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更新日:2014年6月20日

第949回長野県教育委員会定例会会議録

 

1 日時

平成24年(2012年)10月18日(木曜)午後1時30分から午後3時25分

2 場所

県庁 教育委員会室

3 資料

議題

議第1号 職員の処分等について

議第2号 長野県立歴史館協議会委員の委嘱について

教育長報告事項

(1)平成24年9月県議会定例会の結果について

(2)平成25年度県立高等学校・特別支援学校高等部で使用する採択教科書の概要について

(3)いじめ対応に係る学校訪問のまとめについて

(4)学校給食モニタリング事業の実施について

(5)第67回国民体育大会における総合成績について

  

4 出席者

委員

委員長 櫻井 久江

委員長職務代理者 耳塚 寛明

委員 野村 稔
委員 高木 蘭子
委員 生田 千鶴子
教育長 山口 利幸

その他

市川教育次長、荒深教育次長、田中教育総務課長、笠原義務教育課長、田中高校教育課長、成沢特別支援教育課長、武田教学指導課長、澤井心の支援室長、阿部文化財・生涯学習課長、松野保健厚生課長、原スポーツ課長

 

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耳塚委員長職務代理者
 ただいまから第949回教育委員会定例会を開会いたします。
 前委員長の矢﨑さんが教育委員の任期を満了し、退任されましたので、新しい委員長が決定するまでの間、委員長職務代理者として進行を務めさせていただきます。
 去る10月8日付で、櫻井久江さんが教育委員に就任されましたので、御挨拶をお願いいたします。

櫻井委員
 この度、教育委員に選任をされました櫻井久江でございます。現在、阿智村社会福祉協議会の会長をしております。今まで教育委員、議会議員、村長を務めさせていただきました。元より微力ではありますが、教育委員の皆様方の御指導をいただき、しっかりと勉強させていただきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

耳塚委員長職務代理者
 ありがとうございました。それでは、委員長の選挙を行います。委員長の選挙につきまして、田中教育総務課長から説明をお願いします。

田中教育総務課長
 お願いいたします。今の御説明にありましたとおり、矢﨑前委員長が退任されまして委員長が不在でございます。つきましては地方教育行政の組織及び運営に関する法律の第12条第1項の規定によりまして、選挙をお願いいたします。任期につきましては、本日から1年間ということになります。
 委員長の選挙にあたりましては、長野県教育委員会会議規則第2条の規定によりまして、無記名投票の方法と指名推薦の方法がございますので、いずれかの方法によりお願いしたいと思います。
 なお、同規則第3条の規定によりまして、委員長職務代理者の指定につきましても同様に行うこととされておりますので、申し添えておきます。よろしくお願いいたします。

耳塚委員長職務代理者
 委員長の選挙につきましては、長野県教育委員会会議規則第2条の規定により、指名推薦の方法と無記名投票の方法があります。どのようにしたらよろしいでしょうか。

耳塚委員長職務代理者
 野村委員。

野村委員
 それでは、指名推薦の方法でお願いしたいと思います。

耳塚委員長職務代理者
 ただいま指名推薦との意見がありました。そのように決定してよろしいでしょうか。

全委員
 異議なし。

耳塚委員長職務代理者
 では、指定の方法は指名推薦といたします。
 それでは、委員長の推薦をお願いいたします。

耳塚委員長職務代理者
 野村委員。

野村委員
 櫻井久江委員さんを推薦したいと思います。よろしくお願いします。

耳塚委員長職務代理者
 ただいま、野村委員から櫻井委員を推薦する御意見がございましたが、他にございますか。それでは、委員長は櫻井委員に決定してよろしいでしょうか。

全委員
 異議なし。

耳塚委員長職務代理者
 それでは、委員長は櫻井委員に決定いたしました。櫻井委員は委員長席へ移動をお願いいたします。以下の進行は、櫻井委員長にお願いいたします。

櫻井委員長
 それでは、一言御挨拶をさせていただきます。委員長との推薦をいただきました。公職を務めさせていただきました経験や、子どもを育てた親としての経験など、自分の活かせるもの全てを、微力ながら長野県教育のために尽くさせていただければと思っております。委員の皆様方の御指導をよろしくお願いいたします。
 それでは、最初に委員長職務代理者の指定についてお諮りいたします。指定の方法は、長野県教育委員会会議規則第2条及び第3条の規定により、無記名投票による方法と指名推薦による方法があります。委員の皆様に御異議がなければ、指名推薦といたしたいと思いますが、いかがでしょうか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議が無いようですので、委員長職務代理者の指名の方法は指名推薦といたします。私といたしましては、引き続き耳塚委員に委員長職務代理者をお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 ありがとうございました。御異議ございませんでしたので、委員長職務代理者として耳塚委員を指定いたします。それでは、一言御挨拶をお願いいたします。

