ。建築用の木材や紙の原料となるパルプ用の木材、家庭用燃料の薪(まき)・木炭など、毎日の生活に必要なものをたくさん手に入れてきたんだね。
たとえば、食べられる木の実、きのこ、山菜、紙の原料となるコウゾ、ミツマタや工芸品などに利用されるうるしなども採れるんだ。
特産部では、そうした山の恵みのうち、シイタケ、ナメコ、クリタケ、ヤマブシタケなどを育てる実験や山菜・木炭に関係する研究をしているんだよ。

 

 

 

写真:おが粉を利用したなめこ栽培

おが粉を利用したナメコ栽培

 

写真:おが粉を利用したヤマブシタケ栽培

おが粉を利用したヤマブシタケ栽培

 

イラスト:りんたろう君イラスト:みどりさん

それでは特産部の案内をお願いします。
本館のある場所から坂道を登っていくんですね。

 

増野研究員
そう、林業総合センターの中で一番高いところに建っている建物が、きのこ総合実験棟としいたけ実験棟なんだ。

 

イラスト:りんたろう君
何をするところなんですか?

 

写真:実験棟の内部の様子

きのこ総合実験棟内部の様子


 

増野研究員
きのこ総合実験棟は、おが粉を使って育てるきのこの実験施設で、中にはきのこの成長を妨げる細菌をやっつける殺菌釜や、きのこの種菌を植えるために必要な植菌室、きのこが発生するまでの間にきのこの菌を成長させる培養室、きのこを発生させる生育室があるよ。
きのこの培養には、雑菌は大敵だから、研究員が中に入るときはエアーシャワーを浴びてから入るようになっているんだ。そのほかに、実験室やきのこの菌の保管室もあるんだ。

 

イラスト:みどりさん
北側の建物がしいたけ実験棟ですか?

 

増野研究員
そう。ここは、シイタケ実験棟だよ。ここでは、ナラやクヌギなどの木を使ってシイタケを育てる研究をしているんだ。
建物の中にはシイタケを発生させるために必要となる木に水をつける施設と、きのこを大きくして収穫する場所と、おが粉を使ったきのこ用の試験室もあるんだ。

 

写真:シイタケ原木栽培の様子

シイタケ原木栽培


イラスト:りんたろう君
建物の近くにある森は何ですか?


増野研究員
シイタケ、クリタケ、ナメコなどについて、木を使ってきのこを育てる試験をするホダ場と呼ばれる試験地なんだ。ここでは、主として秋に発生するいろいろなきのこと、春に発生するシイタケのホダ木を置いておく場所なんだよ。

 

イラスト:みどりさん
森の中には、ほかに何かあるのですか?


増野研究員
まだあるんだ。次に山菜の話をしよう。
春になって、雪がとけると山の木々や山菜などは一斉に芽吹きを始めるんだ。
ワラビ、ゼンマイ、タラノキ、コシアブラ、コゴミ、ネマガリダケなどがあって、地元の人はもちろん、県外の人たちにも人気が高く、春になると山菜採りに山に出かける人が多いんだよ。

 

イラスト:りんたろう君
僕もお父さんと一緒にネマガリダケを採りに行ったことがあります。
山菜も研究しているんですね。

 

写真:コシアブラ

里山でのコシアブラ栽培

 

増野研究員
このごろは、季節に先がけて冬のうちからパイプハウスで暖房をしながら、山で自然に育つよりも早く育てて出荷されている山菜もあるんだ。
林業総合センターでは、里山や家の周囲を利用して簡単に山菜を育てる方法の研究もしているんだ。できるだけ作業が楽にできて、安全な山菜がたくさんできるような方法を目指しているんだよ。
こういう研究で山村に暮らす人たちが元気になるといいよね。


イラスト:みどりさん
最初のお話の中で、炭のお話がありましたよね。

 

増野研究員
そうそう、この建物から少し離れているけど、体験学習の森の中に炭を焼く本格的な炭窯(すみがま)が2基あるよ。
木炭は薪(まき)と同じように、燃料などとして古くから使われてきた生活に欠かせないもので、山村の大きな産業にもなっていたんだよ。でも、台所の燃料がガスや石油、電気に変わって、木炭や薪(まき)はあまり使われなくなって、生産量も減ってしまったんだ。

 

イラスト:りんたろう君
今は、木炭を何に使っているんですか?

 

増野研究員

そうだね、燃料以外の使い方の研究が進んでいて、水の汚れを取り除く水質浄化材や床下の湿気を調整する調湿材としても利用されるようになっているんだ。
本格的な炭窯(すみがま)で炭を作ることは少ないけど、ドラム缶の炭窯(すみがま)もあって研修会なんかにも使っているよ。
これが特産部の主な施設だけど、わかったかな?

写真:炭を作る実習の様子

ドラム缶で炭を作る実習の様子

 

イラスト:みどりさんイラスト:りんたろう君

わかりました。今日はありがとうございました。

お問い合わせ

所属課室:長野県林業総合センター 

長野県塩尻市大字片丘字狐久保5739

電話番号:0263-52-0600

ファックス番号:0263-51-1311

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