耳塚委員長職務代理者
 引き続き微力ではございますけれども、委員長職務代理者を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長
 ありがとうございました。なお、議席につきましては、長野県教育委員会会議規則第4条により委員長が定めることとなっておりますので、ただいま着席のとおりといたします。
 それでは、議事に入ります。本日の審議事項中、議第1号「職員の処分等について」は、特定の個人に関する情報が含まれている案件です。つきましては、議第1号を非公開で審議することが適当と思われますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議ございませんでしたので、議第1号につきましては非公開で審議することに決定をいたします。なお、議第1号の審議につきましては、本日の最後に行うことといたします。
 それでは、最初に議第2号「長野県立歴史館協議会委員の委嘱について」、阿部文化財・生涯学習課長から説明してください。

阿部文化財・生涯学習課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。生田委員どうぞ。

 

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生田委員
 お願いいたします。委員が9名ということですけれども、歴史館協議会委員の委嘱というのはいつ頃から行われたのか。そしてまた、9名という人数が適切なのかどうか、お考えをお聞きしたいと思います。

阿部文化財・生涯学習課長
 協議会委員は、先ほど申し上げましたように、平成6年の開館当初から、文化振興事業団が運営する段階から、委員さんはいらっしゃいました。それから、委員の9名ということに関しましては、先ほど申し上げましたように、歴史館の条例の中に協議会の設置規定を今年3月に一部改正した中に、協議会委員の定数は10名以内ということで御決定をいただいておりまして、その中で今回先ほどの千曲市長さんの関係もございまして9名となったという経過でございます。

櫻井委員長
 よろしいですか。他にございませんでしょうか。高木委員どうぞ。

高木委員
 実質、年にどの程度の会合をして、どの様な委嘱をしているかというようなことを、分かったらお願いしたいと思います。

阿部文化財・生涯学習課長
 そのときの状況にもよりますが、基本的には1回ないし2回で、来年度の計画等も含めて協議いただいているような状況でございます。

櫻井委員長
 よろしいですか。他にはいかがですか。他に御意見はございませんでしょうか。それでは、議第2号を原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議ございませんので、議第2号を原案どおり決定いたします。以上で議事を終わります。
 続いて、教育長報告事項に入ります。最初に、教育長報告事項1「平成24年9月県議会定例会の結果について」、田中教育総務課長から説明してください。

田中教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。生田委員。

生田委員
 ありがとうございます。こちらの一般質問の概要と文教委員会の質問の内容等の議事録は、大体いつぐらいに出る予定か教えていただきたいと思います。
 それと、文教委員会の方で、教員の資質向上・教育制度あり方検討会議についての質問も出ておりますけれども、いろんな方面でこれに関しては関心のある方々が多いかと思うのですね。かい摘んでで構いませんので、どういった内容の質問が出たのか教えていただければと思います。

田中教育総務課長
 一般質問の答弁集と委員会の質疑応答集につきましては、お配りさせていただいているところですが、出来上がり次第差し上げたいと思います。
 それから、あり方検討会議の委員会での議論でございますが、1つは専門部会でいろいろ議論をしていただいているけれども、専門部会のもう1つ学校現場の事務の負担軽減についての専門部会を作ったらどうかという、そういう御質問でございました。それに対しましては、それぞれの4つの専門部会の中で、そういう教員負担軽減のものも含めて今議論をしていると、また、現場からの意見聴取を受けながら議論しているところだというお答えをさせていただきました。
 それから、委員の選定にあたっての基準とか考え方、経緯等々、知事部局との関係についての御質問もございました。あと、議論の中で、市町村教育委員会との連携も視野に入れていかなければいけないのではないかという御質問がございました。そういうことについては今のところ外部の皆さん方に御議論いただいているところでして、また御提案をいただいた中では、十分市町村教委と相談して連携していかなければ、実施案としては成り立っていかないものもあるというようなお答えをさせていただいたところでございます。かい摘まんでですけれども以上です。

櫻井委員長
 よろしいでしょうか。他にございませんでしょうか。それでは以上で教育長報告事項1を終了いたします。
 次に、教育長報告事項2「平成25年度県立高等学校・特別支援学校高等部で使用する採択教科書の概要について」、武田教学指導課長から説明してください。

武田教学指導課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。
 ございませんでしょうか。以上で教育長報告2を終了します。
 次に、教育長報告事項3「いじめ対応に係る学校訪問のまとめについて」、澤井心の支援室長から説明してください。

澤井心の支援室長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言をお願いします。耳塚委員どうぞ。

耳塚委員長職務代理者
 御説明をありがとうございました。短期間の間で全部の学校を訪問して、状況についてお調べいただいて、事例を収集していただいたことに感謝を申し上げたいと思います。最後におっしゃっておられました、これから市町村や学校でこのような取組例というものを活かしていけるようにしていただければと思います。

櫻井委員長
 他に、生田委員どうぞ。

生田委員
 ありがとうございます。今回は、教育委員会事務局と知事部局の次世代サポート課でこのような調査をしていただいたと思うのですけれども、その割り振りといいますか、どういった割合で事務局がやったのかお聞かせ願えますでしょうか。

澤井心の支援室長
 基本的には、教育委員会の事務局が中心になりまして、必ず事務局の指導主事あるいは教育事務所の指導主事が学校訪問をしています。それで、次世代サポート課、こども家庭課のいわゆる知事部局の方々にも日程をお示しして、都合が合うときに同席をしていただくということがありました。それから、市町村の教育委員会にもお知らせをしまして、市町村教育委員会の方も一緒に行っていただきました。概略でいいますと約9割の学校は、地元の市町村教育委員会の方も一緒に同席していただいて、校長先生からのお話をお聞きしております。知事部局の方は都合が合うときに一緒に行くという形ですので、数はそれほど多くはございません。

櫻井委員長
 よろしいですか。どうぞ。

生田委員
 5ページですけれども、「いじめ問題の解決に向けての困難点と対応策」で、4つ目の丸の「保護者の理解や協力がなかなか得られず、進展しない場合がある」と書かれてありまして、その前の事案等を見ますと、保護者の理解が得られなかったというのが、半分までとはいいませんけれどもかなりあるように思うのですね。そうなると、保護者が何を訴えたいのかをしっかり汲み取れていないのかなと感じるわけです。今までもよく出てきますけれども、コミュニケーション能力というものをやはり管理職がしっかり付けていかなければ、いじめだけではなく、学校での様々な問題に対応していく中で困難となることがこれからも出てくるように思います。ぜひともコミュニケーション能力の向上ということを、管理職、できれば一般の先生方も、そういった能力を身に付けていただくことで、保護者との意思疎通が今まで以上に、うまくいかない問題も軽減していくのではないかなと感じました。
 それと、今回の学校訪問は校長先生、管理職の方との面談ということでしょうか。

澤井心の支援室長
 はい。校長先生は必ずいらっしゃいました。学校にもよりますが、教頭先生あるいは生徒指導担当の先生も同席しておられたケースもあります。

櫻井委員長
 よろしいですか。

生田委員
 すみません。一部の新聞にも意見として書かれていたと思うのですけれども、せっかくのこういった機会に、保護者の意見も聞いてほしいという意見も出ているかと思うのです。また次回、このような形でないにしても現場の意見を吸い上げるときに、少なくともPTAの役員の方々の意見を聞くような機会があれば、もっと現状を把握できるのかなと思いました。
 それと、5ページの「参考となる取組」に、様々な取組、子どもたちの間から自発的に行われた取組等があるのですけれども、感じましたのは、全てプラス志向的な取組ということ。このプラス志向的な取組は全然悪いことではないのですけれども、なぜいじめが起こるのかと。これは、子どもの世界だけではないと思っているのです。大人の世界もそうなのですけれども、いじめをしないようにしようということはとても大切なのですが、それだけで果たしていじめがなくなるのかといえば、私はそうではないと思っていまして。ではなぜいじめが起こるのか、なぜいじめてしまうのか、いじめる側はどういったところからそういう行動に出るのかという、そういったところをやはりしっかり重視し、ケアしていく体制も整えていかないことには。表面上のこういうことはやめましょうとか、相手のところを見ましょうとか、多分いじめているお子さん全て、頭では理解できると思うのですね。ですが、表面に出てこない心の奥にある部分というものに、しっかり大人が耳を傾けてあげることが私はとても大事ではないかなと思います。こういうふうにいじめをなくそうという一面だけではなく、なぜいじめが起こっているのか、なぜいじめをしてしまうのか、そういったところをもっともっと子どもたちの目線に立って考えていく必要が、根本のところからいじめを軽減していくにはそういったところを、私はぜひともやっていかなければいけないのではないかなと思っております。
 それと最後ですけれども、7ページです。一番上の「保健室で養護教諭が相談の窓口となり」とか、あとは真ん中の方で「相談カードを用いて」とか、下の方で「SOS郵便」「相談箱」と、いろんな手段で子どもたちの意見に耳を傾けるという、これはすごく大切だと思うのですけれども、果たして思春期にいる子どもたちがそういったところに自分の気持ちを訴えていくのかなというところが、私はよく分からないのです。現状についてこのような相談窓口が十分活用されているのかについてお伺いしたいと思います。

 

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櫻井委員長
 澤井室長。

澤井心の支援室長
 SOS郵便、相談箱の活用状況はどこまでかということにつきましては、まだ把握していないところもありますが、確かにおっしゃるように、なかなかいじめのことは口にできないところが、やはり問題だと思います。そうするためには、常日頃から教職員と児童生徒との関係づくり、あるいは集団づくりをしっかり進めなければいけないと思います。今回お聞きしてきましたので、こういったことを一歩進めるにはどうしたらいいのか、児童生徒が話しやすい、あるいは伝えやすい状況をつくるにはどういう工夫が必要かというのを、様々な、例えば連携会議等でも話をしながら広めていきたいと考えております。申し訳ございませんが、実態についてはまだ把握ができておりません。 また、PTAの声もというお話がありましたので、こういった機会があればまたお聞きしたいと思いますが、少なくとも学校では先ほどのいじめ対応マニュアルの手引き等においてPTAでも必ず話題にしていただいたり、あるいは学校評議員さんからマニュアルについて評価を受けたりということは、学校に伝えていきたいと思っております。できるだけ子どもたちが言いやすい、そうでなかったら先生たちが少しでも早く発見できるような、そういった形に進められればと思っておりますので、御意見を参考にさせていただきたいと思います。ありがとうございました。

櫻井委員長
 他にございませんでしょうか。

生田委員
 あと1点なのですけれども、こういった相談体制の充実とかというのは、大人の目線で考えられている案だと思うのですね。大人はよかれと思っていろいろと子どもたちのために精一杯やるわけですけれども、実際にいじめを受けている子どもたちが本当はどうしてほしいのか、大人にどう対応してほしいと思っているのか。もし、子どもたちに対してアンケートを取るのであれば、自分がいじめられたとしたら大人にどう手を差し延べてほしいのか、どういう対応をしてほしいと思うかという、子どもの目線に立った子どもの意見を私はぜひとも吸い上げていただきたいなと思うのですね。そのとき、その子がいじめられていたら、なかなかそういうことは書けないかもしれないですが、過去にそういう経験があって、今思うとあのときはこのように本当は大人にしてほしかったという意見というものが、子どもにあるのではないかと思うのですね。それは、本当は大人の頭では考えつかないことであることが私は多いと思いますので、ぜひともお願いいたします。もし、子どもたちに自分がいじめられていたらこういう対応をしてほしいというような、それが多分、一番子どもたちに必要な大人が取るべき対応ではないかと思います。

櫻井委員長
 よろしいですか。

澤井心の支援室長
 また、アンケート等の際に参考にさせていただきたいと思っております。

櫻井委員長
 他にございませんでしょうか。高木委員。

高木委員
 数字のことで少し細かいかもしれませんけど、職員研修の実施について、義務の方はかなり高いパーセンテージですけれども、100%になっていないというのですか。実施していない学校の実施していない、あるいはできない理由が分かったら、例えば忙しくてその時間が取れないとか、いろいろなことがあるでしょうけれど、分かったら。それから、高校の場合はパーセンテージもだいぶ義務に比べて低くはなっているけれど、必要が無くてやらないのか、時間的にあるいは力の上でできないのかという、そのようなことがもし分かったらお願いしたいと思います。

櫻井委員長
 澤井室長。

澤井心の支援室長
 100%にならない理由を把握しておりませんが、その時点で年間計画の中にきちんといじめ対応の研修がされているかどうかという形でお聞きしました。その後、各学校でも研修を開いていただいたという話を聞いておりますし、また、こちらで事例等を学校に発信していきますけれども、これを基にたとえ短時間でも、ある程度定期的に職員研修を実施していただきたいとこちらから伝えたいと思います。例えば2時間講師を呼んだり、自分たちでディスカッションしたりということでなくても、職員会の度に生徒のための時間を10分、20分つくってもらう。そういった形で、長く続くような研修をお願いしていきたいと思っております。

櫻井委員長
 高木委員。

高木委員
 この調査は、本当に丁寧に全部の学校をやっていただいて、これからこの結果を基に前へ進むための計画をつくることが一番の課題だと思いますので、具体的に動けるような形で、ぜひきちんとした計画を立てていただきたいと思います。
 それから、いじめに関して、実は先日の基本計画に対するいろんな団体からの意見をお聞きする会で、PTAの、保護者の代表の方から言われたのですけれども、いじめられる子についてのいろいろな対応策というのは具体的には出ているけれども、いじめる側についての踏み込み方が足りないのではないかということを言われました。今、生田委員がそういうニュアンスのことをおっしゃったわけですけれども、こういう調査の中でもいろいろ出てきていて、非常に困難でなかなか解決が難しいという形で出てくるのはそういうところにあると思います。ただ、それを教育委員会とか、あるいは学校だけで対応するのではなくて、もう少し周りの人たちと力を合わせてやれるような体制というものを、これから進む計画の中にそういうものを作っていければということを、いろんな機会でいろんな人からお話を聞く度に思いますし、そう言われていることが多いものですから、ぜひそういう形で進めるような次の一歩をつくっていただきたい、つくっていかなければならないと思いますのでお願いしたいと思います。

櫻井委員長
 野村委員どうぞ。

野村委員
 今回の取組で、小学校から特別支援学校まで今まで分からなかった問題点が改めてクリアになったということで、大きな成果だったと思いますが、その中で、読ませていただく中で、非常に困難な問題も浮かび上がってきていると思います。それは、家庭で、いじめをいじめと認識していないこと。親も子も気がついていなくて、ふざけだとか遊びだとかということで片付けてしまって、それが実際深刻な問題になっていることも中にはあるわけでして。その辺のところを解決していくのは大変難しい問題だと思うのですが、粘り強くやることによって理解に繋がると思いますし、その解決の糸口も見出せると思います。この中の、参考になる事例の中に随分ヒントがあるように思います。しっかりとそのことを参考にしていく中で、今後の取組を粘り強く取り組んでいくことが、いじめ根絶に向けて対策を打っていくことかなと思いますので、これをきっかけに粘り強く対応していただきたいとお願いしたいと思います。

櫻井委員長
 他にはございませんか。それでは、以上で教育長報告事項3を終了いたします。 次に、教育長報告事項4「学校給食モニタリング事業の実施について」、松野保健厚生課長から説明してください。

松野保健厚生課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。よろしいでしょうか。それでは以上で、教育長報告事項4を終了します。
 次に、教育長報告事項5「第67回国民体育大会における総合成績について」、原スポーツ課長から説明してください。

原スポーツ課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明につきまして、御意見、御質問がありましたら発言願います。特にありませんでしょうか。それでは、以上で教育長報告事項5を終了いたします。
 「その他」に移ります。最初に、「10月、11月の主要行事予定について」、田中教育総務課長から説明してください。

田中教育総務課長
 (資料説明)

櫻井委員長
 ただいまの説明にありましたとおり、次回の定例会は11月1日木曜日の午後に開催したいと思いますが御異議ございませんか。

全委員
 異議なし。

櫻井委員長
 御異議ございませんでしたので、そのようにいたします。
 その他にございませんか。それでは、以上で公開による審議は終了いたしました。これから非公開の審議に入りたいと思います。傍聴人の方は退出をお願いいたします。

お問い合わせ

所属課室:長野県教育委員会 

長野県長野市大字南長野字幅下692-2

電話番号:026-235-7421

ファックス番号:026-235-7487

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